アクセル・ワールド 君の隣にいるために   作:フラっぴー

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こんにちはこんばんは!

フラっぴーです!

今回はほーんの少し刺激が強いシーンがあります。

ご注意ください(本当にほーんの少しですよ)


第6話 対面 そして……

 

俺と楓子はさっきの出来事を母さんに話した。

 

 

 

「……というわけなんだ」

 

 

 

「そうなの。やっと仲直り出来たのね。しかもお付き合いもしたんだ!これは父さんに報告しなきゃ!」

 

 

 

「俺と楓子は血の繋がった家族じゃないから……その……た、例えばだけど……け、結婚もできるのかな?」

 

 

 

一応確認しなきゃな…………いつか本当に結婚したいし。

 

 

 

「大丈夫じゃない?わかんないけど」

 

 

 

「け!結婚!?」

 

 

 

楓子が『結婚』の単語に反応してしまった。

 

 

 

「た、例えばだからな!」

 

 

 

「でも……いつか本当に結婚したいね」

 

 

 

「気は早いけど、いつかはな」

 

 

 

「あのーイチャイチャは後でいいかなー。そろそろ晩御飯も作りたいから楓子手伝ってー」

 

 

 

「あ、うん」

 

 

 

楓子は母さんの後ろについていき、台所に向かった。もう晩御飯の時間か。

 

 

 

「ただいま」

 

 

 

父さんが帰ってきたみたいだ。

 

 

 

「奨真。楓子と仲直りしたんだな。奨真ならできるって信じてたぞ」

 

 

 

「ああ、やっとだよ」

 

 

 

「それとお前ら付き合ったんだな!母さん!今日は赤飯お願い!!」

 

 

 

「わかってますよー!」

 

 

 

「へっ!?」

 

 

 

そういえばなんで父さんは仲直りしたことと付き合ったことを知ってるんだ!?俺は母さんの方を見ると、意地悪そうな顔をした母さんがいた。

いつの間にメッセージ送信したんだよ……。

 

 

 

数分後、晩御飯ができて、俺たちは椅子に座った。

 

 

 

「「「「いただきます」」」」

 

 

 

本当に赤飯炊いてるよ……。

 

 

 

「三年経ってやっと元どおりだな」

 

 

 

「本当にごめんなさい」

 

 

 

「いいのいいの。私たちは楓子が元気になればそれでいいんだから」

 

 

 

「でも楓子。これだけは忘れるなよ!これも全部奨真のおかげだってことを。奨真に感謝するんだぞ!」

 

 

 

「私たちも奨真君には感謝してるのよ。私たちは何もできなかったけど、奨真君のおかげで元どおりになったことを」

 

 

 

「うん、絶対に忘れない」

 

 

 

そんなに感謝されることをしたかな…。

俺はやりたいことをしただけなんだけど。

 

 

 

「まあこの話は終わりにして、お前らは恋人同士になったんだよな」

 

 

 

「え、まあ」

 

 

 

「う、うん」

 

 

 

「どういう風に付き合ったのか教えてくれ!」

 

 

 

「母さんも聞きたい!」

 

 

 

この両親は……ったく。まずは楓子と話し合うか。俺は隣に座っている楓子を連れて一旦リビングを出た。

 

 

 

「どうやって伝える?」

 

 

 

「もうそのまま言ったらいいんじゃない。どうせすぐバレると思うし」

 

 

 

「そうだな」

 

 

 

俺と楓子はリビングに戻り、どういう風に付き合ったのかを伝えた。

 

 

 

 

「そうか、本当に似たもの同士だな」

 

 

 

「素敵ね」

 

 

 

「奨真、楓子をよろしく頼むぞ。楓子も奨真のことを支えてやるんだぞ」

 

 

 

「任せてくれ」

 

 

 

「任せて」

 

 

 

「それを聞けて安心したよ。ん?メッセージが来てるな」

 

 

 

父さんはそう言ってニューロリンカーを操作した。メッセージを確認し終えて父さんは立ち上がった。

 

 

「父さんと母さんはこれから昔の友人と出掛ける約束ができたから行ってくるな」

 

 

「留守番お願いね」

 

 

 

「わかった」

 

 

 

父さんと母さんは食べ終わった食器を台所に持っていき、そのまま出掛けた。俺と楓子も食べ終わり、食器を台所に持っていった。

 

 

 

「そうだ、風呂はどうする?」

 

 

 

「奨真君先に入っていいよ」

 

 

 

「わかった」

 

 

 

俺は脱衣所に入り、服を脱いで風呂場に入った。

湯船に浸かって暫く経ち、風呂場の扉が開いた。

父さんと母さん何か忘れ物でもしたのかな。

俺は後ろを向くと、体にタオルを巻いた楓子が入って来た。

 

 

 

「ええ!?何で!!」

 

 

 

「今日だけ……いっしょに入りたいなって思って…」

 

 

 

「いいいや……でも…」

 

 

 

俺は暫く楓子のことを見続けていた。

 

 

 

「あ、あんまり見ないで。奨真君のエッチ」

 

 

 

「ご、ごめん!!」

 

 

 

俺はすぐに楓子から顔を逸らした。暫くしたら出ていくだろう。

だがそう思った俺が間違いだった。楓子は湯船に浸かってきた。

そして後ろから抱きついてきた。

 

 

 

「っ!?」

 

 

 

「お願い、暫くこのままでいさせて」

 

 

 

「で、でも……」

 

 

 

「お願い」

 

 

 

そう言われても、いくらタオル越しでも……楓子の胸が背中に思い切り当たって感触がするのに……。

でも我慢するしかないか。

数分後、楓子はやっと離れてくれた。そして今はお互い背中合わせで湯船に浸かっている。

 

 

 

「おお俺先に体洗うから」

 

 

 

「背中流してあげるよ」

 

 

 

「いいよっていってもするんだろ?」

 

 

 

「もちろん!」

 

 

 

 

「……はあ……好きにしてくれ」

 

 

 

楓子は俺の背中を洗ってくれた。

 

 

 

「大きな背中。やっぱり男の子だね」

 

 

 

「今更何いってんだよ」

 

 

 

「ふふ、ちょっとそう思っただけ」

 

 

 

俺は洗い終わり、風呂場を出ていこうとしたが楓子に手を掴まれた。

 

 

 

「楓子さん?何してるのかな?」

 

 

 

「私の背中も流して♪」

 

 

 

「はあ!?それは……」

 

 

 

「ダメ?」

 

 

 

そんな顔しないでくれ!断ろうにも断れない!

 

 

 

「……はあ…わかったよ俺の負けだ。好きにしろ」

 

 

 

「やった♪」

 

 

 

俺は楓子の背中を洗った。背中を洗い終わると楓子はとんでもないことをお願いしてきた。

 

 

 

「前もお願い♪」

 

 

 

「ちょっと待て!!それは流石にダメだろ!!」

 

 

 

前も洗うってことは……楓子の胸も洗うってことだろ。

 

 

 

「好きにしろっていったのは奨真君でしょ?」

 

 

 

「うっ!?…………わかった」

 

 

 

「お願いします♪」

 

 

 

楓子はそういって俺のほうに体を向けた。

俺は楓子の肩からゆっくりと洗い始めた。

今父さんと母さんが出掛けてくれていて本当に良かったと思っている。

肩を洗い終わり、胸へと手を移動させた。

 

 

 

「うっ……あぁ……」

 

 

 

「頼むから声だけは出さないでくれ!!」

 

 

 

「そ、そんなこと言われても……」

 

 

 

ああダメだ……。もう……無理だ……。

そこからの記憶は残っていなかった。

気がついたら自分のベッドの上で寝ていた。

 

 

「良かった……気がついた。ごめんね、ちょっと調子に乗りすぎたみたい」

 

 

 

「き、気にするな」

 

 

 

あれ?そういえば俺のニューロリンカーはどこにあるんだ?

 

 

 

「なあ楓子、俺のニューロリンカーは?」

 

 

 

「これね、はい」

 

 

 

「ありがとう。そうだ、明日ネガ・ネビュラスのみんなとリアルで会わないか?夏休みはまだまだあるしさ」

 

 

 

「え!?奨真君どうしてネガ・ネビュラスのみんなのことを知ってるの!」

 

 

 

「まあ加速世界で何回か会ってるし、俺は用心棒で白夜はメンバーだしな」

 

 

 

「知らなかった……。じゃあ連絡してみるね」

 

 

 

楓子はニューロリンカーを操作し、メッセージを送っていた。

俺も白夜にメッセージを送ろう。

 

 

「サッちゃんもいいよだって、後はサッちゃんが連絡するみたい」

 

 

 

「白夜もいけるってさ。さて、そろそろ寝るか」

 

 

 

「ええ」

 

 

 

俺は布団に入ったが楓子も布団に入ってきた。

 

 

 

「今日は一緒に寝よ?」

 

 

 

「わかった」

 

 

 

俺は楓子と一緒に寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日……。

 

 

 

 

俺と楓子は一緒に待ち合わせの場所へ電車で向かった。

電車を降りて、待ち合わせ場所の梅郷中学の門に向かった。

門に着くと、白夜以外のみんながいた。

 

 

 

「楓子、もう大丈夫なのか?」

 

 

 

「ええ。心配かけてごめんなさい。もう大丈夫よ」

 

 

 

「それは良かったの」

 

 

 

「良かったのです」

 

 

 

「まずは自己紹介からしようか。俺は橘奨真。デュエルアバターはブラウンクリエイトだ」

 

 

「一応私もね。倉崎楓子。デュエルアバターはスカイレイカー」

 

 

 

「黒雪姫だ。デュエルアバターはブラックロータス」

 

 

 

「氷見あきら。デュエルアバターはアクアカレントなの」

 

 

 

「四埜宮謡です。デュエルアバターはアーダーメイデンなのです」

 

 

 

自己紹介が終わると白夜が遅れてやってきた。

 

 

 

「ごめんごめん!遅れてしまった!」

 

 

 

白夜は眼鏡を外してそういった。

 

 

 

「自己紹介がまだだったな。俺は雪ノ下白夜。デュエルアバターはエメラルドルークだ」

 

 

 

白夜は自己紹介をし終えて、俺に誰が誰なのか聞いてきた。

俺は全員答えると白夜は「サンキュー」っていった。

すると白夜は突然あきらのところに向かった。あきらを見るとあきらも白夜のほうに歩いていった。

 

 

 

「「あの!一目惚れしました!!俺と(私と)付き合ってください!!」」

 

 

 

「「「えええええ!?」」」

 

 

 

「ふふっ」

 

 

 

新しいカップルが誕生……か。

 

 

 

「おほん!!とりあえずどこかに移動しようか。2人は初めてだな。案内するよ」

 

 

 

「「ああ」」

 

 

 

「それじゃあ行こうか」

 

 

 

 

俺たちは黒雪姫についていき、その場を移動した。

 

 

 

 

 

 

 


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