遊戯王GX ユーリな遊利の物語   作:読みイクト

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今日からデュエルリンクスの世界大会予選が始まりました。
正直すこしでも報酬が貰えたらいいかと。
おかしなことに手札事故が多すぎるわ課金厨に当たるわでやってられない状況です。(悲)
本当に課金できる人達が裏山

本編ですが今回はデュエルは無しにしました。
そんなに書くことないので
……自分の能力が足りないってのは言わない方向で


査問からのカイザーまでのダイジェスト

「大変よ遊利!」

 

「うわっ!どうしたの明日香!?」

 

廃寮探索が終わり一眠りして目が覚めた頃に自室に明日香が慌てた様子で来た

 

「十代と翔君が倫理委員会に連れていかれたって隼人君から聞いたの」

 

「知らせてくれてありがとう」

 

急いで部屋を出る僕を明日香は引き止める

 

「どこに行くの!?」

 

「どこって、乗り込みに行くんだよ」

 

「えっ?」

 

マヌケな顔をしちゃダメだよ明日香

 

女の子なんだから

 

ーーーーーーーーーー

 

そしてやって来ました十代と翔がいるアカデミア校舎内にある会議室に

 

思い切り扉を開けて登場する

 

「失礼します!」

 

「なんだお前は!?」

 

「武藤君!?」

 

モニターの中央に映っている女性が声を荒げながら聞いてくる

 

鮫島校長も僕がこんなことをするとは思わなかったようだ

 

「俺も十代と翔と一緒に廃寮に入りました」

 

この場で部外者でないことを言えば話をこちらが話の主導を握れる

 

「何んでスート!?」

 

「そうか。ならばお前も退g「しかし」」

 

退学と言わせるその前に言葉を重ねる

 

「そこでタイタンという闇のデュエリストを名乗る人物がブルー女子生徒を拉致していました」

 

「ペペロンチーノ!」

 

「嘘をつくな!そんな奴がいたという情報はないのだぞ!」

 

嘘をつくな!って言われても本当のことだし

 

「貴方たちの捜査は穴があるからそんなことが言えるんですよ」

 

「なんだと!我々のどこに穴があるといえるのだ!」

 

「そもそも僕たちが廃寮から出たのは今日の夜が明ける直前です。貴方たちが十代たちの部屋に来たのは七時頃。それまでに捜査を完了したことになりますが捜査の時間は長くて二時間ほどとなります。しかし捜査のための移動や廃寮に入ったことが分かるのにも時間がかかります。この事から貴方たちの捜査は不十分であるから捜査に穴があることが証明できます」

 

「くっ!」

 

「武藤君の言うことが本当なら退学は早計だったようですね」

 

そう言うということは鮫島校長はこちらの味方だろう

 

「だがしかしこいつらが廃寮に入ったのは事実だ!その事については覆すことは出来ない!」

 

ーーーーーーーーーー

 

「退学にはならなくなったけど制裁デュエルかー」

 

「仕方ないっスよ。廃寮に入るのは校則違反なんだから」

 

「勝てば無罪放免、負ければ反省文は妥当だね」

 

「俺反省文書くの無理なんだよな。遊利手伝ってくれないか?」

 

「自分でやりなさい」

 

会議が終わり、部屋に戻る最中の会話だけど

 

十代はデュエルできるのはいいけど制裁ということに不満があるのだろう

 

それにいつもなら俺が勝つと言う程の自信満々な十代の口から負けた時の罰の反省文を言ったのだ

 

十代が自信が出ない程の相手を用意するとクロノス先生から言われた

 

強い相手と戦えることに喜ぶことが出来ないかもしれないと直感で感じとったのだろうか

 

それは本人しか知らないことだからこれ以上は触れないでおこう

 

「それより僕なんかがアニキの制裁デュエルのタッグデュエルのパートナーでいいんスか?三沢君や明日香さんの方が強いから僕なんかアニキの足を引っ張るだけっス………」

 

「なに言ってんだ。俺は翔が良いからお前を選んだんだ」

 

「アニキ………」

 

「早速特訓しようぜ!」

 

ダッシュで何処かへ行くけど、どこで特訓するかはちゃんと言ってからにしてよ

 

「待ってよアニキ~!」

 

翔も十代を追いかけるために走っていく

 

ーーーーーーーーーー

 

「スパークマンでダイレクトアタック!」

 

「うわー!」

 

十代と翔の特訓という名のデュエルは十代の勝利で終わった

 

だが十代は不満げな顔をしながら翔に近づく

 

「翔、手札見せてみろ」

 

「あ!ダメっス!」

 

翔はなぜか抵抗するが呆気なく十代に手札を見られる

 

「なんだよ!パワー・ボンドなんて強いカードがあるんだったらなんでこれを使わなかったんだよ!そしたらお前が勝ってたのに」

 

「………禁止されているんス」

 

翔は語る

 

翔は昔ガキ大将とのデュエルでパワー・ボンドを使おうとした

 

しかし使う前に兄であるカイザー・丸藤亮にデュエルを中断された

 

何故止めたのか理由を聞くと「相手の伏せカードでお前が負けることになっていた」だった

 

それに翔は相手を侮辱するような最低な行為を行ったのだ

 

リスペクトの欠片もないと言われ、それによってパワー・ボンドの使用を禁止されることになった

 

「カイザーって遊利が以前戦った相手で学校1のデュエルの腕前を持った奴だよな。そいつが翔の兄貴だったとは………」

 

しばらく十代が考えこんで名案を思いついた顔した

 

「十代……まさかとは思うけどカイザーとデュエルするってことは………」

 

「そのまさかさ!デュエルをすればなんとかなる!」

 

デター!デュエル万能説

 

「待ってろよカイザー!」

 

「ちょっ!十代!」

 

待ってろって言っても何処にいくんだよ!

 

ーーーーーーーーーー

 

「あー!負けた!」

 

あれから十代はデュエル申し込みの申請をしたりブルー寮に乗り込んだりしたが、クロノス先生に申請書を破かれたりブルー生に邪魔されたりと残念ながら失敗に終わった

 

その後に翔がこの島から出ると手作りのイカダを使おうとしたときにカイザーが現れる

 

カイザーは翔に厳しい言葉をかけて去ろうとしたのだが十代がカイザーにデュエルを無謀にも挑み、カイザーはそれを受けた

 

デュエル内容は見ている人のなかにはカイザーと互角と言える戦いっぷりだが、僕からしたらカイザーが常に優勢のまま勝利したと答える

 

十代は次の一手を考えてはいたんだろうけどその場しのぎの一手しか使えなかったし、一方のカイザーは二手三手ある状態から余裕のある選択をしたから勝ったと説明できるからね

 

「残念だったね十代」

 

「強いってのは遊利のデュエルで分かっていたけど実際に対戦しないと分からないこともあるもんだな」

 

「負けたんだから反省点を踏まえてデッキの調整するんでしょ?」

 

「まあな。今よりも強くなってやるぜ!」

 

「つきあうよ」

 

「サンキュー」

 

でもね

 

「デッキ調整につきあうんだからドローパン奢ってよ」

 

「うげっ!マジかよ」

 

報酬は必要でしょ


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