インフィニット・ラグーン   作:上海・人形

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四話です、サブタイはコレからも奇数番がアラビア数字偶数番が漢数字という風にしていきます

因みに、この世界では三合会とホテル・モスクワはいがみ合ってないです

後、今話ではヨルムンガンドのHCLI社が出てきますがココは出ません


四話

ーーーー日本・IS学園前ーーーー

 

 

IS学園入学式であるこの日、夏とロックこと岡島緑郎はIS学園に来てい

 

「何で俺までここに来ないといけないんだよ」

 

「ハハハ、仕方ねーさ 保護者と共にって言われ点だからよ」

 

「前に仕事で来た以来だよ日本は」

 

「仕事っつーとヤクザの件か?」

 

「そう、その仕事」

 

 

等と話していると、後ろから男に声をかけられる

 

「やあやあ、ナツクン いつぶりだい?」

 

「キャスパー、大体半年くらいだな

チェキもお久しぶりです」

 

夏と緑郎の後ろに立っていたのはHCLI社のエージェント、キャスパー・ヘクマティアルと、その私兵達であった

 

「ナツクンがISを動かしたとニュースで見てね、IS用汎用性武器及び、汎用性パッケージのカタログを渡そうと思って来たのさ」

 

「サム、あんたと会えなくて寂しかったよー そうだ、ココちゃんの所に新しい子が入ったんだけど知ってる?」

 

「知ってるよ、ヨナでしょ 彼も同情したくなるような人生送ってるよね」

 

「あら?何処まで聞いたの?」

 

世間話をしている夏とチェキータをキャスパーが止めに入る

 

「チェキータさんチェキータさん、楽しい世間話もいいですが僕達そろそろ時間がないですよ」

 

「えぇー、もう終わり?」

 

「ならチェキ、コレ俺の電話番号暇なときにでもかけてよ キャスパーもね」

 

「ありがとー、コレだからサムは可愛いのよ」

 

「ハハハ、ありがと じゃ、そろそろ教員が来る時間だからまたね」

 

「ナツクン、また来るよ」

 

「じゃあね、サム」

 

そう言い残しキャスパー達は去っていった

 

「サム、いつの間にHCLI社の連中と仲良くなったんだ?」

 

「半年前の丁度ロックが別のとこに仕事に行ってるときに知り合って目的が同じだったから共同戦線を張ったのさ」

 

「そんなこと聞いてないが?」

 

「ハハハ、言ってないからな」

 

二人が話していると時間になったのかIS学園校舎から三人出て来て話しかける

 

「遅れて申し訳ない、私IS学園理事長を勤めております轡木十蔵と申します こちらの二人は教員の織斑千冬と生徒会長更識盾無です」

 

「ご丁寧に有難うございます、私東南アジアのロアナプラという町でラグーン商会にて交渉役を勤めさせて頂いております岡島緑郎と申します」

 

「同じくラグーン商会にて働いております八雲夏と申します、3年間よろしくお願いします」

 

「一夏?!」

 

ロックとサムが自己紹介をすると織斑千冬がサムの旧名を呼ぶ、しかし二人とも誤魔化す

 

「一夏?一夏と言うとヴァルキリーである貴女の弟さんですか?」

 

「ああ、俺等の仕事の時に巻き込まれそうになって逃げてった子供か」

 

「そうだな、あの後死亡した事になってますよね?俺等は知りませんが」

 

「そんなことはない、一夏お前の姿は四年前から変わってないじゃないか」

 

「当時から写真が出る度に似てる似てると言われる俺の気持ちにもなってくれよ」

 

そこに理事長が止めに入る

 

「そこまでですよ、織斑先生 彼の生まれからの経歴は全てこちらは把握していますが、彼は織斑先生と関係がないことがわかってます 彼に聞きたいことはあるでしょうが、ここは落ち着いてください」

 

「はい」

 

千冬は意気消沈したかのように頷くと生徒会長である更識盾無が話しかけてくる

 

「では八雲夏君、IS学園へようこそ 3年間頑張って下さいね」

 

と言い理事長と生徒会長は引き返していく

 

「では八雲、私はお前の入るクラスの担任だからこのまま案内する」

 

「またね、緑郎さん」

 

「おう、落ち着いたら一度電話してこいよ」

 

「わかった」

 

と言って別れる

 

そして夏のクラスである一年一組の扉の前につくそこには一人の女性が立っていた

 

「済まない摩耶、遅れたか?」

 

「いいえ、大丈夫ですよ今からクラスに入るところでしたから」

 

「済まない、こいつを頼んでいいだろうか用事がで来たのでな」

 

「いいですよ、では八雲君少し待っててくださいね」

 

「はい、わかりました」

 

そう言うと摩耶はクラスに入っていく

 

夏がしばらく待っていると中から摩耶が出てきてナツを呼び中に入る

 

「はい‼先程学園に来ました二人目の男性IS操縦者です、八雲君自己紹介をお願いできる?」

 

「わかりました」

 

と言うと目の前には部屋一杯の女子が目を爛々と輝かせながら見ている、二人を除いて

 

「始めまして、ブーゲンビリア貿易と三國交易の共同プロジェクトのテストパイロットを勤めさせて頂いております、ラグーン商会社員八雲夏と申します 趣味は射撃、読書をはじめとして色々やってます、特技は射撃及びサバイバルです、以後お見知りおきを」

 

余談だがここで夏の見た目について話しておこう、IS学園の制服は改造が認められており夏も改造してある、制服と同じ素材の布のフードに袖は手が隠れて指先が辛うじて見えるだけ裾は膝くらいまで伸ばし、ズボンはニッカボッカのような物になっている

閑話休題

 

ここまで言い切ると女子から所謂黄色い悲鳴が上がる

 

 

「「「「「「キャーーーーー」」」」」」

 

「可愛い男の子がきたわー‼」

 

「可愛い顔してワイルドなのもいい!!」

 

「服が大きくてダボダボなのもさらに(ここで鼻血が垂れて続きを言えなくなっている)」

 

等と騒ぎだした

 

「やかましいぞ!他の教室に迷惑がかかるだろう!」

 

と誰よりも大きな声を出した織斑千冬が入ってくる

 

 

~~~~~~以下略(他の方の小説等でたくさんやってるし割愛~~~~~~

 

 

そしてSHR後の休み時間、何の巡り合わせか織斑一秋と同じクラスであった夏はとある女子生徒に話しかけられていた

 

「少しいいか?」

 

「何だ?」

 

「話がある、着いてきてくれ」

 

「チッ仕方ねえ」

 

そう言うと夏は女子の後に着いて行く

 

「単刀直入に言う、お前は織斑一夏だろう、何故八雲夏等と名乗っている?」

 

「はぁ、又それか 何度も言うが俺は織斑一夏何て名前じゃねぇ、あのブリュンヒルデとも関係ねぇし、あの一秋とか言うガキとも関わりはねぇ もし俺の事が知りたければ織斑先生か理事長にでも聞きな」

 

「関係ないなら何故一夏と同じ顔をしている!」

 

「んな物知る分けねぇだろ、バカか?」

 

「貴様ぁ!」

 

その女子生徒は夏に煽られるとキレて竹刀で殴りかかる

 

「アブねぇなぁ」

 

夏はそう一言言うと袖からボーラを出して竹刀に絡め横に引くそして竹刀の動きに付いていけずバランスを崩した女子生徒の足を軽く払いこかし、拳を顔に突きつける

 

「これ以上するのならば容赦はないが?」

 

そう言うと女子生徒は顔を真っ赤にして教室に戻るそれを見送った夏は教室に遅れないように戻るのであった




四話終わりました
女子生徒って誰だろう?(すっとぼけ)
次話はクラス代表を募集して決闘が決まるまで位に使用と思います
ここまで布仏本音が出ていないじゃないかって?多分次で出るよ

ココ・ヘクマティアルとその私兵部隊は、夏と面識があります

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