師匠はやりんが呼んでくれたプロの人達との地獄の麻雀が終わって次の日
俺は清澄高校で今は咲達と麻雀をしていた。
「カン」
「もう1個カン」
「もう1個カン」
「嶺上開花・・・・・32000」
咲が部長に嶺上開花を直撃させて半荘が今やっと終わって考えているが咲は得意技の嶺上開花で点棒を調整しながら他の人達から最後に点棒を受け取って半荘を終わらせた。
清澄のメンバーの中では1番強いのは咲だがメンタルに少し不安があるものの実力は折り紙付きだ。
タコスが好きな優希は東場では強いけど南場になると弱くなる。
和は、いつもオカルトを否定しているが中学の時にチャンピオンになった成績が、あった。けど清澄に来たのが俺には、わからなかった。和だったら名門校から誘われていただろうに不思議に思っている。
染谷先輩は県予選で戦った初心者の人と相性が悪かったのかいつもの調子が出せてなかった感じに見えた。
部長は麻雀をする時いつも牌を打ち上げながら最後は叩き付けるっいう神業?をしている。その内に審判から注意を受けるんじゃないだろうか?他の学校の人達も部長の打ち上げを見たら1人ぐらいは何かを言うだろうな
そして俺は自分の事を考えていた。清澄のメンバー・・・・・特に部長からは雑用扱いされてて俺は放課後では麻雀をさせて貰えないのだから・・・・・それだったらいっその事、4校合宿の時に龍門渕さんに言われたあのお誘いを受けようか?と俺は思い始めて携帯を学校のカバンから出していた。
連絡する時は龍門渕さんではなくハギヨシさんに言っても構わないと言ってくれたのを俺は覚えている。しかしハギヨシさんは龍門渕の執事だから忙しいだろうなと思って俺はハギヨシさんに連絡をするのは止めて龍門渕に直接行こうと俺は考えて決めた。
龍門渕に行けば少なくても最初に出てくるのはハギヨシさんで何人かの人達は4校合宿の時に俺と麻雀をしたから俺の事を覚えているだろうしな。
その時に誘われた時の話をしても別に大丈夫だと思っていた。
だけど俺には心配な事が1つだけある。それは咲の事だ。
咲は毎回毎回って言うほど目を離すとすぐに迷子になる。だから俺は咲を放っておけない。龍門渕に行けば確かに設備も整ってるし清澄にいる今よりかは麻雀をさせてくれるだろうけど・・・・・師匠はやりんに、この事を相談した方がいいのかな?っと俺は思っていた。はやりんの意見も聞きたいし聞いてから判断するのも悪くないよな?っと思ったからだ。
俺は今度の休みの時に龍門渕に行く事にして勉強の続きを再開した。
部長は牌を打ち上げた後に牌を叩き付けているけど雀荘に行ってコレやったら出禁になるだろ。