鼻汁と涙汁の次に喉が痛くなりました(涙)
最近、誤って自分のLINEのアカウントを消してしまいました。
その後、新規という形で戻る事が出来ました。
友達にこの事をLINEで報告するのに手間取っています
今回は少しシリアス?になります。
では本編どうぞ!
4月7日
幻想学園高等部第一校舎屋上
ケンシの副担任ジョナサン・マカロフはケンシを連れて今、屋上に居る。
ケンシを連れいて行く際、彼はケンシに日本語で「雷の狼か?」と尋ねた。
雷の狼、すなわちケンシの事。
英語に変えると「ライジングウルフ」
雷のように速く狼のように獲物を捕らえる。
この単語はCIAやシールズ、暗殺業界と言った裏の世界の者しか知らない単語である。
ケンシ「最初に確認する、『雷の狼』を知っていると言う事はお前は協力者か?」
ケンシは日本語で背中を見せ外を見ているジョナサンに確認を問う。
するとジョナサンは「そうだ。」と英語で答えケンシに振り向き再び英語で喋り出した。
ジョナサン「流石はライジングウルフの名を持つ野郎だな。改めて自己紹介だ、ジョナサン・マカロフだ。元シールズで今はCIA、お前の上司のマスターズと同期だ。」
ジョナサン・マカロフ(36)
アメリカ中央情報機関のひとつアメリカ中央情報局「Central Intelligence Agency」通称「CIA」の諜報員。
ケンシの上司、マスターズと同期で3年前までケンシが今入っているシールズに居た。
つまりケンシと入れ替りと同時にシールズから除隊したと言う事である。
ケンシ「まさかここで元シールズの隊員に会うとは…」
無表情で思った事を口にするケンシ。
ジョナサン「それはお互い様だ、サポートするヤツがまさかうちの生徒で俺が居たシールズの隊員だとはな。」
ジョナサンも苦笑しながら思った事を口にする。
ケンシはジョナサンに2つ質問をした。
まず最初にジョナサン自身いつ日本へ現地入りしたのかを聞いた。
ジョナサン曰く、CAIに入ってから日本支部へ配属され2年前表向きの(CIAが公表している)仕事「文化的交流」の調査で英語教師として1人の部下とここ幻想学園へ来たと言っている。
彼がCIAだと知っているのは今任務の協力者のひとりであり理事長である紫と他の協力者だけだ。
次にバーバラに関しての情報を聞こうとした。
だがジョナサンは知らないと言った。
ジョナサン「基本俺は後始末や万が一、お前がこの島で他国の工作員と交戦する場合、もしくはお前に危険が強いられた場合、全力で守るのが役目だ。」
ジョナサンの役目はケンシの戦闘をサポートする役目だった。
だが基本はケンシが任務中人を殺した時の後始末をする役目である。
するとケンシはジョナサンがさっき言った言葉にある事を疑問に思いジョナサンに質問した。
ケンシ「他の国の工作員と殺り合う事もあるのか?」
日本へ行く前、資料には他の国の中央情報機関と交戦するといった事は一切書かれていなかった。
もしそんなケースがあれば任務にも周りの者に危害が出る。
ケンシは一番恐れていた。
ジョナサン「いいや、それは一度もないがロシアの奴らと一度緊迫した時があった。」
この島で他国の工作員との交戦はないとジョナサンは言う。
しかしロシアの諜報機関(ロシア連邦保安庁)「FSB」の諜報員と緊迫した状況があったらしい。
ジョナサン「どうやらこの学園が作られた時、日本の動きが怪しいと早とちりしたロシアの大統領が送り込んだらしい、まぁ無理もないだろう。」
学園が作られた当初、他国に怪しまれていた。
幻想学園はこの島を敷地にしている。
ロシアはこの島に何か隠しているのではないかと疑惑し諜報員を送り込んだのだ。
ケンシ「………」
ジョナサン「まっ、とにかくその面については心配するな、向こうが仕掛けてこない限り大丈夫だ。」
彼は他国の諜報員や工作員が仕掛けてこない限りないと言う。
ジョナサン「だが気を付けた方がいい。」
目を細め眉根を寄せ表情を変えた。
ケンシも表情を変える。
ジョナサン「実は、『レミリア・スカーレット』と言う少女が今年中等部から高等部へと進級した。」
ケンシ「……それがどうした。」
ジョナサンが上げた「レミリア・スカーレット」と言う人物。
ケンシはこの人物を知らない。
逆にケンシは任務の支障に関係があるのかと問う。
ジョナサンは元の表情へと戻した。
ジョナサン「それについては俺の部下から聞くといい、どうやらお前の知り合いだそうだ。」
ケンシ「……知り合いだと?」
するとケンシの後ろからドアが開く音が聞こえた。
振り向くと出入り口に学園の制服を着た少年が居た。
その少年はメガネをかけた金髪、金色のような茶色い瞳を持つ少年だった。
???「久しぶりだね、ケンシ」
少年は笑顔でケンシに話しかけた。
ケンシ「お前は………」
ケンシは見覚えがあった。
少年はゆっくりとケンシのところへと足を運ぶ。
???「5、6年ぶりだね、まさか忘れたのかい?僕の事を。」
ケンシ「相変わらずの口調だな……『ジン』」
ジン「そっちこそ相変わらず頑固者だね。」
ジン・テルミット(17)
CIAの人工兵士であり士官学校時代ケンシの後輩。
そして
人工人間の第2世代の1号である。
ジン・テルミット
小生意気な性格で面倒くさがりや。
だが口が強く戦闘技術は勿論の事、正確な情報収集が得意である。
ケンシと和ませたジンはレミリア・スカーレットについて情報を提供した。
ジン「『レミリア・スカーレット』彼女はST財閥のトップだよ。」
ST財閥(スカーレット財閥)
創始者「アズラ・スカーレット」が第二次世界大戦終結後にフランスで設立した財閥。
貴族の莫大な資金があった為、今やヨーロッパ全土を占めており車会社、建設会社、を始めとした大手会社が傘下に入っている。
ジンはレミリア・スカーレットが今の社長だと言う。
ケンシはST財閥の名前は知っている。
だが興味はない。
しかし気になる事があった。
ケンシ「社長にしては若すぎやしないか?」
レミリア・スカーレットは今年高等部へと進級、ケンシと同じ高等部1年生である。
ジン「さぁね、本来僕はバーバラについての情報提供と武器の提供、それと戦闘のサポートだからそこのところはわからないよ。」
両手を上げ首を左右に振り「わからない」と仕草する。
ジン「けど財閥の権力を握っているは彼女、アメリカと日本以外の国々は彼女の財閥の権力を欲しいがっている筈、僕が言いたい事はつまり………」
ケンシ「財閥の権力を握る為に連中(国々)は彼女を狙うと?」
ジンは日本語で「その通り」と言いパチンッと指を鳴らし人差し指をケンシに向けた。
ST財閥はヨーロッパ全土を占めいる為、莫大な金と国を動かす程の権力がある。
この2つを手にしているレミリア・スカーレット。
だがその金と権力を自分の物にしたいと各国(アメリカと日本を除く)は必ず彼女、レミリア・スカーレットを狙う筈だとジンは推測する。
ケンシ「もしそのような事態が起きれば排除するか見過ごすかだ。」
そのような事が起きた場合、ケンシは国々の諜報員や工作員を殺すか、もしくはレミリア・スカーレットを見過ごす、と言う。
ジョナサン「うわー」
ジン「やれやれだね。」
ジンとジョナサンはケンシの言葉に呆れた。
ケンシ「兎に角だ、この話は『if』の話だ。俺の任務はバーバラの捜索と救出、そしてバーバラを拉致した奴らを殺す、この2つ任務だけだ。」
任務に害がなければいい話だ、とケンシは主張する。
ジン「本当、昔と変わらないね。僕としてはその頑固な性格を何とかして欲しかったけどね。」
頑固な性格をこの5年間で直して欲しかったのかジンはそう言った。
ケンシは性格は変えるものではないと言い、頑固な性格を変えないと言った。
こうして任務の支障についての話は終わり、ケンシは次の話へと移った。
ケンシ「他に協力者は?」
ジョナサン「お前の健康サポートをする奴が来ると聞いたんだが、トラブルが起きてまだ現地入りすら出来ていないんだ。」
ジョナサンは1人居ると言うが何らかの問題で日本へ来ていないと言うトラブルが起きている。
ケンシは了解したと言い話を切りこれ以上、ここで長話をしてはいけないと判断した。
ケンシ「バーバラ情報は次の日に聞く、今はこのライフスクールに慣れないとい。」
ケンシの言葉にジンは入学式の入学生代表のスピーチを思い出し笑った。
ジン「ハハハッそりゃ大変だ。」
ケンシ「全くだ。」
これからどう学園生活をすればいいかとケンシは迷った。
こうしてケンシは生身の人間ジョナサン・マカロフ、後輩(人工人間第2世代の1号)のジン・テルミットと会ったのであった。
どうでしか?
今回はジョナサンの次にジンというオリキャラを登場させました。
そして会話の中にレミリアを少登場させました。
今後、レミリアは少しずつケンシに関わって来ます。
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