「それでマスターさん私の同僚は誰ですか!セイバーですか?セイバーなんですか!セイバーだったら斬ります」
あ、やっぱバーサーカーだね。
「違うよ、ほらこいつ」
そして俺はさっき挨拶しようとしてスルーされて落ち込んでたランスロットを実体化させた。
「この甲冑の人が私の同僚ですか、よろしくお願いします」
「AAA」
シュ、シュールだ!なんか見た感じ文系っぽい女の子と甲冑との握手なんだこれは!
そしてランスロットお前は普段の荒々しさはどうした!何、狂ってるのに紳士的対応してんだよ!それも無窮の鍛錬のスキルか!恋も
「銀河に君臨すべし王としての生をうけ、誇りある騎士として育ったその私が仕える主人にも一定の格式うぉ!」
えっちゃんが何やら小言を言ってたので折角用意した。どら焼きはあげないでおこう。しかしいきなり大きい声を出して
「ま、マスターさん。あ、あのその後ろ手に隠した物は何ですか!どうぞどんな命令でも言って下さい!」
あ、やっぱりチョロい。
「そうかじゃあはいどら焼き」
「わーい!ありがとうございます」
無邪気だ。なんだこの生き物めっちゃ可愛いじゃねぇかよ!俺の貯金いくらでも食いつぶしてくれても…はっ!いかんいかん。落ち着け落ち着け俺!奴はバーサーカーだ!
「もぐもぐ」
「ぐはっ」
ああ、バーサーカーでもいいかな。
「そうだ、ランスロット。ほらっ」
俺はランスロットに唯の剣を渡した。その剣は何の神秘も宿ってない達人が作っただけと言う剣だ。
ランスロットの宝具の1つである
ランスロットは今までそこら辺に落ちている鉄パイプを武器にしてた。流石に鉄パイプのままはマスターとして情けないということで剣を与えることにした。
「GAAAA」
「はははランスロット嬉しいかー。だけど振り回すのやめてくれないかー既に俺の布団が犠牲になってるから」
「Aa」
ランスロットは俺にお辞儀をする。こいつ本当は狂化されて無いんじゃないのか?
そしてランスロットは与えた剣をすぐさまに宝具化する。その時に使った魔力は病み上がりの俺にはきつかったようでまた倒れてしまった。
「あ、マスターさん。目を覚ましました?」
「うん、ねぇえっちゃん?」
「何ですかマスターさん?」
「何してるの?」
「膝枕です!」
えっちゃんはドヤ顔で言った。
「いきなり倒れるんでびっくりしましたよ」
「ごめん」
「大丈夫です。マスターさん1ついいですか?」
「どうした?」
「マスターさん何だか美味しそうなんでちょっと齧ってもいいですか?駄目なら舐めるだけでも!」
「駄目だよ!」
そして俺はえっちゃんの太ももを堪能しながらまた眠りについた。
ああ魔力とお金…
骸骨兵A「ラブコメの波動を感じる!」
骸骨兵B「またあいつか!」
骸骨兵C「…アニキがさっきいた」
骸骨兵AB「「もう駄目だこいつ、早くなんとかしないと」」
骸骨兵D「評価、感想よろしくお願いします!」