TALES OF CRYING ―女神の涙と黒い翼―   作:ILY

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第十九話 強さ、増す思い

 二人がサーカスに来て三日がたった。

 初めは次々にサーカスの人間を紹介されたり、無数にあるテントの中を案内されたり色々と面倒だったが、慣れてしまえばここでの生活はそれほど悪くは無いとクロウは感じていた。

 ただ、問題なのは――

「おはよう!いつも早いね、クロウ」

 一通り、紹介やら案内は終わった筈だったが自称『世話係』の邪魔者(リアトリス)がしつこく付き纏ってくる事だけが唯一クロウの悩みだった。

「毎朝毎朝、勝手に人のテントに入ってこないでよ」

 起きて早々のハイテンションにクロウは辟易する。

 リアトリスは私の生活リズムまで把握しているらしかった。

 初めて見た時の公演衣装では無くもう少し動きやすそうなワンピースを着て、下ろしていた髪も縛って朝から慌ただしく動き回っている。

 忙しいのであれば自分の事など放っておいてくれれば良いのにと、クロウは思う。

「だって私はあなた達の世話係だから、きちんと規則正しい生活してるか見守るのも私の仕事だよ」

「私はそんなこと頼んでない」

「私がやるって決めたの、二人ともここでの事分からない事ばっかりだろうし。だから、困ったことがあったら何でも言ってね」

「……」

 人の意見を聞く気があるのだろうかとクロウは真剣に疑問に思う。

「さて、朝食まではもうちょっと時間があるからできたらエッジを起こしておいてくれない?私は朝食の準備を手伝ってくるから」

(勝手な事言って……)

 突然現れ、それだけ頼むと来た時と同じ様に素早くリアトリスは去っていった。

 いっそ朝食が出来るまでこの部屋にいて、頼みを無視してやろうかともクロウは思う。

 そんなことを思いながら彼女はもう一度ベッドに倒れこむ。

 が、横になって落ち着いてみると名案を思いついた。

(そうだ、エッジを起こせばいいんだ)

 自分が冴えていると少し得意になりながら、上機嫌でクロウはエッジのテントに向かった。

 

 ――――――――――

 

 サーカスに来てから三日が経ち、エッジはようやくここのことが少し分かってきた。

 このサーカスは全員がシンの一族であり、サーカスはあくまで各地を移動する為の隠れ蓑であること。

 自分のことを知っているのはリアトリスとエルドだけで、シンの一族が全員エッジを知っているわけではないこと。

 そして、ここにいる人達は協力して生活していること。

 個人の事情ではなく、一つの共同体としてみんなの為にみんなが動く。

 それがシンの一族だからなのかまではエッジには分からなかった。

 だが、幼い頃母親と過ごした短い時間しか家族のいる暮らしをしてこなかった彼にとって、ここでの暮らしは楽しかった。

 顔を合わせればみんな挨拶してくれ、食事はただ食べる行為では無く団欒の場だった。

 ただそれだけ、言葉にしてみればほんの少しの違いでしかない事の積み重ねが今は一番新鮮で心地よかった。

 

「エッジ」

 彼がまだベッドの中でまどろんでいると、誰かが呼ぶ声がその耳に届いた。

 薄くエッジが目を開くと奇妙なものが目に入る。

 水。

 球状のそれはガラス玉の様にも見え、宙に浮いていた。

(何で水が浮いてるんだ?)

 寝呆けた頭でエッジは不思議な光景の原因を考える。

 雨は室内で降るんだっただろうか、とおかしな方向に思考は向かう。

「起きろ、エッジ!」

 エッジの頭がまだ結論を出さないうちにクロウの声が響き、それを合図にするように水は彼の顔めがけて落ちてきた。

 破裂音に似た水が叩きつけられる音と同時に、その冷たい鮮烈な刺激に彼は一気に目を覚まされた。

 それに続いてクロウの楽しそうな笑い声。

 そこでようやくエッジは今の水がクロウの深術だったことに気付く。

「何するんだよ、クロウ」

 エッジが恨みがましく入り口の方へ目を向けると、そこに笑い続けるクロウがいた。

「あっはは、やっと起きたね、おはよう」

 起こしてくれるのは有り難かったがクロウはまともな人の起こし方を知らないのだろうか?とエッジは思った。

「おはようじゃないだろ、朝から人を全身ずぶ濡れにしといて」

「すぐに起きないエッジが悪いんでしょ。私はちゃんと名前を呼んだよ」

「う……」

 確かにそれは事実ではあった。

 しかし、だからといって人の頭に朝からシャワーを浴びせるのは何か間違っている気がエッジにはした。

 が、寝起きの頭ではエッジはそれ以上言い返す事が出来なかった。

「あと少しで朝食だから早く起きた方が良いよ、じゃあねー」

 悪戯に成功してよほど気分がいいのかクロウは上機嫌で去っていき、エッジは納得できないまま仕方なく身仕度を整え始めた。

 

 ――――――――――

 

「お早よう、エッジ君」

「あら、朝から元気が無いわね。もっとシャキッとしなさい?」

 エッジがテントを出ると誰かとすれ違う度に親しげに挨拶された。

 それに彼は普段なら笑顔で応えるのだが、今日はあまり上手くいかなかった。

 朝食は晴れてる日は大抵屋外だ、一か所のテントでサーカスにいる大勢が同時に食事できるスペースは無い。

 みんな火を囲むように思い思いの場所に椅子を持ってきて座っていた。

 エッジはクロウとリアトリスが並んでいるのを見つけて、その近くに座った。

「クロウがリアトリスと一緒に食事するようになるなんてな」

 エッジがそう言うと、途端にクロウは彼を鋭く睨んできた。

「どこに行っても、こいつが付いてくるから」

 そんな事だろうな、とはエッジも思っていた。

 クロウから仲良くしている訳ではないと、分かっていたもののつい苦笑する。

「おはよう、エッジ。それにしても二人とも呼び辛いから私のことはリアって呼んでって言ってるでしょ?」

「おはよう……リア」

 エッジはリアトリスにあいさつを返しながら照れくさそうに笑う。

 年上の相手を愛称で呼ぶのはエッジも少なからず抵抗があった。

 しかし、呼ばなければずっと言われ続ける気がしてエッジは何とか呼ぶ努力をしていた。

 クロウはエッジとリアトリスの会話の何かが面白くないのか、座り直して二人に背を向けた。

「もう、拗ねないでよクロウ」

「……別に拗ねてない」

 振り返りもせずに二人に不機嫌な声が返ってくる。

 その様子がおかしくて、エッジとリアトリスは顔を見合わせて笑った。

 

 ――――――――――

 

 朝食が終わると、辺りが少しずつ騒がしくなる。

 今日のサーカスの公演の準備が始まったのだ。

 リアトリスも準備があると言って、二人と別れた。

 別れ際にクロウは大きくため息を吐いた。

「そんなにリアトリスのことが嫌いか?」

「当たり前、朝から晩までしつこく付き纏ってきて欝陶しいよ。公演の間はあいつが居なくなるから却って静かで清々する」

 エッジはまたそんなクロウの様子を見て、何度目か分からない苦笑を浮かべた。

 最近のクロウは少し変わったと、エッジは思っていた。

 出会ったときよりよく笑うようになった。

 その分不満を漏らす回数や怒る回数も増えた気がするが、前より表情は豊かになった。

 リアトリスに対しても不満を漏らしてはいるが、クリフやアキの時ほど険悪なものではない。

 嫌々ながらもちゃんと会話している。

 それはリアトリスがいくらクロウに邪険に突っ放されても許しているおかげもあるが、それだけでは無いとエッジは思う。

 前とクロウは変わった。

「……エッジ何でさっきから私の方を見て遠い目をしてるわけ?」

「いや、何でもない」

 エッジは、それと比べて変化の無い自分に焦りを覚えた。

 以前と同じ弱いままの自分自身に。

(俺も、変わらなきゃいけない)

「今日は暇だからサーカスを見物でもしに行く?どうせ裏からこっそり見れば私達に誰も気付かないし――」

 クロウの誘いも今のエッジにはほとんど耳に入らなかった。

「ごめん、クロウ。俺ちょっとやることがあるから一人で行って」

「え?ちょっとエッジ!」

 エッジはクロウの言葉を振り切るように駆け出した。

 それを見ながらクロウが不機嫌さと残念さが入り交じった表情で小さく呟いたことに、彼は気付かなかった。

「……ばーか」

 

 ―――――――――――

 

 エッジはあちこちで派手な衣裳を来た人がいる中で、特に地味で人の流れから少し外れた所にあるテントを見つけて中に入った。

 そこにはいつもの微笑みを浮かべて、突然現れたエッジに驚きもしないラークがいた。

「かなり急いで来たね?どうかした?」

 エッジはまだラークのことは完全に信じきれないでいた。

 しかし、他に頼める相手は居なかった。

「ラーク、俺に剣の稽古をしてくれ」

 相手は驚きはしなかったが、エッジの目をまっすぐ見て聞いた。

 その覚悟を見定める様に。

「良いよ、君が本当にやれるなら」

 

 

「全く」

 自分でもよく分からない苛立ちを感じながら、クロウは一人でサーカスのテントに裏から入った。

 周りには出演者や動物が大勢居たが、皆彼女を見て一瞬は驚くものの止めるようなことはしなかった。

 とてもサーカスをのんびり楽しむ気分ではなかったが、クロウは何となく辺りを見回してみる。

 客席には多くの期待に胸を膨らませた観客がひしめいていた。

 それを見ていると何故かクロウはますます苛々してきた。

(何でこういう私が誘った時に限ってあいつは勝手にどこかに行くんだろう)

 ――ふと、何かを見つけた気がしてクロウは無意識に観客席に目を凝らす。

「何で……」

 そこにいたのはよく知った顔だった。

「ジェイン」

 王都で私達を裏切ったアキと、別れたはずのクリフがサーカスの観客席にいた。

 クロウは自分の目に映っているものが信じられない。

 二人はサーカスの観客に混じって呑気に見物している。

 一見するとそう見えたが、よく観察すると二人は言葉を交わしながらも周囲の人の顔を確認していた。

 誰かを探しているかのように。

(何であいつらがここに――!)

 高ぶる感情を何とか抑え、クロウは冷静に考える。

 こんな人込みの中で目立つ行動はできなかった。

 一先ず、今は様子を見ようと心に決めた。それからどうするか考えればいい、と。

 二人は人探しをしながらもサーカスを見る気もあるのだろうか。

 観客席を動かず、あくまでついでといった感じで辺りの人間を見ている。

 しかし、何が目的か分からない以上油断は出来なかった。

 クロウを見つけた途端サーカスの見物を放棄する可能性も十分にあった。

 なるべく気付かれないように位置を調整しながら、クロウは二人の動きを監視し続けた。

 

 ――――――――――

 

 エッジはラークと、普段生活しているテント群の外の林の近くで向かい合っていた。

 剣の稽古をつけてもらう為に。

「じゃあ、いくよ。準備は良い?」

 そう言ってラークは、二つに折り畳まれていた三日月の様な形の剣をダブルブレードとして展開する。

「ああ、いつでも」

 エッジもそれに応えて背中の長剣を抜く。

「じゃあ、遠慮なく――裂空落斬(れっくうらくざん)

 ラークは助走もなく地を蹴ると、ただその一回でエッジの頭上に跳び、独楽のように縦に回転しながら落ちてきた。

 エッジは一度受けて、その威力も軌道も知っていた。

 神速のラークの動きを左に動くことで、辛うじてかわす。

 軌道を知っていてもエッジにはそれが精一杯だった。

 避けられたと分かるとラークはくるくると回転しながら剣を両手から片手に持ちかえ着地し、再び地を蹴ってエッジに突進してきた。

「ッ!」

 ラークほど素早く体勢を整えられないエッジは避けられず、勢いのついたその一撃を両手で握った剣で正面から受けとめることになった。

虎爪玻斬(こそうはざん)

 耳障りな金属音を響かせながらラークは剣を滑らせる様に動かして飛び上がり、追い打ちをかけてくる。

 エッジは手から離れそうになる剣を片手で辛うじて掴み直す。

 続いて上から下にもう一度、ラークの剣が獣の爪の様に振り下ろされる。

 その軌道はその剣の形と同じ三日月の軌道を描いた。

「あ……!」

 ラークの続け様の猛攻に耐えられず、剣はエッジの手を離れて地面に叩きつけられた。

 エッジはまたしても何も出来ない無力さが悔しくなった。

 そこへ、剣も収めずラークが責める様に言った。

「エッジ、僕は聞いたよね?本当にやれるのかって……正直、期待はしてなかったけど」

 その言い方が馬鹿にされているように感じて、彼はラークに抗議しようとした。

 が、いつに無く真剣なラークの顔と続くその声に動きを止める。

「――やる気が無いなら僕は君に剣を教える気は無い」

 エッジは思わずその勢いにたじろいでしまう。

「やる気ならあるさ。ただ、やる気だけじゃ」

「いや無いよ、僕と初めて戦った時の君はこんなじゃなかった」

 そう言われて、エッジはシントリアの路地裏で初めてラークに会った時のことを思い出す。

 ラークに勝てないことはあの時のエッジも分かっていた。

 しかし、あの時のクロウを放っておく事が彼には出来なかった。

 自分の肩を必死に隠すクロウの姿がすごく孤独に見えたからだ。

 誰にも頼れず、一人で何かを抱え込んでいるような状態のクロウを見捨てれば、クロウはずっとそのまま動かなくなってしまいそうだった。

 そう思ったから、エッジはラークと戦った。

 戦うしかなかった。

「あの時の君は僕に必死になって向かってきていた。だけど、今の君にはそれが無い」

 エッジは否定できなかった。

 本当に、本当に追い詰められた時以外で他人と命のやりとりをしようとはエッジは考えもしなかった。

「エッジ、僕を斬ってみて」

 唐突に発せられたラークの言葉にエッジは耳を疑う。

「え」

 相手の反応に対してラークは真剣な表情のまま、もう一度繰り返す。

「避けないから、僕を斬って」

 聞き間違えではないと分かっても、エッジは剣を握ったまままだ動けなかった。

「ラーク……何言ってるんだよ」

「君は今まで自分がシンだと知らなかったらしいね。だから、なんとなく戦ってきたのかもしれない。だけど、僕に剣の教えを乞うというのならそれ相応の覚悟をしてもらう。人も斬れないシンに剣を教えても足手纏いにしかならないからね」

 ラークの言いたいことはエッジにも分かった。

 人を斬れないなら、いくら剣の技術を教えても意味が無い。

 まず一番問題なのは迷い――それを無くせということ。

「でも、そんなことしたらラークは」

「僕の事はいい、死ぬ事は無いと保証する。君が選べるのはやるか、やめるか、そのどちらかだけだよ」

 エッジに選べるのはやるか、やめるかだけ。

 やめるなど選べるわけが無かった。

 ラークも、クロウも色々なものをかけて戦っている中で、自分だけ戦わないなんて甘えをエッジは選ぶ事が出来なかった。

 アキやルオンの様な敵対する側の、彼より年下の子供ですらみんな何かを背負って戦っているのだから。そう考えてふと、エッジはマーミンでアキが言っていたことを思い出す。

 

「私のせいで怪我をさせてしまった」

 

 あの頃からずっとエッジ達を騙していて、敵だった筈なのに彼女はエッジにそう言った。

 今になって思い返せばルオンが突然襲ってきたのは、ジェイン・アキの身に危険が迫ったからで、アキを守るためだった訳だとエッジにも分かる。

 しかし、アキはそれを自分のせいだと責めていた。

 関係の無いエッジを巻き込んだことに一人で責任を感じていた。

 アキはその責任に苦しみながらも最後まで誰にも話す事無く自分の役割を遂げ、エッジとシントリアで戦った。

 クロウも自分一人で平気な様に振る舞っているが、実際は押し潰されそうになるくらい無理をして色々背負い込んでるのをエッジは感じていた。

(みんな、辛いんだ)

 戦っている人は、皆。

 一人だけ逃げることなど出来ない。エッジは覚悟を決めた。

「やるよ」

 地に落ちたままだった剣を拾い、エッジは震えないように両手でしっかりと握る。

 ラークがいつもの表情で、黙ってそれを見守る。

 彼は、恐くないのだろうかとエッジはふと思う。

 エッジよりずっと戦闘に慣れているラークが、斬られることがどういうことか知らない筈は無かった。

 しかし、ラークは怯える素振りも見せずに黙ってエッジを見守っていた。

(ここでやめるのは、ラークも裏切ることになる)

 斬ったらどうなるんだろう、その不安が次々にエッジの頭の中に見たくもない光景を描く。

「それでも……俺はッ!」

 エッジはためらいを言葉と剣で振り払うように、思い切り両腕を振った。

 長剣が斜め上に一閃し、深紅の鮮血がその軌道をなぞるように飛び散った。

 その向こうでラークがゆっくり仰向けに倒れていくのが見えた。

 たった一瞬、本当に短い時間だけだったがエッジは思考が麻痺した。

 どさっ、というラークが地に落ちる音で彼は今自分が何をしたのか改めて気付いた。

 慌てて剣を収め、エッジはラークに駆け寄る。

「ラーク!!」

 みるみるうちに広がっていく血は傷が深い事を示している。

 その癖、かすかに開いたラークの目は妙に落ち着いていた。

「フフッ……この方法はあまりやらない方が良かったかな。服がぼろぼろだ」

「何言ってるんだよ!服のことなんて言ってる場合じゃないだろ!すぐにリアトリス達を――」

 急いで駆け出そうとするエッジの腕をラークが掴んで止めた。

「僕なら大丈夫だから」

 微笑みながらも彼の腕は放さず、ラークが本気で言っていることが分かる。

「大丈夫って……その傷でそんなわけ」

 エッジは言葉を失った。

 血のあふれ出る勢いが急速に弱まったからだ。

 傷口を見ていると、遂には完全にそこから出る血は止まってしまった。

 続いて傷が両端から塞がっていく。

 エッジが気が付くと、ラークは血だらけで服が破れている以外は斬られる前の状態に戻っていた。

 傷が治ると、ラークは何事もなかったかの様に立ち上がる。

「さて、じゃあこれから君は僕の弟子だ。僕が君に剣を教える以上、シンの一族はこの世界の守護が目的でその為に僕らの力も命も存在しているって事をしっかり覚えておくことだね――もう、君に逃げることは許されない」

 呆然としているエッジにそれだけ言うと、ラークは自分のテントの方へ去っていった。

 自分はもしかして今取り返しのつかない一歩を踏み出したのかもしれないと、エッジは感じた。

 しかし、それでもエッジは力が欲しかった。

 誰かを守りたいと言っても、気持ちだけでは何も変えられないのだから。


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