【ネタ】:我、ウロボロス・D・オーフィス   作:打出小槌

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 続きを書いてほしいというリクエストが多かったので、
 ちょっとづつでも書いていこうかと思います。

 ご意見ご感想、誤字脱字など、メッセージは目を通しておりますが、
 返信はご遠慮させてください。


 第一話 ごはんだよ。全員集合~。

「我、どしたらよい?」

 

 思わず声に出して呟いてしまった我。

 いやね。目の前にいるお兄さんがね。

 エドワード・ニューゲートなんだって・・・・・。

 

 いや~・・・ホント。・・・マジかぁ~~。

 マジ。なんだろうなぁ~。

 

 へいっ!御嬢さん、僕と契約して海賊になってよ!

 

 な世界だったようですなぁ~~~。

 現実逃避したくなってきた。

 

 ハイスクールD×Dだと思っていた我。

 思い込んでいた我。

 『ONE PIECE』

 

 やっぱチートな奴らがゴロゴロいるんだろうな~。

 ガチで本気で行かなきゃ、ダメな気がする。

 

 うん。そうしよ。

 

 どんなスタンスで行くかを決めたところで・・・。

 ふわふわっと浮いていた身体を甲板に降ろす。

 って思いましたが、このまま降りると見上げることになる。

 身長差、目測にして約4倍です。

 首も疲れるし、めんどい。

 なので、近場に置いてある3、2、1と三段積みの樽のてっぺんに立つ。

 次いで、翅をたたんでから消す。

 

 ん。問題ない。

 

 改めてニューゲートの方へ視線を向けると。

 

「どした?」

 

 なにやら、眉間にしわを浮かべ、何事か思案中の彼。

 

「あぁ~、・・・その、なんだ。オメェーは、人じゃぁ~ねぇーってのか?」

 

 再度、確認してくる彼。

 

「ん、我。人、違う。我は、龍。ドラゴン。蛇。ウロボロス」

 

「どれだよ・・・・」

 

「ん。・・・全部、我」

「我は、無限の龍神。ウロボロスドラゴン」

 

 理解できようができまいが、これ以上の説明など、出来ません。

 そんなことを思いつつ。彼をじっと見る我。

 

「そうかよ」

 

「そう」

 

 頷き、それっきり。見つめ合う二人。

 

 会話が続かない。

 どないせーと?

 首をコテンと一つ、横に傾ける。

 何?ってな感じに・・・・。

 

 もう。ど~したもんじゃろの~~~。

 

 まぁ、取り合えず。

 

「ニューゲート。何しに来た?」

 

「おれぁ~、水と食料の調達だァ~」

 

 なるほど。

 

 そういえば・・・。

 この身体、お腹が空くのだろうか?

 

 ちんまいお腹を眺めつつさすってみる。

 はて、空腹感を感じない。

 満腹感とも違う。そういった感覚そのものがあまり無いらしい。

 まぁ、例えそうでも嗜好としての飲食は、我にも必要なのだと思う。

 勝手に頷き、自己完結。

 そんな我に―――。

 

「オメェーも一緒に。・・・飯、食うか?」

 

 そんなことを言ってくれるニューゲート。

 いいやつだ。

 

 コクリっと頷き無言で答える我。

 

「なら、ちょっと待ってろ」

 

 そう言うと、彼は甲板から浜辺へと、身体に見合わぬ跳躍をし、森へと入って行った。

 

 待つ?待つのか?大人しく?

 

 ・・・・・・・・。

 

 ぽく・ぽく・ぽく・ぽく・・・・・チーン!

 

 獲るか、魚か海王類・・・。

 

 そんなことを考えていた我に。

 

『神様、お腹空いてる?』

 

 話しかける声が聞こえた。

 

 大きな水しぶきを上げて、船を取り囲むように出てくる巨大な海王類達。

 その数、十数匹。

 

 いっぱいいたんだな~と、思いながら見上げる。

 

『こんにちは神様』

 

『初めまして神様』

 

『神様、俺、食う?』

 

『神様、この身、喰らう?』

 

 挨拶と共に、彼らは一斉に頭を垂れ、我より低い位置から目線を合わせる。

 彼らなりの礼儀のらしい

 

 この身、龍神。故に神・・・・。

 間違ってはいない。いないのだが――――。

 

 どないせーと!?

 

 食うって? いや、喰らうって? あぁ~、まぁ、確かにそういうことになるのかな。

 なるんだろうけどさ・・・・。

 意思疎通が出来る彼らを食うのに抵抗が・・・。

 罪悪感がァーーー。

 正直、厳しいです。

 なんか、こう、共食い?希望しているみたいで。

 

「おいしい?」

 

 しかし、勝手に口から出たのはそんな言葉。

 

 困ったように、汗を流し、脅え、困る海王類達。

 そりゃそうでしょうよ。

 

 これ。―――我、悪いの?

 我、悪役。分かります。

 

 いかん、脳内も片言になってきた。

 

『我ら、美味?』

 

『わからない』

 

『美味しくないよ』

 

『お腹、膨れるかも』

 

『神様。この世界、食物連鎖の頂点。神様望む。仕方なし』

 

『我ら、神様に食べられる。糧になる』

 

『どれ、食べる?』

 

 口々に声なき意思を飛ばしてくる彼ら。

 

「命まで、いらない」

 

 ふるふる首をふって否定。

 

「尻尾もらう。自力、治せる分ちょうだい」

 

 ちゃんと、再生できる範囲でね。

 もらっても大丈夫な連中だけくれたらいから。

 

『わかった』

 

『なら、あげる』

 

『我の肉、食っていいよ』

 

『我の肉、再生負荷。でも、痛いのガマン』

 

『我の肉、美味しくないよ。たぶん。・・・でも、欲しい?』

 

『捧(ささ)げる』

 

『この身をお食べ下さい』

 

『神様の糧になる。本望』

 

 一斉に海面から出される尻尾。

 

 そこの牛もどき、オメェーはいいから、ヒッコメ。

 あっ、美味しくないのも、いいよ。

 

「そんなにいらない」

 

 いっぱい出されても困る。

 

『なら、神様。我の肉、提供。斬って』

 

 そう言うと、一匹の一際大きな海王類が我の眼前に大きな尻尾を差し出した。

 

「ん」

 

 わかった。斬る。

 でも、どうやって切るか・・・。

 気円斬? いや、手刀かな。

 

 手の平の指を揃え、先端に力を込める、深く、鋭く、濃密に。

 黒い気焔を腕に纏う。

 

 そして。

 

 船を傷つけないようにふわっと跳び上がり、日本刀の居合切りをイメージして。

 

 斬る。

 

 痛くないように。斬られたことも気付かさず。

 斬って、切れ端を持ち。切断面に我の力を込めて止血をイメージ。

 更に痛くないように皮膚や血管、神経に膜を張る。再生しやすいように。

 

 それらを僅かな時間で行った我。

 たぶん、全部やるのに3秒もかからなかったと思う。

 上手くいった。我、まんぞく。

 

 頭上に掲げた海王類の巨大な尻尾。

 あれだね。量的に真ゴジラの第一形体の尻尾、約3割ってところかね。

 

 何人前?

 もらいすぎ?

 

 いいよね。これくらい。

 あれ?なんで、君、涙目なの?

 他の皆も、泣きそうになってるよ。どうして?

 

「痛かった?」

 

 ふるふるふる。力いっぱい全力で首を振る海王類。

 

「なぜ泣く?」

 

 そう聞く我に、一言。

 

『こ、怖かった』

 

 他の者達にも視線をおくって聞いて見る。

 くびを傾け。

 そうなのか?と・・・。

 

『うん。怖かった』

 

『死ぬかと思った』

 

『死んだ』

 

『もうやだ。おうち帰る』

 

『ちびった』

 

 中には黙ってひっくりかえて、弱い部分を見せるやつ。

 目を回してるやつ。

 完全に白目浮かべて固まっているやつ。

 あっ、ひっくり返って死んだ魚みたいに浮いているやつもいるね。

 

 えっと・・・・・。

 なんか、ごめん。

 

 いえいえ。と涙目ながら思い思いに首を振る海王類の皆さん。

 

 わぁ~~、なんか、シュールだわ・・・・。

 

「ん。ありがと」

 

 貰ったお礼は必要です。

 

『どういたしまして』

 

『また、呼んでね。神様』

 

『お手伝いするよ神様』

 

『神様強い。俺、丸かじり』

 

『どんどこど~ん』

 

『かゆ、うま』

 

 

 最後の方、大丈夫か?

 錯乱、してないか?

 

 口々に言葉を投げかけながら海の中に帰ってゆく彼ら。

 そこに浮いてる奴も連れて帰ってやれよ。

 

 え?ほっとけばいい?

 自然に帰るだけ?

 そう。

 

 

「これ、どうする?」

 

 見上げるのは大きな影を描いく肉の塊。

 ぷかぷかと宙に浮いてる我。

 船に降ろすとはみ出るぞ。

 沈みはしないだろうけど、喫水線が確実に下がって座礁まちがいなし!

 

 どうすんべ・・・・。

 

 とりあえず、頭上に抱えたままでゆっくりと浜辺に降りる。

 

 細かくすればいいか?

 

 三枚におろす。ブロックにする。

 

 残りは・・・・。

 

 異空間。次元の狭間に収納する。

 イメージするのは四次元ポケット。

 

 よし、それでいこう!

 

 さっき、通る際に覗いたけど、グレートレッドいなかったし。

 気配もなかったから大丈夫。

 

 それでは~、尻尾肉を軽~く空中に投げます。

 さっきと同じように力を込めた手刀で三分割。

 二つを異空間に収納して、残った一つを更に細かく切り分ける。

 大気を魔力?(無限力とでも名付けるか・・・)で固めてその上に並べて行く。

 それでも、1ポンドぐらいのお肉が、ざっと300個ぐらい出来た。

 

 石を集めて囲炉裏を作る。

 かき集めた流木から水分を抜いて乾燥させる。

 ほんと、無限力って便利だわァー。

 

 我の力は魔のものの力とは違うけれど、似たようなもの。

 無限。ゆえに想像力次第で応用もまた無限大。

 あってよかったオーフィス力。

 

 火種も何も、いりません。

 あっ、これって。皿やホークやナイフもイメージ次第で作れんじゃね?

 

 今着ている服も作れたし・・・。

 身体も作り直せるし。

 ふむふむ。

 

 投影モドキでいけそうさね~。

 

 構造を想像し、材質を決めて構築し、作製する。

 

 あんりみてっど・オーフィス・わーくす。

 

「ん。できた」

 

 我は満足じゃ。

 

 ついでに平らな我が座って調度ぐらいの高さの卓袱台(ちゃぶだい)も用意する。

 幅と強度はニューゲートが使えるぐらい、大きくて頑丈なやつになった。

 ついでに大きめの座布団を用意する。

 我専用のちんまい座布団も、横に並べて配置する。

 

 次に魚を用意する。

 気配を読めば、底の方でジッとしている。

 手のひらに電気をイメージして力を溜める。

 海面に向かって落雷投下。

 

ドンっ!!

 

 ちょっと大きめの音が鳴り、ぷかぷかと浮かんでくる魚たち。

 ついでにさっきまで浮いていた海王類が巻き込まれてた。

 こんがり焼けて美味しそうになってまぁ~。

 頂いた命は感謝をこめて頂きます!

 かいしゅ~かいしゅう~。

 しっかし、全部食えるのか?

 ・・・・まぁ、いいや。

 こっちは異空間に放り込んで・・・・・。

 魚も一緒に拾い集める。

 ある程度回収して――――。

 それでも多いから生のまま異空間にポイポイっと掘り込んで。

 

「焼く」

 

 てけてけっと。―――再び、囲炉裏の前へ。

 その辺で拾った枝に肉を串刺し、火の回りに挿してゆく。

 味付けはシンプルに塩のみ。

 魚もいっぱい焼いて行く。

 

 

 海水を10リットルぐらい空中に浮かべて、丸い球体に。

 温度を上げて、水分を飛ばし、塩のみを抽出してみよう。

 

 周囲に漂うこんがり焼けたお肉のいい匂い。

 まぶした塩がいいぐあいに・・・・。

 よだれが自然と出てきます。

 

 じゅるる。ごく。

 

 はて? ・・・我ではないぞ、今の。

 

 振り返ってみた森の方。

 獣の集団多数。

 大人しく座って、涎たらしながら待ってます。

 虎にワニにでっかい猪、ゴツイ猿に、ありゃなんだ、鹿なのか?象なのか?

 不思議生物もお座りしてる。

 

「コレ、我とニューゲートのごはん」

 

 いちおう言ってみる。

 

 コクコク頷く動物たち。

 わかってはいるようだ。

 しかし、垂れた涎と目線が肉に行きっぱなし。

 

 しかたがない。いっぱいあるし、いいか・・・・。

 

「分ける。喧嘩しない。待つ」

 

 今度は盛大に力いっぱい頷く彼ら。

 うれしそう。

 

 現金な彼らをほっぽって、再び火加減調整。

 串の向きを程よく変えて、こんがりと焼き上げて行く。

 

 そうこうしていると。

 

「おいおい。・・・・こりゃぁ~、一体、なんなんだァ?」

 

 両肩の籠に山盛りの果物や茸、山菜等々。

 (あふ)れんばかりの零れ落ちそうなぐらいに抱えたニューゲートが戻ってきた。

 やたらキョロキョロして眼をパチパチしてる。

 何してるニューゲート?

 

「ん。みんな一緒。ごはん」

 

 分かり易く、シンプルに我は答える。

 

「あぁ~~、そうかよ・・・・」

 

 なぜかそれっきり黙るニューゲート。

 すこしお疲れの御様子。

 だいじょぶか?

 

 彼が卓袱台の上にごっそりと籠を置くのを尻目に・・・調理続行。

 

「できた」

 

 こんがりと焼き目が付いて、美味しそうな匂いが周囲に立ちこめる。

 地面を盛大に濡らすよだれたっぷりな獣たち。

 

 卓袱台の上に特大の皿を載せる。その上に山盛りの肉。焼き魚の群れ。

 コレでもか!? ってほど盛り付ける。

 集まった獣たちの前にも山盛りの肉と魚をどっさりと。

 

「みんな仲良く」

 

 もう一度、喧嘩しない様に伝える。

 コクコク頷く獣たち。

 

 リスやウサギもどきは、肉よりも籠の中のものに興味深々らしい。

 

 ニューゲートは船から降ろしてきた大樽をドカドカと砂浜に置いて行く。

 準備は出来たようだ。

 

 それでは皆そろってご一緒に。

 

「いただきます」

 

 一斉に貪る動物たち。

 

 我も構わず食べて行く。

 

 うん。美味い・・・・・。

 

 もぐもぐもぐもぐ。ひたすら食べる。

 

 動物たちも、もくもくガツガツ、思い思いに食べていた。

 

 ニューゲートは?と見れば、酒樽から馬鹿でかい杯で豪快に飲んでいる。

 美味いのか?美味そうだな。

 我も、お酒、飲めるのか?

 

「あぁ?飲むか・・・・」

 

「って、見た目ガキでも飲めるんだよな・・・・」

 

 たぶん・・・。

 うし、飲んでみよう。

 

 ちっこい。それでも我の顔ぐらいあるジョッキを手にし、ニューゲートの側へ。

 なみなみと注がれた木製ジョッキを両手で持って。

 

 いざ。

 コクっと一口。

 ・・・・・・・・おっ、案外いけそう。

 

 続けてコクコクっと飲んで。半分程。

 

 ケぷっ。

 

「美味しい」

 

「グララララララ、そうかよ。そいつは良かったぜ」

 

 再び木製ジョッキに注がれるお酒。

 

 龍はお酒が好きなのだ!?

 ゆえに飲んでもいいのだっ!?

 ちんまくてもいいのだっ!?

 

 又。一口飲んで、一口かじる。

 

 うまうま。

 

 でも、常温・・・・。

 ものたりない感じが・・・・。

 

 そういえば、マンガやアニメだと冷蔵庫あったよね。

 ないのか?それとも樽は入らないのか?

 

 キンキンに冷やしてみる?

 無限力注入ー

 

 パリパリ、ヒヤヒヤ、ピキピキっと―――。

 

 うん。美味し♪

 

 うん?どした?ニューゲート?

 

「・・・・器用なことをしやがるな」

 

 ん。ニューゲートのジョッキもヒヤヒヤにする。

 

「ほう。こいつは、いいな」

 

 一口のみ、微笑むニューゲート。

 あぁ~これはモテルわ・・・。

 

 原作アニメだと豪快に笑うか、皮肉っぽく笑うかしか見たことが無いけれど、

 今は若いし、そんなもんだよな。

 

 我、オーフィス、しかし、中身は元いい歳したおっさん。

 この秘密は墓場まで・・・。

 

 って!? 我、死なないじゃん!? 歳とらないじゃん!?

 

 おぉおおおおおー!

 誰得?我お得?

 

 ・・・でも死ねないって辛いと思う。

 仲間、友達、家族。出来ても(みな)、我より先に逝く。

 我、皆を見送る。

 

 寂しい?

 

 心、ぽっかり穴が()く。

 

 おっさんは知っていること。経験し済みなこと。

 なのに、この身体が解らないという。

 

 何故?

 

「おい。オーフィス。どうした?」

 

 気付き、固まった我に訝しげな表情を浮かべるニューゲート

 

「ん」

 

 うし!

 考えるのは止めて、両手でコップを突きだす我。

 

「ああ、ほらよ」

 

 飲もう♪

 飲めや♪飲めや♪飲めや♪酒が飲めるぞ♪

 

 注いでくれたジョッキを冷やしてまた一口。

 うん。美味し♪

 

 ひゅ~~~~。

 

 ん?なんか来た?

 

 傾けていたジョッキをもとに戻し、音の方へ顔を向けようとしたその時。

 

 ドゴン!!!

 

 鈍くきな炸裂音とともに吹き飛びました。

 目の前の卓袱台が、上に乗った諸々のご飯と共に――――。

 

 爆風が砂浜を汚し、我に降りかかる中。

 

 ご飯が巻き上がり、砂煙に消えていくのがスローモーションの様に見えた。

 

 動物たちは?・・・・。大丈夫、皆逃げた無事。

 遠ざかる気配で分かった。

 視界を覆っていた砂煙が晴れる。

 そこで目にしたものは・・・。

 砂を被ったごはんたち。

 ぐちゃぐちゃな果実。

 砕け、砂だらけになった肉の固まり。

 地面にめり込んだボーリング玉みたいな大きさの鉛玉。

 

「ごはん」

 

・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

「ジハハハハハッ!!!」

 

 耳障りな笑い声とともに降りてくる誰か。

 

「ぃよう。久しぶりじゃねェーかニューゲート!」

 

「―――どうだァ?俺様の配下になる気になったかよ?えぇ!?」

 

 ぷかぷかと浮かびながら、そんなことをノタマウ男。

 顔は見ない。

 目線は目の前のごはん。

 でも、音と気配で理解する。

 

「我の・・・・ごはん――――」

 

 泣きそう・・・・。

 

「なんだぁ~、そのガキはァー?」

 

「おい!ニューゲート。誰だァ~このガキャー!」

 

「・・・・・おいおいおい!ニューゲートよぉ!テメェー、いつからガキの面倒見るようになりやがった!?」

 

「懸賞金1億の大物ルーキーが、子育てたァー笑わせんじゃねぇーか!ジハハハハッ!!!!!」 

 

 不快

 耳障り

 ぐちゃぐちゃになった我のごはん・・・・・。

 

「シキッ!!おめぇーわっ!」

 

「あぁ!?んだよニューゲート!俺様とお前の仲じゃねェーか!・・・・・」

 

「ふざけんなっ!断るっつってんだろ!」

 

 

 その場で言い合いを始める二人。

 

 

 我、怒ってもいいよね、コレ――――。

 

 

「うるさい、だまる」




思いついたネタ。

その二。
ダンジョンに無限がいるのは間違っているだろうか?

その三。
問題児な世界から無限への招待状。

その四。
ストライク・ザ・ブラッド in 無限。

その五。
型月世界に無限投入。無限VS英霊VS抑止力

その六。
ぬらりひょんの孫×東方幻想郷×無限。

その七。
ゲート、無限、異世界にて斯く参戦せり。
 
その八。
フェイト・グランド・オーダー in 無限。

その九。
ゼロの使い魔 in 無限。

その十。
ダイの大冒険 in 無限。大魔王VS無限VS竜騎士

その十一。
無限 in 原作介入 オリジナルとのW無限

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