仮面ライダードライブ ドライブサーガ-重加速異変-   作:ライダーカードゲーマーLv.1

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どうも、ライダーカードゲーマーLv.1です。
今回は東方×仮面ライダーという物を作ってみました。
主役はなんとチェイサーです!
東方のキャラを知るのみのにわか知識での作成ですがお楽しみいただけたら幸いです。

では、本編の方をスタート ユア エンジン‼︎


第1話 怪物事件は何故起きたのか

?「何か来たわね…」

ー彼女の名は、博麗霊夢。

彼女はこの場所、幻想郷の住人であると同時に博麗大結界と呼ばれる結界を守る博麗神社の巫女でもある。

?「霊夢…」

どこからか声が聞こえた。

霊夢「紫、何かあったの?」

空間に裂け目が現れ、中から人が現れた。

彼女は八雲紫、この幻想郷を作った大賢者でありスキマと呼ばれる空間を操る妖怪でもある。

紫「異変よ。何者かわからないけど外の世界からやってきて人里で大暴れてるの。さらに辺りは、重力がかかったようにどんよりと重くなって動けなくなるという現象も起きてるわ。異変解決、お願いできるかしら?」

霊夢「わかったわ」

そうして霊夢は博麗神社から飛び去った。

 

-人里-

住民「(か、体が動かない…た、助けてくれ〜!)」

?「消えろ、人間!」

霊夢「待ちなさい!」

謎の集団は声がした方を向くと辺りの重力も無くなった。

?「なんだお前は?」

霊夢「あんた達こそなんなの?何が目的なのよ?」

?「我々は人間を滅ぼし、この世界の支配する!」

霊夢「はぁ?ふざけた事言ってんじゃないわよ!」

?「霊夢〜!」

遠くから霊夢の名を呼ぶ声が聞こえてくる。

すると、空から白黒の服に身を包み魔女のような格好をした少女が箒に乗ってやって来た。

彼女の名は霧雨魔理沙、霊夢と共に異変を解決する事もある魔法使いで霊夢の親友でもある。

霊夢「魔理沙!」

魔理沙「霊夢、手を貸すのぜ。こいつらなんなんだぜ?」

霊夢「わからないわ。強いて言えば、機械…かしら?」

魔理沙「にとりの奴の発明品が暴走しちまったのか?」

霊夢「いいえ、紫の話では外の世界から来たらしいわ」

魔理沙「外の世界からかよ⁉︎なんでそんな奴らが暴れてんだ?」

霊夢「人間を滅ぼすなんてふざけた事言ってたわよ」

魔理沙「こんな異変初めてだな。さっさと片付けようぜ!」

魔理沙は懐からカードと八角形の道具を取り出した。

このカードは「スペルカード」と呼ばれ、霊夢や魔理沙を含めた幻想郷の一部の住人が「弾幕ごっこ」と呼ばれる決闘の際に用いられ、様々な攻撃に使用できる。

そして、魔理沙は機械生命体に向けてスペルカードを使用した。

魔理沙「恋符「マスタースパーク」!」

しかし、魔理沙の放ったマスタースパークは機械生命体には効いていなかった。

魔理沙「な、マスパが効かないのぜ⁉︎」

霊夢「今度は私がやるわ!」

霊夢もスペルカードを取り出した。

霊夢「霊符「夢想封印」!」

霊夢から放たれた様々な色の光弾は機械生命体に直撃した。

だか、やはり魔理沙のマスタースパーク同様に機械生命体は傷1つ付いていなかった。

霊夢「嘘⁉︎夢想封印も効かないなんて…」

?「なんだ?今のは攻撃のつもりか?ならば…殺してやろう!」

機械生命体がそう言った途端、再び辺りがどんよりと重力がかかったように重くなり霊夢と魔理沙はその場から動けなくなってしまった。

霊夢「(何…これ…?)」

魔理沙「(体が…動かないのぜ…)」

そして、体が動かなくなってしまった2人を襲おうと機械生命体が動いたその時…

機械生命体と同じ速さで動いている者が1人だけいた。

機械仕掛けのバックルが青く輝き、黒いアンダースーツに紫の鎧を着た姿をした戦士のようだった。

霊夢「(な、なんなの…あれは?)」

魔理沙「(黒い…戦士…?)」

?「お前はまさか…仮面…ライダー⁉︎」

霊夢「仮面…」

魔理沙「ライダー…?」

仮面ライダー「下級のロイミュード3体か…さて、まとめて倒しますか!」

仮面ライダーと呼ばれたその戦士は、腰に付いているベルトのレバーを上げてスイッチを押すとベルトから音声が発せられた。

<ヒッサツ!>

エンジン音のような音と共に仮面ライダーはベルトのレバーを下げた。

<フルスロットル、チェイサー!>

仮面ライダー「フッ!ハァーーッ‼︎」

仮面ライダーは音声と共に飛び上がり、3体の機械生命体をめがけてキックが炸裂し、爆発が起きた。

その瞬間、どんよりと重かった辺りが正常に戻り霊夢と魔理沙も動けるようになった。

魔理沙「お、動けるぜ!」

霊夢「なんだったの?さっきのあれは…」

魔理沙「おい霊夢、あれ…」

霊夢「何よ?」

魔理沙が指差した方向を見るとそこには、仮面ライダーと呼ばれた戦士が立ちつくしていた。

そして仮面ライダーは、ベルトのレバーを上げバイクの形をしたミニカーを取り外して再びレバーを下げた。

<オツカーレ>

音声と共に仮面ライダーは消えたが、そこに1人の青年が立っていた。

霊夢「あ、あんた何者なの?」

青年は声のした方を向くと

青年「よ、嬢ちゃん達大丈夫か?」

 

第1話 完




さあ、第1話いかがだったでしょうか?
物語に登場した仮面ライダーチェイサーはTV本編に登場した仮面ライダーチェイサーとはまったく関係ありません。この物語の主人公が変身する新たなチェイサーという設定で登場しております。
次回 仮面ライダードライブ
「あんた一体何者なのよ?」
霊夢と魔理沙、2人の前に現れた青年は一体何者か?
「俺は、ロイミュードを倒す男!」
仮面ライダーとは、そして機械生命体の正体とは?
「何…仮面ライダーがこの世界に?」
その真実は次の物語で明らかに!
第2話 重加速異変とは何なのか

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