前回に引き続き、海戦であります。
またしても海戦描写に伴い、とある真実を纏めるために時間が掛かりました。
そして一部変更として、次回まで続きますので申し訳ありません。
いつも通り、最後まで楽しめて頂ければ幸いです!
では、本編であります。どうぞ!
「目標、AC-130部隊!」
上空から襲い掛かるAC-130部隊の攻撃を受けて、負傷した叢雲・霞の代わりに報復せんと、エンジニア提督は命じた。
「目標、ロックオン!」
砲雷長を含め、射撃管制レーダー担当員やVLS員たちなどは、各員一糸乱れず精密機械のごとく復唱していく。
日頃から厳しい訓練を施し、鍛え抜かれた乗組員たちは全員練達者ばかりだ。
日本海軍から、海上自衛隊になってもなお、我々の遺伝子となって行き続けている。
史実の大日本帝国海軍軍人も『月月火水木金金』に伴い、愛国心を大切にして来たからこそ米海軍を中心とした多国籍海軍に尊敬され続けてきたのである。
「シースパロー、発射!テッー!」
エンジニア提督の号令一下、《むらさめ》艦中央部に備え付けられているMk.48 mod.4 VLS発射機から6発のRIM-7M《シースパロー》艦対空ミサイルが、白煙の尾を引きながら勢いよく飛び出していった。
以前の《むらさめ》型は、Mk.48 mod.0 VLSだったが、 平成16年度から24年度にかけて『発展型シースパロー』こと、RIM-162 ESSMの運用能力は《むらさめ》型等の短SAMシステム換装が追加された。
VLSをMk.48 mod.4 VLSに換装したことにより、従来の防空能力を向上することに成功した。
護衛艦と言う艦種は、各種のミサイルによる攻撃を得意とするが、砲戦用に設計されていない。
小さな艦体に比べ、艦橋や煙突部分と言った艦上建造物はかなり大きめで、砲撃の的になり兼ねないことから先の大戦、大東亜戦争当時の艦隊による砲雷撃戦を前提として設計されていない。
しかし、ミサイルと言う遠距離攻撃可能且つ、強力な現代兵器があるからこそ護衛艦の真骨頂である。
だが、対空攻撃を想定していたAC-130が尾部から大量のフレアをばら撒いた。
赤外線誘導のミサイルを幻惑させる赤い火の玉は、まるで地獄へと誘う黒い翼を持った悪魔のようだった。
味方機ならば心強い。しかし、敵機である以上は、今は悪魔だ。
AC-130部隊のフレアに惑わされただけでなく、敵ながらも各機ともに、素晴らしく乱れぬ回避技量も加わったことも重なり、《シースパロー》は全弾命中することなく、標的のいる方向から、明後日の方向へと飛び去った。
「全ミサイル回避されました!」
「くそっ!」
この戦果報告に、エンジニア提督は毒づいた。
愛するふたりを負傷したことによる自責の念に駆られ、そのせいか、敵機すら撃墜出来ないことも重なり、彼は冷静さを失った。同時に焦りの色が濃さも増した。
悲観に襲われても、戦況は変わらない。
遥かな天空から次々と大気が激しく鳴動し、《むらさめ》の左舷付近に、敵弾が落下する。
海面が激しく沸き返り、大量の海水が巨大な水柱となって、《むらさめ》の煙突付近にそそり立つ。
水柱は、艦橋のみならず、マストに掲げられている戦闘旗(旭日旗)をも越えて伸び上がる。
束の間、《むらさめ》が水柱に押されて、右舷側に仰け反ったように感じた。
―――俺がもっと上空を警戒していれば、こんなことにはならなかった。
ほの暗い闇に飲み込まれそうになった瞬間―――
『しっかりしなさい、司令官!!』
エンジニア提督の両耳を聾する叱責が響き渡る。
彼を叱責した声の主たちは、叢雲と霞だ。
「私たちは大丈夫だから、あんたは冷静に指揮を務めなさい!」
「司令官!怖気づいたら敵の思うつぼよ!いつも通り、自分を信じなさい!」
彼は映像を見つめた。
叢雲と霞は負傷しながらも、艤装が損傷しても闘志は消えておらず、敵艦を攻撃し続けていた。
ふたりだけでなく、足柄たちもAC-130に向けて、対空戦闘に徹していた。
「むらちゃん、かすみん……」
―――馬鹿だな。ふたりに支えられているのに、俺が怖気づいてどうするんだ。
と、血の色を失っていたエンジニア提督は、自分で両頬を軽く叩いた。
「ありがとう。むらちゃん、かすみん!俺は絶対に負けないからな!」
冷静さを取り戻した彼が、剛毅な口調で自分に言い聞かせたときだった。
二度目、三度目の衝撃が、《むらさめ》の巨体を揺るがせた。
たった今、彼自らが口にした言葉が否定され、叢雲と霞たちは言葉を失った。
この光景を観賞する老人たちが乗艦する装甲艦とともに、上空には狼狽する獲物たちを見て、微笑むAC-130部隊が嘲笑っているように見えた。
「やった、やった!ざまあみろ!だけど、まだ殺しはしない!俺たちの世界平和を乱す人殺し連中には神罰と、話し合いが必要だからな!」
この機会を逃すまい、と老人は乗組員たちに命じた。
「お前たち、世界平和のために撮影しろ!俺たちの愛ある話し合いを撮影しろ!」
『分かりました、ボス!!!』
「連中どもに恐怖と同時に、我々の愛を見せつけるのだ!」
不敵な笑みを浮かべた老人たちは、この激戦を撮影し始めた。
「ふははは!女性を戦場に駆り出すレイシスト国家には、我々平和を愛する心優しい大人たちが粛清してやることを思い知らせてやるんだ!」
本土海域 伊勢湾
時刻 1145
護衛艦《あしたか》食堂室
『ごちそうさま〜♪』
一同は、食事を取り終えた。
普段は護衛艦に設備されている食堂室で食事を取るが、緊急時はCICで食事することが多い。
今回は特別に、提督と古鷹たちは、ハルナたちを招待し、食堂室で食事を取ることにした。
メニューは、軽めのフルコース料理を振る舞った。
ゆで卵を牛挽き肉で包み焼き上げた海軍風ミートローフこと、フーカデンビーフ。
付け合わせは人参のグラッセに、フライドポテト。
そしてソースは、トマトケチャップを使ったトマトソースが添えられている。
龍鳳が着任早々教えてくれた料理であり、食堂でも人気が高く、今回のコース料理でも大絶賛した逸品である。
現在でも海軍だけでなく、洋食でも人気を誇るフランス料理が確立する過程で洗練されたスープ全般を指すと意味するポタージュ。
今回はカボチャのポタージュが用意された。
明治でも日本海軍に取り上げられ、カボチャを初めて洋食に使った料理だと言われている。
色鮮やかなに熟れたトマトに、青じそを使った和風ドレッシングを掛けたトマトサラダに、こんがりとバターの芳醇な香りがするクロワッサン、デザートはクリームチーズを贅沢に使用したクリームチーズケーキと言った
軽めのコース料理に、一同は満喫した。
「じゃあ、最後は、ラムネで締め括ろう」
『やったーーー!!!』
提督の合図に、全員ラムネの蓋を空けた。
プシュッとラムネの栓を抜いた途端、ビンから立ちのぼるレモンの香りを一同は楽しもうとした瞬間、艦内にアラームが鳴り響いた。
和やかな食事が一瞬、その場にいた全員が、粛然とした思いに囚われた。
同時に、提督と古鷹たちのイヤマフにも通信担当員の緊迫した声が届いた。
《提督、エンジニア提督からの緊急打電を受信!“我、敵艦と敵機に包囲されたし!”とのことです!》
「分かった!俺たちもすぐに行く!また何時でも全火器を撃てるように準備して置け!」
《了解!》
通信を終えた提督は、短く一呼吸した。
緊急事態が起きた以上は、こちらも全力で指揮に専念して対処しなければならない。
「古鷹たちは艤装を取り付けて、いつでも出撃できるように待機!古鷹たちは艤装装着後、俺がいるCICで補佐を頼む。ハルナたちは自分たちの艦に退避して待機しておいてくれ!」
提督の号令一下で、古鷹たち全員は『了解!』と返事をした。
時刻 1150
護衛艦《あしたか》CIC(戦闘情報管制室)
CICでは提督が指揮・管制区画にいて、情報を把握することが出来る。
戦術情報、水上打撃戦、対空戦、そして対水上区画と各々に分かれており、その真ん中に管制区画がある。
相棒こと妖精パイロットが操る《震電改二》を含め、他に偵察任務や上空警戒に当たっている古鷹たちの水上偵察機と、赤城と加賀、大鷹の艦載機部隊、指揮艦である《あしたか》の無人偵察機《イーグル》の通信及び映像は、リアルタイムで見ることも聞くことも出来る。
「不味いことにならなければ良いが……」
CICで現場指揮を務める提督は顎を撫でた。
「叢雲ちゃんと霞ちゃん、礼号艦隊の皆さん、大丈夫かな」と古鷹。
「大丈夫さ、古鷹。提督並みに、エンジニア提督たちも強いし」と加古。
「いざとなりましたら、基地航空隊が支援攻撃もしています」と青葉。
「ここまで苦戦する相手じゃないと良いけどね……」と衣笠。
古鷹たちも、提督と同じく不安に襲われた。
彼らが不安に駆られていると、通信士の指がぴたりと止まった。
「……これは!?」
「どうしたんだ?」
提督は新たな異変に気づき、通信士に問いかけた。
「何者かが《あしたか》に電波を送信している…送信ポイントは…八丈島海域最深部です!」
通信士が緊迫した声を上げた。
「なんだと!?」
提督が言った。
「映像、映ります!」
通信士が振り向いた。
提督と古鷹たちは、CIC画面に注目した。
すると、提督たちの鎮守府に妨害活動を行なったデモ隊リーダーのあの老人の姿が映り、高らかに叫んだ。
《おい、コラ!見ているか!この人殺しども!》
相変わらず、口汚い罵声で叫ぶ。
「あ、あの嘘吐き爺だ!」
加古が言った。
《今日はお前ら人殺しどもにお似合いの動画をライブ配信中だ、よく見とけ!》
「私たちにお似合いの……?」
衣笠が言った。
その瞬間、映像が切り替わり、提督と古鷹たち、CICにいた乗組員たち全員が驚愕した。
「……うそだろう」
提督は唖然とした。
彼の双眸に映ったCIC画面には、中破した護衛艦《むらさめ》とともに―――
「もうひとつ映像が来ます!」
再び通信士が報告した。
「叢雲ちゃんと霞ちゃん、礼号組のみなさんまで囲まれています!?」
青葉が言った。
「あいつ等、捕まえて人質にするとは卑怯だぞ!爺!」
加古は、老人を咎めた。
《卑怯もらっきょうも大好きだ! ヌッフッハッハッハ! 俺様たちはこの戦争を終わらせるための話し合いだ。この世界中を平和にしてやるのだ!》
老人は開き直るように、言葉を繋げる。
《我々が待つ時間は1時間だ。その間に貴様らの答えを聞こう。我々は人類を破滅に追い込もうとする艦娘たちを全て排除したいが、我々は寛大でな……我々にひれ伏して降伏するか……こいつ等と暗い海の底までともに消滅するか…どちらかを選ぶが良い!》
違う、こいつら間違っている。寛大でもなんでもない―――
提督は怒りを抑えながら、拳を握った。
古鷹たちを始め、全艦娘たちはこの戦争を好きで望んだわけではない。
1日でも早くこの戦争を終わらすため、愛する提督と祖国を護るために戦っている。
それ所以に、彼女たちに好意的且つ、感謝している人々や穏健派深海棲艦たちも理解している。
しかし、彼ら左翼思想はいつの時代でも横暴且つ、好戦的で野蛮な思想を押し付けた。
血を一滴も流さない方法と言いながらも、自分たちの意見や主張などを反する者たちは、全て粛清と言う名の虐殺を行なった。
彼らの崇拝、狂信的に模倣しているかつて存在していた中国・北朝鮮、そして反日国家として両国に寝返った韓国の虐殺行為を絶賛した。
ロシア内戦中の1920年(大正9年)3月から5月にかけてアムール川の河口にあるニコラエフスクで起きた虐殺事件、この虐殺事件を引き起こした赤軍パルチザンの中心人物ヤーコフ・イヴァノーヴィチ・トリャピーツィンとともに、宣伝部指導者、次いで参謀長を務めた女性ニーナ・レペデワ(レベジェワ)・キャシコに、そして、副司令・ラプタ率いるパルチザン部隊4300名がこの地域を占領し、ニコラエフスク住民に対する略奪・処刑を行うとともに日本軍守備隊に武器引渡を要求し、これに対して決起した日本軍守備隊を中国海軍と共同で殲滅すると、老若男女の別なく数千人の市民を虐殺した事件である。
虐殺された住人は総人口のおよそ半分、6000名を超えるともいわれ、そして日本人居留民、日本領事一家、駐留日本軍守備隊までも含まれている。
後に、二港事件と名付けられ、以下に共産主義思想家たちが起こしたおぞましい虐殺事件かを物語っている。
1927年に起きた南京事件では、蒋介石率いる国民革命軍による日本領事館襲撃事件にて、領事館警察署長を負傷させて、次に陸軍武官を殺害、そして婦女や少女を性的暴行を加えた。
領事館外でも、宿泊船の警備兵を狙撃、暴徒たちが日本旅館寶来館であらゆる物を強奪した。
この際に『日中関係のためだ』と命じられたため、助けを求めた婦女たちを警備兵たちは助けることも出来なかった。
原因として、防衛のための土嚢や機関銃を撤去し、開門して国民党軍を受け入れたことが原因だった。
なおかつ、反撃すると日本人避難民に危険が及ぶため、海軍陸戦隊員に無抵抗を命じていたため、館内の日本人は一方的に暴行や掠奪を受けたのである。
要は不用意に、相手を信用してはならないことを意味しており、さらに二港事件の二の舞になってはならないと言うことで無抵抗主義が徹底されたことも原因である。
なお、日本領事館だけでなく、アメリカやイギリス領事館も同じように襲撃事件の被害に遭った。
イギリス人3名、アメリカ人1名、イタリア人1名、デンマーク人1名の死者及び、2名の行方不明者に続き、フランス宣教師2名、アメリカ人で金陵大学副校長・イーゼーウィリアム博士なども殺害された。
翌日にはアメリカ・イギリス両国の海軍艦船による艦砲射撃を開始、陸戦隊を上陸させて居留民の保護を図ったことで救援することが出来た。
同年に起きた漢口事件でも同じ手口で、日本領事館なども襲撃されたことは言うまでもない。
支那事変初期(1937年)、7月29日に起きた中国・通州において冀東防共自治政府保安隊が、日本軍の通州守備隊・通州特務機関及び日本人居留民を襲撃・殺害した。
その残虐性はあまりにもおぞましく、385名のうち223名の日本人が虐殺された。
虐殺方法も猟奇的なものが多く、娯楽のごとくニタニタと笑いながら行ったと言う。
この事件を捏造し、南京虐殺事件と塗り替えられたものの、今日までインターネットが登場以降は、この捏造事件は多く広まり、真実が明るみに出た。
そして日本が敗戦後、中国共産党に占領されたかつての満州国通化省通化市で中華民国政府の要請に呼応した日本人の蜂起とその鎮圧後に行われた中国共産党軍と朝鮮人民義勇軍南満支隊による日本人及び中国人に対する虐殺事件では、日本人3000人が虐殺されたとされている。
蜂起計画に関与しなかった一般市民を含めて、民間人2000人(数千人とも)近くと伴い、中国共産党軍による拷問と尋問が行われ、凍結した渾江の上に引き出されて虐殺が行われたため、戦慄とともに目を背ける虐殺事件である。
日本国内にいる左翼思想の者たちは、非難の矛先は、常に日本にあり、この数多くの虐殺事件は『模造だ!』と敗戦後から、今日まで言う始末である。
普通の国ならば、有事でも民主党や共和党でも手を取り合い、協力し合った。
冬戦争のフィンランドでも自国の共産党は、ソ連相手の際でも他の政党と共闘し合った。
しかし、国内の左翼思想者たちは、常に見えない相手と勝利無き戦いを行なっている。
現状に戻る。
《時間内に拒否、または過ぎた場合は……公開死刑にしてやるから楽しみにしな!》
「死刑だと!」
提督は、またしても驚愕した。
「みんな……」
古鷹が不安の声を漏らした。
《1時間後、また返事を待つ。9条万歳!そして日本死ね!》
老人は役立たずの憲法9条称賛とともに、提督と古鷹たちを挑発及び侮辱を込めたように中指立てた映像を見せて、プツリッと映像は終了した。
「……!加古、ガサ、何処に行くんですか!?」
静まり返ったCICで、青葉が叫んだ。
「決まっているだろう!あいつらを助けに行くんだよ!」
「こうして間にも、叢雲ちゃんと霞ちゃん、他のみんなも!」
「二人の気持ちはよく分かります。だからといって今から出撃しても間に合いません!基地航空隊が何とかしてくれます!」
青葉の答えに、衣笠は反論した。
「だけど…基地航空隊の攻撃が間に合うって保障もないわ、そんなこと言っている間にも叢雲ちゃんと霞ちゃんたちが死ぬことだって……」
「そ、それは……」
青葉は、答えが見つからず戸惑った。
「何か方法がないの?何とか……」
古鷹も懸命に考えたが、何ひとつ良いアイデアが思いつかない。
この距離で、最大戦速で航行しても、かなりの時間が掛かる。
「どうすれば良いやら……」
助けたい気持ちは理解している提督も、こればかりはどうにもならない。
全員が沈黙する最中―――
《…あるよ、提督》
CICにいた全員が、再びCIC画面に注目した。
その映像には、蒔絵たちが映っていた。
《エンジニア提督たちを助ける方法、あるよ!》
「本当なのか、蒔絵?」
提督は問いかけた。
《うん。ちょっと荒っぽいけどね》
「荒っぽい……?」
提督は呟いた。
《ハルハル、ヨタロウ、マヤマヤ!》
蒔絵は、ハルナたちと顔を見合わせて頷いた。
《提督、古鷹、みんな。私たちに考えがある。一刻も早くエンジニア提督たちを助けるために私たちも全力で協力するから安心してくれ!》
《我々も恩人たちに借りを返す。みすみす友達を見捨てる刹那主義ではないのでな!》
《私も提督やフルフルたちと、ふたりのお友達に助けてもらったお礼だよ!今度は私たちが恩返しする番だから任せて!任せて!》
ハルナたちの言葉を聞いた提督は、こくりっ、と頷いた。
「分かった。ハルナたちの言葉を信じよう!」
今回は前書きに事情により、次回までこの海戦を続きます。
海戦描写などは時間が掛かります所以に、架空戦記好きでありますので(汗)
なお、今回は7000文字以上にもなりました。
シリアス回は、架空戦記のように長くなりますので今後ともよろしくお願いいたします。
待たせた分は、シュガーテロをお見せいたしますのでしばしお待ちくださいませ。
次回でこの戦いでケリがつきますのでお楽しみください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは第29話まで…… До свидания((響ふうに)