冬木の第5次聖杯戦争に月の聖杯戦争のマスター達が参戦します!   作:白野&凛

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久しぶりの投稿です!
よろしくですお願いします!



第28話

 

 

 

~ユリウス邸地下室~

 

白野「・・・・・・・・・・・。」

 

凛「・・・・・・・・・。」

 

ラニ「・・・・・・・・・・。」

 

ユリウス「・・・・・・・・・・・・。」

 

桜「・・・・・・・・・・。」

 

キアラ「・・・・・・・・・・・。」(ニコニコ)

 

白野「(し、静かすぎる、何?何故に?)」

 

凛「・・・・・・・はぁ、黙ってても仕方ないわね、先に進まないし、・・・・・・まさかあんたまでこの時代に要るなんて驚いたわ、殺生院キアラ。」

 

キアラ「うふふ、お久しぶりですね皆さん、そう言えばシンジちゃんとありすちゃんは?」

 

ユリウス「貴様の近くに置くわけがないだろ。」

 

キアラ「あらあら。」

 

ラニ「お二人は別室で寝ていますよ、勿論サーヴァント達が護衛してます、もし貴女がありす達に近づけば始末するようにと言ってますので馬鹿な事は考えないように。」

 

キアラ「まぁ怖い・・・・・・・。」

 

凛「桜、ムーンセルに繋いで、私達じゃキアラから情報を聞き出せないと思うからBBに頼みましょう。」

 

桜「分かりました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~

 

BB「・・・・・・・・・・BBチャンネル始まります、ん~~、何でしょうか?あれですね~~、センパイが要るのでテンションを上げたいのですが・・・・・・、貴女のせいで上がりませんねぇ~~。」

 

キアラ「まぁ!BBさんですか?あらあらまあまあ!お元気そうで。」

 

BB「・・・・・・、鬱陶しい淫乱ババアですね、本当に鬱陶しい、・・・・・・・・貴女の存在を今すぐに消したいのですが・・・・・・、センパイに関する情報を聞き出さないといけません、さぁ、答えなさいババア、何故センパイを拐おうとしているのか?」

 

白野「BB、俺よりもありすの事が先だ、殺生院キアラ、何故ありすを拐おうとする、答えろ。」

 

キアラ「・・・・・・・・・・・・さぁ。」

 

白野「っ!」

 

凛「ストップ!白野、感情を表に出してはダメよ、キアラを喜ばすだけ、BB、あんたがキアラから情報を聞きなさい、あんたなら色々切り札とかあるでしょ。」

 

BB「もう既におこなってますよ、とりあえず淫乱ババアには全世界の敵さんになってもらってます、私が全世界のネットワークにアクセスして殺生院キアラは賞金首さんになってもらいました、ちなみに賞金はざっと10億円です、あらあら、大変ですね、殺生院キアラさん。」

 

凛「っ!じゅ?10億ですって!?」

 

白野「(あ、凛の目が¥に!)」

 

ラニ「10億、BB、そのお金はどうやって?」

 

BB「BBちゃんをなめてもらっては困ります、そんなはした金、ムーンセルなら大した事は在りませんから、ムーンセルを一度でも手にした私からすれば朝飯前です。」

 

キアラ「まぁ、どうしましょう、困りました。」

 

BB「生死は問いません、殺生院キアラと判ればどんな形でもいいと言うわけです、困りましたか?あらあら、淫乱ババアは大変ですね。後、追加すると貴女は金輪際ムーンセルを使用できません、私がムーンセルにアクセスしそう設定しました。」

 

白野「ムーンセルの事は兎も角、さ、流石にやりすぎじゃ・・・・。」

 

BB「センパイ、これはまだ序の口ですよ、今から30秒後とに賞金は増えていきます、後、殺生院キアラのお仲間マスター達にも一人ずつ賞金首になってもらいます、ちなみにお一人に付きざっと1億ほどです、殺生院キアラのお仲間マスター達は始末してからじゃないと賞金はもらえません。」

 

キアラ「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

BB「黙りですか? 仕方在りませんね、あら?ちょうどいいタイミングでメルトが貴女の拠点を見つけたみたいですねぇ~、全世界に配信しますか?・・・・・・は流石に情報が有りませんでしたから、それ以外のマスターは皆さんあの世行きですね!」

 

凛「BB、因みに賞金は誰から貰えるのかしら?」

 

BB「魔術師協会からですよ~、ほんの500億ほど渡したらOKしてくれました、凛さん、目が¥ってますよ~、後センパイが凄く引いてますから。」

 

凛「っ!じょ、冗談よ、冗談、あはは。」

 

ユリウス「しかし、よく魔術師協会が手を貸してくれたな。」

 

BB「魔術師協会にも色々と事情があるみたいですね、大魔術師さんは納得しなっかたんですが、少し脅せば首を縦にしてくれました。」

 

白野「お、脅せば?」

 

BB「うふふ、魔術師協会のネットワークを全て潰すと、後はご想像にお任せします!」

 

白野「(こ、怖!)」

 

桜「(BBのあの目、本当に怒ってる、先輩をあれだけ危険な目に遭わせたから)」

 

BB「当然です!桜、私はセンパイを傷付ける相手は誰であろうが許さないわ、聖杯戦争が終わるまでの間ある程度は協力しようと思いましたがセンパイが命の危機になら話は別です!さぁ!殺生院キアラ!答えなさい、何故センパイが必要なのかを。」

 

桜「(え、えっ?私の思ってる事が何で?)」

 

BB「桜、元は私達は同じAIで同一型です、貴女の思ってる事は顔を見たら分かります。」

 

白野「いや、だからBB、先にありすの事だ、ありすが何故必要なのか、答えて貰う。」

桜「・・・・・・・・・・・・。」

 

キアラ「・・・・はぁ、仕方ありません、所でBBさん、私が知ってる情報を全て話したら賞金首はどうなるのですか?」

 

BB「・・・・・・取り消してあげますよ、貴女のお仲間マスター達も取り消してあげます、因みに今現在の貴女の賞金は12億です、お仲間マスターは三人ほど賞金首さんですね、さぁ、どうしますか?」

 

キアラ「・・・・・・・分かりました、私が知る限りの事を話しましょう。」

 

BB「・・・・・・・嘘はいけませんよ、洗いざらい全て話なさい、少しでも嘘だと判ればどうなるか分かりますね、殺生院キアラ。」

 

凛「怖い、怖すぎるよわBB。」

 

ユリウス「殺生院キアラ、教えて貰おうか、何故ありすを拐おうとする?」

 

キアラ「器になってもらうためですよ、聖杯の器に。」

 

ラニ「なっ!聖杯の!?何を考えているのですか!貴女は!」

 

白野「えっ?えっ?器って?・・・・・・・えっ!」

 

凛「キアラ!あんた!」

 

桜「ストップです!キアラさん、ありすちゃんを器にしてどうするのですか?」

 

キアラ「うふふ、冬木の聖杯戦争ではイリヤスフィールちゃんでしたね、あの娘が器みたいでしたが、それでは小さすぎます、何せサーヴァントが13騎、本来なら6騎だけなのですが貴方達が参加しましたので13騎に増えてます、その点ありすちゃんは13騎のサーヴァントを受け入れるだけの器の糧と魔力が有ります。」

 

白野「受け入れる?」

 

ユリウス「貴様らのサーヴァントは?」

 

キアラ「うふふ、あのお方は大聖杯を持っています、私達のサーヴァントはその中に収まりますから、ですので冬木の聖杯戦争に参加したサーヴァントは大聖杯には入りません、だけどイリヤスフィールちゃんは本来は1騎を除き13騎のサーヴァントを受け入れなければならない、イリヤスフィールちゃんは6騎が限度、ですがありすちゃんなら13騎全てのサーヴァントを飲み込む事が出来ます。」

 

凛「ちょっと待って、じゃあ今まで消えていったサーヴァントは?どうなってるの?」

 

キアラ「さぁ?私達のサーヴァントは大聖杯に飲み込まれましたが、冬木の聖杯戦争でのサーヴァントは何処に行ったのか検討もつきません、イリヤスフィールちゃんの中ではないはずですが、・・・・ひょっとしたら既にありすちゃんの中に?」

 

白野「あ、ありすの!?ふ、ふざけるな!そんな事になってたらありすはどうなる!?」

 

凛「落ち着きなさい白野、大丈夫よ、ありすは聖杯の器になるための儀式を受けていない、安心なさい。」

 

白野「儀式を?」

 

ユリウス「あぁ、器になるには儀式をしないといけないからな、イリヤスフィールはその儀式を受け聖杯の器になっている。」

 

白野「なっ!?器に?あれ?でもイリヤスフィールちゃんの中にサーヴァントは入ってないんだよな?じゃあいったい何処に?」

 

キアラ「・・・・・・・・・・・。」

 

BB「殺生院キアラ、貴女は知っていますね、さぁ、答えなさい、消えたサーヴァントは何処に?」

 

キアラ「聖杯の中にいますよ、もっともその聖杯はレプリカですけど。」

 

凛「レプリカ?・・・・・・は?レプリカ?」

 

ユリウス「そんな品物をどうやって?」

 

ラニ「・・・・・・・憶測ですが、大聖杯を使いましたね?確か凛が借りてきた本に書いてありました、大聖杯が有ればレプリカが作れると、もっともそんな聖杯は大した機能は有りませんが。」

 

凛「えっ?本当に?」

 

ラニ「私の記憶が確かなら間違いないかと。」

 

キアラ「流石はラニ=Ⅷさん、当たりですよ、ですがそんなレプリカ聖杯はせいぜい5・6騎が限界、13騎なんてとてもとても。」

 

桜「だからありすちゃんが?」

 

キアラ「えぇ、イリヤスフィールちゃんは13騎全てを飲み込めない、レプリカ聖杯でもダメ、ですがあの娘は違います、ありすちゃんなら全てのサーヴァント、いえ、13騎のサーヴァントを飲み込む事が出来る、だからこそ私にはありすちゃんが必要なのです。」

 

凛「一ついいかしら?キアラ、貴女はどうやってイリヤスフィールからレプリカ聖杯に取り替える事ができたのかしら?イリヤスフィールは兎も角アインツベルン家は黙ってないはずよ。」

 

キアラ「簡単ですよ、アインツベルン家に交渉しただけです、イリヤスフィールちゃんでは全てを飲み込む事が出来ないと、そしてありすちゃん捕らえるまではレプリカ聖杯にサーヴァントを飲み込んでおくと、もし13騎のサーヴァントでの聖杯が完成したらそれこそ素晴らしい事が出来ると、たったの6騎ではなく13騎ですから、皆が想像できないほどの力が手に入ると。」

 

凛「あ、あんた!」

 

ユリウス「アインツベルン家の事は大体調べたが、あの家系は聖杯を手に入れようと必死だ、まるで聖杯に取り付かれてるみたいにな。」

 

桜「ですが一度行った儀式を無くすことは可能でしょうか?」

 

ラニ「所詮儀式ですから、イリヤスフィールが器である事を取り消しレプリカ聖杯に変える事はアインツベル家からしたら大した事は無いのでしょう。」

 

BB「やりたい放題ですね殺生院キアラは、ですが、ありすちゃんの事はまず大丈夫でしょう、なにせセンパイがいますから、も~~!羨ましいありすちゃん!」

 

凛「ありすの事は一先ず置いといて・・・。」

 

白野「えっ?いやいや!何言ってるんだ!ありすを守らないと!そうだな、24時間体制で何時でも俺達の誰かがありすのそばにいる事!いや、ここは兄である俺が!ありすを!」

 

凛「ストップ、シスコン兄が何考えてんの、心配しなくてもありすの事は大丈夫よ、私に考えがあるから。」

 

白野「考え?」

 

凛「キアラの前じゃ話せないでしょ、さぁ、次はあんたの事よ、答えなさい、何故白野が必要なのかしら?」

 

キアラ「・・・・・・・・・・・・・。」

 

BB「・・・・・・・・・・答えなさい殺生院キアラ、センパイが何故必要なのですか?」

 

キアラ「・・・・・・・・・・・・・支配者だからですよ。」

 

白野「・・・・・えっ?」

 

キアラ「白野さんは只一人の月の聖杯戦争での勝利者で支配者、過去に行っていた聖杯戦争での勝利者は存在しなかった、いえ、ひょっとしたらいたのかも知れない、ですが聖杯と一つになることを拒み支配者は慣れなかった、只一人、白野さんだけが聖杯と一つになる事を望み聖杯に願いを叶えた、【私達を地上へ返し二度と月の聖杯戦争が行われないようにと】この意味が分かりますか?」

 

凛「・・・・・・っ!たった一人の月の支配者?桜やBB、それにキアラはムーンセルを使えるけどそれはほんの一部だけ、あ、キアラはもう使えないから桜とBBね、 だけど白野はムーンセルの全てを使う権限が、それこそBB達が知らない使うことが出来ない事すらも、もう二度と月の聖杯戦争は行われない、それはこの時代でも同じ事、白野が勝利するまでの過去に誰も勝利者が現れなかったから・・・・・・・。」

 

白野「えっ?えっ?何?どうした?」

 

BB「も~~、鈍いですねセンパイは、いいですか、センパイは月の支配者です、センパイは願いましたね、皆さんを地上へ返し二度と月の聖杯戦争をしないと、つまりです!センパイは月のムーンセル・オートマトンの所有者です!ムーンセルがあれば何でもやりたい放題です!センパイの要る時代にもムーンセルが存在します、私が今いる時代とセンパイのいる時代のムーンセルは繋がっていますからセンパイはムーンセルにアクセスすれば何でも願いが叶うわけです!流石に時代をタイムトラベルするには聖杯が必要かも知れませんが、さらに二度と月の聖杯戦争が行われないのでムーンセルは永遠にセンパイの物なのです!」

 

白野「はい!?えっ?えっ?ムーンセルが俺の?いやいや!要らない!そんなの使い道が無いし!」

 

BB「例えセンパイがムーンセルを放棄してもムーンセルは永遠にセンパイの物ですよ、ムーンセルはセンパイの所有者だと、センパイ以外に所有権を認めてないみたいですので、ですが安心をセンパイ!センパイは普段通り生活をしていれば何の支障も在りません、只ムーンセルはセンパイの物だと、それだけです、まぁ、今は聖杯戦争中ですから普段通りの生活じゃないのですが。」

 

白野「・・・・・・・・・・・・・。」

 

ユリウス「ムーンセルの所有者である岸波を捕らえて何をするきだ?殺生院キアラ。」

 

白野「あれ?俺は?俺の事は?何か俺、凄い事を知ってしまったんだけど、打棄る?打棄るですか?」

 

桜「だ、大丈夫ですよ先輩、皆さんはちゃんと先輩の事を大事に思ってますから。」

 

白野「何か違うような気がするけど、うぅ、ありがとう桜。」

 

ラニ「一人だけ目が¥になってますけど、ほっときましょう。」

 

桜「あ、あはは。」

 

凛「(白野を自由に出来れば私はひょっとしたら永遠にお金持ち!?嘘!此処はどうにかして白野を)・・・・・、って?へっ?あ、あれ?あ、あはは、や、や~ねぇ~、冗談よ、冗談、あ、あはは。」

 

白野「・・・・・・・・・・・。」

 

ラニ「・・・・・・・・・・・。」

 

桜「・・・・・・・・・・・。」

 

凛「うっ!だ、大丈夫よ、思っただけ、思っただけ、別に白野を催眠術でどうにかしようなんて思ってないから。」

 

BB「何を思っているのか、センパイが引いてますよ凛さん。」

 

凛「ぐっ!冗談だって言ってるでしょ!そ、其れよりもキアラよ、キアラに何故白野が必要なのか問い出さないと、ね。」

 

ユリウス「・・・・・・・・はぁ、そう言う事だ、殺生院キアラ、答えて貰おうか?」

 

キアラ「聖杯を使うためですよ、大聖杯に冬木の聖杯戦争での聖杯、2つの聖杯を使うには余りにも大きすぎる、それこそ世界が無になるほどに、ですがムーンセルを通し2つの聖杯を使えば世界が無になることはない、使い方によってはそれも可能ですが私はそれは望んでいませんから。」

 

凛「だから白野が必要なのね、ま、そんな事はさせないけど。」

 

ラニ「ですね、殺生院キアラ、何を望むのか私には興味在りませんが、白野さんにありす、二人は貴方に渡しません。」

 

桜「お二方は私達がお守りします!貴女の好きなようにはさせません!」

 

ユリウス「アサシンはもう居ないが俺は岸波とありすを守れるだけの力はある、殺生院キアラ、貴様を始末する事は簡単な事だ。」

 

白野「み、皆、あぁ、そうだ、俺には大切な仲間がいる!お前の好きなようにはさせない!皆が俺やありすを守ってくれるように俺も皆を守る!」

 

キアラ「仲間意識が強いのですね、素敵な事です、仕方ありませんね、今は諦めますか、・・・・・・所でBBちゃん、私の賞金首は?」

 

BB「殺生院キアラのお仲間さんは取り消してますよ、ですが貴女は賞金首のままです、あ、心配しなくても貴女の懸賞金は可哀想なので1億にしてあげましたから、せいぜい賞金稼ぎ達に捕まらないように怯えながら生きなさい、ですが、覚悟してなさい殺生院キアラ、もしセンパイに危害を加えればどうなるかを。」

 

キアラ「うふふ、覚悟してなさい、ですか、貴殿方も気を付けなさい、あのお方は恐ろしいお方、私なんかあのお方に比べればゴミのような存在なのですから。」

 

凛「えっ!?リターンクリスタル!?いつの間に?」

 

キアラ「では、ごきげんよう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白野「き、消えた?」

 

ユリウス「逃げたか、殺生院キアラ、まさかあの女がこの時代に居るとはな。」

 

凛「えぇ、さて・・・・・・・。」

 

ラニ「えぇ、問題は此れからの事ですね。」

 

BB「はい?大丈夫ですよ、特に問題は在りません。」

 

白野「いやいや、問題在りすぎだよ。」

 

BB「大丈夫ですよセンパイ、何だかんだで今までセンパイ達は色々と切り抜けてきたじゃないですが、用は聖杯が完成しなければいいのです!ありすちゃんの事は凛さんに秘策があるから大丈夫!センパイはどんな状況でも諦めない強さがある!もし問題が有るとすれば聖杯をどうすべきかです。」

 

凛「第5次聖杯戦争の聖杯は壊すことには変わりないわ。」

 

桜「大聖杯はどうするのですか?」

 

ユリウス「壊すべきかそれとも・・・・・。」

 

ラニ「大聖杯に願いを叶える、ユリウス達が元の時代に戻る事に、第5次の聖杯戦争での聖杯は例えイリヤスフィールからレプリカ聖杯に切り替えてもアンリマユがレプリカ聖杯に入っている可能性が高いです、殺生院キアラ達に使われる前に私達が。」

 

BB「大聖杯を使う事は余りオススメ出来ませんね、正真正銘の本物聖杯ですから、大聖杯を手に入れてその後にどうするか決めた方が宜しいかと。」

 

白野「・・・・・・・・・・・・・。」

 

桜「・・・・・・、どうしました?先輩?」

 

白野「・・・・えっ?あ、あぁ、もし、もしもの話だけど、俺達が大聖杯を手に入れてそれでもう一つレプリカ聖杯を作ったら。」

 

凛「ちょっ!?・・・・・・・・・あ?そうか!レプリカ聖杯が二つ。」

 

白野「BBが言ったけど、俺はムーンセルにアクセス出来る、ムーンセルの情報や桜やBBが知らないムーンセルの中身を全て俺が知ることが出来る、だったら・・・・。」

 

ラニ「例えレプリカでも聖杯は聖杯、もし白野さんがムーンセルにアクセスして大聖杯を使いレプリカ聖杯を作ったら、そして、二つのレプリカ聖杯にサーヴァントの魂、もしくは魔力が入れば。」

 

白野「あぁ、聖杯が完成する可能性が在る、本来の第5次聖杯戦争は七人のマスターとそれに従う七騎のサーヴァント、最後のマスターにサーヴァントが生き残れば聖杯戦争は終決する、けど・・・・・・・・。」

 

ユリウス「どうした?」

 

白野「本当にそれでいいのかな?サーヴァントを聖杯を完成させるために・・・・・・・、サーヴァントは聖杯を完成させるための生け贄みたいに。」

 

凛「問題ないわ、元々そう言う契約みたいなもんで聖杯戦争のサーヴァントは召喚されるの、サーヴァント達はその事を知っていて聖杯戦争に参加してるんだから、例え知らなくても召喚されるのと同時に知る事になるはずよ。」

 

白野「えっ?じゃ、じゃあセイバーも知っているの?」

 

ラニ「そのはずですよ、サーヴァントは聖杯が欲しくて参加するのがほとんどですから、まぁ、セイバーやキャスターは聖杯には興味ないと思いますが。」

 

白野「そうなの?」

 

桜「キャスターはありすちゃんの大切なお友だちです、キャスターに関してはありすちゃんに会いたいがため召喚に応じたはずですから。」

 

凛「キャスターはありすに逢えたから聖杯の事はどうでもいいのよ、キャスターは聖杯よりありすが大切だからね、でも、そうね、多分だけど私達のサーヴァントは聖杯に余り興味がないんじゃないかしら。」

 

ユリウス「アサシンは興味がないと言っていたな、只死合がしたいと。」

 

ラニ「バーサーカーは、どうだったのでしょうね、今となっては分かりませんが。」

 

凛「ランサーは・・・・・・・、今は興味がないって言ってたわね。」

 

白野「今は?」

 

凛「えぇ、ま、聖杯に興味があってもどうせくだらない事でしょう、ライダーとアヴェンジャーはどうなのかしら?」

 

桜「アヴェンジャーさんに聞いてみます?」

 

凛「ま、気が向いたら聞いてみて、其れよりも・・・・。」

 

白野「なに?どうした?」

 

凛「本の事よ、あれはたまたま見付けたから借りたんだけど、どうして先生が持ってたのかしら?」

 

ラニ「聖杯戦争に何かしら関わっているのでしょうか?もしくは関わっていた?」

 

凛「本は直ぐにラニに渡したから内容はほとんど分からなかったけど、まさか大聖杯の事とか書いてるなんてね、あんな本をよく先生が貸してくれたわね。」

 

白野「葛木先生が・・・・・・、聖杯戦争に関わっている?いや、そんなことは?」

 

凛「調べてみる・・・・・はあるんじゃない、もし聖杯戦争に参加してるなら敵になるんだから。」

 

白野「・・・・・・・・・。」

 

BB「センパイセンパイ、大丈夫ですよ。」

 

白野「え?何が?」

 

BB「明日になればキャスターが本格的に動くみたいですから、キャスターのマスターもその時に分かるはずです。」

 

白野「な、何で分かるの?」

 

BB「勘です!大丈夫!BBちゃんの勘は結構当たりますから!」

 

凛「勘です!って、信用できるわけないでしょうが!たくっ!はぁ、ユリウス、お願いできるかしら?」

 

ユリウス「あぁ、葛木といったな、明日調べてみよう。」

 

白野「サーヴァントがいないのに大丈夫なの?」

 

ユリウス「心配するな、尾行するだけだ、問題が起これば直ぐに連絡する。」

 

凛「えぇ、それでいいわね白野、葛木先生がマスターじゃなければいいんだけど。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~第28話~

  完

 




Fate EXTRA!
アニメ楽しみです!

更に!!
Fate EXTELLAの続編発売決定!


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何時も感想を書いてくれる皆様に感謝です!
それでは次回もよろしくです!
 

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