黒の騎士団の双璧が行くIS世界   作:マスターM

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天麩羅を堪能した後デパート内を歩いていると、一夏と赤髪の男女がいた。

 

「あれ一夏?」

 

「ライにカレン、シャルロットじゃないか、臨海学校の買い物か?」

 

「ああ。一夏も?」

 

「おう。そうだ紹介するよ。中学からの付き合いのある五反田弾と一個下の妹の蘭だ」

一夏の紹介に2人は言った。

 

「五反田弾だよろしくな」

 

「妹の五反田蘭です。よろしくおねがいします」

対してライ達も名乗った。

 

「僕は蒼月ライ」

 

「私は紅月カレンよ」

 

「僕はシャルロット・デュノア」

 

「一夏はいいよなこんな美少女達と共に過ごせて」

弾の言葉に弾と蘭以外は苦笑した。

 

「あー弾、ライは男だぞ」

 

「「・・・え?」」

蘭もライの事を女と思っていたらしく、2人共固まった。

 

「ま、まじか!?この顔で男!!!」

 

「・・・女として負けた気がします・・・」

弾はライが男だったことに、蘭は美形すぎる事にショックを受けた。

 

「皆なんで僕を女性だと思うんだろね?」

 

(((((自分の容姿を自覚しようよ)))))

ライ以外がそう思った。

 

パアンパアンパアン

突然3発の銃声がした。

 

「きゃああああ!!」

 

「じゅ、銃声!?」

銃声に蘭は悲鳴をだし、弾はビビっている。

 

「・・・1階か」

ライは自分達がいる3階の吹き抜けから1階を覗くと3人組の黒い恰好をした男達が出口に向かって走っていた。

 

「シャルと一夏は弾と蘭を見といて。カレン先に行くから後から追ってきて」

 

「分かったわ」

ライの言う言葉が分かったのかカレンのみ直ぐ返事をした。指示を出し終えた直後3階から1階に飛び降りた。

 

「「「「と、飛び降りた!!?」」」」

一夏、シャル、弾、蘭は躊躇なく飛び降りたライに驚いた。

 

「じゃ私も行くから」

カレンも3階の吹き抜けから飛び降りた。ただライと違い一旦2階に降りてから1階に降りた。

 

「カレンまで・・・」

 

「はぁ心臓に悪いよ2人共」

 

「ぱねぇなあの2人」

 

「・・・」

上から一夏、シャル、弾、蘭だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「急げお前達」

1階の宝石店を襲った男達は出口に向かって走っていた。先頭を走っているリーダーの男は部下の男達に急ぐよう言う。

 

「成功しましたねアニキ。世界の混乱の隙を見事につきましたね」

この強盗達は今の世界の現状を知っていてこの暴挙に出たのだ。

 

「このまま逃げ切ってやるぜ。ん?」

その強盗達の前にライが立ち塞がった。

 

「はぁーこれも僕の罪か。悪いけど捕まえさしてもらうよ」

 

「そこを退けえ!!」

パアンとライに向かって発砲した。ライは弾をよけ一番前のリーダーの男の懐に入って鳩尾に一発いいのを入れて気絶させた。

 

「アニキ!」

 

「コイツ!!」

残りの2人も銃を取り出しライに向ける。

 

「そこまでよ!」

カレンが1人を後ろから取り押さえた。

 

「このアマ!!」

もう1人がカレンに銃を向けた。

パアン

銃声が響いた。撃たれたのはカレンではなくもう1人の男が構えた銃だ。

 

「カレンを傷つけさせはしない」

ライは素早く男を取り押さえた。

 

その後警備員と警察が到着し、犯人を引き渡したライとカレンは事務所で警察から調書をとられ、発砲については専用機持ちと非常時だった為注意で済んだ。

 

 

 

解放された2人を一夏達が出迎えた。

 

「ライ急に飛び降りたからビックリしただろ!」

 

「本当だよ!心臓に悪いから止めてよね」

最初に一夏とシャルがライが3階から飛び降りた事に文句を言った。

 

「ごめん。ごめん。ああでもしないと逃げられそうだったから」

と、謝った。

 

「それより早く移動しない?さっきの事で注目されてるみたいよ私達」

そう、カレンが言ったように何人かはライ達を見ていた。

 

「僕達は買い物が終わったから帰るとするよ。いいかな2人共?」

 

「いいわよ」

 

「僕も」

ライがカレンとシャルに聞くと2人は肯定した。

 

「一夏達は?」

 

「俺はもう少し買い物する」

 

「俺達は帰るか?」

 

「うん」

ライが一夏達はどうするか聞くと、一夏は買い物をすると言い、弾はさっきのことが響いたのか蘭に帰るかと聞くと蘭は頷いた。

 

「じゃあ一夏また明日」

 

「おう」

 

「弾も蘭も次はゆっくり話そう」

 

「おう!」

 

「はい。楽しみにしてます」

挨拶をし一同は解散した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋に戻ったライは今日の出来事をパソコンを眺めながら考えていた。パソコンには今日みたいな強盗事件の記事が書かれていた。

 

「女性権利団体の解体による世の混乱。これも僕犯したが罪か・・・。当然だね、今までは女性権利団体がある意味世界の秩序だったのにそれが何の前触れもなく崩壊したら、好き勝手する者達が出てくるのは必然か・・・」

ライはあの時の行動は良かったのか少し考えて結論を出した。

 

「僕の犯した罪は償うさ。今はまだその時ではない。カレンの事もあるから慎重にしないと。前の二の前にならないようにしないと」

そう言いライは眠りについた。




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