第六戦隊と!   作:SEALs

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お待たせしました。
今回は提督の親友と彼の艦娘たち、双方の交流と伴い、そして悪人が登場します。
なお少しだけですがシリアスもですが、気分を害する表現が含まれます。
この警告とともに、読まれる際にはご注意ください。
それでは改めて……

本編であります。どうぞ!


第5話:強さを優しさに

とある街の喫茶店――

 

「この前ね、阿賀野たち提督さんと一緒に広島県に行って来たんだよ!」

 

チョコレートパフェを堪能し、古鷹たちと話しているのは、提督の親友提督に着任している阿賀野型1番艦・阿賀野。

本人は天然系かつマイペースな姉だが、妹たちの面倒見も良く、頼れる姉でもある。

ただし大好きな親友提督のときは、肉食系女子に変貌するらしい。

また古鷹たちとのガールズトーク時には、お互いの提督を自慢するほど仲が良い。

 

「阿賀野姉、口にアイスがついていますよ」

 

「もう分かっているよ、能代」

 

阿賀野の口についたチョコレートアイスをハンカチで拭き取るのは、阿賀野型2番艦・能代。

非常にしっかり者の世話焼きであり、阿賀野の世話をしている。阿賀野自身は世話を焼かれているという自覚はなく、逆に世話を焼いていると勘違いしている。

 

彼女たちが提督の鎮守府にいるのかと言う理由は、今日は合同演習で古鷹たちのいるここに来たのだ。

言い換えると、ここに遊びに来たと同時に、お茶を楽しんでいると言っても良い。

矢矧と酒匂も来ているが、いまは青葉たちと演習をしているので遅れるようだ。

古鷹・阿賀野たちも先ほど旗艦を交替ずつして演習を行ったので、今は休憩中なのである。

 

「いいな、この柱島から近いけど最近忙しくて行けないからね」と古鷹。

 

「あたしらもまた広島に行きたいな、提督と一緒に」と加古。

 

「えへへ、写真もたくさん撮って来たから一緒に見よう」

 

阿賀野は写真を取り出して、古鷹たちに見せた。

提督たちにとって名所と言えば、やはり海軍の街として慕われる呉市である。

一部は撮影が禁止されている神聖地もあるが、それ以外の観光地はたくさんある。

呉市の次は江田島、古鷹山頂上で阿賀野たちが敬礼する写真に続き、そして宮島名物の厳島神社に訪れたなどと言った数多くの写真で溢れていた。

 

「本当に懐かしいね」

 

古鷹は懐かしさのあまり、言葉に表した。

古鷹たちにとっては懐かしの場所《こきょう》であるが、いまではここ柱島が故郷である。

そして大切な人がいるのだから当然の事でもある。

 

「あたしは思いっきり、江田島行きなどのフェリーで潮風でも浴びながら寝たいな〜」

 

加古は自分らしい感想を述べた。

 

「加古さんらしくて良いね、阿賀野もしてみたいな〜」

 

会話の花に咲かせていると――

 

「古鷹、加古、ただいま」と提督。

 

「ただいま、戻りました」と青葉。

 

「ただいま、みんな」と衣笠。

 

「阿賀野、能代。ただいま」

 

提督たちの傍に居るのは、親友提督である。

阿賀野たち精鋭水雷戦隊を率いり、提督と同じく優秀な成績を収めている。

阿賀野の愛については、24時間以上を費やして語れる自信がある持ち主。

また元帥同じく戦友である提督の良き理解者でもあり、阿賀野たちや他の娘たちを大切にしているホワイト提督でもある。

 

「阿賀野姉、能代姉、ただいま」

 

親友提督の傍にいるのは、阿賀野型3番艦・矢矧。

凛として真面目であり、阿賀野たちのなかでも非常に真面目かつ世話焼き。

クールな性格だが意外なほど誰にでも気安い態度で接するなど、見た目に反したギャップの持ち主でもある。

 

「みんな、ただいまぴゃ〜♪」

 

矢矧の傍にいるのは、阿賀野型4番艦・酒匂。

四姉妹のなかでも明るく陽気で、無邪気なムードメーカー。

誰とでもすぐに仲良くなれるほど人懐っこい性格とともに、甘え上手。

そして三人の姉を心から慕っている。

 

『お帰り。提督、青葉、衣笠』

 

「お帰りなさい、提督、矢矧、酒匂」

 

「提督さん、お帰りなさ〜い♡!」

 

提督とともに、青葉・衣笠も演習を終えて帰って来た。

同じく親友提督とともに、矢矧・酒匂も戻って来ると能代が言う前に、阿賀野は親友提督に抱き付いた。

阿賀野は抱き付くと顔を埋めて、謎の物質『テイトクニウム』を補給する。

これは他の鎮守府でも見つかっており、提督を抱擁することによって生成される謎の元素『テイトクニウム』と呼ばれている。

これが欠乏したままの状態だと戦意高揚状態になれず、MVPを獲得することもできない。

彼女たちとケッコンした提督たちも同じく『オク酸』という謎の物質を摂取しないと彼女たちと同じく本調子になれない。

要するにどちらも摂取しないと生きていけないほど(?)溺愛している証しでもある。

夫婦愛は良きことだが、そのたびに前記に申したように周囲にシュガーテロを起こしているのは言うまでもない。

 

「阿賀野姉、提督は疲れているから少しは……」

 

矢矧は、やれやれと頭を抱える。

 

「ぴゃ〜、砂糖放出が止まらないよ〜」

 

酒匂は、いつの間にか用意したバケツには砂糖を放出している。

 

「あはは、良いよ。私は大丈夫だから」

 

「いっぱ〜い、補給するね♡」

 

親友提督はいつも通り、笑って誤魔化す。

能代と矢矧は『本当に甘いんだから』とやれやれモードになっていた。

とは言うものの、能代たちはこの状況に慣れているのである。

 

「提督、寂しかったですよ♡」

 

「あたしも補給するね〜♡」

 

「青葉ももう一度補給しますね♡」

 

「衣笠さんももう一度補給ね〜♡」

 

提督も同じく、古鷹たちに抱きしめられてテイトクニウムを補給中である。

提督もオク酸を補給中である。

 

『この風景、ご馳走様です』

 

親友提督と阿賀野は手を合わせて、合掌した。

提督は一瞬だが、古事記に『アイサツは大切』と言う言葉を思い出した。

 

『こちらもご馳走様です』

 

補給を終えた一同は、同じくアイサツで返した。

普通の人から見れば、ニンジャ同士の戦いが始まるのかと言う光景でもあるが。

 

「こちらもご馳走様です♪」

 

提督たちの補給を終えたことを確認し、手を合わせたのはこの艦隊の古参兵、赤城である。

空母機動部隊(空母戦闘群)の旗艦を務めることは然り、彼女が持つ強力な攻撃力で古鷹たちを支援する。

 

「私は見慣れているから慣れているから大丈夫だけどね」

 

そう呟くのは、川内型1番艦・川内。

軽巡の古参兵であり、比較的常識的なお姉さんとして水雷戦隊旗艦を務める。

なお古鷹たちと同じく夜戦を得意とし、夜戦好きである。

 

一同が会話を弾んでいたときだ。

 

「よう、演習お疲れ」

 

通りすがりの提督が、提督・古鷹たちに声を掛けた。

外観は雑誌のモデルとしても、スカウトされてもおかしくないほど美形を持つ提督だ。

仮にイケメン提督と名付けようと提督は内心に呟いた。

 

「お疲れさま」

 

「お疲れ様です」

 

提督たちに遅れ、古鷹・阿賀野たちも労いの言葉を掛ける。

 

「しかし今日の演習見たけど、あなたは強いのは知っているが、無理しすぎじゃない?」

 

「何がだ?普段通りの演習だが」

 

やや挑発気味な口調を発しているイケメン提督に対して、提督は落ち着きをはらって答えた。しかしそのイケメン提督はそうじゃないと首を横に振った。

 

「そうじゃなくて、いつまで旧式重巡、お荷物の第六戦隊主力で戦うんだよ?」

 

心無い言葉、失言を言われ、これを聞いた古鷹たちはズキっと心を痛めたような表情を一瞬したが、提督に悟られないように表情を元に戻した。

 

「普通に考えたら最新鋭の艦娘でしょ? 戦力として望ましいのは。たとえ悪くても戦艦娘なら別だがね。しかもメンバーも滑稽なメンバーだよな」

 

「どういう意味だ、古鷹たちは重巡部隊でも最強だが?」

 

提督は尋ねた。

 

「重巡洋艦なんて弱小艦だろう、軽巡と駆逐艦同様に使い捨て同様じゃん。しかも最悪なのは『ワレアオバ』率いる第六戦隊がいるからな」

 

イケメン提督が言うのは、かつてあった『重巡洋艦不要論』である。

当時、重巡洋艦は中途半端な存在として扱われただけでなく、いらない娘として言われた。多くの提督たちは戦艦と空母だけで充分と主張することが多かった。

しかし、戦艦がいない提督たちは古鷹たち重巡洋艦を重視した。

戦艦にはない高い機動力を活かし、側面部分から砲雷撃戦で敵艦を翻弄させることもできる。

さらに資材運用が厳しい鎮守府では欠かせない存在でもあった。

その並みならぬ努力は計り知れないものであり、例え『不良品』『使えない娘』などと陰口を言われ、叩かれながらも数多くの戦果を上げた。

その努力の甲斐があり、夜戦では敵重巡だけでなく、戦艦や空母を撃破すると功績が認められ、今では主力艦としてはもちろん、支援艦隊、通商破壊作戦などの遠征任務など必ず彼女たちの活躍なくしては成功しないと言われるほどである。

 

また『ワレアオバ』と言うのは、サボ島沖海戦にて《青葉》含む第六戦隊が進撃していた際に見張員が艦影を発見した際に、この海域に敵がいるとの情報は入っておらず、その艦影が先行して揚陸任務を行っていた駆逐艦や水上機母艦《日進》に類似していたために、揚陸作業終了して帰路につくには時間が早すぎるも《青葉》は味方の揚陸部隊の可能性があると判断、敵味方識別のため発光信号際に『ワレアオバ』と出したのだ。

これにより、日本側は重巡洋艦《古鷹》、駆逐艦《吹雪》を喪失した。

今でも性質の悪い提督たちは、彼女のせいだと陰湿かつ異常なほど責める。

だが、全ての原因を生み出したのは彼女ではなく、現場を知らない海軍上層部たちのせいである。

敵情視察艦隊から『敵艦隊はいない』という報告を受けたなど偵察・情報収集不足に伴い、当時は夜間に加えて天候は悪く、濃霧ではっきりと見えなかったため、日本艦隊だけでなく米艦隊も味方の部隊なのではないかと混乱していた。

 

また米軍もこの海戦で混沌としており、スコット少将はアメリカ艦隊が《ダンカン》を射撃していると不安になって射撃開始から1分後に射撃中止を命じたが、興奮した部下たちを制止することは不可能だったと記録が残っている。

不運にも《ダンカン》はこの砲撃を切り抜け《古鷹》への雷撃を成功させたが、味方であるアメリカ艦隊の誤射を受けて沈没してしまっている。

この海戦は敵味方双方とも数多くの偶然が重なり合って、このような混沌と化かしたのだ。

簡単に言えばこの戦いは日本軍が得意とした夜戦でアメリカ軍が勝利した初めての戦いであったがアメリカ軍の混乱も大きく、日本軍側の航空偵察不徹底、指揮官の不手際、命令伝達ミス、ガダルカナル島砲撃という目的に捉われて注意力が散漫になっていたこと等の不手際が重なり、さらに偶然にも絶妙のタイミングでの先制攻撃となったこと等がアメリカ軍側に僥倖となった。

全ての原因を作ったのは慢心して気が緩んでいた上層部たちの責任である。

戦後の日本人は可笑しいことを言う。アメリカなどで銃による乱射事件が起きれば犯人ではなく、犯罪に使われた銃を責める。

銃をまるで生き物のように扱うが、普通の常識人ならば犯人を責めるのが当然である。

某人質事件では人質を殺したテロリストは責めず、その怒りの矛先はテロリストではなく、自国の首相を責めると言うほど非常識なほど平和ボケしているのだ。

話が逸脱しすぎたので戻る。

 

「ほかにも水雷戦隊旗艦の面汚しの阿賀野型に、慢心空母や遠征任務でしか使い道がない駆逐艦部隊、その他は役立たずオールメンバーの集まりだから、可笑しくて可笑しくて、くくくっ」

 

なおもお構いなく失言を続けさまにいうイケメン提督のせいで場の空気が悪くなった。

しかも今にでも殴り掛かりそうな加古はキッと睨みつけて、こぶしを握っていたが、提督は『手を出すな』と首を横に短く振り、静止した。

 

「確かに彼女たちは史実ではそうかもしれない、俺の艦隊は小規模だからそれも否めない」

 

「そうだろう、だったら……」

 

「だが、彼女たちはみんな俺の大切な命の恩人たちであり、俺のパートナーだ。

彼女たちを“道具”または“がらくた”としか見ていないお前のような外道な思考を持つやつとは違う主義でな!」

 

この言葉を聞いたイケメン提督は苛立ちを隠せずに咆えた。

某反日民族の如く、顔を真っ赤にしながらである。

 

「何だと、僕をコケにするとどうなるか思い知らせてやる!」

 

イケメン提督は提督を殴り掛かろうとしたが、提督はひょい、と身を屈めると最低限の動作でイケメン提督のパンチを回避した。

 

「この代償は高くつくからな」

 

この言葉を聞いたときは、提督のカウンター攻撃を目の前にした。

また提督の攻撃は続き、怯んでいる彼に対して後ろに回り込むと腕で相手に首を拘束し、躊躇うことなく投げ技のひとつでもある首投げをした。

 

「ミギャァァァァァッ!?」

 

首投げにより、アスファルトに叩きつけられたイケメン提督は情けない声、豚の様な悲鳴を挙げながら提督の首投げを見舞った。

哀れにもこの攻撃を受けたイケメン提督は、一瞬、何が起こったか理解できないまま気絶していた。

 

「俺の古鷹たちを舐めるな!」

 

提督は気絶している彼に向かって放つと、すぐさま端末機で憲兵隊を呼んだ。

醜態を晒したままと言うべきか、本人は伸びたままだから寧ろ幸運かなと思いつつ憲兵部隊に連行された。

後日は元帥からの重い処罰を受けた直後、激戦地まで更迭されたと言われているが、これを知るのは神のぞ知る世界ということになった。

 

 

 

そして夕方――

 

「今日はみんなジャンジャン食べよう、俺の奢りだからな」

 

提督が言うと、ウェイターが数多くの料理をせっせと運んだ。

出てたてで湯気がモワモワ上がるアツアツの料理が次々とテーブルに並べられる。

戦意高揚に伴い、日頃の感謝の気持ちを込めて、提督は外食をすることを提案した。

また親友提督も今日の鬱憤を晴らすために共に考案したのでもある。

このアイデアに全員は賛同し、最近オープンした有名な料理チェーン店『翠園』で宴会をすることにした。

当店は広東料理を中心とした料理が美味しいと評判が良いだけでなく、本格的な飲茶が楽しめると言うこともできる。

この鎮守府近くの街にオープンしたばかりなのに、人気の高い店としても有名である。

なお店主も日頃の感謝を込めて、提督たちにサービスをしている。

どれも絶品であり、あっという間に無くなってしまう。

 

「ふー、ふー…… はい♡ 司令官、あ〜んしてください♡」

 

青葉は食べやすい大きさにした揚げたての春巻きを少し冷ましてから、提督に食べさせた。

 

「あ〜ん…… う、美味い////」

 

「えへへ、嬉しいです♡」

 

ニッコリと微笑む青葉を見て、提督も微笑み返した。

 

「今度はお礼に青葉にもお返しするからな」

 

提督も同じく春巻きを食べやすく二つに割り、からし醤油を付け、少し冷めさせてから青葉の口に運んだ。

 

「美味いか、青葉?」

 

「は、はい♡ 美味しいです♡////」

 

頬を紅く染めて、青葉は小さく頷くと――

 

「司令官。ありがとうございます」

 

「あたしらの代わりに言ってくれて、ありがとう」

 

「提督のおかげです、本当のことを言ってくれてありがとうございます」

 

「提督、助けてくれてありがとね」

 

「……当然のことを言っただけだ。みんな大切な俺のパートナーなのだからな」

 

古鷹たちの言葉に提督は落ち着いた口調で答えたが、やはり大切な彼女たちの前で恰好つけるのは恥ずかしいものである。

 

「さあ、気を取り直して今日はたくさん食べよう!」

 

『はい♡ 提督(司令官)♡♡♡♡』

 

愛する提督が自分たちを大切にし、そしてこんなにもたくさん愛してくれることに嬉しくなった古鷹たちは、悲しみよりも喜びの方が何倍も上回っていたのだ。

 

 

 

おまけ――

 

「はい♡ 提督さん、あ〜んして♡」

 

「あ〜ん…… う、美味い////」

 

「えへへ、嬉しいな♡」

 

阿賀野は愛する親友提督に、レンゲで取った鴛鴦炒飯(二色チャーハン)を食べさせた。

同じく親友提督もお返しに阿賀野に食べさせたのであった。

 

(((本当に家でも外でも甘い光景ね////)))

 

能代たちも見慣れた風景なのか、普段と変わりなく食べていた。

一同は『親睦の宴』もたけなわになって行き、楽しむのであった。

またこの日に訪れた客は、刺激物をたっぷり含んだ激辛料理を食べたのは言うまでない。

なおこれをきっかけに『翠園』は、いつの間にか四川料理を取り入れ、またしても有名になったのだった……




今回は提督の親友提督・阿賀野さんたちのご登場の回でもあり、悪者を倒して、そして古鷹たちの笑顔で終わると言うスカッと爽快的な回にしました。
アレでもまだまだ甘い対処法でもありますけどね。

なお元ネタの中華料理店は、某奇妙な冒険・第3部に登場したお店であります。
原作ではあの料理が出ましたが、ここでは飲茶や他の料理を登場させました。
カエルの脚だけなら大丈夫ですが、丸ごとはね……

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

では次回も古鷹たち第六戦隊の魅力とともに、シュガーテロもお楽しみに!

それでは第6話まで…… До свидания((響ふうに)

???「ところで私の出番はいつなのですか?」

まだ少し先ですから、しばらくお待ちください。

???「分かりました」

大丈夫かな、あの人は……?

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