Blank stories   作:VSBR

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あとがき

 最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

 

 オープンな場(お世話になっているサイトの、小説等を掲載できる掲示板)でキャラクターの募集をして、そこに寄せられた設定をそのまま使用する形でお話を書いたため、改めて読み返してみると、設定に依存して描写を省き過ぎている部分が多々あるなと反省しています。おそらく、何だか意味の分からない部分が多いと思います。

 その設定をそのまま掲載できれば良かったのですが、データがどこかに行ってしまっていました・・・・・・(残していてくれた人がいて良かった)

 

 全てのキャラクターを満遍なく登場させようとして場面転換が激しくなり、どこで誰が何を目的にどうしようとしているのかが、分かり難い文章になってしまったのも反省点です。こんな事なら話の筋を通すために、一人くらいは自分でキャラを作って、その視点を中心に語りを進めた方が良かったかもしれない。

 

 自分でキャラクターの設定は考えず、人から出してもらったキャラクター設定を使ってお話を作るという形式で、自分では考えつかない設定のキャラクターを使うというのは、新鮮な経験でした。

 でも、人様から預かったキャラクターというものの扱いは、思った以上に大変でした。もっと上手くできたんじゃないだろうかと思う事も多かった。ただ、またこういう事をやるなら、もっとキャラの人数は絞らなきゃダメかも。

 

 最後に各キャラクターについて、少しずつ。(カッコ内はキャラ設定をくれた方のHNです)

 

 

 

ミコト・ムラサメ

カナン・エスペランザ(地球連合軍第87独立機動群特殊制圧実行部隊ファントムウルブズさん)

 

 設定上、ペアでの行動は必然だったのだけど、思い切って別行動ってのもありだったかもしれない。

 

 

ラビ・アルベール・コクトー(ペールギュント艦長さん)

 

 使い方としては悪くなかったと思っている。もう少し自由に動ける立場にしても良かったかも。

 

 

ゲンヤ・タカツキ

アリシア・ルイーズ・ド・ヴァロア(初さん)

 

 どちらも後方の人だから、前線のパイロットとの絡みを作れなかった。有能設定だと余計にその行動が制限されてしまうから、もう少し使いどころを考えるべきだったかも。

 

 

ユイ・タカクラ(YF-19k(kyousuke)さん)

 

 ヒールを引き受けてもらったのだけど、そのために必要なキャラの掘り下げについては少し手抜きをしてしまった。

 

 

カナデ・アキシノ

グェン・ヴィレン(かわさん)

 

 グェンは、もらった設定通りにほぼ使えたと思う。カナデはオリジナルMSとともに設定してもらったのだけど、使い切れず。これは本編に出なかった機体には、出なかっただけの理由があるはずという個人的な考えから。

 

 

カルロス・アストゥリアス(特派員さん)

 

 キャラとしてこういう感じで使っていけばいいんだと固まったのが終盤で、もったいない事をした。真面目キャラのアルベールともっと絡ませれば良かった。

 

 

メイファ・リン

ウォーレン・パーシバル(shouさん)

 

 メイファはそこそこ上手く扱えたと思うのだけど、ウォーレンは完全に貧乏くじを引かせてしまった。

 

 

サイモン・メイフィールド(J・P・ジョーンズさん)

 

 物語を展開させていくために、かなり無理な命令を何度も聞いてもらう事になってしまった。もう少し、パイロットキャラとの絡みを作れたはずなのに・・・・・・

 

 

シビル・ストーン

ノーリッチ・シュナウザー(マカロフさん)

 

 シビルの使い方はキャラ設定をもらった時に決定していたのだけど、もっと掘り下げないと生きない使い方だったかも。ノーリッチに関しては、機械装置のように扱ってみようという試みだったのだけど、キャラクターとしては使っていないのと同じだった。

 

 

カフネ・イーガン

オイレン・クーエンス(wataさん)

 

 カフネは少し辛い目に合わせすぎたかな。オイレンに関しては、使い切った満足感がある。

 

 

ディルク・フランツ・ツェルニー(kazuhideさん)

 

 設定をもらった時にメインキャラだなと思ったのだけど、ロマンスをやらせるならもっと深堀りしなきゃダメだった。

 

 

ユウキ・ナンリ(白菊さん)

 

 一番お気に入りのエピソードを演じてもらったのだけど、立場的にメインキャラになれなかったかなぁ。もう少し工夫できたかも。

 

 

テルシェ・ミンター

トルベン・タイナート(MIPさん)

 

 テルシェの目が良い設定は、完全に設定依存だった。もう少し本編でも触れていれば。トルベンのキャラが中間管理職っぽいのは、自分の趣味です。

 

 

コトハ・キサラギ(あずまさん)

 

 もしかしたら、この子とユウキをもっとあちこちに動かしてストーリーを語っていけば良かったのかも・・・・・・

 

 

アルテイシア・ローレンツ

ルーファス・リシュレーク(Ryuさん)

 

 使い切れなかった感が強い。ガンダムにおいて、前線と接点の無い人を出番を確保しながら描くのは難しい。

 

 

 

 キャラクターの募集に応じて下さった方、どうもありがとうございました。

 

 あと締切後に白執事さんが、ルシア・ゼルレッチとリ・ツァオロンの2キャラを投稿して下さったので、前者のみ一番最初にチラッとだけ登場させました。




 最後に、キャラクター募集のデータを保存していてくれた、白菊さん、MIPさん、ありがとうございました。

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