俺はヒーローになりたい   作:斬瑠亜

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どうもー、2話がんばって書きました。
みてください!


俺はヒーローになりたい2

前回…

 

俺と南雲は理科室へ向かった、1年生の教室の、前を少し見てみると、さっきあった女子、増川が居た。

俺は、なんとなくドア越しで、手を振った。増川が気ずいてくれた。

 

「良し。行くか」

 

ガラガラ!ん?

 

「先輩!待ってください!」

___________________________

 

第2話『大きな出来事?』

 

「なに、増川?」

 

俺は急に教室から、飛び出して来た増川に尋ねた。

 

「え、えっと……。やっぱり何もありません…」

「そっか、じゃな」

「はい…」

 

増川どうしたんだろぅ…。

授業中さっきの事が気にかかって、集中出来なかった。

 

~教室~

 

「一成どうしたんだ?」

 

声をかけてきたのは、南雲だ。

 

「いや…何も」

「いやいや、スゲー真剣な顔してるから、何もない訳無いだろ」

「わかる?」

「わかる」

 

どーしよーー。こんな事で悩んでたら、何か言われそうだなー。

 

「何も言わねーよ、言ってみろ」

 

何で思った事が分かるんだ!ある意味凄い!

 

「はぁ…さっき1年が飛び出して来ただろ?」

「あぁ、あれは、ビックリしたゼ」

「その時、言いかけた事があったような、気がして…」

「………告白」

 

ボソッと女子が言った…え?

そこには、我らのクラスの会長、天道彩香か居た。

 

「何でここにいるの!?」

「ってか、久しぶりに見た!」

「失礼な!いつもこの教室にいたわよ!」

 

討論が始まった。

 

「ともかく、貴方達の悩んでる事は全部分かったわ」

「盗聴だな…」

「んんん、うぉお!会長がこんな事を…残念ですよ!会長と言う者は、クラスの王!盗聴は下等な奴らがする事じゃないか!しかも貴方は女子、女子と言う者は、清潔感あふれる完璧な女子であってほしいんです!そんな女子が俺は好きだぁあ!」

 

「「…………」」

 

南雲が凄い変な事を言って、俺と天道は結構引いてしまった。

 

「黒田くん、南雲くんって大丈夫?」

「俺…こんな南雲見た事ない…」

「ふぅ」

 

腰に手を当て南雲は言い切ったように、力を抜いた。

グホッ!

天道が南雲の腹に一発殴った、そして南雲が倒た。

 

「さ、南雲くんは、ほっといて話し戻しましょ」

「うん…って何故この会話に入ってくんの?!ってか南雲大丈夫かよ!」

「会長の、義務を果たしたまでよ」

「うっ…なんて奴だ」

「あと、彼方よりは女子の事知ってると思うけど?」

「お願いします!」

「よろしい」

 

深々と頭を下げた。

それから、話し合いが始まった。

 

「それで、黒田くん彼女…増川莉奈さんに何をしたの?」

「助けた」

「もっと詳しく」

「不良に絡まれてたから、それから、助けた」

「………嘘は駄目よ」

「嘘じゃありませんけど」

 

何か、疑っている様だ。

 

「ともかく、原因はそれね」

「?」

「だーかーらー、その子が彼方を好きになったのは、そのせいだって事」

「まぢで!照れるわぁ」

「調子に乗るな」

 

こ、怖い…。

 

「でも、俺、増川の事好きじゃないんだけど、それでもどうしたらいい?」

 

悩みこむ天道。こんなに悩んでいるのは、始めて見た。

 

「好きになれ!あと相手から告白を待事かな」

 

何だかんだで、話し合いは終わった。

 

~帰り道~

 

南雲は意識を取り戻し一緒に帰っていた。

 

「なぁ、一成あの後どうなった?」

「お前が倒れてからか?」

「あぁ」

「ん~結果あっちから来るのを待つ!って事になった。でも俺は増川の事好きじゃないんだ」

「そんな事は無い。お前色々と心配してたし、会長に告白とか言われた時ドキッて来ただろ?」

 

そ、そっか。いつの間にか恋してたんだ…。じゃぁ、増川が恋人になったら大切にしてやらんとな!

きずいたら家の前だ。

 

「じゃぁな南雲」

「おぅ」

 

~黒田家~

 

「ただいま~」

 

って言っても誰も居ないんだけどね。

俺は1人ぐらしなんだ。でも一軒家、お父さんとお母さんが、元々この家に居たんだけど、今2人で全国飛び回ってて居ないんだ。

 

「よいしょ」

 

着替えて、ベッドの上に寝っ転がる。

 

「まぢ疲れた」

 

そのまま寝てしまった。

 

~翌朝~

 

ピピピピッ!ピピピピッ!目覚まし時計がなっている。

 

「ん…ん~もう朝か」

 

学校の準備しないと。

 

「いってきまーす」

 

登校中も南雲と一緒だ。

 

「なぁ一成!俺いい事あったんだゼ!」

「どうした?」

「ふぅ、それわな…新発売のゲーム買ったんだ!」

「うん、で?」

「え?その、反応は困ります」

「あ、ごめん」

 

色々と話してたら、学校に着いた。

 

ん?靴を入れようとしたら…これは、手紙?

 

「どうしたんだ一成?」

「いや、別に…」

「まぁ、そう隠すなって」

「来たんだ。手紙が」

「まぢで!」

 

教室に向った。

自分の席に着き手紙を読んだ。

 

『黒田先輩へ

 

この前、助けて頂き本当に有り難うございます。

助けてもらってから、先輩の事考えてたら、ドキドキするんです。

これって、私が先輩の事…好きになったって事だなって思ったんです。

会って私の思い伝えたいんです。

放課後、屋上に来てくれませんか?

 

増川莉奈』

 




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