龍門渕から帰ってきて俺は家で、はやりんをテレビで見る度に思っていた。
はやりんはアイドルでもあるしトッププロだから忙しいのは俺でも知っている。
それなのに俺を弟子にさせてくれて嬉しかった。
でも、はやりんは大丈夫なんだろうか?忙しいから疲れているはずだ。
今度はタオルとか飲み物とかを持って行こう。
そんな中で俺に麻雀を教えてくれているのだから俺は、はやりんに何をしてあげられるんだろう?
手作りの料理を渡せばいいのかな?料理じゃなくてもデザートでもいいのかな?
こういった時は料理とかデザートの本を見て勉強もしないとな。
1番は麻雀の勉強だけど、はやりんには麻雀を教えてもらっているのだから何かしらでお礼をしたいなっと思うから。
そうと決まれば、やる事は決まったのだから後は実行するだけだ。
俺は麻雀の勉強が終わってから寝た。
それから3日後
俺は近くの雀荘に来ていた。そこは初めて、はやりんと会った雀荘で俺としては驚きと喜びの場所だ。そして雀荘の中に入るとスタッフさんが人数と麻雀をやりますか?っと聞いてきたので、やりますっと言った後にスタッフさんが案内してくれた。
そして5分後に入口の方からカランカランと音がなったので振り返ってみると県予選の個人戦の時に咲と一緒だった南場に強いあの子が入ってきた。
スタッフさんが近づいて俺と同じように人数と麻雀やりますか?っと聞いていた。
南場の子が、やりますっと言ってコチラに近付いてきた。
南場の子は俺に気付いたみたいなのであいさつをした。
こんにちは
「こんにちは」
向こうは俺の事を知らないだろうけど俺は見ていたので知っていた。だからこそ話かけた。
県予選の個人戦を見てましたよ。あっ、俺は清澄の須賀京太郎です。
「清澄って言うと宮永さんがいる学校ですね。私の名前は・・・・・」
南場の子が自分の名前を言おうとした瞬間にまたカランカランと音が鳴ったので俺達は振り返ってみた。見てみると今度は2人組のオジサンだった。
スーツのオジサンとメガネのオジサン達がコチラに来て俺達2人に、あいさつすると俺達2人も、あいさつをした。
「こんにちは」
「こんにちは」
「こんにちは」
「こんにちは」
あいさつが終わったので見てみると俺は東、南場の子は南、スーツのオジサンは北、メガネのオジサンは西になった。
「よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。」
さてと小鍛治プロ達にはフルボッコにされてしまったが今度はメンバーが違うから多少は頑張れるかな?っと不安になるが自分の麻雀を信じてやってやる。
しかし俺が東か・・・・・優希みたいに爆発力は無いから大丈夫かな?
気付いたらお気に入りが100件になってて驚きました。
思わずΣ(゚□゚;)っとなりました。