ブラック&ホワイト2 英雄代行   作:あぞ

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第一話 旅立ち

唐突に目が覚める。

 

枕元の時計を時計を手に取って確認すると、時計の針は午前4時過ぎを指していた。

 

カーテンを捲って窓越しに外を覗いてみる。

空を見ても陽はまだ昇っておらず。通りを見回してみても人通りはなく、町は未だ眠りから覚めていないようだ。

 

普段からランニングの為に早起きを心掛けているオレではあるが、流石にこんなにも早朝に覚醒するのは珍しい。というより記憶の限りだと皆無ではないだろうか。

 

今日は何日だったか。唐突にそう思い、寝起きのぼんやりとした頭で自室を見渡すと、ふとカレンダーが目に入る。

 

壁にかけたそれが示しているのは3月。そして日付の欄は1日から順にバツ印が付けられており、目で追って行くと31日まで全てに印が付けられている。ついでに、右端に空欄には『ついに明日!』と書きなぐってあった。

 

それを見て急激に頭が冴え、朦朧としていた頭が一気に覚醒する。

 

今日は4月1日。この3月に義務教育課程を終えたオレは、今日からポケモンマスターを目指す為の旅に出るのだ。

 

昨日は興奮で目が冴えて眠れないだろうと思い、旅立ちの朝に支障を来してはマズイと早めにベッドに潜ったのだが、予想外にすんなりと寝付き。結果、このような時間に目が覚めたのだろう。

 

自分なりに自分の行動を分析して納得すると、満足したように二三頷き。寝間着を脱いで昨晩用意した服に袖を通す。

 

バトルの指南を受けていた先輩トレーナーの意見を貰って用意した旅の服一式。

 

上半身はランニングウェアにジャケットを羽織り。

下半身はハーフパンツの下にスイムウェア。勿論下着は着用している。

更に額にサンバイザーを着ければ完成である。

 

因みに、意見をくれた先輩トレーナーにスイムウェアを買った事を話すと。「まじで買ってきたのか!」なんて言って腹を抱えて大爆笑していた。ヒドイもんである。

 

しかし、機能的ではある上に見た目はスポーツスパッツの様にしか見えず、個人的には気に入ったのでこの格好で行く事になった。結果オーライだ。

 

 

部屋の隅に置いてあるスポーツバッグを肩に掛け、二階にある自室から廊下に出ると階段を降りる。

そして玄関の姿見の前に立ち、自分の全身をしげしげと確認し、満足いって大きく頷く。

 

何だかんだ言って、先輩に質問して良かった。

笑われたのは腹立たしかったが、その借りはいつかポケモンバトルで返そうと思う。

いつになるかは分からないが。

 

そうして玄関で仁王立ちする事数分。旅に出る直前の挨拶をするため、先輩と約束した時間までまだ3時間以上ある事に気付いた。

ぶっちゃけそれまでの間暇である。親もあと2時間は起きないだろう。

 

「…ランニングでもするか」

 

呟くと自室に戻り、着たばかりの新品の服を脱ぐと、使いなれたランニングウェア一式を着用し。未だほの暗く、肌寒い早朝の町に繰り出した。

 

 

 

「おはようキョウヘイ。あんた今日もランニング行って来たの?」

 

いつものランニングコースを走り帰宅すると、母さんが起きており。若干呆れたように言われた。

 

「おはよう母さん。ポケモントレーナーは体力勝負な面もあるから鍛えておいて損はないんだよ」

 

尚、先輩の受け売りである。

 

「それにしたって旅立ちの朝にまで走り込む事ないんじゃない?」

 

「実はオレも今日は止めておく予定だったんだけどね。早く起き過ぎて暇だったからさ」

 

別に隠す事でもないので白状すると。

 

「あっそう。そんな事だろうと思ってお風呂沸かしておいたから」

 

早く浴びて朝ごはんを食べなさい。と、今度こそ呆れ混じりに言われるのだった。

 

 

 

 

「それじゃあ、行ってきます」

 

風呂で汗を流し、服を着直して朝ごはんを平らげると丁度良い時間になった。遂に旅立ちの時だ。

 

「気を付けて行ってらっしゃい。ポケモン図鑑を持ってきてくれる人は緑の帽子を被った女の子だからね」

 

「何度も聞いたよ。アララギ博士の助手のベルさんって人でしょ?」

 

トレーナーとして旅立つ時に渡されるポケモン図鑑。それは道行く先での身分証明であり、トレーナーはただポケモンをバトルさせるだけではなく、この図鑑のデータを充実させる事も仕事の一つなのだ。

 

今日、母さんの昔からの友人であるアララギ博士の助手、ベルさんという人が図鑑を持ってきてくれるという事になっているが、その話はこの一月の間に何度も聞いているので耳にタコでもできそうである。

 

「そうそう。迷惑掛けないようにしなさいよ?」

 

「分かってるよ」

 

図鑑を受け取るだけなのに迷惑も何も掛ける訳ないだろう。と苦笑する。

 

「じゃあ、今度こそ行ってきます」

 

本日五分ぶり二度目の宣言をして。これ以上引き留められないよう背を向けて走り出す。

 

背中から聞こえる。たまには連絡しなさいよ。という母さんの声には大きく手を振って応え、先輩との約束の場所に急いだ。

 

 

 

 

「おせーぞキョウヘイ」

 

先輩と約束した場所。町の外れにあるポケモンバトルコートに行くと幼馴染に開口一番怒られた。

 

「おはようヒュウ。いやいや、時間ぴったりだから。ヒュウが早いんだよ…先輩は?」

 

「あの人が時間ぴったりに来たことあったかよ」

 

周りを見渡しつつ聞いてみると、ため息まじりにそんな言葉が返って来た。

予想はしていたが、弟子の旅立ちの日にも遅刻してくる先輩のブレなさに苦笑すると。

 

「誰が時間ぴったりに来ないだって?」

 

突如頭上から聞こえてくる聞き慣れた声。

二人揃って上を向くと、そこには朝陽を背負い、空中で腕を組んで仁王立ちする先輩の姿が!

 

そして先輩の両肩を脚で掴んで必死に羽ばたくメスのケンホロウの姿が…。早く降りてきてあげてよ。

 

そんな事を考えて居ると先輩が指を軽快に鳴らし、それを合図にケンホロウが肩を離して自由落下を始める先輩。

 

そして華麗に着地を決めると、トレードマークのポニテールを手で払ってドヤ顔。

これきっと、ケンホロウと打ち合わせして来たんだろうなぁ。

 

何とも言えない空気が場を支配する。

 

(どうすんだよコレ、どう反応すんだ)

(取り敢えず…スルーで)

 

オレとヒュウは一度視線を合せ、アイコンタクトし、頷き合う。

 

「おはようございます、トウコ先輩」

「はよっす、師匠」

 

挨拶をすると、トウコ先輩はつまらなそうに唇を尖らせるとケンホロウに労いの言葉を掛けてモンスターボールに戻した。

 

鍛え上げられているだけあって、女性一人とは言え人間一人を掴んで飛んでも息切れ一つしていないケンホロウを見ると流石である。

 

 

「折角の弟子の旅立ちの朝だから派手に登場してあげたってのに。つまんない奴らね」

 

もうちょっと拍手するとか、歓声を上げるとかあるでしょ。なんて言って不貞腐れる先輩。

いや、唖然とし過ぎてそれどころじゃなかったんで。

 

地面にしゃがんでのの字を書いている三つ年上の女性を見て、更にいたたまれない空気が流れる。

 

 

 

思い返せばトウコ先輩と出会ったのは丁度二年前のこの場所。

 

当時同年代はおろか、同じトレーナー課程を進む先輩たちにも勝ちまくっていたオレは少し天狗になっていた。

 

そんな中、この町で一人暮らしを始めたばかりだと言うトウコ先輩と偶然出逢い。話の流れでポケモンバトルをする事になった。

 

結果はオレの惨敗。

 

こちらは手持ちの三体をフルに使い戦ったと言うのに、先輩のエンブオー一体に手も足も出せずにやられたのだ。

 

そこで井の中の蛙であるという事実を叩き付けられたオレは、そのままトウコ先輩に弟子入りを志願。

 

最初は渋っていたものの、話を聴けば先輩は教職に就こうとしているらしく。

ならばオレに先生として指導してくれるように、厚かましくも頼み込んだ。

 

必死に説得するとトウコ先輩も折れて、弟子入りが認められる事になったのだった。

 

その後、なんやかんやで幼馴染のヒュウも弟子入りを志願し。二人揃って二年間の指導を受けたのだった。

 

教育と言うよりは扱き、指導というよりは修行だった気がするが、そこは割愛する。

 

 

トウコ先輩と出会ってから、この二年間にあった事を思い返し。この微妙な空気を払う為に一つ咳払いをして、深々と頭を下げる。

 

 

「トウコ先生、二年間。ありがとうございました!」

 

「あんがとございました、師匠!」

 

 

オレが礼を述べると、ヒュウもそれに倣って頭を下げる。

こいつは恥ずかしがってあまり素直に礼を言わないが、トウコ先輩にはハッキリと礼を言う。

 

 

「…まったく、先生呼びはまだ恥ずいから止めろって言ったでしょうが」

 

渋々と言った様子で、ポリポリと頭をかきながら立ち上がるトウコ先輩。

 

最初は教職を目指しているという事で、トウコ先生と呼んでいたのだが。

まだ先生ではない、という理由で却下され先輩呼びに落ち着いたのだ。

 

ヒュウの師匠呼びも拒否していたのだが、直さないもんだから、結局トウコ先輩が折れて定着した。

 

 

「それじゃあ、始めましょうか」

 

トウコ先輩はそう言うとバトルコートの審判位置へと歩いて行く。

 

それに倣ってヒュウがトレーナーラインへと向かい、オレはその反対側のラインへと向かう。

 

二年間続いてきた実戦指導の段取りだ。

 

そして、今日が旅立つ前の最後の指導である。

 

 

「それでは、キョウヘイとヒュウのバトルを開始します。

使用ポケモンはお互いに一体。試合はアタシが終了の合図をするまで続けるものとします」

 

全員が定位置に着いた事を確認するとトウコ先輩が声を上げる。

 

「バトル始め!」

 

オレとヒュウがお互いモンスターボールを構えたのを確認すると、開始の合図が上がり、同時に二つのボールが空中に放られる。

 

「行けっ、ミジュマル!」

 

「行ってこい、ポカブ!」

 

ボールから飛び出した二体のポケモンは、バトルコート出場ラインへと姿を表す。

 

此方はミジュマル、ヒュウはポカブ。

 

ミジュマル、ポカブ、ツタージャの三体は。イッシュ地方のトレーナー課程選んだ生徒の内、十歳の時にスクール内で上位十二名に渡される。謂わば、その年度の好成績者の証である。

 

三体ずつ用意されたポケモンを上位一位から順に指名する事になるので。四位以下は二択になる場合もあるが、そこは実力主義って事で。

 

ミジュマルはオレの最初のパートナーであり、ヒュウのポカブもまた同じ。

 

相性の上では水タイプのミジュマル有利ではあるが、ヒュウのポカブはエンブオーを鍛え上げたトウコ先輩の助言を受けて鍛えられたポケモン。強敵である。

 

「ミジュマル、水鉄砲!」

 

先手必勝、先ずは牽制の水鉄砲。当たればダメージは少なくないが。

 

「右に避けろポカブ!そのまま背後を取れ!」

 

そう簡単にはいかないか。此方もバックアタックを受けては堪らないので素早く指示を飛ばす。

 

「後ろを取られるな!相手の動きをよく見て正面に捉えろ!」

 

「ミジュマ!」

 

オレの声に応えたミジュマルは、右足を軸にしてポカブの動きに合わせる様に構える。

 

「ニトロチャージで加速!」

 

「ポカ!」

 

ポカブは体に炎を纏うと勢いを増してフィールドを駆け抜け、一瞬で背後を取る。

 

トウコ先輩のエンブオーの得意戦術だが、ヒュウのポカブが今まで使ってきた事はなかった。ヒュウの奴めいつの間にそんな技を。

 

「速さに惑わされるな!体で追わなくて良い、オレが目になる!エンブオーとの戦いを思い出せ!」

 

一瞬動揺はしたもののすぐに頭を切り替える。

 

此処で無理に相手を追おうとすれば体勢が崩れる。その隙をヒュウが逃さない訳がない。

 

付け焼き刃という訳では無さそうだが、トウコ先輩のエンブオーに比べれば技の錬度は甘い。

 

この速度ならミジュマルにも対応出来ると踏んで強気に構えさせる。

 

「今だ、ぶちかませ!」

 

ポカブがミジュマルの背後を取った瞬間にヒュウの指示が飛ぶ。

 

速い、だが焦るなオレ。引き付けて…ここだ!

 

「今だ!右に逸れつつシェルブレード!」

 

ミジュマルは突進してくるポカブの右側すれすれを見事に避けつつ、すれ違う瞬間に腹に備えたホタチから水の刃を生み出して体を回転させる様に一閃。

 

しかしニトロチャージによって纏っていた炎とポカブ自身の勢による余波を受けて吹き飛んだ。

 

それでも空中で身を捻り、最低限のダメージで着地するミジュマル。

 

ポカブはミジュマルを追撃しようとターンしようとするも、シェルブレードのダメージと無理な挙動が祟ってか大きく姿勢を崩す。

 

その隙を逃す手はない。

 

「今だ!水鉄砲!」

 

ミジュマルは素早く姿勢を正すとポカブに向けて水鉄砲を放射。

 

その水圧を諸に受けて吹き飛ぶポカブは、吹き飛んだ先で起き上がろうとするも、そのまま地面に倒れた

 

「そこまで!」

 

ここでトウコ先輩の合図があがり、バトルは終了となった。

 

「ミジュマル、お手柄だ。バッチリ決まってたよ」

 

「ミジュミジュマ!」

 

褒めると腰に手を当てて胸を張り、当然だと言わんばかりに偉ぶるミジュマル。

便りになるヤツだが、お調子者なのが玉に瑕だ。

 

勝って兜の緒を締めよ。なんて言うが、今日の所は水を差す事もないだろう。

 

「ポカブさんきゅ。すまなかったな、ゆっくり休んでくれ」

 

ポカブは大丈夫だろうか。そう思って目を向けると。丁度駆け寄ったヒュウが助け起こしてモンスターボールに戻していた。

 

「ミジュマル、よく頑張ってくれた。休んでてくれ」

 

それを見てもう一度ミジュマルを褒め、ボールに戻してトウコ先輩の下へ向かう。

 

 

 

「完敗だぜ、だが次は負けねぇからな」

 

「ニトロチャージには驚かされたよ。でも次も勝ってみせるよ」

 

言ったなこの野郎。と頭に拳を軽く突き付けてくるヒュウをいなしていると。トウコ先輩が軽く手を叩いた。

 

「はいはい。イチャついてないで、ちゅうも~く」

 

イチャついてねーよ!とヒュウが抗議するも、先輩は何処吹く風で話を続ける。

 

「キョウヘイとミジュマルは良かったわね。ニトロチャージへの対応も早かったし、ミジュマルとの信頼関係もしっかり成り立ってる」

 

そう言って、よくやった。と頭をがしがし撫でてくる先輩。

出会って最初の頃はオレの方がずっと小さかったのだが、今は身長があまり変わらないのでちょっと腰を落として受け入れる。

因みに腰を落とさないと、撫でにくい!とか言って怒られるので理不尽極まりない。

 

「ヒュウも。今日は負けだったけど、最近覚えたばかりのニトロチャージをきっちり戦闘で使えるレベルまで仕上げてたわね」

 

どうやらトウコ先輩はヒュウのポカブがニトロチャージを使えるようになった事を知っていたようだ。

さてはオレに内緒でトレーニングしていたな?

 

因みに、ヒュウは撫でられるのを嫌がる為、トウコ先輩も無理に撫でようとはしない。

 

昔は撫でられると顔を背けながらも頬を赤らめて満更でもない感じだったのに。

いつの頃だったか拒否するようになってしまったのだ。

 

当時はトウコ先輩が、反抗期だ。なんて言って落ち込んでいたが。

ずっと見ている幼馴染のオレから見ると、美人なトウコ先輩を意識してしまって子供扱いして欲しくない。と言ったトコロだと思う。

 

ヒュウ本人には確かめてないし、聞いたところで否定するだろうから聞くつもりも無いけど。

 

「それじゃあ二人に預けていた石。回収するわね」

 

それを聞いてヒュウは先輩から借り受けていた「変わらずの石」を三つトウコ先輩に手渡す。

 

オレはと言うと、前日に聞いていたにも関わらず、ポケモンに持たせっぱなしである。

 

慌てて手持ちのポケモンのボールをベルトから外し、バトルコートに繰り出す。

 

「ミジュマ!」

 

「ゴロ」

 

「モッシ」

 

「ミジュマル、ダンゴロ、ヒトモシ。変わらずの石を回収するよ」

 

それぞれ首や角、手に付けていた変わらずの石を回収する。

 

変わらずの石には進化を阻害する力がある。

 

指導を受け始めた当時。進化をさせると進化したパワーに頼ってしまって、ポケモンとトレーナー両方に良い事が無い。進化させないで出来る限り頑張ってみるように。

 

と、トウコ先輩に言われて借り受けた変わらずの石を、オレとヒュウは手持ちのポケモンたちに持たせていたのだ。

 

しかし二年間の指導の結果。力押しだけでなく、臨機応変な対応を覚えたオレたちにはもう不要だろう。と、旅立つ日に回収する旨が一週間ほど前に伝えられていたのだが、今の今まですっかり頭から抜け落ちていた。

 

三体をボールに戻して、変わらずの石をトウコ先輩に返す。

 

「ミジュマルが首から石をかけっぱなしだったから、忘れてるんじゃないかと思ったわよ」

 

「ハハハ、すみません」

 

「お前は昔から、運動神経とポケモンバトル以外は抜けてるとこあるよな」

 

幼い頃から友人関係にあるヒュウからそう言われると、返す言葉もない。

 

 

「それで、二人はまずアララギ研究所に行って図鑑を貰うんだっけ?」

 

「いえ、助手のベルって人が図鑑を持ってきてくれるらしいので。それを貰ったら早速ジムのある町に向かおうと思います」

 

「なるほどねー。ん、ベル?キョウヘイ、そのベルって女の子?」

 

「あれ、もしかしてお知り合いですか?緑の帽子を被った女性らしいんですけど」

 

そう言うとトウコ先輩は。あーはいはい、世間は狭いわ。なんて言って訳知り顔で頷いている。

 

そしてニヤリと何かを企んでいるかのような笑みを浮かべると言うのだった。

 

「アタシも着いていってあげるわ!」

 

何だろう、嫌な予感しかしない。




都合上、ライバルは年上ではなく同い年となっております。

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