秘封先導鉄   作:”蒼龍”

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今回は早めに投稿出来ました(そしてストックも切れました)
サブタイの意味は本編をご覧になれば何となくわかると思います。

では、本編へどうぞ。


第102話「嘆き、暗雲、驚愕」

東側選手控え室に戻って来たフラン達は重い空気のまま少しの荷物を片付け始め、観客席に戻ろうとしていた。

特にフランは小悪魔達の顔をずっと見ずに背中を向け特に暗く淀んだ空気を纏ってしまっていた。

 

「妹様…………」

 

「うぬぅ……我らでは言葉を掛け辛い。

小悪魔殿、何とかフランお嬢様に」

 

「分かってますよ……えっと、妹様?」

 

執事、メイド妖精達は小悪魔に頼みフランに声を掛けさせ、そして小悪魔もフランを思い声を掛け始める。

するとフランは少し辛そうだが笑みを受け、小悪魔達に振り向き口を開く。

 

「あはは、負けちゃったね〜。

でも良い線行ってたから、来年こそは必ず優勝しようよ!」

 

「(かなり無理をされてる。

肩や手が震えて……)

妖精達は先に行って下さい『は、はい/うむ』『ガチャッ、ドタン』……妹様、ご無理をなさらずに。

貴女様の手や肩は震えが止まってません、恐らくかなりの精神ダメージを負われた筈です……私も妖怪の端くれ、耳は人間よりも良いと自負していますので何を言われたのかも全て把握してます。

なのでどうか無理をなさらず、吐き出す物は吐いて下さい……幸い此処には私と貴女様しかおりませんのですから」

 

健気に大丈夫そうに振る舞うフランに対し小悪魔は妖精達を退出させマンツーマン状態にしてからフランが無理している事を指摘し、何を聞いたかも把握してるとして真剣な表情で手を前に出しフランが何時飛び込んで来ても良い様にする。

そんな小悪魔の自身を気遣う優しさに対し、フランドール・スカーレットは次第に表情が崩れ始め、直ぐに小悪魔の胸に飛び込み顔を埋めて泣き噦り始める。

 

「ひっぐ、ひっぐ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎

かぢだがっだ、ぢゃんどわだじをみでほじがっだ‼︎

なのに、なのに……あぁぁぁぁぁぁぁ……‼︎」

 

「フランお嬢様…………(フランお嬢様は八雲藍が表立ち、様々なルール改定等をしヴァンガードファイトの普及を今まで以上に行ってから、表立って実力を、その存在感を示すレミリアお嬢様に対して強烈なコンプレックスを抱く様になってしまわれた。

今まで表舞台に出る事が無かったフランお嬢様がこの幻想郷の少々の変化により表に出ざるを得なくなった為に、様々なファイターから『紅魔の吸血鬼の妹』、『レミリアの妹だから強いのは当然』、『レミリア・スカーレットの妹なのに拍子抜けだ』等の残酷な言葉を掛けられてしまった為に……。

それ故に自分はレミリアお嬢様の妹と言う肩書き以上の吸血鬼だと証明したい、そんな他愛のない、しかしそれを成すには余りにも険しい試練を自らに課してしまわれた……。

お嬢様はフランの問題故自身で解決させる以外方法が無いとして私達に深く介入を許さないと我々に告げられましたが……フランお嬢様はレミリアお嬢様と同じくまだ幼き吸血鬼、今回みたく物部布都にその様な意図が無くとも、自身の全てを否定されてしまい誰かに泣き縋りたい時に手を差し伸べる程度は許して下さい……)」

 

フランが自身の胸の内で泣く中小悪魔は紅魔館全体が理解しているフランのコンプレックスを思い返し、しかしレミリアは自身を超える吸血鬼にしようと言う厳しくも姉としての愛情によりフランの問題は自身に解決させる事、必要以上に介入してはならないとされ咲夜や美鈴、小悪魔やパチュリー達でさえ少々の力添え程度しか行えず益々フランがコンプレックスを強める結果になった。

その為咲夜、美鈴、小悪魔等は影でレミリアの命令に背かない、しかし極力の協力と言うギリギリのラインでフランを支えていたが、それでも今回みたく失敗が多々あったのだ。

そして今も小悪魔は、フランの悲しみを受け止めつつフランがまた立ち上がれる様に優しく抱きとめるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方西側控え室にて、布都達は準決勝に進出はしたが試合結果に満足しておらず特に敗戦した屠自古は苦虫を噛み潰していた。

 

「くそっ、油断もミスも無かった‼︎

ファイト運びも何時も以上に調子が良かった方だった、なのにあんな名無し妖怪に負けるなんて……‼︎」

 

「ふむ、フランドール・スカーレットやメイド妖精達の実力から紅魔の吸血鬼とその側近従者以外は大した事の無い妖怪達のみかと思いきや名無し妖怪である小悪魔が相当に厄介な実力者だった様だな。

私達が相手したメイド、執事妖精達や紅魔の妹が全体の物差しにならないとは…………どうやら紅魔に対する認識は変える必要がある様だ」

 

屠自古が拳に電撃を纏いながらロッカーに八つ当たりし荒れる中、客員であるカムラナートは冷静に紅魔館の戦力の全体図の見直しを口にし、直属の妖精やフランが全体の戦力を図るラインにはなり得ないとし改めて紅魔館の脅威をチーム尸解仙……否、神霊廟は実感していた。

 

「けれど屠自古は負けたから次の試合はペナルティで出られないんだよな、青娥〜?」

 

「そうですわね、芳香の言う通り屠自古殿には申し訳ありませんが敗北した以上、次の試合から控えに回って貰うしかありません。

否が応でも5人で出る機会となるまでじっくり頭を冷やし、大会終了後に鍛錬を積んで貰いましょう」

 

「……ああ、それが私らのルールだ。

甘んじて受けるさ」

 

すると芳香がいきなり口を挟みチーム尸解仙内にあるルールを話し、続いて青娥もそれに同意し布都、カムラナートも同じく同意し頷きながら屠自古を見やる。

その屠自古本人もルールだと言ってこのチーム尸解仙、と言うより神霊廟のファイター全体に定められた罰則である敗者は大会終了まで必要な場面になるまで控えに回し、終了後に厳しい鍛錬を積ませると言う物を受ける。

屠自古は小悪魔に負けた為5人フルで出る5VS5までは控えとなり、4人までのチーム戦の場合においては絶対に試合に出さない、それがこの神霊廟に定められた掟……『弱さは罪』の1つであった。

敗者には大会終了後に強制的な鍛錬が課せられ、それらの厳しいペナルティは神霊廟の幹部はおろか長の豊聡耳神子にも執行される程の強制力がある神霊廟独自のルールで、今正に屠自古にそれが課せられたのだ。

 

「ふむ……今回の大会は矢張り精鋭揃いである事に偽り無く油断すれば足元を掬われると言う事じゃな……それならば純度の高いストライドフォースが集まりディペンドカードを覚醒させるであろう。

さすればやがて太子様の悲願は………」

 

布都がそれらの会話が終わった後に独り言を呟き、チームリーダーとして控え室を先に出て次の試合観戦へと赴き始める。

その呟きを聞いた屠自古や青娥達は改めてファンタズムカップに集まったファイター達の実力を実感しつつも負ける道理無しと考え独自に気を引き締めて布都の後を追うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして第1試合後の観戦席、メリー達はフラン達の小悪魔以外完封で敗北した事に気を重くしていた。

 

 「まさかフラン達が負けちゃうなんて…………フラン達の実力は紅魔館のファイトルームで何度も手合わせしたから分かるけど、かなり強かったのに……」

 

「うむ、勝負は時の運とも言われているがフランのファイトを注目してみるとフランの些細なプレイングミスを鋭く突かれてしまい戦略も崩れていたと思ったが更についげきの実力差を披露宴されてそのまま巻き返せず裏世界でひっそりと幕を閉じている事が分かる。

神霊廟の太子の右腕物部布都……中々に手強い奴なのは何度でも言うが確定的に明らかだ」

 

蓮子はフランと同じくユナサンのクラン、〈シャドウパラディン〉と対極にある〈ロイヤルパラディン〉を使いフランとファイトした為その実力を十全に理解してた為先の様にあっさり負けた事を信じられず言葉を口から絞り出すと同クランを使い、過去に〈ゴールドパラディン〉を使っていたブロントさんがフランのファイト運びに口を出し、些細なミスが隙となり其処から一気に実力でねじ伏せられたと分析していた。

麟も、否、メリー達フラン等を応援した者達全員がそれを理解しており、全員一様にフラン達の敗北は実力差やファイト運びの差で必然だったと改めて実感し布都達チーム尸解仙は恐らくこの大会最大の壁であると理解し、彼女達がメリー達を狙っている事を含めて警戒心を露わにするのだった。

 

「『コツコツ』紅魔館のチーム、あっさりやられちゃったな」

 

「あーあ、折角小悪魔と決着がつけられると楽しみにしてたのに、機会が棒に振られて私も消沈中なのだ〜」

 

「あ、チルノにルーミア」

 

そんなメリー達の近くにチルノとルーミアが歩いてルーミアの方は愚痴に近い言葉を漏らしながら座席に座り、モニターに映る試合のダイジェスト映像に目を向けていた。

その中でもチルノはフランと布都のファイトの一場面、『虚空の撃退者(リベンジャー)マスカレード』がアタックした場面を何とも言えない表情で見つめ、ルーミアは小悪魔の最終ターンでの『アモン』軸による手札を使い切りソウルを極限まで貯めた事によるリアガードを含めて生み出した特大パワーとヴァンガードのクリティカル3+クリティカルトリガーで屠自古を捩じ伏せた場面を黙って見ており、その後互いに見合いルーミアからチームファンタズマの面々に視線を向け口を開く。

 

「流石小悪魔だね、前ファイトした時よりもずっとずっと強くなって完封負けを防ぎつつチーム尸解仙の完封勝ち逃しって屈辱を与えてる。

更にチームの質も悪くない、寧ろ良質な力強くイメージ力が高かったチームだったよ、スカーレット・デビルズは。

私とは決勝戦で当たる組み合わせだっただけに、私の落胆は最高潮なのだ〜……」

 

『…………⁇⁇』

 

「(あー、ルーミアと小悪魔は同じクランの〈ダークイレギュラーズ〉を使う宿敵同士みたいなもんなんだよ。

だから2人がファイトするとオリオンとブライトみたいなファイトを展開しながら互いに互いを叩き潰すのを楽しむんだよ)」

 

ルーミアの言葉に蓮子とメリーは分かる部分、完封負けを防ぎつつ〜からは頭で理解出来ていたが落胆は最高潮と言う言葉の意味が分からず頭に?を浮かべるが、魔理沙はその意味をオリオンとブライトのファイトや宿敵と言う言葉で耳打ちし、2人は苦笑いしつつ宿敵と戦えなかった事がテンションダウンに繋がってると漸く理解する。

するとチルノが「コホン」と咳払いし、全員の視線を集めさせ自身の視点から見たフランのファイトについて話し始める。

 

「あんた達も見てたでしょ?

あのマスカレードのアタックする場面、今のアタイだったらヴァンガードからアタックしてマスカレードのアタックに移るよ。

マスカレードからアタックするにしてもリアガードを狙う所だった。

アレが無かったら負ける事は変わらなかったけど、実力を出し切れず蹂躙されるなんて無かったかもしれないな……結局ファイトの成り行きでしか無いけどね」

 

先の第一試合の内容でのアタックタイミングについて自身の考えを口にし、チルノは結果は変わらないとしつつも良い内容にはなったと語る。

それを聞いた魔理沙はチルノが頭を使っている事にギョッとし驚いた様子を見せていた。

 

「チルノ、お前がそんなプレイングを語るなんて成長したなぁ!

前まではただ考え無しにアタックアタックアタックって言ってたのに」

 

「アタイだって宇佐見蓮子達へのリベンジって目的の為ならどこまでだって頭使うし強くなるさ!

で、話を戻すとあの布都って奴、と言うよりチーム尸解仙は今年のファンタズムカップの最大の優勝候補みたいだよ。

さっき大ちゃん達と一緒に調べたけど、小悪魔が蘇我屠自古って奴に勝つまでは公式、非公式問わず無敗、だだの一度も黒星を出さずストレート勝ちしてたみたい。

もしもアタイが布都と当たってあのコンボを潰すとしたら『戦場の歌姫(バトルセイレーン) オルティナ』の抵抗(レジスト)や『タイダル・アサルト』とかのアタック後にスタンドするスキルをターンプレイヤーの優先処理でスタンドさせてタイミングを逃させるか、ベローグのスキルは『ヴァンガードにアタックがヒットしなかった時』に発動するからリアガードをアタックするのも一つの対策になるわ。

だからアンタ達が仮にアタイ達に勝ってアイツらとファイトする事になったら気を付けなよ。

まあアタイ達はアンタ達に負ける気なんか無いけどね!」

 

チルノは自信満々に強くなった理由を語りつつチーム尸解仙の調べ上げた大会記録に基づく実力をと自身、そして蓮子達にも通じる対策を言い、警戒する様に促す。

そしてそれと同時に負ける気は無いと普段のチルノやルーミアと余り変わらない、しかし何処か裏打ちされた実力から出る自信を感じ取り蓮子、メリーは矢張りチルノ、と言うよりチームストームファイターは以前とは比べ物にならない程に成長していると悟っていた。

 

『皆様お待たせしました、これより第2回戦、チームブルーゲイル対チーム蓬莱傘の試合がまもなく開始いたします。

チームブルーゲイルは東側控え室より、チーム蓬莱傘は西側控え室から試合会場へと移動して下さい。

観客席の皆様はこのままお待ち下さい』

 

「おっ、第2回戦が始まるみたいだな。

チームブルーゲイルって言うとやっぱリューサンがリーダーだよなブロントさん?」

 

「うむ、そしてリューサンがPTのリーダーならばメンバーは99%衣玖さんとルナサだと言う事は確定的に明らか。

本当ならミスティアもあそこに居る可能性もあるんだがどうやらチルノが先にPTメンに誘ってたようなのでミスティアはチームINしていないがまぁリューサン達なら上手くやるのは0か100なら100だった。

次に気になるのは蓬莱傘。

蓬莱と聞けば輝夜が思い付くが傘は何なのかコレガワカラナイと言う不具合」

 

蓮子達が話を進める中時刻は第2回戦開始間際になりそちらの方に話題が移る。

蓮子とメリーはブロントさんが言うリューサンなる人物は噂程度には耳にした事があり、〈かげろう〉使いとしてはオリオンと同レベルだと噂され、その実力に引き寄せられたのか『ドラゴニック・オーバーロード 』の名を持つユニットを何枚も所持し使用していると言われている。

更に人柄が良い為異性に人気があったりするが彼の傍らにはリューサンに惚れている人物が居りそれ以上変な虫が近寄るのを防いでいる等の妙な噂まであり、ブロントさん達が口にした女性の名前が恐らくその件の惚れている人物達だと蓮子とメリーは察する。

そして一方のチーム蓬莱傘、蓮子達も蓬莱と言われて輝夜や同じ蓬莱人の妹紅等が浮かんだが、矢張り傘については思い当たる人物が居ない為気になっていた。

そしてそうこうしている内に試合開始時刻目前になり、モニターに映るそれぞれの選手入場口が開き試合会場にそれぞれのチームが入り始めた。

東側の入り口からチームの先頭に立つ竜を模した甲冑を身に纏う男性、蓮子とメリーはこの男性こそがリューサンであると認識し、ブロントさん達が一目置く実力を拝見しようと考える。

一方西側からは蓬莱山輝夜を先頭にその後ろに鈴仙、そして紫色で一つ目と舌が付いたからかさお化け風の傘を持つ少女……蓮子とメリーは人里に行く回数はそれなりにあった為チラ見と周囲の人が話す名前などを聞く機会がありその人物を一応知っていた。

なので輝夜と鈴仙とは縁もゆかりもないのに何故かチームになってる事にその姿を見た瞬間驚いていた。

 

「って、チーム蓬莱傘の1番後ろ!

あれって確か……『多々良小傘』さん、人里でベビーシッターとか色々やって居た唐傘お化けの妖怪よ⁉︎

何で輝夜や鈴仙とチームを組んでるの⁉︎」

 

「わ、分からない。

分からないんだが、あのベビーシッター兼鍛治師兼ヴァンガードファイターがチームメイトか…………意外性に溢れたチームだな、ありゃ」

 

モニターに映った多々良小傘の姿に誰彼もが驚き、観客席がざわつき始めていた。

小傘は人里で良くベビーシッターや鍛冶屋、ヴァンガードファイターとして良く見掛けられており、人里の人間達(特に子供達)の間で人気者であり、夜中には妙蓮寺の墓場に肝試しに来た人を驚かせようとしても滅多に驚かれず、またただ驚かすだけなので人里では危険度皆無な妖怪の為大人も里の出入りを黙認(所か赤ん坊の世話を任せたりしてる)して人間達と近い距離に居る。

そんな小傘が大会で、しかも一番大きなファンタズムカップ本選に居て輝夜達と共に出場した事がかえって話題性を生んだのである。

特に観戦中の子供達は小傘を見て『スゲー!』や『頑張れ小傘姉ちゃん‼︎』と応援し、注目が一気に集まっていた。

 

「(チーム蓬莱傘、私が実力をある程度知っているのは直接ファイトした鈴仙だけ。

だけどその鈴仙も今にして思えば手加減されていた節がある……どどの詰まる所実力は全体的に未知数。

チームブルーゲイルと合わせてしっかりと見ないとね……)」

 

蓮子は蓬莱傘のファイトが始まる直前、鈴仙の真の実力や輝夜と小傘のファイトスタイルを知らない事を考察し、リューサン達チームブルーゲイルの方と同様に注目するとしてモニターに釘付けとなり周りの音が入らなくなる。

それはメリーやブロントさん達も同じであり、チームファンタズマは先の第一試合の様な楽観を捨て全神経をファイト一つ一つに向け始める。

それらを隣で見ていた魔理沙は、フラン達の敗北が意外な所に表れている事を蓮子達を見て察しつつ、同じく試合の方へ目を向ける。

そして時刻は試合開始時間、モニター先ではファイター達がFVをスタンドアップさせ始めていた……。




此処までの閲覧ありがとうございました。
嘆きとはフランの嘆き、暗雲とはフラン達を破ったチーム尸解仙の実力によるファンタズマに掛かりかけた暗雲(一応チルノ達が清涼飲料水的な役割になりました)。
そして驚愕とは蓬莱傘のメンバーです。
何故小傘が輝夜達とチームを組んでいるかは次回以降に持ち越しとなります。

次回もよろしくお願い致します、よろしければ感想、指摘をお願い致します。

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