アクセル・ワールド 君の隣にいるために   作:フラっぴー

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こんにちはこんばんは!

フラっぴーです!


今回から新章です!

映画編ですが、少し改良していきます!


OP7『PLASMIC FIRE(ALTIMA)』



第7章 インフィニットバースト
第1話 領土戦


 

 

とあるスタジアム……

 

 

 

 

「はあ……はあ……はあ……」

 

 

 

(落ち着いて……。大丈夫、大丈夫よ)

 

 

 

 

女子体操選手『月折リサ』は呼吸を整え、自分自身を落ち着かせていた。

彼女と同じ体操部のみんなも心配して見ていた。

 

 

 

「リサ……」

 

 

 

リサはもう一度深呼吸をして、目の前をみた。

 

 

 

(みんなが見てくれてる。期待に応えなきゃね!)

 

 

 

リサは走り出して、ロイター板の上で思い切り飛ぼうとした。

……が、ロイター板が破損して上手く演技が出来ず、頭から地面に激突しそうになった。

 

 

 

「っ!?」

 

 

 

「「「あっ!?」」」

 

 

 

(このままじゃぶつかる!!)

 

 

 

「アンリミテッドバースト!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

領土戦『渋谷』……

 

 

 

VSグレート・ウォール

 

 

 

 

 

「メイデン。援護お願い!」

 

 

 

 

「はいなのです!フレイムトーレンツ!」

 

 

 

 

メイデンが放った矢は分散して神社の上に落ちた。

神社から2人のバーストリンカーが出てきた。

そしてその2人の前にレイカーが車椅子に乗って現れた。

 

 

「くそっ!」

 

 

 

「兄貴!ここは頼むよ!」

 

 

 

「おうよ!今日こそ俺の拳でKOを取ってやるぜ!レイカー!!」

 

 

 

ボクシング選手のようなバーストリンカー『アイアンパウンド』はレイカーの元に走り、ジャブを繰り返して放っていた。

メイデンの方では……。

 

 

 

 

「フレイムトーレンツ!」

 

 

 

 

女のバーストリンカーに矢を放つが全て避けられてしまって距離を詰められていた。

 

 

 

 

「ひゃあああああ!!!」

 

 

 

「くっ!この!!」

 

 

 

メイデンは逃げ回るように動き回り、相手を翻弄していた。

レイカーはアイアンパウンドの攻撃を車椅子を上手く使い、避けていた。

 

 

 

「ジャブ!ジャブ!!ジャブ!!!」

 

 

 

アイアンパウンドは右手を後ろにして思い切り前に出し、拳の部分をロケットのように飛ばした。

ロケットパンチはレイカーに当たったように見えたが……。

 

 

 

「くそ……」

 

 

 

レイカーの車椅子は破壊されたが、レイカーはジャンプして避けていた。

そして着ていた服を脱ぎ、自分自身のデュエルアバターを露わにした。

そのままレイカーはアイアンパウンドの拳の上に着地した。

 

 

 

 

「その足は反則だぜ…」

 

 

 

「相変わらず攻撃が馬鹿正直すぎるわよ、ケンちゃん♪」

 

 

 

レイカーは軽くジャンプして、アイアンパウンドの頭にかかと落としを決めた。

アイアンパウンドはダウンして、前を見ると、メイデンが逃げてくるのが見えた。

 

 

 

「フー姉!」

 

 

 

「メイデン!」

 

 

 

レイカーもメイデンに近づき、そして、腰の部分を持って神社の前までぶん投げた。

そしてレイカーはメイデンを追いかけてたバーストリンカーと戦うことになった。

 

 

 

メイデンは上手く着地して、神社の前で一礼をしてから中に入り、その場をネガ・ネビュラスの領土にした。

レイカーも相手を倒して、メイデンの元に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「明治神宮確保」

 

 

 

「へっ!こっちも負けてられねえな!」

 

 

 

レインは小型の銃の強化外装を使って相手が召喚していた兵隊を撃ち抜いていた。

 

 

 

「あのクリスマスツリー女が必殺ゲージを溜めて、もう1人が兵隊を召喚してるのか」

 

 

 

「夏にクリスマスツリーはどうかと思う」

 

 

 

「七夕でもなんでもいいよ!!」

 

 

 

「レイン、地面に穴を開けれる?」

 

 

 

「10秒くらいありゃ大丈夫だ。でもなんでだ?」

 

 

 

「後で説明する」

 

 

 

「まあいいや。じゃあ援護頼むぜパド」

 

 

 

「K。シェイプチェンジ」

 

 

 

パドは獣化して兵隊を一人一人確実に倒していた。

そして10秒がたって、レインは地面に銃を放った。

 

 

 

「それで終わりか?」

 

 

 

レインが打った後からひびが大きくなり、地面に巨大な穴が空いた。

 

 

 

 

「おわわわわ!!」

 

 

 

「この卑怯者ー!!」

 

 

 

「………暗いの嫌い……」

 

 

 

レインも一緒に落ちかけたが、パドが尻尾で掴んだ。

 

 

 

 

「この下は地下鉄が通っている」

 

 

 

「先に言えっての!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「数が多いな」

 

 

 

「その方がやり甲斐があるだろ?」

 

 

 

「ま、そうだな。よし!久しぶりにアレやるか」

 

 

 

「よっしゃ!」

 

 

 

「ジュエルコーティング!」

 

 

 

ルークは盾から宝石をいくつか放ち、その宝石はエイトの武器や手足に付いた。

 

 

 

「気をつけろ!相手は無限の剣製と宝石の番人だ!!全員でかかれ!!」

 

 

 

「俺の武器は宝石で強化されてることを忘れるな!」

 

 

 

エイトは両手にガンブレードを構えて、大軍に突っ込んだ。

ガンブレードを軽々と振り回し、敵バーストリンカーを次々に撃退していった。

ルークは攻撃を盾で跳ね返したりしていた。

 

 

 

敵はあっけなくダウンして勝負が始まって約5分で終わった。

 

 

 

 

「もう終わりか。幹部のやつはいないのかよ」

 

 

 

「俺がいるぜエイト!」

 

 

 

「グラフか」

 

 

 

空から降ってきたのは元ネガ・ネビュラスのエレメンツの1人『グラファイトエッジ』だった。

 

 

 

「なんでそっちにいるのかは知らねえが、敵なら本気で戦うだけだ!」

 

 

 

「最初からそのつもりだぜ!!」

 

 

 

 

ルークは観戦して、エイトとグラフは剣を交えて、激しい戦いを繰り広げた。

 

 

 

 

 

 

 

 


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