今回は前回と同じくエクストリームファイトになってますが………詳細は本編にて。
「行くぜ、『
「『
「『立春の花乙姫 プリマヴェーラ』で『超越龍 ドラゴニック・ヌーベルバーグ』にアタックです!」
『やられたぁ〜‼︎×3』
小悪魔が見やると、魔理沙、咲夜、麟はモブイナバA、B、Cをそれぞれ倒し、ハイタッチをしていた。
それを確認した小悪魔は三人に近付き、話し掛ける。
「皆さんも勝ったんですね」
「当然!
一時はどうなるかと思ったが、相手がGユニットを採用してない所為で『Gアシスト』が使えず足踏みしてる内にダメージを入れさせて貰ったぜ!」
「私は『ネコ執事』を一回使われたけど、クインテットウォールの弱点を突いて勝ったわ」
「初めはペースを握られてブレイクライドや
全員それぞれ圧勝もあればだいぶ苦戦したファイトになったらしく、しかし終わってみれば全員何処か余裕がある表情を浮かべており、逆にモブイナバ達はギャフンと言って伸びていた。
そして四人がブロントさんとてゐのファイトに視線を向けると……。
ブロントさん:手札:5 ダメージ:2
布陣
R アルトマイル フラグメント
フェレックス R ミーリウス
てゐ:手札:5 ダメージ:3
布陣
ベディヴィア ブラブレ探 R
R R R
一見するとブロントさんが押してはいるが、てゐのドロップゾーンは既に3枚あり、何かをコールして更にそれを上書きコールして踏み倒せば
そして、上書きコールで何を呼び出すのかも四人には分かっていた。
「ドロー、ライド、『
そしてエポナをコールして『闘気の
更にシークメイト、ドロップゾーンの4枚をデッキに戻して『ブラスター・ダーク・
マックアートのスキル、ヴァンガードが
ダークボンドのスキル、
「やっぱり来たな、『シングアビス』十八番の『
「しかも今回はファントム・ブラスターの方のコスト確保してるから、アレが飛ぶわね」
魔理沙達が予測した展開となり、てゐの布陣の大半は『〈シャドウパラディン〉』、〈ロイヤルパラディン〉などの様にリアガードの(但しグレード1以下)コールに長け、また〈ロイヤルパラディン〉が仲間を強化するスキルが多いが〈シャドウパラディン〉は逆に味方リアガードを退却させ、強力なスキルを発揮するユニットが大半を占めている。
更にこのファントム・ブラスターにはあるスキルが備わっている為、ブロントさんもかなり警戒していた。
「じゃ、マックアートでフラグメントをアタック!「むう、退却させるんだが」
次、ファントム・ブラスターとブラスター・ダークでヴァンガードにアタック、ヴァンガードにアタック時パワー+2000!「………
ツインドライブ!」
マックアートVSフラグメント:9000VS9000=ヒット
ファントム・ブラスター ‘‘Abyss’’VSアルトマイル:11000+9000+2000=VS11000=ヒット
ツインドライブ『幸運の運び手 エポナ『☆』』『ホーリーナイト・ガーディアン』
ファントム・ブラスター:C1→2
ベディヴィア:P9000+5000=14000
ダメージチェック『風雅の騎士 ベニゼール』『まぁるがる『引』』
アルトマイル:P11000+5000=16000
ブロントさん:手札:5→6
「アタック終了時、ファントム・ブラスターの
さあ、今再び2体のヴァンガードは立ち上がる、ファントム・ブラスター・ライジング発動!」
「矢張りファントム・ブラスター・ライジングを使ってきたわね…」
「そしてファントム・ブラスターのクリティカルは2、これを止めないと……!」
てゐがファントム・ブラスターのスキルを発揮させた時、自分の主が同じユニットに同じスキルを使っていた場面を思い出しながら咲夜と小悪魔は警戒色強めで呟き、更にこのアタックで最悪ブロントさんが沈みかねない状況に嫌な汗が頬を伝い、二人は指でそれを拭き取り、ファイトの行方を見守る。
魔理沙や麟もまた固唾を呑みながら見守る。
そんな中でファイトは彼女らに関係無く進む。
「もう一度
ツインドライブ…………ちっ、全部ハズレ、ベディヴィアでアタック、スキルでパワー+3000!」
ファントム・ブラスター ‘‘Abyss’’VSアルトマイル:22000VS16000+0=完全ガード
ツインドライブ『ブラスター・ブレード・
ベディヴィアVSアルトマイル:14000+3000VS16000=ヒット
ダメージチェック『ヒーリング・ペガサス』『治』
ダメージ回復
ブロントさんはクリティカルが出たら終わりに一歩近付く中でもプレッシャーに負けずてゐの攻撃を冷静に捌き切り、ギリギリダメージ4枚までに踏み止まる。
魔理沙達もそれを見てホッと一息を吐く。
しかし、今を凌ごうとこれからが問題である事に変わりなく、ファントム・ブラスターの次に来るのはシングセイバー、2種類目のVスタンドである。
しかも
よって、ブロントさんに選択肢があるとすれば『シングセイバーが来る前に倒す』か『シングセイバーも凌いで倒す』しか無く、後者はコストによっては絶望的である。
「行くぜ、グレード3『ナイト・オブ・シンセリティ』をコストにストライド・ジェネレーション‼︎
穢れを知らぬ純真なる天馬騎士、『閃火の聖騎士 サムイル』‼︎
アルトマイルの
更にベニゼールの
来い、2体目のフラグメント‼︎
フラグメントの
閃火の聖騎士 サムイル:P15000+11000=26000、C1、ハーツ『青天の騎士 アルトマイル』
風雅の騎士 ベニゼール:P9000+2000+5000=16000、C1
夢の運び手 ベレヌス:P4000 C1 『☆』
ナイト・オブ・フラグメント:P9000+2000+2000=13000、C1
閃きの騎士 ミーリウス:P5000+5000=10000、C1
ブロントさん:手札:2 ダメージ:2/4 ソウル:2 GB:1
布陣
ベニゼール
フェレックス ベレヌス ミーリウス
そんな後者は無理と判断したブロントさんは手札やあらゆるコスト、特に
それを見ててゐは不敵な笑みを浮かべる。
「あれ〜、そんな風に特攻態勢に入って良いのかなぁ〜ブロントさ〜ん?
こっちの手札は謙虚にも9枚あるんだよ?
突破出来ると思ってるの?」
「ウザイなおまえケンカ売ってんのか?
俺のユニット達は防御がかなり固いが実は攻撃もかなり高いので油断してると前歯をへし折られて永琳のお仕置きを受けるハメぬなる!
それに俺は自慢じゃないがパワー41000とか普通に出すし手札9枚をあっさりブチ抜いた経験があるので余計な心配は【いりません】。
そるよりも自分の心配をするべきそうすべきあっさり負けたくないならそうすべき!」
てゐの挑発を挑発で返し、ブロントさんはユニット達に手を掛け、新たなる仲間達を交えてアタックを開始し出す。
魔理沙達も黙ってブロントさんの勝利を信じて見守る。
「行くぞ、サムイルでヴァンガードにアタックし、サムイルのスキル発動‼︎
相手のダメージが4枚以下で俺のリアガードが5体いる時に
喰らいやがれ、生半可なナイトでは使えないホーリ‼︎「うげ、ダメージチェック……シングセイバーじゃん‼︎」
更にベレヌスのスキル発動、『アルトマイル』を含むヴァンガードがアタックした時、自身をソウルに送りヴァンガードにパワー+5000を与え1枚ドロー‼︎
さあ吐くんだな、その手札にある完全ガード‼︎「ちぃ、完全ガード‼︎」
生半可なグレードでは真似出来ないトリプルドライブ‼︎」
てゐ、ダメージ:3→4
ダメージチェック『
サムイルVSファントム・ブラスター ‘‘Abyss’’:26000+5000VS11000+0=完全ガード
トリプルドライブ:ホーリーナイト・ガーディアン』『ナイト・オブ・フラッシュ』『☆』『夢の運び手 ベレヌス』『☆』
ベニゼール:P16000+5000=21000、C1→2
フラグメント:P13000+5000=18000、C1→2
「げっ、ダブルクリティカル⁉︎」
「よっし、これヒットすればブロントさんの勝ちだ‼︎」
「フェレックスのブースト、ベニゼールでアタック‼︎「使う予定の無い手札を使わせて………完全ガード、更にホーリーナイト・ガーディアンのスキル、ドロップゾーンに同名カードがあるなら裏向きのダメージを1枚表向きにする‼︎」
ならフラグメントだ‼︎「これも完全ガード、さっきと同じスキルが発動してダメージを1枚表向きにする‼︎」
ちぃ、矢張り完全ガードを3枚確保していたと確信が鬼なった……‼︎」
ブロントさんが今出せる最大火力で突撃するも、てゐに3枚の完全ガードを使い全て凌ぎ切られてしまう。
ブロントさんは予測していたらしいが、魔理沙達は開いた口が塞がらず、咲夜も決め切れてもおかしく無い状況下を凌ぎ切ったてゐの引き運をかなり上位の物と判断し、ブロントさんが万が一負けた場合は自分がファイトをして全員を先に行かせる用意を始め出す。
「ふう………危なかったぁ………ドロー!
ライド、『
シークメイト、4枚をデッキに戻して『ブラスター・ブレード・
ベディヴィアの後ろにリアンをコール!
ふっふっふ、これで決めてあげるよ…シングセイバーとブラスター・ブレードで
ツインドライブ!」
シングセイバー・ドラゴンVSアルトマイル:11000+9000+2000VS11000+0=完全ガード
ツインドライブ『幸運の運び手 エポナ』『☆』『必殺の
ベディヴィア:P9000+10000=19000、C1→3
「なっ、てゐの奴もダブルクリティカル⁉︎」
「これは………面倒な事になったわね……!」
「此処でシングセイバーの
更にソウルに行ったブラスター・ブレード・
これでおしまいだ、
ツインドライブ………クリティカルゲット、ベディヴィアに全てプラスだよ〜!」
シングセイバー・ドラゴンVSアルトマイル:22000VS11000+20000=ガード成功
ツインドライブ『
ベディヴィア:P19000+5000=24000、C3→4
ブロントさんは何とかシングセイバーの2回のアタックを防ぎ切るも、今度はベディヴィアがスキルとブーストを込みで合計パワー34000のクリティカル4と言う強烈なパワーラインが出来上がってしまう。
更にブロントさんの手札は2枚しか無く、とても防ぎ切れるとは思えない内容であった。
「マジかよ………‼︎」
「あっはっは、これで1名様牢屋へのご案内確定!
残り4人もさっさと倒してしまおうか、リアンのブースト、ベディヴィアでアタック!
スキルを含めてパワー34000、止めれるものなら止めて「完 全 防 御 なんだが?」み…………なっ………⁉︎」
そしてラストアタックが完全に決まると思っていたてゐはブロントさんが手札から完全ガードを出されてクリティカル4を防がれた事に目を見開き、口を半開きにしながら驚愕の表情を浮かべていた。
「………ふむ、手札は0、GBも1しか発動しない、こんな状況で勝つにはシシルスかグレード3を引き当てなければならないと言うある様。
まあビクビク怯えてダンマリするくらいなら俺はドローをするだろうな。
………引いたカードはシシルス、
指し示せ、我が騎士としての誇りと魂を!
ストライド・ジェネレーション、『神聖竜 セイントブロー・ドラゴン』‼︎
アルトマイルの
更にセイントブローのスキル、
神聖竜 セイントブロー・ドラゴン:P15000+11000+12000=38000、C1→2 、ハーツ『青天の騎士 アルトマイル』
ベニゼール:P9000+5000=14000
フラグメント:P9000+2000+5000=16000
ブロントさんはドローし、トップ解決で
それを見ていたてゐは真っ白になり、何故か天井を見上げて乾いた笑みを浮かべていた。
「あ、はは………これで私もお仕置き確定…………」
「セイントブローでアタックなんだが‼︎」
「あぁー負けたー‼︎」
セイントブロー・ドラゴンVSシングセイバー・ドラゴン:38000VS11000=ヒット
トリプルドライブ『青天の騎士 アルトマイル』『青天の騎士 アルトマイル』『ナイト・オブ・シンセリティ』
ダメージチェック『必殺の
それからラストアタックのトリプルドライブは3枚ともグレード3であったが、てゐもヒールトリガーを引けなかった為ゲームエンドとなった。
そしてブロントさん達はてゐやモブイナバ達を囲み、蓮子達の居場所を聞き出そうとしていた。
「さーて、蓮子達は何処に居るか答えろよ〜?
兎鍋にされたくなかったらな〜」
「わ、分かってるよ………あっちの通路を右に行ってその先の牢屋の中だよ、これが其処の鍵」
魔理沙の問い掛けにてゐはどっちにしろお仕置きは回避不可となった為腹をくくり、蓮子達の居場所とその牢屋の鍵をあっさり渡した。
魔理沙はそれを見て妙に正直だなと思いつつも蓮子達の救出を優先した。
「………よし、じゃあ早く蓮子達のトコに行こうぜ皆!」
「はい、行きましょう!」
「後ろは私とブロントさんに任せて」
「うむ、んじゃ救出系の仕事が今からあるからこれで」
魔理沙達は急いで蓮子達の下に向かうべく、最後尾をブロントさんと咲夜にして走り出した。
1週間も会えなかった為か全員の足取りは全員の無事を確認する為に早く、しかし後ろの警戒は怠らないものであった。
そうしてその場から魔理沙達が見えなくなった頃、てゐ懐から何かを取り出し始めていた。
「………まぁ、通信位は流石に入れるけどね〜、アンティは蓮子達の居場所を教えろだったしアンティ違反にはならないし私は悪くない」
取り出した物はどうやら通信用のクリスタルらしく、てゐが少し念じると永琳の横顔が通信モニターの様に出て来る。
そして侵入者が来た事と自分らが倒された事を今正に伝えようとしていた……………お仕置きが少しでも軽くなる事を祈りながら。
はい、本編にあった様に魔理沙、咲夜、麟のファイトはカットしました。
理由としては1に3人のデッキは余り変わってない、2に話数が多くなる、3に早く蓮子達を牢屋から出してあげたいからです、マジですみませんでした。
因みに次回の内容は…………内緒です。
次回もよろしくお願いします。
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