ベルセルク・オンライン~わたしの幼馴染は捻くれ者~ 作:兵隊
※注意:今回も見る人によっては、不快に見えるかも知れません。こんな愉悦は求めてねぇ!と言う人はご注意下さい。
OS編どうするか、悩み中の今日この頃です。
折遠さん、ルシオンさん、アリシア・アースライドさん、誤字報告ありがとうございました!
時刻不明
世界樹 頂上付近
その場所から見える景色は、空であった――――。
彼女と憂鬱な心境とは裏腹に、雲一つなく青空が広がっている。
本物の空、というわけではない。精巧に作られた空。これよりもっと空高くには星の外へ、つまる所の宇宙に広がっているというわけではないことを彼女は理解していた。
きっとこれより高度には飛べずに、活動限界という定まれた法則に従い、外側へは飛ぶことが出来ない筈だ、と彼女は想像していた。
そう考えれば、今の自分の身と、この世界を謳歌する
明確な牢獄に囚われ世界樹から吊るされている、さもトロフィーのように見世物にされている自分。
見えないゲームマスターに、仮想世界で掌の上で嘲られている
彼女と
――どこまで、人をバカにすれば……!
――わたし達は、あの人の玩具なんかじゃないのに……!
ギリッ、と彼女は奥歯を噛み締めて、金色に煌めく格子を両手で握りしめた。
一見、彼女が閉じ込められている籠の中は絢爛な作りに見える。床は磨き抜かれた白い大理石、丸テーブルと椅子は中世に作られたアンティークのような趣がある造形、純白の天蓋付きのベッドは何やら貴族の寝室で見たことがあるようなモノだ。
鳥籠のような檻の中にあるのは、現実世界でも簡単に見ることが出来ない家具が設置されている。
高級ホテルのような内装であっても、彼女は満足はしないだろう。何せ檻というのはそういうものだ。閉じ込める対象に自由を与えない為のモノ。少しでも手を伸ばせば届くのに格子が阻む、ほんの少しすらも許さない檻の中に、彼女は閉じ込められている。
見せつけるように、彼女の心を踏みにじるように、格子と格子の間に大きな幅があった。
だがその間からは抜け出すことが出来ない。何度も何度も彼女のは試したが、システムの設定というどうすることも出来ない壁が阻んでいた。
ここまで無力だっただろうか、ここまで自分は何も出来ない女だっただろうか。
幾度も試した。格子を殴りつけたがビクともしない。ならば何かをぶつけようとしたものの、設置されたテーブルは持ち上がらず、椅子すらも満足に持ち上げることも出来ない。
自身の両の腕に、彼女は目を向けた。
細く、白く、凹凸の少ない、女性らしい腕が見えた。
この手で、何度も今まで剣を振るってきたというのに、何度も愛剣を振るい、自分なりに
剣は元から存在せずに、自信もズタズタに引きちぎられてしまっている、既に『紅閃』と呼ばれていたことなどとうの昔。
彼女は剣士ではなくなっていた。
デスゲームを生きてきた、幼馴染に置いてかれまいと前を向いていた彼女――――アスナという剣士はここにはいない。
弱かった、一人では何も出来なかった、いつも守られてきた結城明日奈が、その檻の中にいた。
「……ッ!」
長く、途方もない時間を、彼女は檻の中で過ごしていた。
それでも明日奈に感情があるのは、無気力にならずに辛うじて前を向けているのは、一人の少年の影響があった。
彼ならば諦めない、彼ならば足掻く、彼ならばどんな状況でも前を向いている。ならばここで、自分だけが諦めるわけにはいかない。その背に追いついて、隣を歩くと決めたのだから、こんなところで折れている場合ではない。
明日奈が諦めないのはその程度の理由だった。
特別な約束も、崇高なる信念でもない。大切な人の隣で歩きたいから、その程度の理由で、ソードアート・オンラインがクリアしてから半年間も一人で耐え抜いていた。
健気、とも捉えることが出来る想い。
それすらも許さないと言わんばかりに――――。
「いけないな、ティターニア」
――――この男は踏みにじる。
檻に入ってきたのは長身の男だった。波打つ金髪が豊かに流れ、その額には黄金の王冠。身体を包むのは濃緑のゆったりとした長衣。
ニヤついた笑みを隠すことなく顔に張り付かせたまま、いけないと称した癖に朗々と楽しそうに口を開いた。
「苛ついている顔は、君には似合わない。君はもっと、笑っていて欲しいな」
「だったら、ここから出してくれませんか?」
明日奈は男の方へ視線を向けない。
格子を片手で握りしめながら、感情を悟らせないように冷静な口調で言った。
対する彼は、大げさに両肩をすくめると、残念と芝居ががった口ぶりで答える。
「それは出来ないよ。実を言うとね、君は笑っているときよりも、泣いている顔のほうが一番美しいと思うんだ」
「……」
クスクス笑みを零す彼に、やはり明日奈は目も向けない。
既に彼女にとって、檻の中に入ってきた彼をあたかも存在しない者のように、自分の意識からはじき出した。
こうして彼と会話をするのは初めてではない。
自慢話に始まり、自分の生い立ちを延々と繰り返し説明し、どれだけ彼が明日奈を愛しているか口説き、そして再び自慢話で終わる。
自分本位かつ自分よがりで興味のない話を並べて、満足すると帰っていく。その繰り返しだ。今回も同じことの繰り返しなのだろう、と明日奈は眼を閉じて考えていると。
「――――無視はよくないな、ティターニア」
ゾクッ、と明日奈の肌が栗立った。
いつの間にか彼は明日奈の背後に立っていると、徐に彼女の髪の毛を束で掬い鼻先を埋めている。
思わず、明日奈は一歩後ろに下がり、汚物を見るような眼で睨みつけて。
「止めて下さい、須郷さん」
「違う、違うだろ。僕は妖精王オベイロン、君は僕の妻であり女王のティターニアだ」
「いいえ。わたしは結城明日奈、貴方は須郷伸之。赤の他人よ、今までも、これからもね」
明日奈の瞳には嫌悪、言葉には拒絶、態度には拒否が明確に込められている。
なのにも関わらず。
「クククッ」
妖精王オベイロン――――須郷はニヤケ面を深めていった。
小馬鹿するように、愉悦するように、他人の心は自分が踏みにじるために疑わないといった表情で明日奈に笑みを向けていた。
尋常ではない様子に、明日奈はもう半歩後ろに下がる。
「……何が、可笑しいの?」
「いや、君が僕にそんな態度をとっていいのかな、って思ってね?」
「……なんですって?」
眉を顰める明日奈が面白いと言わんばかりに、須郷は「おっと」とわざと大きなリアクションを取って続ける。
「まだ君に話すことではないか。最近、僕の思い通りに事が進んでね、ついつい口が軽くなってしまいそうになる」
こんな戯言に、本来であれば明日奈は耳を貸さない。
だがどういうわけか、今回は嫌な予感がした。何か奇妙な第六感が、決して明日奈が無視できない何かを須郷が進めている気がしてならなかった。
須郷がアルヴヘイム・オンライン、つまりこの世界の運営責任者でありゲームマスターだと言うことは、何度も本人の口から聞かされていた。
ここまでご機嫌でであるということは、経営のほうが上手く言っているのかと、考えられるが直ぐに明日奈は否定した。違うのだ、彼女が感じた予感はそんな些細なモノじゃなかった。かといって説明がつかない感覚、しかし無視もできない。
どうするか、明日奈は考えていると。
「――――そういえば、数日前にキリト君に会ったよ」
「――――え?」
そこで漸く、戯言であると断じていた須郷の方へ、本当の意味で意識を向けた。
ニヤついた顔のまま彼は告げる。
「何度も君達の病室に通っているみたいだね、まったく健気じゃないか。感動すら覚えるよ」
言葉とは裏腹に、顔に笑みを張り付かせて須郷は言う。
キリトが病室に来ていた、それは良い。どこかで昏睡状態で目覚めない明日奈の現状を聞きつけて、見舞いに来てくれていたということは明日奈も直ぐに理解できた。
問題はそこではない。
“君達”という複数形である。
君達ということであれば、それはキリトも良く知る人物なのだろう。自分と他の人間もその病室にいて、キリトは見舞いに来ているということになる。
明日奈と相部屋、つまりは明日奈をよく知る人物であり、結城家とも関わりがある人物なのだろう。
キリトが知っていて、自分と相部屋になれて、結城家とも関わりがある人物。
心当たりがあった。
しかしそれは、そんなことがっては、辛うじて平静を保っていて明日奈の心が、今度こそ折れてしまう自体にもなり得てしまう――――。
「待って、君達って……」
顔を青くさせて、震える唇で、かすれながらも声を紡がれる。
須郷は大きく左右に手を広げて、朗々と楽しそうに言った。
「その時にねぇ! 君の身体に触れようとしたけど、キリト君に邪魔されたんだよ。彼、何て言ったと思う?」
「まさか、貴方……」
「ユーキに叩き潰されるぞアンタ、だとさぁ! 出来るわけがないのにね」
喜々とした表情で「何故なら」と言うと、彼はシステム管理者の青いメニューウィンドウを開くと、ある映像を映し出した。
明日奈は口元を両手で覆う。
そこには見覚えがある姿があった。
いつも守ってくれていた彼、泣いていたらいつも一緒にいてくれた彼、口が悪くても心優しかった彼が、そこにいた。
光すらそんざいしない、窓の一つもない、本当の意味での監獄に、彼は囚われていた。その彼の、少年の名前は――――。
「――――彼は、茅場優希は君と同じように、この世界にいるのだから……ッ!」
その言葉がトドメだった。
両膝から明日奈は崩れ落ちる。身体を震わせて、されど眼を離すことなく須郷が出した映像を凝視する。
自分だけだと思っていた。
須郷に囚われているのは、自分だけであると思っていた。
だが現実は違う。囚われている、なんて大げさな表現だった。本当の意味で、彼に囚われているのは――――。
「どうして……」
「ん?」
やっと絞り出した声で、積み重ねてきた憤りを噴出させる。
耐えてきた、小動物のように飼われてきた、それを明日奈はずっと耐えてきた。少しでも反応をすれば、須郷を喜ばせるだけであると、必死に堪えてきた。辛いこともあったが、それと等しく楽しいことも会ったソードアート・オンラインとは違い、ここでの生活は辛いことだけであった。泣きたくなる夜もあったが、歯を食いしばり乗り越えてきた。全ては須郷を喜ばせないために。
だが限界だった。
大切な幼馴染が、己が愛する者の現状が引き金となり、明日奈の感情が爆発する。
睨みつけて、大粒の涙を双眸から流れながら、彼女は叫んだ。
「どうして、こんな事をするの!? 優希くんが貴方に何をしたっていうのよ!!」
「したさ。これは僕に与えられた、当然の権利だ」
ここで初めて、須郷の顔が歪んだ。
劣等感、嫌悪感、ありとあらゆる負の感情を混ぜたながら、口元を引き裂くような凶笑を浮かべて。
「天才茅場晶彦はね、僕から何もかもを奪ったんだ。名声、地位、富、女すらも彼は僕から奪っていった。いずれ僕になる筈だった何もかもを奪っていった」
それだけ言うと、視線を明日奈から、映像にある優希へと移す。
「茅場先輩から受けた屈辱を僕は彼に返しているだけさ。叔父の負債を、甥に請求するのは当然だろ?」
「何よそれ、優希くんは関係ないじゃない!」
「関係あるさ。現に、君は知らないが世間では彼を『世紀の大犯罪者の家族』なんて声もある。中には罰しろという意見もある」
「……なによ、それッ!」
確かに、茅場優希と茅場晶彦は血の繋がりがある。
それは優希本人も認めていることであり、茅場晶彦の家族と見られても仕方ないことである、と優希も受け入れている節もあった。
だがそれは優希の話しだ。
明日奈自身は何一つ納得していないし、理解を示すことなど一生訪れないだろう。
ふざけるな、と。
声を大きくして言いたかった。茅場晶彦の成してしまったことに、優希を巻き込むなど埒外の言い分にも程がある。
彼がどんな想いで、何を背負い、取り零してしまった者すら知らずに、好き放題言うな、と明日奈は叫びたかった。
しかし声を張り上げる前に。
「だから僕は世間の声の代弁者でもある。全員がやれないことを、僕が率先してやって上げてるんだ」
「ふざけないで。貴方がやってることは、ただの八つ当たりじゃない! 優希くんは何一つ関係がない――――」
「――――それが関係があるのさ」
くつくつと喉を鳴らしながら笑みをこぼし、須郷は続けた。
「茅場先輩だけじゃない、彼も僕から奪っている。僕の物になる筈の君を、僕から奪おうとしている。全く、茅場というのは盗人かなにかなのかな?」
「この、いい加減に……ッ!」
もう我慢が出来なかった。
須郷から感じる不快感や嫌悪感よりも、何も知らないくせに優希を貶す須郷に、明日奈は我慢が出来なかった。
今すぐに、その気色の悪いニヤけ面を引っ叩いてやらなければ気が済まない。その為に彼女は足早に近づいて、片手を振りかぶる。
対して須郷は嫌ってほど冷静であった。
不気味なほど、これから訪れる暴力に対して、何の抵抗も見せない。彼は自尊心の塊のような男だ。このまま明日奈の怒りを受け入れる筈がなかった。
「――――いいのかな?」
静かに呟く声は。
「僕に何かあれば、彼がどうなることか――――」
明日奈の心に、深く尚深く、深すぎるほど突き刺さった。
ピタッと明日奈の動きが止まり、ぶつけるべき手を静かに下ろしていく。
怒りに燃えていた眼も、今となっては見る影もない。ゆらゆらと揺れて、自身の身体に触れられたとき以上に、彼女は怯えきっていた。
ありきたりな脅しである。
それだけで充分だった。
目の前の男は、脅しではなく本気で行動する。やりようによっては、優希を“事故”と称して殺せることも出来るのだ。それだけの地位を行使出来るほどのポジションに須郷は就いている。
怯えきった眼で、縋るように、明日奈は懇願した。
「やめて、下さい。彼には手を出さないで……」
「さて、それは君次第だね」
須郷の眼が変わった。
愉悦に満ちた笑みももちろん張り付いている。だがそれ以上に、物色するような、何から何まで観察するような眼で、明日奈を見やった。
足から這うように、胸を見て気味の悪い笑みをこぼして、最後には唇を見て、官能的笑みを浮かべる。まるで丸裸にするような眼で、明日奈を見ながら須郷は口を開いた。
「無理矢理は性に合わなかったんだが、気が変わったよ」
「……ッ!」
鳥肌が立った。
生理的な意味で、この場から離れなければならないと身体中が警告を鳴らす。
それでも、動けない。
下手な真似をすれば、優希が何をされるかわからない。
ギュッと眼を瞑り、“行為”が終わるまで待つしかないのだ。両手を握りしめる、指が赤くなるまで、出血しかねないほど握りしめて、嫌悪感に耐える。
ここは、仮想世界だ。
怪我されたからと言って、現実世界でも同じということではない。
尊厳を踏みにじられようとも、何度汚されようとも、須郷の悍ましいはけ口になろうとも構わない。
全ては――――。
「ここで、君の純潔を一度散らせてしまうのも、悪くないかもしれない……」
全ては彼のために、優希が無事であるために、ありとあらゆる屈辱に耐えてみせる。
そして明日奈の身体に、須郷の手が――――。
「う、ぁ……?」
――――触れない。
須郷は怯えた様子で、世界樹の方へと身体を向けて、身体を震わせて一歩後退る。
青白い顔で、ありえない、と。顔を激しく左右に震わせて、否定して見せていた。
「あ、あの死にぞこない! 意識がない癖に、僕の邪魔をする気か!?」
先程の余裕はどこへ行ったのか、癇癪を起こしながら悪態をつく。それからメイン・メニューウィンドウを開いて、ログアウトをした。
もはや明日奈に眼もくれない。いつもは牢の唯一の出入り口から、明日奈に見せつけるように出ていくのだが今回は違った。余裕が無いように、一目散に逃走するように、脱兎の如くこの世界から須郷は姿を消す。
須郷の身に何が起きたのか、明日奈はわからない。
しかし何となく、察することが出来た。
――優希くん、守ってくれたんだね……?
――諦めるな、って言ってくれたんだよね?
先程まであった、恐怖はなくなっていた。震えも止まり、再び心に“炎”が再燃する。
暖かく、それでいて満ち足りるような、不思議な感覚が明日奈に満ちた。
眼を閉じて心の中で、ごめん、と。
一度謝罪して、再び眼を開けて、鳥籠のような檻から見える空に目を向けた。
雲一つなく青空が広がっている。
――もう、負けないよ。
――助けてばかりじゃない。
――今度は、今度こそ、私が君を助ける番だから……!
絶対に方法はある。
ここから抜け出す方法は、必ず存在する。
諦めはしない、挫けたりはしない、もう二度と心が折れてなるものか。
抜け出して、優希を――――。
「明日奈さん! 明日奈さん!」
「……えっ?」
声が聞こえた。
小さくも、か細いモノであるが、確かにそれは自分を呼ぶ声だった。
だがどこから聴こえてくるのか。明日奈は耳を澄まし、辺りに意識を向けて集中した。
「団長さん!!」
ハッキリと聴こえた。
それは上空から、まるでシステムの外から、電子の宇宙側から降ってくるように、少女は降りてきた。
降りてくる速度は高速。
眼にも止まらぬ速さで落下し、激突すると思いきや重力を感じさせないように、静かに世界樹の長大な枝の上に降り立った。
ふわり、とまるで羽のように静かに少女が降り立つ。
可憐な少女。額に揃えた前髪で、黒髪の長髪。純白のワンピースが似合う少女は、嬉しそうに涙でその眼に潤ませながら。
「良かった、間に合いました……!」
「ユ、」
メンタルヘルスカウンセリングプログラム一号、と以前に少女は呼ばれていた。
しかし誰よりも人間らしく、怖いものに怯えて、嬉しいことに笑みをこぼし、悲しいことに涙を流す。AIといった存在ではなく、人間らしい少女。
かつてキリトを父と慕い、
「団長さん、助けに来ました!」
「ユ、イちゃん……!?」
>>ティターニア
幼馴染。
それなんて薄い本?的な展開になりかけた人。原作でもここまでやらなかったぞ!?ってとこまでイキかけたけど未遂で終わった人。何が未遂になったか?それはもちろんSE(ry
>>オベイロン
僕らの妖精王。
原作では無理矢理とか趣味じゃなかったけど、本作では嗜虐心+茅場への劣等感から、行為にいたろうとしたけど未遂だった人。何が未遂だったか?それはもちろんS(ry
実行されてたら半端ないヘイトを稼いでた人。R-18に行って、どうぞ。
未遂に終わった理由は、幼馴染に対するセコムの精度が凄まじかったから。アインクラッドの恐怖の殺意をぶつけられてしまった系男子。調子に乗りすぎた。
>>ユイ
Q.ユイ!? バカな、死んだ筈じゃ。
A.残念だったな、トリックだよ。
本当に消滅しましたが、ある人がデータを集めてサルベージ。
ある人って一体誰なんだ?(すっとぼけ)
>>「無理矢理は性に合わなかったんだが、気が変わったよ」
確実に炎上案件。
>>須郷の身に何が起きたのか、明日奈はわからない。
恐怖「<●><●>」