黒の騎士団の双璧が行くIS世界   作:マスターM

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Cの世界

ルシファーが砂浜に着くとそこには千冬、真耶、楯無が揃っていた。

ルシファーを見て真耶は固まった。千冬、楯無は話して聞いていたため固まらなかったが初めて見るナイトメアに興味を持つ。

 

「織斑先生戻りました」

一夏達を降ろしてから、コックピットから降り千冬に報告をした。

 

「ご苦労だった。さて勝手に出撃した馬鹿者達、お前達は学園に戻り次第特別カリキュラムを受けてもらういいな?」

 

『『『・・・はい』』』

有無を言わさない千冬の言葉に一夏達はYesと答えるしかなかった。

 

「で蒼月これが・・・」

 

「はい。ナイトメアフレームです。かつての僕の愛機をカスタマイズした世界唯一の第十世代らしいです」

 

「それでこれはどうやって手に入れたの?この世界にあるはずじゃないものよね?」

 

「はい。僕が堕とされた小島に遺跡があってCの世界でC.C.から渡す代わりに頼みを聞く条件に受け取りました」

 

「C.C.からの頼みって碌な事じゃない」

千冬がルシファーを見ながら言うとライは答え、楯無がどうやって手に入れたのかと聞くと、C.C.からCの世界で頼みを聞くかわりに受け取ったと聞いたカレンがC.C.から頼みは碌な事がないと言った。

 

「なので僕は行きます」

 

「ライが行くなら私も行く」

ライが行こうとしたらカレンも行くと言う。

 

「なあライにカレンもち、織斑先生も何の話をしてるんだ?」

ライ達の話が落ち着いたタイミングで一夏が聞いてきた。箒達も気になっているのか聞き耳を立てている。

 

「・・・織斑先生僕達の事を一夏達に教えよと思います」

 

「いいのか?」

 

「はい。遺跡にジークフリートが出て来た時点で、何時か話さないといけないと思いましたし、こういうことは早めに話しておけば、余計な軋轢を生まなくてすみますし」

ライが自身の事を一夏達に教えると千冬に言うと、千冬は確認してきて、ライはかつてシュナイゼルからゼロの正体を教えられ切り捨てられた事も思い出し、自身の事を話すなら今だと判断した。

 

「わかった。だが先に治療だな」

そう言いライとカレン、楯無以外が旅館に向かった。

 

「本当にいいの?」

 

「いいんです。今回の件は教団が絡んでいる事が判明しました。更にジークフリートまでが現れた今、一夏達も敵を知る必要があります」

 

「でもライ一夏達のことだから・・・」

 

「まぁ相手が人間でも戦える覚悟を持てるのは軍人のラウラと裏をしっている簪ぐらいだろうけど、無知よりはましさ」

 

「そうね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

30分ほどして千冬達が砂浜に来た。

 

「待たせたな」

 

「いえ大丈夫です」

 

「それでどうやって行く?」

 

「ルシファーの手に乗ってもらいます」

 

「まあそれしか方法はないか」

 

「ちょっと待ったー!束さんも連れて行って!!」

千冬達が乗り込もうとしたら束が走って来た。

 

「束お前は蒼月の事を知っている筈だろ?」

 

「勿論!束さんの興味があるのはナイトメアをはじめ未知の技術だよ~」

そう言い束は跳躍で手に乗った。

 

「しっかり掴まっててね」

因みにカレンはライと一緒にコックピットに入っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分飛び続けると例の小島に到着し一夏達を降ろし、ルシファーを先頭に進む。

 

「これは遺跡か・・・」

ラウラが周りを見ながら言う。

 

「なんか神秘的ね」

鈴の言葉に全員が頷いた。

暫く歩いていると最深部に到着した。

 

「行き止まりか?」

一夏の疑問をよそに、ルシファーは扉に手をかざすと扉のギアスの紋章が赤く輝き、その場にいる者達をCの世界へ誘う。

 

 

 

「ここは・・・」

一夏達が目を開けると遺跡とは違う場所だった。

 

「来たか。ん?カレンはともかく何故ソイツ等を連れてきた」

今いる所の上から声が聞こえ一夏達がそこを向くと、C.C.が現れた。

 

「僕達の事を教えようと思ってね」

 

「全くあまりここに人はいれたくないのだがな」

 

「ごめん。またピザ作るからそれで許してよ」

 

「仕方ないな」

ライはC.C.と話を終えると一夏達に振り返った。

 

「まず先に言っておくよ。織斑先生、会長、束さんは知ってるけど僕とカレンはこの世界じゃなく別世界の人間なんだ」

 

「何を言って・・・」

ライの言葉に信じられないと千冬、楯無、束以外の全員が思った

 

「そして今から皆には僕達の歩みを見てもらう」

 

「はーい!束さんはラーくんの過去見たので、一緒にソッチの世界行ってもいい?」

ライがパネルを操作しようとすると、束が挙手しライの隣に並んだ。

 

「行く気満々ですね」

ライは早々に説得を諦めた。

 

「じゃあ皆後で」

ライがパネルを操作すると、一夏達は落ちていく。その場に残ったのはライ、カレン、C.C.に束だけだ。

 

「さあC.C.。君の頼みを聞こう」

 

「私の頼みはルルーシュ達を助ける手伝いをしてほしい」

C.C.からの頼みにライとカレンは驚いた。




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