魔力が少ないのに召喚されるのはバーサーカー   作:くれ悪

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眠気が凄くて辛いです。話が進まない…次こそは次こそはすすめる!


悲鳴

「で、要約すると歴代の皇帝がサーヴァントとして現れてネロさんのローマに反逆してるって事でいいですか?」

 

「うむ、そう言うことだ。鈴蘭よ」

 

俺はネロが今まで立香達にした話をもう一回してもらった。だって、寝てたから是非もナイヨネ!

…それにしても俺が寝てる時にサーヴァント戦があったなんて…本当に申し訳ない事したよ…。でも、そのカリギュラって言う人に会いたくないなぁ。だって聞くからなモロバーサーカーっぽいじゃん、バーサーカーには基本的には関わりたくないよ…真面目に…

 

『あ、皇帝陛下なるべく、ほおず…じゃなくて鈴蘭ちゃんと立香ちゃん達を前線に置いてて欲しいんだ』

 

『あー、鈴蘭ちゃんは屈強な男戦士さん達と同じ所がいいと思いまーす!』

 

おい、女職員やめろよ。そんな事言うと俺の尻がやばいぞ!

 

「何を言ってある!スズランをそんな野蛮な者共と同じ所に置ける訳無かろう!無論、スズランは余と一緒に行動するぞ!」

 

ナイス!皇帝、ふふふお前らの思い通りには絶対いかせないぞ!

 

「はいっ!私も皇帝様とご一緒なら心強いです」

 

「ひいっ!」

 

俺が裏声を出して返事をすると、いつの間にか帰って来たえっちゃんが静かに悲鳴をあげた…おい、キモいってか…まぁ自分のマスターが女装してるのに更に裏声まで出したら引くなぁ。うん、だって俺も引くもん。

 

てか、俺って普通に女の子っぽい声出せてるし。俺俳優になれるんじゃね?演技力マジヤバイだろ俺…

 

「ま、マスターさん、き、キモすぎます…ヤバイです、セイバー以上に斬りたくなるキモさでした…しかも、一瞬でもマスターさんが女性かもしれませんって思った1分前の私をぶち殺したくなりました」

 

そこまで言うか!いやいや、流石にそこまで言われたらもうお菓子禁止にするしか無いですかぁ。俺は売られた喧嘩は買いますよ…はぁい。

 

「1週間お菓子禁…」

 

「マスターさんって本当に可愛らしいですよね!」

 

手のひら返しが凄すぎます!もう手首が骨折する勢いでクルクル回したなぁ。

 

「くくく、スズラン似合ってるじゃねーか。くくくなぁスズラン?」

 

「あ、アニキ…」

 

アニキはアニキでからかってくるがアニキのからかいは余裕で耐えられる…てか、面白がってるだけだからバラそうともしてないし…やはりアニキだな!

 

「ごくりっ」

 

マシュちゃんもう隠す気無くなったね、俺とアニキをそんな期待の篭ったキラキラとした目で見ないでくれるかな。そんな目で見られたらついつい実行してしまうじゃないか!

 

「ぬぅ!余を抜きにして何楽しげに喋っておるか!まぁ良いわ!スズラン、後で余の部屋に来てくれ!」

 

「はい、みんなを連れてトランプしましょ!」

 

くくく、ここでトランプをしたらそのトランプを触媒にしてネロ様を呼べるからな!あの人は今のところは狂ってないと思うからバーサーカー適正なさそうだし、もうセイバー枠確保したのも当然じゃないか…

 

「ほう、トランプか…余はゲームは強いぞ?」

 

「…もちろん罰ゲームありですからね?」

 

「いやぁぁぁ」

 

後ろでずっと黙ってたオルタが少し叫ぶ。てか、そんな所に居たんだ…全く気付かなかったよ…。オルタは罰ゲームの恐ろしさを身をもって体験してるからなぁ。ま、俺は現在進行形で罰ゲームの最中だけどね!早く女装解いてほしいよ。ダ・ヴィンチちゃん早く解いてくれ!そして俺を普通の男の子にしてくれ〜!

 

 

 




フォスル「…慎二が乗っ取られた…」

慎二(ごーすと)「みんな逃さない…ずっと私といるの…れ

佐藤「よしっ!あいつはいい奴だったな!」

次郎丸「てことで一生懸命逃げるか…」

フォスル「よし、逃げよう…そして装備を充実させよう!」

佐藤「慎二〜大人しく待っとけよ!必ず起こしてみせる!おそらく」

次郎丸「ああだって仲間だもんな!(多分)」

フォスル「今回だけは見逃そう…そして逃げよう!」

慎二(ごーすと)「置いてけ〜体を置いてけ〜そして私の友達になれ〜」



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