騎士団募集しています!!『蒼の騎士団』でリーダーミカロがそうです!!
「海っ!見えたぁっ!」
トンネルを抜けたバスの中でクラスの女子が声を上げる。
臨海学校初日、天候にも恵まれ無事快晴。陽光を反射する海面は穏やかで、心地よさそうな潮風にゆっくりと揺らいでいた。
「海か。そう言えば海で遊ぶのは初めてだな」
バスの窓から見える海を見ながらライはそう言った。
「え?そうなの?」
ライの隣に座っているカレンは不思議そうに聞いた」
「ああ(王の時は戦争の下見で見ただけで、現世では記憶を探したり、再び眠りから覚めると、騎士団の再興に超合集国の建国に第二次東京決戦、最終決戦と続いたからね)」
前半は普通に、後半は小声で話した。
「成程ね。じゃあ今日は楽しみましょう」
「ああ」
カレンの言葉にライは笑顔で答えた。
(笑顔が眩しい)
(尊い)
(あの笑顔で1週間は頑張れる)
ライの笑顔に女子達は興奮していた。
「そろそろ目的地に着く。全員ちゃんと席に座れ」
千冬の言葉で全員がさっとそれに従う。指導能力抜群であった。
それからほどなくしてバスは目的地に到着。4台のバスからIS学園1年生が出て来て整列した。
「それでは、ここが今日から3日間お世話になる花月壮だ。全員仕事を増やさないように注意しろ」
『『『よろしくお願いしまーす』』』
千冬の言葉の後、全員で挨拶をする。
「あら、こちらが噂の・・・?」
女将さんがライと一夏の方を向きそう呟いた。
「蒼月ライです。3日間お世話になります。」
目が合った瞬間ライが挨拶をした。その横で一夏が千冬にぐいっと頭を押さえられた。
「蒼月に習い挨拶をしろ、馬鹿者」
「お、織斑一夏です。よろしくお願いします」
「うふふ、お二人ともご丁寧にどうも。清州景子です」
そう言って女将さんはまた丁寧なお辞儀をする。
その後生徒達は旅館に入って行く。
「そう言えばライ達の部屋は?一覧に書いてなかったよね?」
カレンがライと歩きながらそう聞いてきた。
「多分織斑先生、山田先生と同室だと思うよ」
「あー納得」
ライが言うとカレンは納得したのかうんうんと頷いた。それを裏付けるかのようにライと一夏は千冬から呼ばれた。
「織斑、蒼月お前達の部屋はこっちだ。ついて来い」
「じゃあカレンまた後で」
「ええ」
ライは一旦カレンと分かれ千冬について行く」
「なあライ俺達は何処に行くんだろうな?」
「多分教員室だと思うよ。僕達が個室なら女子達が就寝時間を無視して来そうだからね」
「成程な」
ライの言葉に一夏は納得した。
「半分正解の半分外れだ。織斑は私と同室だが、蒼月は個室だ」
「「え?」」
「何でライだけ個室?」
「それは蒼月自身が一番理解している筈だ」
千冬の言葉にライは直ぐ千冬の意図に気付いた。
「ああ。指揮権の件での公平性を保つ為と機密保持の為ですね?」
「そうだ。お前の部屋に教師に無断で入室すると、卒業まで監視対象となるからな。3年間監視されるのは誰でも嫌だろうだから個室でも大丈夫だと判断した」
ライと千冬の言葉に一夏は納得した。
「一応、大浴場も使えるが男のお前達は時間交替だ。一部の時間のみ使用可だ。深夜、早朝に入りたければ部屋の方を使え」
「「わかりました」」
千冬から大浴場の説明を受け返事をした。
「じゃあライ荷物置いたら海に行こうぜ!」
「ああ。部屋の前で待ってるよ」
そう言い互いに部屋に入った。
ライに振り分けれてた部屋は元々教員用だった為部屋は生徒達の部屋に比べて広かった。
これ見てアンケート作りました。宜しければ投票お願いします!!https://www.youtube.com/watch?v=IxZMtQgEqTA&t=378s
宜しければ活動報告に理由もお願いします。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=277058&uid=183283
ライとのカップリングで好きな組み合わせは?ライカレは殿堂入りの為除外
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ライ×ナナリー
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ライ×C.C.
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ライ×シャリー
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ライ×ミレイ
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