元人形とその仲間達も異世界から来るそうですよ?   作:血濡れの人形

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サブタイが思い付かなかったんです。すみません・・・。


どういう状態だと思う? by十六夜

ギフトゲームが終わり、十六夜と光が戻ってくると、

 

霊騎が正座しながら、霊夢に謝罪を繰り返すと言う光景があった。

 

「力解放しちゃってごめんなさいすみません許してください」

 

訂正、正座ではなく土下座だった。

 

「あなた、力は使わないって言ってたわよねぇ?

 

それに、一体どんだけの人と付き合ってたのかしら?

 

教えてほしいわねぇ」

 

霊夢はそう言いながら、霊騎の上に五トン程の重りを乗せていく。

 

大体十秒に一つ程の感覚で。

 

近くにいたチキは、恐ろしいものを見るような目で霊夢の事を見ている。

 

「なあ光、俺はすごく疑問なんだが、どういう状態だと思う?これ」

 

「聞かれても困る質問有り難う、私が知るわけない」

 

十六夜達が困惑していると、近くの扉から絆が顔を出し、二人を廊下に出す。

 

「それで、なんであんなことになったんだ?」

 

廊下にでた十六夜は、絆に向けて疑問そうにそう言う。

 

「あはは、まぁ、色々あったんだよ、うん、自分の記憶が無いところで、

 

チキって子と結婚して、子供まで産んだり、とある少女と付き合ってたりってね」

 

「そう聞くと霊騎がクズにしか聞こえない気が・・・三股かよ」

 

十六夜が呆れながらそういうと、絆は苦笑いを浮かべながら、

 

「まあ、霊騎が記憶を失った理由とかだと、その二人を救う為に、

 

自分の記憶を無くして力にしたりしてたからねぇ」

 

と言うが、やはり十六夜の感想は変わらないらしい。まあ当然だが。事実だしね。

 

「まあ、二人はどこか出掛けてきなよ。お金は渡しておくから」

 

絆はそういうと、十六夜に袋を渡す。

 

「飛鳥ちゃんたちはいま涼華とギフトゲームやってるからね。邪魔しちゃ駄目だよ?」

 

「しないって。十六夜、早くいきましょ?」

 

「そうだな」

 

十六夜と光は、そういって出掛けるのだった。

 

姿が消えたから、どちらかが魔法を使ったのだろう。

 

絆はそう思ったあと、涼華のいる部屋に歩いていくのだった。

 

~訓練室(仮)~

 

「ほら、その剣を使って、二人のうちどちらかが私に一撃加えるだけよ?」

 

「ッ!」

 

涼華はそう言いながら、さらに剣を持っている飛鳥に指摘する。

 

「そこっ!大振りの攻撃はカウンターを受けやすいから、

 

浅くとも細かい攻撃をイメージしなさい!

 

あと、飛鳥は受け流す技術を持った方が良いわよっと」

 

耀の攻撃をかわし、出てきた腕を掴むと、そのまま飛鳥の攻撃を防ぐように耀の事を持つ。

 

「構わない、私も一緒に斬って!」

 

耀はそう言いながら、涼華に足を絡ませ動きを妨害する。

 

飛鳥は耀の意図に気が付いたのか、そのまま大きく剣を振る。

 

直後、涼華の腕を持ち、足をほどき、飛鳥の攻撃が届くように投げようとする。

 

「残念、似たようなことをしたのがいままでに数万人いたわ、ただし」

 

しかし、涼華は持ち上げられた直後、飛鳥の剣を足を使い止め、

 

さらに、足に力を入れ、そのまま耀を持ち上げ、飛鳥の頭に向けて落とす。

 

「「え?」」

 

ゴツン

 

そんな音と共に、二人は意識を失う。

 

「みんなにたようなやられ方するのよねぇ、不思議なことに」

 

涼華がそういうと、ギアスロールが出てくる。

 

『人類の一撃 勝者 主催者』

 

「さてと、まえもってこの剣は二人にあげるっていったし、

 

傷を治せるように、光の宝珠でも埋め込んでおこうかしら?」

 

涼華はそういうと、光っている小さな珠を取りだし、剣と合成する。

 

「さて、やることやったし、どこか散歩でもしてこようかしらねぇ」

 

「あ!ならいいところがあるよ!」

 

絆が部屋の扉を開けながらそういう。

 

「ならそこにいきましょう。どこなのかしら?」

 

「えっとねぇ、ガルド?とかいうやつのコミュニティがあった場所だって」

 

「ガルドって、あの虎?帰ってきてたの?まあいいわ、この子達も鍛えたいしね」

 

涼華はそういうと、飛鳥と耀を持ち上げ、そのまま絆についていくのだった。




次回は○○○戦です。

誤字脱字等の報告持っています。

第二回 涼華と作者による雑談コーナー

「で、何と戦うの?」

突然ですね。まあ、原作に少しでも近付けようと、

ジン君も巻き込み、ある敵を倒してもらおうかと。

「原作に近付ける?なら、ガルドとかいう虎と戦うの?」

それだけなら涼華だけで十分です。

イレギュラーな敵を入れないと、飛鳥達の訓練にならないじゃないですか。

「終わったら、例の旗の返還とかするの?」

しないと北に行く口実が出来そうにないですしねぇ。

そこら辺はまぁ原作通りにしようかと。

「そう。それと、今回飛鳥達とやってたギフトゲーム、説明しないでいいの?」

名前からして分かると思いますし、ほしいと言う意見があれば書きますよ。

「考えてないとかじゃ無いなら良いのだけれど」

失礼な、考えてますよちゃんと。

「ならいいわ、ちなみに、霊騎のあの状態はなに?」

絆が言っていた通りですよ?

ちなみに、霊騎の記憶に関しては、本編で登場するかもです。

なくなってた理由が、タブン。

「多分なのね(汗 まあ、こんな作品ですが、次回も楽しみにしてくれると嬉しいです」

それではまた!

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