冬木の第5次聖杯戦争に月の聖杯戦争のマスター達が参戦します! 作:白野&凛
またエリザちゃんかな?次はどのクラスで来るか楽しみです!
それでは第22話暖かい目で読んでください!
白野「ふゎ~~。」
凛「大きなアクビね・・・・。」
白野「っ!!」
凛「何驚いてるのよ、まぁいいわ、はいこれ、氷室さんに頼まれてた書類。」
白野「あ、ありがとう・・・・・・。」
凛「・・・・ん?何?」
白野「えっ?い、いや、何、まさか凛達が新聞部に入るなんて思わなかったから。」
凛「そうね、蒔寺さんに誘われたときは余り興味なかったけど、新聞部が使っている書斎庫って結構な情報が眠っているからね。」
白野「新聞部顧問の趣味もあるからな、あの先生は一度興味を持つと一から十まで調べてるし、そういった書類や本があの部屋には沢山あるんだ。」
凛「確かに、まさかこんな物まで見付かるとは思わなかっわ。」
白野「・・・?」
凛「冬木の歴史の本、それもかなりの貴重な本よ、先生に貸してほしいと聞いたら『構わないが』って貸してくれたわ。」
白野「そんな本が!」
凛「見付けにくい所にあったからね、多分私かラニみたいな魔術師じゃないと見付けられないわ。」
白野「はい?」
凛「この本に少しだけ魔力を感じたのよ。」
白野「魔力って?何か嫌な予感が・・・・。」
凛「大丈夫よ、今は見ないし、帰ってから調べるわ、それより白野、あんた今から衛宮君と弓道対決よね、行かなくていいの?」
白野「えっ?あっ!そうだった!」
凛「じゃあ行きましょうか。私もあんたと衛宮君との弓道対決観たいしね。」
白野「あぁ、そういえばラニと桜は?」
凛「あの二人なら蒔寺さんに弓道部の道場での場所取りを頼まれてたわ。」
白野「場所取りって、そんな人が集まるわけでもないのに。」
凛「・・・・・・はぁ、そう思ってるのはあんたと衛宮君だけよ。」
白野「??」
凛「たくっ、さ、行くわよ。」
~弓道道場~
白野「な、なんじゃこりゃー!」
ワイワイガヤガヤ。
凛「これまた、凄いわね。」
白野「な、何でこんなに人が!」
氷室「おっ?来たな白野、兎に角更衣室へ行くぞ、美綴達が待っているからな。」
白野「あ、あぁ、なぁ氷室、何でこんなに人が要るんだ?」
氷室「そりゃあ、白野と衛宮を観に来たんだろうな、だが、蒔寺が宣伝していたしそのせいもあるのかもな。」
白野「・・・・・・・・・。」
凛「とりあえず更衣室に行きましょうか。」
ガチヤ。
美綴「お、来た来た!じゃ、これに着替えろな、衛宮はもう道場で待っているから急げよ。」
白野「はい?えっ?いや、別に体操服でもいいんじゃ。」
美綴「・・・・・・あの時の約束覚えてるよな?」
白野「すぐに着替えます!」
美綴「着替えたら道場に来いよ。」
白野「・・・・・・・・はぁ~~、着替えるか。」
蒔寺「綾子、あれ?白野は?」
美綴「今着替えてる、もう少ししたら道場に来るだろ。」
蒔寺「ふ~ん、でもさ、良かったの?どうせなら白野とデートとかすれば良かったのに。」
美綴「なっ!?な、な、な、何言ってるんだ!そ、そそそそそそそんな事言えるわけないだろ!」
ドコ~ン!
蒔寺「アベシ~ー!」
氷室「・・・・・・・・・・。」
凛「・・・・・・・・・・。」
美綴「はぁ、はぁ、はぁ、・・・・・・さ、道場に行くぞ。」
凛「そうね、行きましょ。」
氷室「・・・・・・・バカな奴だな。」
蒔寺「・・・・・・・・・。」
リン「あら?美綴さん、岸波君は?」
美綴「もう少ししたら来るだろ、でもあれだな、まさかあんたまで観に来るとはな。」
リン「確か去年士郎と岸波君が対決した時は引き分けだったのよね、あの二人が対決とかある意味面白そうだしね。」
氷室「しかし、本当道場が満席だな、そんなにあの二人の対決が珍しいのか?」
リン「違うわよ氷室さん、友達から聞いたけど岸波君てかなりモテるのよね、士郎の胴着姿は見慣れてるけど岸波君の胴着姿はかなりのレアだって言ってたわ。」
凛「なるほどね、どうりで女子が多いわけだわ。」
三枝「あ、鐘ちゃん、こっちこっち!」
氷室「うむ、いい場所が取れたな。」
ラニ「当然です、言われたからには完璧にこなす、それが私、ラニ=Ⅷなのです。」
氷室「そ、そうか。」
桜「あ、あの、氷室さん、先輩は?」
氷室「あぁ、もう少ししたら来るだろ。」
凛「へぇ~、いい場所じゃない、さすがラニね。」
三枝「所で楓ちゃんは?」
氷室「そのうち来るだろ。」
凛「えぇ、そのうち来るわね。」
三枝「そ、そう。」
桜「あっ!先輩が来ましたよ。」
女子生徒1「きゃ~~~!岸波君!」
女子生徒2「や、やばい!岸波の胴着姿はかなりやばいわ。」
女子生徒3「照れてる姿も可愛い!くそー、新聞部め、カメラ禁止なんかして、折角のシャッターチャンスが。」
女子生徒4「岸波先輩、す、素敵です。」
男子生徒「はぁ、はぁ、はぁ、ヤバス、岸波君ヤバス。」
女子生徒5「岸波君×衛宮君か・・・・・アリね!」
凛「・・・・・・・・何か変な声混ざってなかった?」
ラニ「気にしない方がいいですよ凛。」
蒔寺「さぁ!新聞部の皆気合い入れてくわよ!」
氷室「お、復活したのか?」
蒔寺「てっゆーか、何で誰も起こしてくれないの?気が付けば私一人だけだし!白野だって通りすぎたはずなのに、何か私の扱い段々酷くなってない!?」
氷室「気のせいだろ。」
凛「気のせいね。」
リン「気のせいでしょ。」
蒔寺「ぐぬぬ・・・・!」
リン「そう言えば、女子生徒の会話で新聞部がカメラ禁止にしたとか言ってたけど、何でカメラ禁止なんかにしたの?」
氷室「一応白野と衛宮の真剣勝負だからな、カメラが多いと二人とも気が散るだろ、撮影関係は新聞部と写真部で行からと言っておいた。」
桜「三枝さん、先輩のカッコいい所よろしくお願いしますね。」
三枝「カメラの担当は岸波君なんだけど・・・、うん、よし!頑張るね!」
士郎「お、来たな白野、まさかまたお前と真剣勝負するとはな。」
白野「まぁ、美綴の願いだしな。」
士郎「へえー、美綴と何かあったのか?いきなり俺と弓道勝負だなんて。」
白野「・・・・・・・色々と事情かあるんですよ士郎さん。」
士郎「そ、そうか。」
白野「所で士郎、悪いなこんな事に付き合わせて。」
士郎「構わないさ、お前とはもう一度勝負したかったしな。」
美綴「岸波、とりあえず軽く練習したらいい、何せお前は弓道なんて久しぶりだろ、ウォーミングアップ程度ほどやってから衛宮との勝負といこう。」
白野「そうだな、とりあえず軽く練習するか、何せ胴着着てなんて初めてだし。」
士郎「俺もそうするか・・・・・、そうだ、白野。」
白野「何?」
士郎「やるからには真剣勝負だからな、弓道歴は俺が上だけど白野との対決は本気でやらないとな。」
白野「・・・・・あ、あの士郎さん、少しは手加減をしてほしいな、なんて・・・・。」
美綴「衛宮には手を抜くなと言ってある、じゃないと岸波が勝つだろ、去年の弓道対決も衛宮は本気でやってたし、素人の岸波相手にあの時は真剣だったんだ、今回も真剣勝負だからかな、ま、私が観てるしお互いまじでやれよ。」
白野「わかりました、美綴さん!」
桜「あ、先輩が出ましたよ。」
氷室「軽くウォーミングアップでもするんだろ。」
三枝「シャッターチャンスだよね?」
蒔寺「そうよ、バンバン撮りなさい!白野の胴着姿なんてレア中のレアなんだから。」
三枝「う、うん、頑張るよ!」
凛「へ~、それなりの形になってるじゃない。」
ラニ「(今度で三枝さんに白野さんの写真をプリントアウトしてもらいましょう、出来れば一番カッコいい姿を、うふふ、私の宝物ですね)」
BB「センパイの格好いい勇姿!これは見逃せません!メモリーに保存です!それにしてもセンパイの胴着姿なんて・・・・・・・、最高級品じゃないですか!私の新たなセンパイ写真集に追加です!」
メルト「へぇ~、いいわ!白野の胴着姿、最高ね!」
リップ「先輩のカッコいい胴着、・・・・・・、素敵です、先輩。」
タマモ「あ~ん、ご主人様!そんな素敵な姿、このタマモ一生タマモの脳内に永久保存です! も~、イケ魂過ぎです!まさか胴着姿でここまで変わるとは!ご主人様は私に何度惚れさせる気ですか!はぁ、はぁ、はぁ、いけねぇ、ヨダレが。」
白野「・・・・・・・・ん。」
士郎「?、どうした?」
白野「い、いや、気のせいかな?」
士郎「??。」
美綴「そろそろいいか?んじゃ、始めるか、先攻は岸波からな、お互い真剣勝負だからかな、衛宮も手を抜くなよ、それじゃあ、試合始め!」
~試合終了後~
桜「すっかり暗くなりましたね、早く帰らないと。」
凛「そうね、で、やっぱ勝てなかったわね白野。」
白野「やっぱって、まぁ、どちらかが勝つまで試合は終わらないからな、流石に士郎相手だと勝てる確率はあんまりないよ、他の弓道部員でも俺は勝てないだろうな。」
ラニ「そうでしょうか?白野さんと衛宮さんの勝負はかなり接戦していたと思うのですが。」
凛「そうね、でも二時間近くお互い射ちっぱなしじゃ流石に体力が持たないわ、集中力も途切れるしね、多分勝敗の結果は集中力でしょうね。」
桜「でも先輩胴着に素敵でしたよ、矢を射っている時の姿も凛々しかったです。」
白野「えっ?そ、そう、あ、ありがとう桜。」
桜「あ、い、いえ。」
凛「まったく、だけどあれよね、二時間近く試合したのに誰も道場から出なかったわよね、やっぱあんたらの勝負事は珍しいのかしらね。」
白野「士郎と勝負とか去年の弓道対決以外は無いと思うよ、だから今回で二回目かな、だけどあんなに人が集まるなんて思わなかったな。」
ラニ「白野さんと衛宮さんはかなりの天然ですね、フラグ建築乙です。」
白野「んっ?何か言ったラニ?」
ラニ「何でもありません。」
白野「そう、あ、俺は此方だな、それじゃまた明日な。」
凛「待ちなさい白野、駄目よ、あんたは今日から私達と一緒に住むの、あんたは狙われてるんだから一人には出来ないでしょ。」
白野「大丈夫だよ、なっ?セイバー。」
ネロ「うむ!当然であろう!最強である余がいるのだ!奏者は余が守る!」
凛「却下よ、悪いけどセイバー、白野は今日から暫くは私達と一緒に暮らすわ、セイバーは大丈夫かもしれないけど白野はバカだから一人だと何があるか分からないからね。」
ネロ「う~む、確かに我が奏者はお人好しで天然、優しすぎるしな、更にはかなりの男前、本来なら余が奏者を守るが、仲間は多いことに越したことはない・・・だが、それだと余の奏者を独り占めできぬ・・・・・むむむむ。」
ラニ「なら、白野さんとセイバーを同じ部屋にするのではいいのでは?」
凛「却下よ!」
桜「だ、駄目です!」
エリザ「ダメに決まってるでしょ!」
ジャンヌ「なら、白野は私と同じ部屋にと言う事で。」
桜「ぜ、絶対駄目です!」
ジャンヌ「あら残念。」
凛「兎に角白野、あんたは暫くは私達と一緒に住むの、いい?わかったかしら?」
白野「・・・・・・・・・・・・・・。」
凛「返事は?」
白野「は、はい!」
凛「よろしい。」
ネロ「むむむむ、どうしたものか?・・・・・・。」
ジャンヌ「あらあら、もう決まってるにまだ考えてるとは、セイバーは白野の事を考えると回りが見えないみたいですね。」
エリザ「ほっとけばいいのよ、その内わかるから。」
ラニ「・・・・・・・・っ!?凛、桜。」
凛「えぇ、人払いの結界ね、まさかこんな道端でやるなんて。」
桜「いったい誰でしょうか?」
??「やあ岸波、ようやくお前に会えたよ、これでやっとお前を始末できるよ。」
白野「・・・・・えっ?あっ?し、慎二?慎二か?」
慎二「何?僕で悪い、まぁいいさ、僕はお前に会えたんだし、本当ならあの糞ガキとそのサーヴァントを始末したいんだけど、ここには居ないみたいだし、まぁ、後で殺すか。」
白野「・・・・・・・・・あ?」
凛「白野、落ち着きなさい、それで?間桐君、いったい何の用かしら?悪いけど私達はもう帰るんだけど。」
慎二「遠坂、チッ、同じ名前が二人、めんどくさいな、こいつも始末するか。」
凛「・・・・・・始末する?サーヴァントもいない貴方がどうやって?第一貴方は聖杯戦争ではリタイアしたはずじゃないかしら?間桐慎二君?」
慎二「あぁ、そうだよ、僕は第5次聖杯戦争はリタイアしたさ、だけどあんなのは不公平だろあの時の僕のサーヴァントはハズレなんだからさ、あんなゴミカスサーヴァントじゃ話にならない。」
ラニ「仮初めのマスターが何を言い出すかと思えば、所詮は仮初めマスター、貴方の魔力ではあのライダーの力は半分ぐらいしか出せてませんよ、宝具事態はかなり強力みたいでしたが。シンジのサーヴァントも言っていました『本来のマスターなら、勝ちは向こうさね。』と。」
慎二「だ、黙れ!何が向こうの勝ちだ!あんなサーヴァント、ただのゴミサーヴァントだろ、じゃないと僕が聖杯戦争に勝ち残るはすなんだよ!そうさ、僕は優秀なマスターだからね、ちゃんとしたサーヴァントなら今ごろ僕が勝ち残ってるんだよ!」
凛「・・・・・・・・・・・。」
ラニ「・・・・・・・・・・・。」
桜「・・・・・・・・・・・。」
白野「・・・・・・・・・・・。」
慎二「はぁ、はぁ、はは、まぁいいさ、あんなゴミサーヴァントの事なんて、本当なら岸波だけを始末する予定だったけどお前ら纏めて始末してやる、さぁ!出番だ!ライダー!」
白野「・・・・っ?ライダー!?」
凛「またライダー!?」
ラニ「間桐の名はライダーが召喚されるんでしょうか?」
桜「あ、あの、私は違いますけど。」
慎二「う、五月蝿い!ライダー!こいつらを始末しろ!」
ライダー「仕方ありませんわね、はい、ライダー参上です!」
慎二「さぁ!ライダー!こいつらを始しろ!」
ライダー「う~ん、それは出来ないわマスター、だって岸波白野さんは捕らえなくちゃいけないんですもの。」
慎二「はぁ~~!僕はお前のマスターだろ、マスターの言うことはちゃんと聞けよ!」
ライダー「う~ん、やっぱり駄目ですわ、皆仲良くした方がきっと楽しいですもの、そうでしょ?ジャンヌちゃん。」
ジャンヌ「はぁ~~、何なの、またなの?どうして何度も私の知るサーヴァントが出てくるのかしら?誰かの作意なのかしら?」
ライダー「作意?何の事だかわからないけど、お久し振りね!あの時は敵同士だったけどまたこうして貴女と会えて嬉しいわ!」
ジャンヌ「今も敵同士だけど。」
エリザ「何?またあんたの知り合い?」
ライダー「あら?まぁ!エリザベートちゃん!久しぶりだわ!えぇ、えぇ、本当に!」
エリザ「あんた誰?」
ライダー「あれ?私の事覚えてないのかしら?残念。」
エリザ「ちょっ!何もそんな落ち込まなくても。」
凛「何なのいったい?」
ラニ「どうやらあのサーヴァント、いえ、ライダーはアヴェンジャーとランサーの知り合いみたいですね。ランサーは覚えてないみたいですが。」
桜「随分フレンドリーみたいですね。それによく見るととても愛らしいサーヴァントさんです。」
白野「うんうん、確かに、見ていて和むライダーさんだね、癒し系なのかな?」
ライダー「あら、ありがとう!岸波白野さん、私も貴方を見ていると何だか落ち着くわ、あのマスターのせいかしら?」
白野「あのマスター?」
ライダー「気にしないで白野さん、それは私個人の事ですから。」
白野「は、はぁ。」
ネロ「何を呆けておる奏者よ!あのライダーは敵であろう!まったく、貴様も貴様で余達の敵ならさっさと掛かってこい!」
ライダー「あらあら、どうしましょう?どうしましょうか?マスター?」
慎二「はぁ!?始末するんだよ!百歩譲って岸波は始末しないでもいいけど、後は始末できるだろ!」
ライダー「貴女方はどうすればいいと思うかしら?」
そう言うとライダーは後ろへ振り向く。
セイバー「はんっ!そんなもん岸波以外は殺せばいいだろうが!てか、いきなり話しかけんな!」
アーチャー「まったくだね、ライダー君、君はもう少し状況を把握した方がいいんではないかね、お陰で不意打ちが出来なくなってしまったではないか。」
バーサーカー「あらあらまぁまぁ、不意打ちだなんて、アーチャーさん、何て事をお考えで、正々堂々と正面から戦いを挑む事こそサーヴァントとして冥利に尽きるものですよ。」
アーチャー「バーサーカー君、君だからこそ言える言葉だと思うがね、私みたいなサーヴァントで正々堂々とはとてもとても。」
ライダー「ふはははははは、流石はバーサーカーよ、アーチャーよ、お主は少し見習うべきではないか?」
アーチャー「いやいや。」
凛「サーヴァントが5騎も!不味いわね、こっちは3騎しかいないのに。」
ラニ「それよりも慎二以外のマスターが見当たりませんね?それに・・・・・・。」
バーサーカー「あら?私に何か?」
ラニ「バーサーカーが自我を持つなんて、あり得ないことです。貴女は本当にバーサーカーなのですか?」
バーサーカー「えぇ、私は紛れもなくクラスはバーサーカーですよ。それが何か?」
ラニ「・・・・・・・・・・・。」
白野「ラニ、下がっていろ、えぇと、バーサーカーさんだったね、慎二は俺達を始末したいみたいだけど。」
バーサーカー「まぁ!貴方が岸波白野さん、あらあら、何て愛らしい御方。」
白野「・・・・・・・・・・。」
バーサーカー「綺麗な目をしてますわね、心配には及びませんよ白野さん。」
白野「えっ?」
バーサーカー「貴方は捕らえないといけませんから殺しませんよ。」
白野「俺は?」
バーサーカー「えぇ、えぇ、ですので白野さん以外の方は死んでもらいますね、邪魔ですから。」
白野「セイバー!」
ネロ「うむ!相手はバーサーカーにセイバー、さらにはアーチャー、ライダーが2騎!相手にとって不足なし!纏めて掛かってくるがよい!」
白野「凛!俺とセイバーが退路を開くその隙に逃げろ!」
凛「・・・・・・・・・・・、はぁ~、何を言い出すかと思えば、ランサー!」
エリザ「ハイハイ、わかってるわよ。」
桜「アヴェンジャーさん!」
ジャンヌ「ワカメ以外は殺していいんでしょ?うふふ、教えてあげましょう、私の恐ろしさを。」
白野「ちょっ!俺が隙を作るからその隙に・・・・。」
凛「ストップ、まったく!あんたは何考えてんのよ、あんた一人残せるわけないでしょうが、そのせいであんたが捕まったら元も子もないでしょ。」
白野「いや、でも。」
凛「あんたが心配するのは何時もの事だけど、少しは私達を信用しなさい!あんたと私達は大切な仲間でしょうが!」
ラニ「そうです、私にはもうバーサーカーはいませんがそれでも皆さんをサポートすることが出来ます!」
桜「私は何もできないかも知れませんが心強いサーヴァントがいます!それに私は先輩を置いて逃げるなんて出来ません!」
白野「っ!?・・・・・・・、あぁ、そうだったな、俺達は強い絆で結ばれてる、俺達が負けるはずはないさ。皆で戦おう!戦って彼奴らに俺達の強さを見せてやろう!」
凛「よろしい!さて・・・・・ランサー!わかってるわね?」
エリザ「トウゼン!白野に良い所を魅せなくちゃね。」
桜「アヴェンジャーさん、行きます!」
ジャンヌ「えぇマスター、さっきも言いましたが私の恐ろしさを見せてあげましょう。」
ネロ「張り切りおって!そうまで余の奏者に良い所を見せたいのか?奏者は余の愛しき奏者だと言うのにな!」
白野「よし!いくぞセイバー!凛!ラニ!桜!ランサー!アヴェンジャー!必ず勝って俺達の居場所に帰るんだ!」
ネロ「うむ!」
凛・エリザ「えぇ!」
ラニ・桜「はい!」
ジャンヌ「うふふ、愉しくなりそうね。」
~第22話~
完
次回も( `・ω・´)ノ ヨロシクーです!
何時も感想を書いてくれる八咫烏さんありがとうございますです!
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