冬木の第5次聖杯戦争に月の聖杯戦争のマスター達が参戦します! 作:白野&凛
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では第18話ヨロシクです!
~ユリウス邸~
凛「ごめんなさいアーチャーこんな時間に呼び出したりして。」
アーチャー「気にするな、それで、白野は何処に拐われたんだ。」
BB「メルトの話ではアインツベルン城の森の廃墟らしいですね。ま、森と言ってもアインツベルン城からかなり離れてますが。」
ラニ「それで、誰が白野さんを拐ったのですか?」
BB「アサシンですね。ですか何か府に落ちませんね。調べたのですがアサシンのマスターは魔術協会から派遣された只のペーペーさんなんですよ、そんなゴミカスさんがシャドウサーヴァントを召喚出来るとは思いません。」
凛「アサシンのマスターが誰かと手を組んだ可能性があるってことね。」
士郎「な、なぁ、情報は兎も角白野を助けにいかなくていいのか?」
凛「あぁ、その点ならもうセイバーとアヴェンジャーが向かってるわ。アヴェンジャーのマスター、桜とね、後単独でユリウスとアサシンも行動してるから大丈夫でしょ。」
士郎「そ、そう。」
BB「一応セイバーさんにはアサシンは始末しても構いませんがアサシンのマスターは捕らえるようにと言っておきましたから捕らえ次第アサシンのマスターに尋問、もしくは拷問して全てを吐き出させましょう。」
エリザ「ちょっ!駄目よ!アサシンは私が始末するの!今すぐ桜に連絡してアサシンは始末しちゃダメと伝えてちょうだい!」
BB「却下しま~す。何か面倒くさいので。」
エリザ「むき~~!凛!今すぐセイバー達を追いかけるわよ!」
凛「はいはい、分かったから、ま、そう言う事で私とランサーは今から白野の所に行くわ。ラニ、ありすをよろしくね、もし白野が拐われたと知れば何をするか分からないから。」
ラニ「分かりました。」
凛「ヨロシクね。衛宮君、悪いけど此処にいてちょうだい、もし何かあれば私か桜に連絡してほしいから。」
士郎「わ、分かった、遠坂もそれでいいか?」
リン「えぇ、構わないわ。」
マルタ「凛さん、私も行きましょう。白野様はもちろん心配ですが何か嫌な予感がするので。」
凛「えっ?わ、分かったわ。可憐はどうするの?」
可憐「行きましょう。マルタのマスターですから。」
凛「よし、それじゃあ行きますか!ラニ、後の事ヨロシクね。」
ラニ「はい。」
~アインツベルン城の森付近~
ネロ「むぅー!奏者は何処にいるのだ!」
桜「セ、セイバーさん、落ち着いて下さい。もう既にアインツベルンの森の中です、何時敵が出で来るか分かりません。」
ジャンヌ「まぁ、アインツベルンの森と言っても大分離れてますが、さて、どうしましょうか?」
桜「BBの話によれば先輩は此処から数キロ離れた場所にいます。ですが・・・・・・。」
ジャンヌ「シャドウサーヴァントですか?ウフフ、いいでしょう。所詮はシャドウサーヴァント、本来のサーヴァントに戦いを挑むなんてなんて愚か、ですが・・・・。」
桜「??」
ジャンヌ「私のオモチャを拐った報いは受けてもらいましょうか?簡単には消さず少しずついたぶりましょう。ウフフ・・・・。」
桜(ジャ、ジャンヌさんが恐いです、やはり私一人ではこの方達は荷が重すぎです。)
ネロ「うむ、どうやらBBの言った通りのようだな、既に囲まれているみたいだ、ほぅ、それもかなりの数だな。」
ジャンヌ「それはそれは、ではマスター、ちゃんと付いて着て下さいね、今から愉しい殺戮の時間ですから。ま、無理ならゆっくりで構いませんよ、私が通った後はシャドウサーヴァントは消えていますから。」
桜「えっ?」
ネロ「うむ、ではジャンヌよ、余と勝負と言うのはどうか?どちらがシャドウサーヴァントを多く倒せるか。」
ジャンヌ「まぁ!なんて素晴らしい事を、いいでしょうセイバー、ま、勝つのは私ですが、ウフフ・・・。」
ネロ「ジャンヌよ、勝つのは余であろう。セイバーこそ最も優れたサーヴァント!貴様より多くシャドウサーヴァントを倒し、奏者に頭を撫でもらうのだ!」
ジャンヌ「その願いは叶いませんよセイバー。」
ジャンヌの言葉が終ると同時にネロとジャンヌは敵陣に瞬足で走り出す。一人残された桜は・・・・・。
桜(・・・・・・・。と、兎に角、先輩の所に、ジャンヌさん達には追い付けませんが、少しでも早く行きましょう)
そう思いながら白野の捕らわれている廃墟に向かうのであった。
凛「はぁ~、やっと着いた。あいからわずここまで来るのは疲れるわね。」
エリザ「何やってるの凛!早くしないとセイバー達がアサシンを倒してるかもしれないわ!さっ、行くわよ!」
凛「分かったから、・・・・ん?どうしたのマルタ?」
マルタ「いえ、シャドウサーヴァントの気配が無いので、おかしいですね、私達が此処にいる以上何時仕掛けてきてもおかしくはないのですが・・・・・・・。」
可憐「所詮はシャドウサーヴァント、先に来たセイバーさんとアヴェンジャーさんに倒されたのでは?」
マルタ「それでもシャドウサーヴァントの数はかなりのはず、こんな短時間で倒すなど。」
凛「いいんじゃないかしら、シャドウサーヴァントがいないなら此方としては好都合よ、さ、早く行きましょうか。」
マルタ「そうですね、余り深く考えては先に進めませんね。」
~廃墟付近~
ネロ「うむ!どうやらさっきのシャドウサーヴァントで終わりのようだな。」
ジャンヌ「みたいですね、因みに私は12騎ほど始末しましたが、セイバー、貴女はいかほどで?」
ネロ「ふんっ!余は12騎倒したぞ!アヴェンジャーよ、どうやらこの勝負は余の勝ちだな!」
ジャンヌ「何をご冗談を、私が12騎で貴女は11騎でしょう。この勝負は私の勝ちですよ。」
ネロ「何を言っておるか!余が12で貴様が11であろう!余はちゃんと数えておったからな、アヴェンジャーよ嘘は良くないぞ。」
ジャンヌ「ウフフ、セイバー、貴女は計算が出来ないのですか?私が12で貴女が11ですよ。貴方みたいにガムシャラに暴れてなく冷静な私の計算ですので間違いありません。」
ネロ「ふんっ!計算が出来てないのは貴様であろう!おぬしは一から勉強したほうが良いのではないか。」
ジャンヌ「おかしな事を、貴女こそ、もう一度生まれ変わって来た方がよろしいのでは?」
ネロ「むむむむむむ・・・・・!」
ジャンヌ「・・・・・・・・・・・。」
??「くだらない事を、計算が出来ないのは貴女達お二人なのでは?」
ネロ・ジャンヌ「・・!?」
??「因みに貴女方の勝負は11騎と11騎の引き分けですよ、セイバー、アヴェンジャー。」
ジャンヌ「それはどうも、まぁいいでしょう、セイバー、勝負は又の機会に。」
ネロ「アヴェンジャーよ、では今目の前のサーヴァントを倒したら勝負が着くのではないか?」
ジャンヌ「ウフフ、そうですね、では私が始末するので貴女は下がっていなさいセイバー。」
ネロ「何を言っておるか!余が倒す!貴様が下がっておれ!」
ジャンヌ「いいえ、私が始末します。」
ネロ「いいや、余が倒す!」
ジャンヌ「私が始末します!」
ネロ「余が倒す!」
ジャンヌ「私です!」
ネロ「余だ!」
ジャンヌ「・・・・・・・・・。」
ネロ「むむむむむむ!」
ジャンヌ「はぁ~、仕方ありませんね、では目の前のサーヴァントに決めてもらいましょうか?ねぇ??アサシン。」
アサシン「・・・・・・・・・。」
ネロ「仕方がない、良かろう!ではアサシンよ貴様が決めよ!」
アサシン「そうですか?私の目的はエリザベートとジャンヌ・ダルクを始末する事、セイバー、貴女は興味がありません、ですのでジャンヌ・ダルク、私は貴女を殺したい、始末したい、貴女の血を一滴も残らず私は飲み干したい!私は貴女を少しずついたぶり殺したい!アヴェンジャー!アヴェンジャー!アヴェンジャー!アヴェンジャー!アヴェンジャー!・・・・・!いいえ!貴女はジャンヌ・ダルク!ジャンヌ・ダルク!ジャンヌ・ダルク!ジャンヌ・ダルク!ジャンヌ・ダルク!ジャンヌ・ダルク!!!!」
ネロ「お、おぉ~、ジャンヌよ、おぬしはアサシンにかなりの怨みを買っておるのだな、あの女、まるでバーサーカーみたいだぞ。」
ジャンヌ「はぁ、まぁいいでしょう、下がりなさいセイバー、アサシンは私が始末します。」
ネロ「良かろう!ではアサシンは任せるぞ、なに、心配しなくとも貴様が負けそうになれば余が助太刀してやろうではないか。」
ジャンヌ「言ってなさい!クソ皇帝が!」
アサシン「はぁ、はぁ、フフフ、ジャンヌ・ダルク!ジャンヌ・ダルク!あぁ、今日、この日を感謝します!貴女を始末できる!貴女をなぶり殺せる!貴女の血を私が飲み尽くす!」
ジャンヌ「(・・・・・。変ですね?アサシンは冷静なサーヴァントのはず、セイバーの言ったとおりまるでバーサーカーみたいな、・・・・)」
ネロ「何をしておるアヴェンジャーよ!アサシンが来るぞ!」
ジャンヌ「!?」
アサシン「さぁ、死になさい!」
ジャンヌ「ちっ!死ぬのは貴女ですよアサシン。」
アサシン「アハハハハハ!ジャンヌ・ダルク!あぁ、素敵です!貴女は私を愉しませてくれる!貴女を始末できるのはなんて素晴らしい事!貴女を殺した後はエリザベートを!喜びなさいジャンヌ・ダルク!この私殺されるのですから!」
ジャンヌ「うるさいですよアサシン、ウフフ、お喋りばかりで貴女は周りが見えてないみたいですね。」
アサシン「・・・・・・っ!」
ジャンヌの言葉でアサシンは周囲を警戒する。
ジャンヌ「もう遅いですよ。」
アサシン「なっ!?」
ジャンヌ「さぁ!串刺しにしてあげましょう!」
アサシン「しまっ!」
アサシンの足元から無数の槍が飛び出す。
無数の槍と同時にアサシンは炎に包まれる。
アサシン「あ、ぎゃーーーーー!」
ジャンヌ「あははは、私の槍は憤怒の槍、さぁ!アサシン、私の槍と炎で串刺しと丸焼きになりなさい!」
ネロ「なんと!アヴェンジャーめ、たいした女よな。」
ジャンヌ「ふんっ!さて、決着は着きましたし、後はアサシンのマスターを・・・・・・!?」
ネロ「っ!いや!まだだアヴェンジャーよ!」
ジャンヌ「えぇ、どうやらアサシンはまだ生きているみたいですね。」
アサシン「・・・・・・・・。」
ジャンヌ「まだ死んでないとは、まるでゴキブリみたい、ほんとしぶといですね。アサシン。」
アサシン「ジャンヌ・ダルク、私が貴女を殺す!貴様を始末し、エリザベートも私が始末する!」
ジャンヌ「!?魔力の開放?宝具!」
アサシン「さあ!ジャンヌ・ダルク!八つ裂きになりなさい!」
ジャンヌ「宝具じゃない!八つ裂き?・・・・・・。なるほど、そうですか、アサシン?貴女はどうやら宝具が使えないみたいですね?」
アサシン「黙りなさい!八つ裂き、八つ裂き!」
ガキィン!
ジャンヌ「ぐっ!バーサーカー並みの重さ!アサシン風情が!」
アサシン「ハハ、アハハハハハ!八つ裂き!八つ裂きですジャンヌ・ダルク!」
ジャンヌ「ちっ!いい加減にしなさい!このっ!アサシン風情が!」
アサシン「がはっ!・・・・・・、はぁ、はぁ、フフフ、アハハハハハ!いい!いいわ!ジャンヌ・ダルク!」
ジャンヌ「はぁ、はぁ、・・・・・・・・。」
アサシン「宝具を使わないのですか?ジャンヌ・ダルク。」
ジャンヌ「!?・・・・・・・。フフ、いいえアサシン、この私が貴女ごときに宝具など、ですが・・・・。」
アサシン「??」
ジャンヌ「あらあら、アハハハハハ!いい!いいわ!貴女は私の思惑通りに動いてくれました!ほんと貴女は間抜けさんです!」
アサシン「何?」
ジャンヌ「ウフフ、アハハハハハ!さあ!さよならです!アサシン、憤怒の炎に焼かれなさい!そしてもがきなさい!蟲のように!醜く!恐怖を感じなから!アハハハハハ!アハハハハハ!」
アサシン「なっ!炎の槍が!」
アサシンの周りには炎の槍が無数に、ジャンヌの言葉を最後に槍はアサシンに向かいアサシンを串刺しにしていく。
アサシン「が、がぁーーーーーー!!」
ジャンヌ「あらあら、醜い悲鳴ですね、アサシン、貴女ならもっといい悲鳴が出せるはずでは?」
アサシン「い、イヤ!恐怖が!悲鳴が!あ、あ、あ、苦しい!呼吸が!だ、誰か!」
ジャンヌ「はぁ、しぶといゴキブリです。早く灰になりなさい。フフフ、アハハハハハ!」
アサシン「私は、まだ死んでない!まだ・・・・。」
ジャンヌ「・・・・・・・・・。」
アサシン「あ、あ、あ、あ。」
「recover!」
ジャンヌ「!?」
ネロ「!?」
アサシン「・・・・・・・。」
白野「はぁ、はぁ、ま、間に合った!」
ネロ「そ、奏者!」
ジャンヌ「・・・・・・・・。」
アサシン「あ、貴方は?」
白野「はぁ~~、やっぱ全力疾走は疲れるな。」
メルト「アサシンなんかほっとけばいいのに、全く!」
白野「で、でもアサシンは俺を助けてくれたし、このぐらいはいいだろ?」
メルト「はいはい。」
ネロ「奏者!無事だったのだな!奏者~!」
白野「セイバー!あはは、あぁ、大丈夫だよ。だけど何故此処がわかっの?」
ネロ「うむ!BBとメルトリリスがなっ!奏者~~!」
白野「なるほどな、・・・ん!ど、どうしたのジャンヌ?何故俺を睨むの?」
ジャンヌ「白野、何故アサシンを助けたのですか?さあ!答えなさい!」
白野「え、えっと、あの、その、ですから?あのですね。」
ジャンヌ「白野!どうしたのかしら?さあ!答えなさいな、白野さん?」
白野「ですから、その、え~と。」
メルト「アサシンに助けられたのよ。」
ネロ「むっ!その声はメルトリリス!何処に?」
メルト「白野のスマホの中よセイバー。」
ネロ「ほぉ~!キャス狐と同じみたいなものか?」
メルト「そ、で、アヴェンジャーさん、さっき話した通り白野はアサシンに助けられたの。」
ジャンヌ「どう言う事でしょうか?え~と、メルトリリスさん?」
メルト「アサシンから尋問受けたのは確かだけどね、アサシンは白野に月のムーンセルの情報を聞き出したの、本当ならその後は白野を始末するようにと命じられてたみたいなんだけど、何故かアサシンは白野を殺さなかったわ。」
ジャンヌ「はぁ、それで、アサシンを助けたのですか?白野。」
白野「は、はい!そうです!」
ジャンヌ「まぁいいでしょう。さて、アサシン、立ちなさい!貴女には聞きたい事があります。」
アサシン「・・・・・・・・。」
ジャンヌ「あらあら、アハハハハハ!貴女には黙秘権はありませんよ。それとももう一度私が貴女を焼き殺しましょうか?」
アサシン「何故?」
白野「へっ?」
アサシン「何故私を助けたのですか?私を助けても何の意味がないのに。」
白野「わからない、気づけば体が勝手に動いてたから、それに・・・・・。アサシンは助けてくれたし。」
アサシン「・・・・・・・・・・。私が貴方を拐ったのはマスター命令です。貴方を拐い月のムーンセル情報を聞き出せと命じられました。その後は私の好きにせよと言われ。」
白野「・・・・・・・・。」
アサシン「本当なら私は貴方を殺すつもりでしたが、何故か殺せなかった。何故でしょうね?」
ジャンヌ「さぁ?それで?」
アサシン「流石にこの男を自由にはさせれません。ですので牢屋に閉じ込め後は勝手にと、それだけです。」
ネロ「ほぉー、してアサシンよ、奏者にムーンセル情報を聞き出し、おぬしのマスターに全て話したのだな。」
アサシン「えぇ、そうね。」
ジャンヌ「でっ?そのマスターは何処にいるのかしら?」
アサシン「その辺に隠れてるのでは?あの男はそんな男ですから、自分が有利になるならどんな事にも手を付ける男です。今回の事も何処の誰だかわかりませんがその人物にたぶらかされたようなもの、本当に情けないマスターです。」
ジャンヌ「確かに、未だ姿を現さないのですから、臆病なマスターですね・・・・・・・。」
ネロ「全くだな!弱いマスターなど、アサシンよ、貴様はハズレマスターを引いたみたいだな!」
ジャンヌ「アハハハハハ!ハズレマスターとは、セイバー!貴女は実に愉快です、アハハハハハ!」
ネロ「フハハハハハハ!」
アサシン「フフフ。」
白野「あれ?なんか意気投合してない?」
メルト「やれやれね。」
??「ふ、ふざけるな!何がハズレマスターだ!俺様は魔術協会から派遣された優秀なマスターだぞ!」
ジャンヌ「おやおや、やっと姿を見せましたか?ハズレマスターさん?」
ネロ「むっ!なんと!あのぶくぶくがマスターとなっ!まさにハズレではないか!」
アサシン「マスター!」
??「アサシンっ!貴様っ!何敵であるサーヴァントと仲良くなってるんだ!それに何故岸波白野を始末していない!」
アサシン「・・・・・・・・・。」
??「ぐぐぐぐっ!ふ、ふん、まあいい、アサシン、貴様はもう用済みだからな!」
アサシン「!?」
ジャンヌ「セイバー!」
ネロ「うむ!」
??「あははは、遅いわ!さあ!令呪を持って命ず!アサシンよ自害しろ!」
アサシン「・・・・・・・・・・・あ。」
白野「アサシンっ!」
??「あはははっ!貴様のようなサーヴァントなどもう必要ないからな!俺様にはもっと相応しいサーヴァントがいる!アサシンのような使えないサーヴァントとは違う優秀なサーヴァントがな!」
ネロ「貴様は!」
??「ではな、聖杯は俺様の物、貴様など直ぐに始末してやる!あははは・・・・・・・。」
凛「ガンドッ!」
??「へっ?」
エリザ「はぁーーーーー!」
ドコン!
??「がッ?」
ドサッ!
白野「り、凛?それにランサー!」
桜「先輩!こ無事ですか?」
白野「桜!」
凛「無事ね白野?それにしても・・・・・・・。これはどう言う事かしら?何故アサシンが?」
白野「・・・・・・・・・。」
エリザ「ちょっ!アサシンっ!」
凛「諦めなさいエリザ、アサシンはもう駄目よ。」
エリザ「・・・・・・・・・。」
アサシン「・・・・・・。岸波白野。」
白野「アサシンっ!?」
アサシン「あぁ、素敵な瞳ですね、なるほど、不思議でした、何故私は貴方を始末できなかったのか・・・・。」
白野「待ってろ、今回復を・・・・・・。」
アサシン「その必要はありませんよ、何せマスターに自害しろと命じられたのです、・・・・・・・・はぁ、はぁ。」
白野「で、でも。」
アサシン「フフ、貴方は優しすぎですね、あの時も私の質問に簡単に答えるし、だからでしょうね、私が貴方を殺せなかったのは、貴方が私のマスターなら・・・・・。」
白野「アサシン・・・・・。」
アサシン「ほんとそっくりね、ねぇ?ジャンヌ・ダルク、顔ではなく姿でもないですが、真っ直ぐな心にどんな状況でも諦めない心、ほんとあの男にそっくり・・・・。」
ジャンヌ「・・・・・・・・・・。」
エリザ「ちょっと!アサシン!私との勝負は?てっ!何微笑んでるのよ!こら!アサシン!」
アサシン「エリザベート、良い所で邪魔を・・・・。心配しなくても貴女との決着は着けますよ、次の機会があれば必ず。」
エリザ「ふんっ!だったらさっさと消えなさい!何時まで白野に抱き締められる気よ!」
アサシン「ふんっ!」
エリザ「ムカーーーーー!」
凛「全く!少しは大人しくしてなさいエリザ!」
エリザ「むぅ~~!」
白野「あはは。」
アサシン「もう直ぐ消えるわね、気を付けなさい岸波白野、貴方を利用しようとしてる人物が存在するわ、ムーンセルを手に入れようとしてる人物がね・・・。」
その言葉を最後にアサシンの姿が消える。
白野「アサシン・・・・・・・・。」
ジャンヌ「ではアサシンのマスターを尋問しましょう。」
ネロ「うむ!だがっ!その前に。」
白野「へっ?」
ネロ「奏者よ!アサシンを抱き締めるとはな!奏者よ!余も奏者に抱き締められたい!さあ!余の胸に飛び込んで来るがよい!」
白野「はい?」
ネロ「どうしたのだ奏者よ!さあ!余の胸に飛び込んで来るがよい!」
白野「え~と、あの、セ、セイバー?流石にこんな場所ではって!いやいや!ダメダメ!今はそれどころじゃないだろ。」
ネロ「むぅ~~~!何故だ!アサシンは良くて余は駄目なのか?」
白野「そうじゃなくて、だ、誰か!」
ジャンヌ「ではアサシンのマスターを連れていきましょうか。」
凛「そうね、エリザ、よろしくね。」
エリザ「ちょっ!嫌よ!こんな醜いブタを運ぶなんて!と言う訳でマルタよろしく。」
マルタ「はぁ~、仕方ありませんね。(しかし変ですね?何か嫌な予感がしてここに来たのですが、何も感じないとは、私の気のせいでしょうか?)」
可憐「流石はマルタ、力持ちですね、・・・・怪力聖女。」
マルタ「冷血マスターが!」
桜「では先輩、先に帰りますね。」
白野「えっ?ちょっ!待って!行かないで!」
ネロ「奏者よ!余も奏者に抱き締められるのだ!早くしないと余は、余は、な、泣くぞ!」
白野「ちょっ!セイバー!落ち着いて!ね?」
ネロ「むぅ~~!ぐ、ぐす、余を抱き締めよ!奏者!」
白野(なんか前にもこんなことがあったような、だ、誰か助けて~~!)
~第18話~
完
キャスターネロも良いけどバーサーカーノッブも可愛いですね!セイバーフランは可愛すぎだよ!
それでは次回もヨロシクです!