思い付きのネタ集   作:とちおとめ

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凄い序盤に書いてて二話しか書いてなかった百合華のアフターです。
凄く難産でした。
アフターストーリーともなるとやっぱり家族愛が前面に出てきちゃいますね。

そしてアンケートを見て思ったこと。
心春が強すぎる!



一条百合華の場合 after episode

 いつからだろうか、時折この場所に自分が居てもいいのかと思うことがある。

 

「あら、優華ったらまたこぼしちゃって」

「はは。ほら優華、お口こっちに向けて」

「は~い!」

 

 目の前に広がっているのは自分の父と母、そして妹が触れ合っている光景である。どこにでもある家族の日常、心が温かくなって自然と笑みが零れるような光景だ。

 自分にとって目の前に居る父と母は尊敬できる人で、そして大好きな人たちだ。妹に関しても最近味を占めてきたのか生意気に思うことも少なくないけど、それでも自分を慕ってくれて頼ってくれる可愛い子だ。他の家庭がどうかは分からないけど、この家庭に生まれたことは間違いなく幸せなことだと断言できる。それほどに俺はこの家族が……みんなが好きなんだ。

 

「……………」

 

 でも……ここ最近、みんなと触れ合っている時……或いはこのように父と母、妹が楽しそうにしているのを見ると俺がこの輪の中に居ていいのかと思うことがあるんだ。

 義父さんから母さんを奪った薄汚い男の種によって生まれた俺が……そんな薄汚い血を受け継ぐ俺がこの温かい家庭の中に居ていいのかと……思ってしまうんだ。

 

「? どうしたんだい“優紀”」

「ご飯進んでないわね?」

「お兄ちゃん?」

 

 手が止まりボーっとしていた俺が気になったのか、みんながそう声を掛けてきた。義父さんと母さんは心配そうにしていて、優華は純粋に気になっているようだ。

 

「……いや、ちょっと考え事をね。あむっ……うん、今日も母さんの作ってくれたご飯は美味しいよ」

「ふふ、ありがとう」

 

 ……いけないいけない、こんな温かな朝食の光景に暗さなんて似合わない。

 俺は考えていたことをどうにか頭の外に弾き飛ばし、家族の話に花を咲かせるのだった。うん、大丈夫だ。上手く笑えている……俺はこの家族の一員、だから大丈夫だ。

 

「お兄ちゃん食欲ないなら……えい!」

「あ! 卵焼き!!」

「あ~む! う~ん美味しぃ♪」

「……全くお前は」

 

 本当に生意気な妹だよこいつは。

 まあでも、幸せそうに頬張っている姿を見て笑ってしまう辺り、やはり俺は優華の兄たらんとする気持ちがあるみたいだ。彼女の兄として恥ずかしくない生き方をして、もしこの子に何かしようとする者が現れたなら俺は兄として必ず守ってみせる。

 俺は絶対に親父のようにはならない……あんな薄汚い人間には絶対にならないんだ。

 

「……ふぅ、ごちそうさま。お皿持っていくよ」

 

 一言声を掛けて俺は家族の団欒の輪から外れて自室へと引っ込む。

 

「……………」

 

 ベッドの上で横になり、少し眠かったので目を閉じると次第と眠くなる感覚を感じる。ゆっくりと意識が暗闇に沈む中、変な声が俺に語り掛けてきたが……眠気に負ける俺はそれを特に気にすることはなかった。

 

『お前は私の血を持つ人間だ。お前もいずれ、私のようになるぞきっと』

 

 

 

 

 

「……最近、優紀が元気ないよね」

「百合華もそう思ったか。実は俺もなんだ」

 

 とある昼下がりのこと、テーブルを挟んで優介と百合華は息子である優紀のことを話していた。まだ幼いながら色んなことに気が利き、勉強に関してもしっかりと打ち込んでいることから二人にとって優紀は本当に自慢できる息子である。少しばかり頑張り過ぎる部分もあるが、そこはしっかりと家族の時間を作って遊びに連れて行ったりしているので家族仲は誰が見ても良好だと言えるだろう。

 優紀が生まれてから数年して生まれた妹の優華、彼女に関してもすぐに優紀に懐き兄妹仲も非常に良い。今の所心配すべきことは何もない、そう思っていたが最近になって優紀の様子がおかしいのだ。どこか思いつめたような表情、眩しいモノをみるかのような目で優介たちを見ていることが多くなった。どこか自分たちを一歩引いた場所から見ているような……そんな表情をするようになったのだ。

 

「それとなく話を聞こうとしても笑ってはぐらかされてしまうのよね」

「……そっか」

 

 百合華の言葉を聞いて優介は考える。しかしどれだけ考えても答えは出てこず、このままでは延々と考え続けてしまうことになりかねないと優介は立ち上がった。いきなり立ち上がった優介に百合華は目を丸くしたが、優介の表情から息子への想いを感じて小さく笑みを零した。

 

「男同士なら話してくれるかもしれないからね。少し部屋に行って話をしてくるよ」

「分かったわ……ふふ、やっぱり優介君は優しいね」

「あはは。単純に父親として息子が心配なだけなんだけどさ」

「その単純なことができない人だって居るんだよ。でも……そんな優介君だからこそ私もあの時戻ることができたと思うんだ」

 

 百合華の言葉から優介が思い出すのは高校生の頃、あの胸を裂くような悲しみを受けた出来事だ。今となってはもう昔のことではあるが、ふとした時に思い出してしまうことも少なくはない。悲しかった、辛かった、悔しかった、でもそんな想いを過去のモノとして洗い流せるほどの幸せが今優介の周りには溢れている。だから彼は笑っていられるのだ。過去に縛られるような勿体ない生き方なんてしてやらない。愛する妻と、そして息子や娘とどこまでも幸せに生きてやる。それがもうこの世には居ないあの男に対する優介の復讐なのだから。

 

 

 百合華の元を離れ優介が向かったのは優紀の自室だ。コンコンと扉を叩くと、中からどうぞと返事が返ってきた。

 

「優紀、少しいいかい?」

 

 そう声を掛けると、優紀は少し驚いたように目を丸くしたがすぐに頷いて手元に広げていた勉強道具を片付けた。小さなテーブルを挟んで座った優介と優紀、最初に口を開いたのは優紀だった。

 

「……えっと、どうしたんだよ義父さん」

 

 優紀に促された優介は一つ頷き、本題を話すのだった。

 

「最近優紀が何か悩んでいるんじゃないかって思ってさ」

「別に悩みなんてないけど……」

 

 本当に悩みの無いような顔をしているが、優介からしたらその様子だけで優紀のことが分かる。もちろん優介だけでなく、百合華も優紀を大切な息子として日頃から見ているからこそ分かるのだ。どれだけ外面を取り繕っても、長年掛けて培った家族の絆の前ではその程度の誤魔化しなど意味がない。

 

「本当かい?」

 

 笑顔を浮かべてそう言うと、優紀はうっと言葉を詰まらせた。優介からすれば少し追い込み過ぎかなと思いはしたが、どこか雰囲気で優紀が話したそうな何かも感じ取れた。故に少しばかり強引な手段に出たのだが今回ばかりはそれが功を成したようだ。

 逃げ道はないと悟ったのか、優紀は苦笑して参ったなと頭を掻いた。

 

「……表情には出さないようにしてたんだけどなぁ。母さんも前に少し聞いて来たし……義父さんにだって気づかれて当然っちゃ当然なのかな」

「表情には出さなくても分かるよ。優紀は俺の大事な息子だからね」

「……息子だから……か。うん、凄く嬉しいよ。でも……俺は……」

 

 そこから優紀はここ最近に抱えていた悩みを優介に打ち明けた。

 自分の本来の父親の存在がチラついてしまい、この家族の中に居てもいいのかと考えていたことを。

 

「義父さんと母さんが俺のことをちゃんと愛してくれていることは感じてるよ。優華だって俺を慕ってくれて……本当に素敵な家族の間に生まれたなって思う。……けど、やっぱり俺は……親父が犯した“罪の証”だから」

 

 百合華が言っていた男同士なら話してくれるかもしれない、その言葉の通りに優紀は話してくれた。しかし話してくれた内容が内容なだけに優紀が浮かべている表情は暗く、いつも家族の前で見せてくれる明るい表情は鳴りを潜めていた。

 黙って話を聞いていた優介は立ち上がり、優紀の隣に立って再び腰を下ろす。どうしたんだと見上げてくる優紀の頭を思いっきりクシャクシャとした後、そのまま頭に手を置いた状態で抱きしめるように引きつけた。

 

「と、義父さん!?」

 

 困惑の声を上げる優紀、優介はそのまま口を開く。

 

「……罪の証か。やっぱり百合華のお腹から生まれたんだな」

「え?」

 

 いきなり何を言い出すのか、疑問の声を優紀は上げたが優介はそのまま続ける。

 

「なあ優紀。実はさ、君が生まれる少し前に一度……百合華を怒ったことがあったんだよ」

「……義父さんが母さんを」

「あぁ……ってなんだよその顔」

「いや……義父さんと母さんっていつも笑顔だからさ。義父さんが怒ったとか考えられなくて」

 

 確かに優紀がそう思うのも尤もで、優介と百合華はあまり……いや、全く喧嘩をしたことはない。あくまで息子や娘の前ではだ。もちろん彼らの目の届かない場所での喧嘩というのは特にないが、今優介が口にしたように優紀が生まれる前に一度だけ百合華に対して怒ったことが優介にはあった。

 その出来事というのが、今優紀が口にした“罪の証”という言葉に起因する。

 

「君を生む前に百合華が言ったんだ。これから生まれてくる子は私の犯した罪の証でもあるって」

「っ!?」

 

 顔を伏せているため優紀の表情は見えないが、それでも体を震わせた辺り今の言葉は少し堪えたかもしれない。優介は頭を撫でながら更に言葉を続けた。

 優紀に話す中で、同時に優介は当時のことを思い出していく。

 

「あの頃の百合華は罪悪感に苛まれていた。だからあんなことを言ったんだと思うけど、俺さ……それを聞いて生まれてくる子供には関係ないだろって怒っちゃったんだ」

「……………」

 

 優紀はずっと黙って聞いている。

 優介は優しく、壊れ物を扱うかのように優紀の頭を撫でる。優紀はその手のひらから父親の温もりを感じ、少しだけ不安になりそうだった心が穏やかになっていく。

 

「これから生まれてくる子に、俺たちの間にあった出来事をどんな形であれ一片たりとも背負わせるのは間違っている。子供って言ってしまうと俺たち親からすれば宝物であり希望だろう? そんな大切な存在に“罪の証”なんて言葉を使うなんて絶対にダメだって……あの後百合華凄い泣いたっけな」

 

 優介の言葉に込められた想い、子を産む親としての気持ちが足りていなかったことを百合華は謝った。まあまだ学生だったこともあり考えが足りなかったのは仕方ないことだろう。その出来事を教訓に百合華はしっかりと母として生きることを胸に秘めた。生まれてくる子が幸せを感じてくれるようにと、精一杯の愛を育み不幸なんて無縁の世界で大きくなってもらおうと、百合華はその時に誓ったのだ。

 とはいえ優介と百合華の間にあったことを知ってしまったから優紀はこうして悩んでしまったわけだが、こればっかりは偶然が重なってしまった不運としか言えない。百合華の家は有名な富豪であるため、そういった話に飛び付く輩というものは一定数いる。その者たちのせいで優紀にまで伝わってしまったというわけだ。

 

「優紀、確かに君と俺は血が繋がっていない。でも俺はそんなこと気にしたことなんてないよ。これでも俺さ、君が生まれた時鼻水とか垂らして泣いて喜んだくらいなんだぞ?」

「……義父さん」

 

 少しだけ恥ずかしそうにそう言うと、優紀はゆっくり優介を見上げた。その目は少し潤んでいて、それを見た優介は思いっきり抱きしめた。

 

「優紀が生まれてきてくれて嬉しかった。君をこの腕に抱いた時、この子を守り慈しんで、精一杯君を愛し育てることを誓ったんだ。まあ、百合華と同じでまだ俺も学生だったから子育ては甘くないって父さんや母さんには色々言われたけどね」

「……っ……ぐすっ!」

 

 優紀はただ、優介の胸の中で泣いていた。抱きしめられたこと、こうして話を聞く中で優介や百合華が優紀に対して抱いた気持ちを知ることが出来たから。

 

「まだ小さいのに俺や百合華を労わってくれたり、将来の為にと勉強をしっかり頑張ったり……俺と一緒に地域のボランティアに積極的に参加もしたりさ。こんな良い子を持って嬉しくない親なんて居るわけないだろ? 何度だって言ってやるさ。優紀、生まれて来てくれてありがとう」

 

 これは本当に優介の心からの言葉だ。

 優紀が生まれてから一度だって彼の存在を疎ましく思ったことなんてない。周りから誹謗中傷を言われたとしても気にはならなかった。優紀が生まれて来てくれたことへの感謝、それを忘れたことなんて一度だってなかったのだ。

 優介の言葉を聞いた優紀の顔はそれはもう酷かった。涙や鼻水でグチャグチャで、優介がティッシュを鼻に当てると素直に応じるほど。それでもやっぱり涙は溢れて止まらず、優紀は思いっきり優介の胸に飛び込んだ。

 

「義父さん……ッ! “父さん”!!」

「よしよし。しっかり泣いとけ? 明日からはまたお兄ちゃんとして泣ける日はそうないかもしれないぞ」

「うぅ……うわああああああああっっ!!」

 

 その涙はずっと悩み続けた分、それを吐き出すほどの大きな泣き声。

 優紀が泣き止むまでずっと優介は抱きしめ続け、そして――。

 

「……ぐす……父さん、もういいよ」

「あぁ。スッキリしたみたいだな?」

「もう大丈夫。もう、俺は大丈夫だ」

「そっか。それでこそ俺の息子だ!」

「うん!」

 

 もう悩む必要はない、優紀が抱えていた不安は今やっと綺麗に消えた。ずっと脳裏に響いていたあの声も、もう優紀を苦しめることはない。

 二人して笑い合っていると、ガタンと部屋のドアが開いた。

 ドアが開いて飛び込んできたのは優華だった。

 

「パパお兄ちゃんとばっかり遊んでずるい! 私も遊びたい~!!」

 

 親子の大事な話し合いをしていたのだが、どうやら優華は優介を独り占めされたと思ったらしい。そんな様子さえも微笑ましくて、思わず優紀はあははと声を出して笑ってしまった。優紀のその様子を見て優介はもう大丈夫だなと頷き、飛び込んで来た優華を抱き上げた。

 

「よし、それじゃあ遊ぶとするか。優紀、俺は優華と遊んでくるよ」

「あぁ分かったよ」

「え? お兄ちゃんも後で遊ぶんだよ!」

 

 どうやら優介だけでなく、優華は優紀もご所望のようだ。

 分かったと約束をして満足した優華は優介に抱っこされて部屋を出て行った。二人と入れ替わるようにして入ってきたのは百合華だ。彼女はここでどういった話をしたのか分かっているようで、優紀の笑顔を見て彼女も安心したのか笑顔になった。

 

「スッキリしたみたいね」

「……うん。迷惑かけてごめんね母さん」

「そんなこと言わないで。子供は親に迷惑を掛けるものよ」

 

 そう言って優しく百合華は優紀を抱きしめた。

 いつもならこのように抱きしめられると百合華の豊満な胸に挟まれる形になり恥ずかしいのだが、今だけはこの温もりから離れたくなかった。いつもなら恥ずかしがって逃げてしまうというのに、こうして逃げずに甘えられることが百合華にはたまらなく嬉しかった。

 

「優介君に似たようなことを言われたと思うけど、改めて私からも言わせてちょうだい。優紀、私たちの元に生まれてきてくれてありがとう。あなたのような息子を持てた事、本当に嬉しいし誇りに思うわ」

「……………」

「あら、そんなに照れなくてもいいじゃない」

「て、照れてなんかないってば!!」

 

 今度こそ優紀は顔を真っ赤にして離れた。その様子を見て百合華はクスクスと笑っている。どうやらまだまだ優紀は百合華に勝てないようである。

 

「さてと、俺も下に行って遊んでくるよ。優華は機嫌悪くなると後が長いからさ」

 

 そう言って部屋から出ようとする優紀に百合華はこんな言葉を掛けた。

 

「本当に妹想いね。外に行った時もあなたが走り回る優華の傍にピッタリ付いてくれて助かるもの」

 

 それはただ、普段思っていたことが何気なく言葉に出ただけだ。

 妹を思う兄に母として感謝を述べる……ただそれだけのことなのに、優紀から返ってきた言葉は彼が優介の息子だと思わざるを得ない言葉だった。

 

「いや、単純に兄として妹が心配なだけだよ。うん、それだけ!!」

「あ……」

 

 優紀はそれだけ言ってバタバタと足音を立てて部屋を出て行った。

 最後に一人、残された百合華は小さく呟く。

 

「……ふふ、優紀。あなたは間違いなく優介君の息子よ」

 

『単純に父親として息子が心配なだけなんだけどさ』

『単純に兄として妹が心配なだけだよ』

 

 たとえ血が繋がっていなくても、誰がどうみても立派な親子じゃないか。

 優介の背中を見て育っていく優紀、これからもっと大きくなる彼を見守ることができる母としての幸せ。それを噛みしめながら百合華もまた、家族全員の団欒に参加するため三人の元に向かうのだった。

 

 

 

「眠っちゃったね」

「あぁ。凄くはしゃいでたからな」

 

 ソファで引っ付いて眠る優紀と優華を見つめながら、優介は百合華の入れてくれた紅茶を飲んでいた。今回あった出来事はまず間違いなく、家族の絆をもっと強いものにしただろう。どんなことがあっても乗り越えることができる、そんな確信さえ持たせるほどの出来事だった。

 優介にとっても百合華にとっても、今回のことは本当に大きなことだった。

 

「優紀はやっぱり優介君の息子ね。優しい所とか本当にそっくりだわ」

「あはは、ありがとう。でもそれを言うなら優華は君に似て将来は間違いなく美人だね」

「もう……ぅん」

 

 照れた拍子に顔を近づければ、優介はすぐに応じて唇に口付けを落としてくれる。たったこれだけなのに、百合華の心を占めるのは幸せだった。愛する息子や娘に囲まれ、そして傍に優介がいるこの瞬間は本当に幸せな時間である。

 既に結婚して10年以上が経っているが、それでも優介と百合華の想いの強さは全く変わらない。

 

「……ねえ百合華」

「なあに?」

「今日の夜、いいかな?」

「ええ。もちろんよ」

 

 まだまだ、二人はラブラブである。

 


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