元人形とその仲間達も異世界から来るそうですよ?   作:血濡れの人形

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超短めですね、はい。え?いつも道理だって?言わないでください・・・


あの、エウリュアレさんに似た気配を感じるのですが・・・byマシュ

「そう言えば、なんでこんな場所でギフトゲームやってたの?」

 

涼華は移動している最中に、マシュに聞く。

 

「えっと、こちらに来たときに、白夜叉?というかたに言われ、

 

こうすれば先輩に会えると教えてもらったので、実行してみたんです」

 

涼華の頭に薄く青筋が浮かぶ、彼女をよくみれば分かる小さな変化だが、マシュはそれに気がついた。

 

一方、涼華は心の中で、

 

(あんの小娘が原因かっ!)

 

と、若干怒り気味だった。

 

この時、白夜叉はえたいの知れない寒気に襲われたという。

 

「まぁ、最初は半信半疑だったんですけど、他に情報も無いので、実践すれば分かるかと思いまして」

 

マシュは少し照れ臭そうにそう言うと、涼華に向けて笑みを浮かべ、

 

「それで先輩に会えたのですから、私は後悔していません」

 

という。

 

「なら良いけどね、まぁ、次はジャックに聞けばいいわよ?

 

あの子、迷子になったらいけないっていって、連絡用道具と私の位置が分かる道具渡してるから」

 

「・・・私もそれがもらえればこんなことしないですんだのに

 

・・・もっと早く教えてくださいよ。先輩」

 

マシュは少し落ち込んだようにそう言う。

 

「だって、それ作るのに聖杯並みの魔力持ってかれたのよ?一つでね」

 

「え?」

 

マシュはそれを聞いて、驚いた表情で涼華の方を見る。

 

「ほら、カルデアにいたとき、しばらく部屋から出てこなかった事あったでしょ?」

 

「あったな、そんときは、マシュが部屋の前を徘徊してたしゴフッ」

 

マシュの盾がアーラシュの脇腹を抉るように殴り付ける。

 

「アーラシュさん少し静かにしていてください」

 

「流石に・・・これはきつ・・・い・・・ドサッ」

 

アーラシュはそう言いながら地面に倒れる。

 

「さ、行きましょう、先輩」

 

「え、えぇ、そうね」

 

涼華はそう言いながら、アーラシュを持ち上げる。

 

その時に気がついた事だが、アーラシュは軽く気を失っているようだ。

 

いや、どちらかと言えば、寝ていると言った方が正しいのだろうが。

 

「一体なにがあったのよ・・・私がいない間に・・・」

 

涼華は思わずそう言うのだった。

 

~草の生えた屋敷前~

 

「先輩、気のせいなら良いのですが、

 

あの、この中からエウリュアレさんに似た気配を感じるのですが・・・?」

 

マシュが涼華言うと、涼華はここに来たメンバーを思いだし、

 

「あぁ、多分絆ね、あの娘ならエウリュアレに似た気配でも納得いくし」

 

と呟く。

 

マシュはそれを聞くと、

 

「ここにも女神様が来ているのですか?」

 

と、疑問そうに言う。

 

すると、涼華はマシュに向かって微笑んだあと、

 

「えぇ、貴女と私が会えたのも、それ以外のメンバーを召喚できたのも、

 

あの子のお陰かもしれないわね」

 

と言う。

 

ドゴンッ

 

直後、近くの壁が崩れ、そこから絆が顔をだす。

 

「あ、涼華やっと来た。ほら、最後、あの子達がどちらをとるか見るんでしょう?」

 

「そうね、なら早く行きましょうか」

 

涼華はマシュ達を連れて、屋敷の中に入っていくのだった。




第五回 作者と涼華の雑談コーナー

次回は絆サイドのはず。多分・・・

「唐突にそんな一言から始めんな」

コフッ

「まったく。これだとやる意味無いじゃない」

(はっきりいって)ないです

「劣化型復讐剣 一ノ型 絶」

ドサリ

「はぁ、ならやらないで良いじゃない。巻き込まれる私の身にもなってほしいわ」

次回はお題あるから安心して

「できるかっ!」

そうそう、低評価するときは、一言どこが悪いのか言ってほしいですね。

「そうしないと直せないしね・・・って、最初からそれを言いなさい!」

それでは皆様、次回も楽しみにしてくれていると嬉しいです。(ダッ

「それではまた来週!ていうか逃げるなッ!」

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