瑞原はやりの弟子   作:シデンカイ

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京太郎は高校生だから、まだいいけど小学生のような小さい子供に麻雀を教えている、はやりんは大変だと思う


第3話

はやりSide

 

 

半荘が終わった後はやりは今、弟子の京太郎君とメールアドレスと電話番号を聞いていた。

 

 

 

はやりの弟子になってくれたと言っても連絡先を聞いておかなければ会いたい時に会えないし何かあった時に連絡が出来ないから忘れずに聞こうと思ったから☆

 

 

京太郎君Side

 

 

俺は今はやりんと連絡先を交換していた。俺は、はやりんのファンだから今とても嬉しかった。

 

 

「あのー・・・・・俺は、はやりんに聞きたいんですが、はやりんの弟子、になったのは、いいんですが俺は何をすればいいんでしょうか?」

 

 

はやりSide

 

 

京太郎君が、はやりに質問してきたので、はやりは京太郎君に話しかけた

 

 

「まずは自分の実力を上げる事が大切だよ。どんなに負け続けても中々勝てなくて悔しい思いをしても、それらの経験は確かに京太郎君が麻雀をしてきたっいう思い出にもなるし諦めなければ、ちゃんと牌は答えてくれるよ」

 

京太郎Side

 

 

「諦めなければ牌が答えてくれる・・・・・ですか?」

 

 

はやりSide

 

 

 

 

「京太郎君は健夜ちゃんを知っているかな?」

 

 

京太郎君Side

 

 

「はい知っています。小鍛治プロで確か国内無敗のグランドマスターですよね?」

 

 

はやりSide

 

 

「そうだよ。健夜ちゃんは国内無敗だから日本では誰にも負けていない、勝ち続けている雀士って事になるの、勝ち続けているって事は私もそうだけど歌ちゃんも負けていたりするんだよね」

 

 

京太郎Side

 

 

「その人って・・・・・確か三尋木プロですよね?テレビで何回か見ました」

 

はやりSide

 

 

「そうだよ、だけど健夜ちゃんと卓を囲んだ人達の中で何人かの人達は牌が持てなくなってしまったり麻雀を辞めてしまった人達が少なからずいるのも確かなの、それは健夜ちゃんが圧倒的な実力を持っていて他の雀士達を寄せつけないほどにね。」

 

京太郎Side

 

 

「はやりんも小鍛治プロに負けた時は悔しかったんですか?」

 

 

はやりSide

 

 

「確かにその時は悔しかったけど今度は負けないぞっとか次は必ず勝ってみせるとか、そのぐらいの気持ちを持っていかないとコレからの麻雀を続けられないっていうのも確かなんだよね」

 

 

「それじゃあ諦めなければ勝てるのか?って言えばそうでも無いのも確かだよ?それが本当だったら諦めなかった人達は、どんどん勝てるようになるからね。だから、はやりが言いたいのは言い方は厳しいかも知れないけどコレからも負け続けて悔しい思いをしても諦めないで実力を上げていく事そして少しずつ麻雀の勉強をしていく事、まず私が京太郎君に伝えたいのは心構えだよ」

 

 

京太郎Side

 

 

「他には何かありますか?もしあるのならば教えてください」

 

 

はやりSide

 

 

「後は油断しない慢心しない傲慢にならない事そして何があっても表情には出さないように気を付ける事、私の知り合いのプロで表情をまったく出さない人がいるんだけど知っているかな?」

 

京太郎Side

 

 

「えっと・・・・・野依プロでしたっけ?」

 

 

はやりSide

 

 

「そうそう、野依プロは何が、あっても表情を出さないから読みづらいし他の雀士からすれば、やりにくい人なんだよね」

 

 

京太郎Side

 

 

「野依プロが、やりにくい人ですか?」

 

 

はやりSide

 

 

「野依プロみたいに表情を出さなければ本当はいいんだけど、表情に出す人は、みんな驚いたりするから、その雀士の手も読みやすくなるんだよ。」

 

 

「だから・・・・・はやりから京太郎に宿題を出します」

 

 

京太郎Side

 

 

「しゅ宿題ですか?」

 

 

はやりSide

 

 

「そうだよ。良く聞いてね」

 

 

 

「1つ目→何が、あっても表情に出さない事」

 

 

「2つ目→諦めなければ牌が答えてくれるって事」

 

 

「3つ目→油断しない、慢心しない、傲慢にもならない事」

 

 

「4つ目→麻雀はトップから最下位、最下位からトップにと一発逆転のチャンスもあるから終わるまでは気を抜かないように」

 

「5つ目→誰かと麻雀をする時は相手の表情も見る事」

 

 

「6つ目→コレからも毎日、麻雀の勉強を続けていく事」

 

 

「今はやりが言った事を約束してくれるかな?」

 

 

京太郎Side

 

 

「はい、約束します。」

 

 

はやりSide

 

 

「それは良かった。コレで、はやりは師匠らしい事が出来たよ。それじゃあ、聞きたい事が、あったらいつでも連絡してね。それじゃあね」

 

 

京太郎Side

 

 

「今日は、いろんな事を教えてくれて本当にありがとうございました」




次回は4校合宿編をやろうと思います

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