落第騎士の英雄譚 破軍剣客浪漫譚「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

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第二十一幕「彼女達は女神―ヴィーナス―下」

プール施設へ到着した翔真一行。一旦

別れて水着へ着替える。

 

「くぅ~!太陽が眩しいぜ!」

 

「ねぇお兄ちゃん、ここ室内だよ?」

 

決め台詞を決めたつもりが小さい子どもに

室内だと突っ込まれた翔真。

 

「いいか坊主。例え室内であろうとも

この台詞は言わなくちゃならん。ほら、

ママが探してるぜ?」

 

「あ!ままー!!」

 

小さい男の子は母親の元へ向かう。まだ

彼女達が来る気配はない。暇を持てあまし

準備体操に取り掛かろうしたその時・・・

 

「あ!翔真君~!」

 

「さすが早いね」

 

「あらあら。逞しい体ですわ・・・うふふ」

 

「え・・・え・・・エクスカリバァァ!」

 

白いビキニを着用した明日菜とシャルロットペア。

黒を基調としたビキニを着用した朱乃が姿を

現す。視界に入った美しい彼女達。

 

更にはたゆんたゆんに揺れている彼女達の

2つの果実(意味深)。当然おっぱい大好き騎士

翔真は鼻血、吐血する。

 

「ちょっと翔真君!?大丈夫!?」

 

「もう、耐性なさすぎじゃないかな?」

 

「だ、大丈夫さ・・・たかがメインカメラを

やられただけさ・・・ゴフッ」

 

「全然大丈夫じゃなさそうよ翔真君?」

 

朱乃や明日菜により治療を施されなんとか

復活した翔真は彼女達と流れるプールへ入る。

 

「あの~朱乃さん?」

 

「はい。なんでしょうか、うふふ」

 

「密着し過ぎだと思うのですが」

 

流れるプールでは翔真と明日菜達は一緒に

行動している。前には明日菜―右横には

シャルロット―背後には朱乃が2つの胸を

押し付けて密着している。

 

 

「(うわ・・・朱乃さんの胸やわらけェ・・)」

 

2つの膨らみは押し付けられかなり

ヤバくなっていた。それに気付かない

翔真はデレデレしている。

 

「ね、ねぇ・・・翔真君」

 

「どうしたんだ明日菜?」

 

「さっきから・・・その・・・私のお尻に

硬いものが当たってるんだけど・・・」

 

「(しまったァァァァ!!)」

 

水の中では生涯共にするであろう熱く

硬くなったアレが水着を通して明日菜の

お尻に当たっている。

 

「ショウマの・・・バカ」

 

「だって仕方ない・・・じゃすまされないよな」

 

ぷくっと頬を膨らましたシャルロット。

朱乃は余裕な表情を浮かべている。

 

「(ボクだって・・・!)」

 

負けじと翔真の腕を強く握りしめるシャルロット。

彼女の胸もまた、明日菜や朱乃程ではないが

巨乳の部類に入る大きさだ。

 

「しゃ、シャルロット・・・!」

 

「ボクだって・・・」

 

「あらあら。なら、わたくしは・・・えい」

 

「はぅ」

 

そこから翔真と朱乃達の熱いふれあいは続き、

近くにいたモブカップル達も負けじとイチャイチャ

し始めた。プールの監視員の女性達は口から

砂糖を吐き出したのは言う間でもない。

 

 

「次はあそこに行こッ!」

 

「ウォータースライダーか。朱乃さんや

明日菜はどうする?」

 

「わたくしは後でいいですわ。翔真君と

一緒に滑られたらそれでいいので。うふふ」

 

「先にシャルロットちゃんと翔真君が

行って来なよ!下で待ってるから!」

 

「分かった。じゃあ行こうかショウマ」

 

「おう」

 

彼女に手を引かれウォータースライダーへ

向かう。そして二人で滑れるコースを選んだ

二人は監視員のお姉さんの指示に従いながら

滑る準備をする。

 

「なんだかこの体制・・・恥ずかしいね」

 

「あ、ああ・・・」

 

「胸とか触らないでね?」

 

「うっ・・・気を付ける」

 

上目遣いで注意を促す彼女にキュンとした

翔真は顔を赤くした。今の体制は前に

シャルロット、後ろに翔真で、彼女を

抱きしめるように後ろから手を回していた。

 

「それじゃあ行ってらっしゃい!」

 

「「おわっ!?」」

 

勢いよく押され、二人は水がしぶきを

上げるジェットコースタ・・・いや、ウォーター

スライダーを滑り出す。

 

 

「うわああ!!」

 

「は、早いね!」

 

密着している二人。翔真は声を上げて

シャルロットは身を持って速さを実感した。

 

「や、やベー!?」

 

むにゅ

 

「ふああん・・・翔真ァァ!!」

 

「違う!わざとじゃねェェェ!!」

 

間違って、シャルロットの胸を優しく

鷲掴みにしてしまった翔真。二人はそのまま

到着してプールへとダイブ。

 

 

結局この後、明日菜や朱乃とも滑り

翔真と彼女達はこの後もプールを満喫していた。

 

 

 




ラッキースケベな翔真である。

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