後、前回で新しい章を作るのを忘れてしまっていたので今回から前回も含めて新章となります、ガバ管理ですみませんでしたm(_ _)m
因みに注意点として、今回は完 全 茶 番 回です、ヴァンガード要素皆無です。
では、どうぞ。
妖夢がアリスの家に来てから2日後、蓮子とメリー、魔理沙とアリスは麟、咲夜、ブロントさんを待ち合わせ場所である人里の一角、本来死後にしか行けない冥界に行く為の設備………冥界に繋がる魔法陣の前に居るが、直ぐに咲夜、麟は来るがブロントさんが待っても待っても一向に現れず、時間だけがどんどん過ぎ去って行っていた。
「もぉ〜う、ブロントさん遅過ぎ!
いつまで待たせるのよ〜!
早く冥界に行って霊魂が写真に実際に映るかとか死後の世界がどんな感じなのかこの目にバッチリと押さえて人間が知り得なかった未知の一つを暴きたいのに〜‼︎」
「蓮子落ち着きなさいって………私も蓮子の意見には同意見だけど、しっかり待つのも大事なのよ?
いつも遅刻してばかりの貴女にはちょっと分からないと思うけど。「グハッ‼︎
や、止めて下さいメリーさん、その言い方は私に効く……」だったら遅刻はもう止めてよね〜?」
「お前ら仲が良いのか悪いのかどっちなんだよ、後少し感性がずれてるぜ。
……まぁ、ブロントさんが遅いのには同意するぜ。
あの人いつもいつも約束の時間に遅れて来るんだよなぁ」
『うんうん』
どうやらブロントさんは蓮子の様な遅刻癖があるらしく、いつも約束の時間に遅れては皆を苦笑させてるとされ、この遅刻癖は一生治らないと魔理沙達は半ば
「あーもうブロントさん〜、早く来てよ〜「うむ、別によろしいんだが?」……はい?」
すると蓮子の言葉に応えてブロントさんが周りか呆れ顔なのを御構い無しにドヤ顔で登場し、魔理沙達にとって何時もの口上を述べようとしており全員とある考えの下でジト目で黙っている。
「おれは集合時間に遅れてしまったんだがちょうど集まり始めたみたいなのでなんとか待てているみたいだった。
おれは自宅にいたので急いでいたところナイトが来ないことにLSメンが泣きそうになっているのがシャウトで聞こえていた。
どうやらお手本がいないために泣き叫んでいるLSメンバーのためにおれはとんずらを使って普通ならまだ付かない時間にきょうきょ参戦すると「遅いわよ!」「また寝坊したのか?」「ブロントさん、とりあえず言うべき事は?」「レディを待たせるのはナイトのやる事では無いですよね、しかも20分以上も」「流石の私もメリーを此処まで待たせた事はないわよ?」「全く、次は約束の時間の10分前には待っていて下さい男として………後蓮子は鏡を見て自分の無い胸に聞きなさいよ」「グハッ⁉︎」……………と、寝坊して来たら大ひんしゅく状態だった、すいまえんでした、許してくだしあ;;(プリケツ土下座)」
完全に全員の呆れなどを買い、ブロントさんは土下座をしてメリーとファイトした時の毅然としたナイトの風貌など無いかっこ悪い首長の青年の姿が其処にあり、蓮子とメリーは魔理沙達以上に呆れ、蓮子とメリーはブロントさんに対しての評価が少し下げてしまっていた。
「全く頼むよブロントさん、こっちはあんましブロントさんを知らない二人が居るんだから、約束の時間位は守って欲しいぜ」
「はぁ、ヴァンガードファイトやトラブルの時は頼りになるのに……」
「以降は気を付けて下さいね?」
「でないと、蓮子とメリーのブロントさんに対する評価がダダ下がりになるわよ?」
「う、うむ。
この次から約束した時間の15分と言いたいが謙虚なので9分「ブロントさん?」………15分前にはカカッと参戦してるから期待してるべきそうすべき」
そしてブロントさんは魔理沙達の注意を受けた後ちゃんと約束の時間の15分前に来る事を約束し、それで女性陣は先程の事をチャラにし、改めて全員が居るか確認し、それから魔法陣の前に立ち中に入る用意をする。
その間蓮子とメリーは今か今かと冥界に行くその時をウズウズしながら待っていた。
「うむ、ではこるより俺達は幽々子の誘いで冥界の白玉楼へ行くぞ。
で、これは蓮子達への注意なんだが向こうに入る霊体は転生待ちの害の無い奴だが、余り調子に乗ってちょっかいを出すと裏世界でひっそりと幕を閉じる事になるので注意するべきそうすべき。
後幽々子の怒りも買わない様にするべき、怒りを買うと『死を操る程度の能力』でレベル5デス使われて一貫の終わり。
よろしいか?「分かったわ」「右に同じく」
うむ、んじゃ冥界にのりこめー^^」
『わぁい^^』
「えっと………わ、わぁい^^;」
「わ、わぁい………^^;」
蓮子とメリーはブロントさんの注意喚起をしっかり聞き、問題行動に当たる物はなるだけ控える様にしながら冥界を楽しむ事とし、それを聞いたブロントさんは自分達がしきたりにしている友人らと一緒に何処か行く際の掛け声をかけ、蓮子達はそれに戸惑いながらも合わせて一緒に魔法陣の中へと入り、その瞬間視界が光に包まれたと思った瞬間には先程の人間の里とは別の場所…………人が居る気配がせず、代わりに人魂がふわふわと幾つも浮かぶ場所………冥界へと到着したのだ。
「お、おお〜‼︎
此処が冥界、人の魂が死後に来ると言う人間が未だその知識で理解し得ない世界‼︎
私達秘封倶楽部は遂に…………そんな不思議に満ちた世界へと足を踏み入れたんだわ‼︎」
「蓮子ったらはしゃいじゃって………でも、そんな世界に来たんだなって私も思うわ。
これが………冥界…………空気が澄んでいるわ………」
冥界に着いた途端蓮子は大はしゃぎし、メリーはメリーでその死後の世界と言う一見すれば恐ろしく思え、しかしその澄んだ空気と人魂達が個々の自我を持ち、宙で優雅に踊る姿に神秘的な感覚を覚え目を輝かせていた。
そんな二人に外の世界の人間なら一度は驚き腰を抜かすだろうと考えていた麟、咲夜、アリス、ブロントさんはその極一般的な反応からかけ離れたものを見せる姿に変わってるなと思いながらも二人の近くに来て微笑ましく見守っていた。
一方の魔理沙は蓮子の口から『秘封倶楽部』と言う言葉を初めて聞き、何処か頭の隅に引っ掛かる感じがするも、今は白玉楼に行く事を優先すべく蓮子達の側に近寄った。
「んじゃ、早速『白玉楼』に行こうと思うんだが………今思い出したけどさ、妖夢以外にも『あいつら』が居るんだよなぁ〜………」
『………ああ〜』
「いあ、アイツらも別段悪い奴じゃないのでストレスが溜まらない適度にスルーすればよいぞ?
………俺も思わずマジで親のダイヤの結婚指輪のネックレスを指にはめてぶん殴りそうな程イラッと来てしまった事もあり説得力がないのだが、ナイトは心が広大だし今回は蓮子達が居る訳だから何とか耐えてみようかと思った感」
『???』
すると魔理沙達はいざ白玉楼に行こうと瞬間、彼女達は突如としてゲンナリし始め、ブロントさんも表情自体は平静その物に見えるが、良く見ると青筋を立てており実際はキレている事が伺えたが、蓮子達は何故そうなっているのか分からず頭に?を3つ浮かべていた。
すると其処に白玉楼へと続く道の先から妖夢が走って来て、蓮子達と合流した。
「すみません、蓮子さん達が初めてこちらに来る事をすっかり忘れて道案内が遅れました!」
「いや、私らも今来たばっかだし丁度良いタイミングだよ。
ありがとな、妖夢」
「は、はぁ………では、改めまして白玉楼へはこちらの道を通って頂きます。
私にしっかり着いて来て下さいね」
魔理沙は妖夢にブロントさんが遅れた事を言わず丁度来たばかりと説明して妖夢に道案内をさせる様に誘導し、彼女は蓮子達の前に立ち誘導し始める。
「………そう言やさ、秘封倶楽部ってことって一体何なんだい蓮子、メリー?」
「秘封倶楽部?
えっとそれは」
「ぬっふふふ………魔理沙なら何とな〜く食いついて来そうだと思ってわざわざ名前出して良かったよ。
いや〜やっと何時もメリーに止められてた物を吐き出せるよ〜…………じゃあ説明しよう、秘封倶楽部とはっ‼︎
この頭脳明晰、スポーツ万能、道行く外の世界の男共は皆私の方を振り向く超絶美少女であるこの蓮子ちゃんと!!!
その大親友で私と同じ位可愛くて頭の良いお嬢様のメリーとで一緒になって作ったこの世のあらゆる怪異や『メリーの眼に映る境界』を暴く超コワモテ不良サークルなのであ〜る!!!!!」
その間魔理沙が蓮子達に秘封倶楽部の事を聞き、メリーがそれに答えようとした瞬間蓮子が遮り遂に今まで抑えられていた枷を解き放ち、この中ではメリーと魔理沙位しか知らなかった蓮子のウザカワの部分を全開にしながら秘封倶楽部を説明し、その蓮子の普段とは全く違う姿に魔理沙以外は呆気に取られしまい、目を丸くしていた。
一方の魔理沙は蓮子のこの部分をギリギリ窺い知れていたので何とか会話の内容を聴き漏らさずにいて、その中で『メリーの目には境界が見える』と言う内容も耳に入り、改めてメリーの事をジッと見る。
すると今まで気付かなかった、否、考えようとしなかった内容の物が魔理沙の頭の中に浮かび、彼女の思考をかき乱した(この間蓮子はメリーに素敵な笑顔で顳顬を拳でグリグリされて半泣きし、咲夜と麟がそれを宥めている)。
「(な、何で私は気付かなか、いや、考えていなかったんだ?
良く見ればメリーも似て、いや、まんま瓜二つじゃないか、『あいつ』に⁉︎
…………だが、どうして蓮子とメリーがファイトスタイルとかがあのバカや………色んな物が『霊夢』とダブったり『あいつ』と瓜二つなんだ………それにあのバカ、何で二人に接触してちょっかいを…………ダメだ、ピースが足りない!
答えを出すのに決定的な物に導く周りのピースの数も少ない、これじゃあのバカが何をして、蓮子達に感じた物も分かりゃしない‼︎)「魔理沙?」えっ⁉︎
あ、どうしたんだアリス?
私の顔に何か付いてたか?」
「ううん、何だか貴女、怖い表情を浮かべてたから…………何か………恐らく蓮子達の事だろうけど、保護者会(仮)の時に話してよね?
一人で抱え込んでも分からない事が多いだろうし、ね?」
「………ああ、分かったよ………」
魔理沙がかき乱した思考で考え込んでいた所でアリスが彼女に話し掛け、魔理沙は一旦考える事を止め、この事は確証が無い為保護者会(仮)では一旦伏せ、麟やアリス、ブロントさんには当初話そうとしていた事を言おうと考え、足を進めた。
すると、全員の前に白玉楼へと続く長い石段(博麗神社の比ではない位長い)が現れ、魔理沙が蓮子を箒に乗せ、アリスと咲夜がメリーを運びながら空を飛び、ブロントさんは空を飛びないので『とんずら』と言うスキルを使い本人曰く『天狗並のスピード』で石段を駆け上がって行った。
そして数分掛けて漸く石段の頂上へと辿り着き、門を潜り『白玉楼』の敷地内に蓮子達は入れた。
「………よし、『あいつら』は居ないな。
今の内に幽々子のトコに行くぞ」
「あ、あの〜。
『あの方達』の事は余り邪険に扱わないで下さい。
二人共…………ほんのちょっとアレですけど…………良い方達なんですから、ね?」
「そのほんのちょっと、いや、『大部分』がほんのちょっとだけ良い部分を全部塗り潰しても尚あり余ってダメなんだろうって。
そんな連中に構ってる暇は無いからとっとと「うっはwwwwwwwwwwwwwwwwww何だか妖夢タン以外の美少女の気配キwwwwwwタwwwwwwコwwwwwwレwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」「ちょっ、幽々子さんから任された仕事をほっぽり出すなんてこんなの、普通じゃ考えられない……って、待って下さいよ⁉︎」…………来ちまったよ」
すると魔理沙はさっさと幽々子の所に行こうとし、妖夢と何かを話し合うがその時、蓮子の秘封倶楽部時の名乗り上げ以上の面倒臭い何かを出す二人の男の気配がし、それを聞き、感じた魔理沙は完全に呆れた表情を浮かべ、アリス達は何かを悟り諦めており、蓮子とメリーは何が起きてるのか分からずオドオドしていた。
そして…………それは現れた。
「うはwwwwwwwww魔理沙ちゃんにアリスタンwwwwwwwww、それに咲夜ちゃんに麟ちゃんwwwwwwwww西京催促の俺様、今ここに光臨wwwwwwwwwwwwwwwwwwあら?wwwwwwwwwwww見慣れないカワユイおんにゃの子発見wwwwもしかしてwwwwwwwww俺様のモテ期ktkrwwwwwwwwwwwwww」
「ちょっと『内藤』さん、掃除をサボらないで戻って下さいよ!
このままじゃ俺、幽々子さんに怒られて掃除をしたくなくなっちゃいますよ⁉︎」
「うはwwwwwwwww『ミスト』クンよwwwwwwwwwカワユイ美少女が其処に居るならwwwwwwwwwww例え火の中水の中何処でも参上wwwwwwwwwwwwwwwそれがこの俺様wwwうはwwwwwwwwwマジカッコよすwwwwwwwwwwwwwww」
「幽々子さんの掃除の頼みよりも美少女のナンパを優先するなんて、俺と『内藤』さんの間でこんなにも意識の差があるなんて思わなかった………‼︎」
二人の青年は異次元の会話を交わし、その内容もオレンジ髪の青年の方は掃除の優先をしたいが何故か一言一言が霧が掛かった様な印象を受け、更に何処か引っ掛かる言い方をし、ブロントさんと同じく騎士甲冑を着けた金髪の青年は最早存在自体が普通の神経を持つ人を逆撫でする様な大草原を生やし、更に蓮子達にナンパを仕掛けて来ているのだ。
これ見て聞いた蓮子とメリーがこの二人に抱いた印象と言えば。
『(………………何これ、超ウザい………………)』
第一印象最悪でしかも秘封倶楽部時の蓮子以上のウザさの所為で(特に金髪の青年は)最低ランクを突き抜けた好感度となり、二人は今後この青年達とはなるべく会いたくないとすら思ってしまっていた………。
えーと、まず今回出た新キャラ『内藤』ですが………読み辛いですよね、これ。
でもマジでこんな話し方するんです、はい。
そして何故スパロボの『ミストさん』が出たかと言うと…………『東方有頂天』と言うジャンルは凄いですよね。
原作東方の『幻想郷は全てを受け入れる』を逆手に取り、ブロントさん以外にも凄い漢やローザリアのブラックプリンスとかをバンバン吸収したんですから。
『ミストさん』もその一人なんです、はい。
次回もよろしくお願いいたします。
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