黒の騎士団の双璧が行くIS世界   作:マスターM

43 / 44
LOSTCOLORS1

「ルルーシュの物語が始まる前に彼は目覚めていた。ただクロヴィスに発見され研究させられていた。しかし事故がおこり彼は脱走する。その先で彼の物語が再開する」

ライ?のアナウスで映像が切り替わる。

 

 

 

「ハア、ハア・・・」

無我夢中で走り続ける。

 

「ここは・・・学園?」

ライは周りを見渡し建物をみてそう呟く。人の気配がして木陰に隠れる。

 

「ごめんね~急な仕事いれちゃって。でも前サボってるんだから、これでチャラね」

 

「だからあれは不可抗力だと説明したでしょう?何度も・・・」

現れたのはミレイとルルーシュだった。

ライはギアスを使いやりすごそうとするが頭の痛みで声がでてしまい、2人に見つかるがライはあまりの痛みで気を失った。

 

 

 

 

 

 

次にライが目覚めると部屋のベットに寝かされていた。目が覚めたライの傍にミレイが立っていた。

 

「ここは、どこだ」

 

「あ、目が覚めた?皆この子起きたわよ!」

ミレイの掛け声でルルーシュ、リヴァル、シャーリー、スザクが集まってきた。

この時ライは自身のギアスで記憶喪失になっていたので名前しか答えられなかった。

ミレイが保護すると言うとルルーシュが反対するが結局はルルーシュが折れた。

生徒会メンバーで世話をする事が決まりミレイの残りのメンバー、ニーナ、カレン、ナナリーを呼び紹介する。

 

 

 

翌日目覚めたライにミレイはアッシュフォード学園の制服を渡す。

ミレイはライを仮入学の形でルルーシュ達のクラスにしておいた。

ライの世話係主任にカレンにしたミレイ。その放課後カレンは生活に必要な場所を案内した。今とは態度が違い困惑する一夏達。

何度か共に記憶探しに行くうちに互いにくだけた表情をだすようになる。そんななかライが行きたい場所があるといいその場所に行く。

その場所はイレヴン達が住むゲットー。

 

「この光景はなんだ・・・」

 

「え?」

 

「何故こうも違うんだ・・・」

 

「それは、ブリタニアが・・・」

 

「ブリタニアに敗れた日本は名前を奪われ、ブリタニアの属領『エリア11』となった。それは分かるが・・・」

光りと影の光景にライは怒りを覚える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後ライとカレンはゲットーへと足を踏み入れた。

ライはゲットーを歩いて懐かしいと思った。少し話再び歩きだそうとした時、突如地面が揺れた。

廃墟の向こう側から赤黒い煙が立ち昇った。爆発がおこったようだ。

 

『我々は黒の騎士団である!』

拡声器を通じたがなり声が響き渡る。

 

『これはブリタニアの支配に対する抵抗の炎だ!我々は拳を振り上げる!この拳がブリタニアの血で染まり、真っ赤な日の丸となるその日まで!』

爆煙を割って数機のナイトメアが姿を見せる。無頼と呼ばれる機体のどれかに拡声器がつけられているようだ。

 

黒の騎士団を名乗る連中はブリタニアのパトロール隊を襲撃したようだが明らかに周辺の住民も巻き込んでいた。

それを見たカレンが怒った。

話している間にブリタニアは警察の白の機体の他に紫色の軍用機が出撃していた。

2人は逃げようとするが、ブリタニアは周囲を気にせず撃つ。テロリスト側も打ち返す。

迅速に戦力を投入したブリタニア軍にテロリスト達は包囲されかかっている。包囲網から住民が逃げようとするが、ブリタニア軍は包囲網内のイレブン達を皆殺しにする。

ゲットーの住民の断末魔が響く。

 

「やめろおおおお!!」

止められないのは分かっているが一夏が叫ぶ。他の者達も歯痒い思いをしている。

2人が逃げようとした時、苦し紛れに包囲網から強行突破を図った一機の無頼がライ達の方へ突っ込んできた。

流れ弾が近くの廃墟を吹き飛ばした。同時に、頭部に被弾した無頼が仰向けに倒れこんでくる。巨大な背中が迫りライは咄嗟にカレンを両腕の間に抱きかかえて無頼に背中を向けた。

 

「ぐっ・・・!」

 

「大丈夫ッ!?」

ライが振り向くと、すぐ目の前に無頼の胴体がひっくり返っていた。倒れた衝撃か、操縦席のハッチが開いている。乗っていた者が慌てて逃げだした。

 

幸い服の背中が破れただけですんだライ。

カレンが操縦席を覗くとキーが差しっぱなしだった。

ライが操縦席を見渡すと動かし方が頭に浮かぶ。

 

「行くぞ」

躊躇なくライは座席に滑り込んだ。

 

「行くぞって・・・あっ・・・!」

ライはカレンの手を引き、操縦席に乗り込ませる。狭い座席の中で、自然とカレンがライに身体を預ける姿勢になる。

 

「ハッチが閉まらない。このまま目視操縦で行く。しっかり掴まってろ」

 

「う、うん・・・」

ライの首に回したカレンの両腕に力がこもる。

ライはまずスラッシュハーケンを手近の壁面に打ち込み、一気に巻き上げて態勢を立て直した。

目の前にこの無頼を追っていたサザーランドが迫るが、スタントンファでランスを跳ね飛ばす。動揺しつつもアサルトライフルを構えようとするが、機体ごと手繰り寄せ、同時にその頭部へガードがついた右手を打ち込むとサザーランドが天を仰ぐようゆっくり倒れる。

包囲の一画が崩れ脱出しようとするが包囲網を狭めており2機のサザーランドが退路を封鎖する。

絶体絶命を救ったのは本物の黒の騎士団だった。黒の騎士団の無頼に囲まれたがカレンが顔を見せると道をあけ、ライは疑問に思ったがそのままゲットーを脱出した。

ライとのカップリングで好きな組み合わせは?ライカレは殿堂入りの為除外

  • ライ×ナナリー
  • ライ×C.C.
  • ライ×シャリー
  • ライ×ミレイ
  • ライ×神楽耶
  • ライ×千葉
  • ライ×ユーフェミア
  • ライ×コーネリア
  • ライ×ヴィレッタ
  • ライ×天子
  • ライ×ノネット
  • ライ×アーニャ
  • ライ×モニカ

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。