元人形とその仲間達も異世界から来るそうですよ?   作:血濡れの人形

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最後の方はグダグダしてます。多分かなり・・・


光の試練 5

あれから数分ほどたち、十六夜の周囲にいた敵は、あと三人まで減っていた。

 

しかし、その三人の姿を見た十六夜は、今度こそ動きを止める。

 

「Gulaaaa」

 

「彼女の願いのために」

 

「ワタシノイモウトノカタキニフクシュウスルタメニモ」

 

一人は、ボロボロになり、全身血だらけの執事服を着た霊騎のような男、

 

一人は、杖を持ち、片方の袖が切れている白い服を着た絆のような女、

 

一人は、右手に黒い鱗を生やし、左手を水に変化させ、黒のマントを付けている涼華のような女。

 

その三人が、光を除いた三人に殺気を出している。

 

「Guuuu」

 

「悪いけどあの子の為にも、あの人の、私の初恋の人のためにも」

 

「「死んでもらう!」」

 

三人はほぼ同時に、十六夜とルキに向かって動き始める。

 

霊騎(仮)は、杖を持っているルキの方に走ると、そのままルキの杖を蹴り砕こうとする。

 

ルキは、自分に身体強化の魔法を使い、後ろに飛ぶことでギリギリ避けるが、

 

風圧で体が浮き、持っている杖にはひびが入る。

 

「・・・ケイヲシッコウス」

 

霊騎(仮)がそう言うと、地面から巨大な剣が出てくる。

 

霊騎(仮)はそれを持つと、ルキに向けて投げる。

 

その動作がゆっくりだったことから、恐らく弱く投げたのだろう。

 

しかし、だ。

 

その剣の生み出した風に触れた植物達が、茶色く枯れていく。

 

更に、刺さった場所は、地面が腐り溶けていく。

 

幸い、ルキに刺さる事はなく、ルキの足の下に突き刺さったため、

 

ルキが地面に落ちるだけで済んだのだが、

 

もし当たっていたら、あの効果がルキに出ていた、

 

つまるところ、死んでいたかもしれないのだ。

 

「ヤルナラハヤクシナサイヨ」

 

直後、そんな声が聞こえると同時に、ルキの体から腕が生える。

 

いや、正確に言うのであれば、『ルキの心臓を握った涼華の腕』が、

 

と言った方が正しいのだが。

 

グチャ

 

そんな音と共に、ルキの心臓は潰され、ルキは音を出して倒れる。

 

「ツギハアナタノバン。シカバネヲサラシナサイ」

 

十六夜が背中の辺りに寒気を感じ、そのまま横に転がると、

 

先ほどまで十六夜のいたあたりに、絆の杖、霊騎の剣、

 

涼華の脚が見える。

 

「「「チッ」」」

 

三人は揃って舌打ちすると、再び武器を構える。

 

「ちなみに良いことを教えてあげるわ?

 

今回は耐久戦よ、残りの時間、大体あと半日、生き残ってれば良いだけ」

 

涼華がそう言ってくるが、その時、ふと違和感を覚えた十六夜は、

 

涼華の方を見て、

 

「・・・お前、もしかして本物か?」

 

と聞く、涼華はニヤリと笑みを浮かべ、

 

「バレちゃったか、やっぱりヒントは与えるべきでは無かったわね」

 

と言いながら、どこからか剣を取り出す。

 

「よし、賭けは俺の勝ちだな、絆」

 

「はあ、涼華があんなヒント出さなければ勝ってたのに」

 

「ないな、どこまでいってもお前の敗けだったぜ、お前の運の無さは一級品だからな」

 

霊騎と絆も、先ほどまで持っていた武器を降ろし、別のものに変える。

 

「ちなみに光だけはこの世界が作った幻だぞ?本人も聞いてないしね」

 

霊騎はそう言いながら、そのまま剣を地面に突き刺す。

 

「まあ、おしゃべりはここまで、それじゃあ行くわよ!」

 

三人は、話したい事を話すと、そのまま十六夜に向けて攻撃を仕掛けるのだった。




修学旅行なんていきたくないでござる!(金曜~日曜の三日間)

帰ってきたら絶対ダウンしますね、まあ、これ書いてるの木曜の話ですが。

最後の方グダグダしてたのは、今週ぶんを書き上げるのに、

最初の方はネタがある程度あったのですが、

後半になるにつれ無くなり、色々リアルであり、

思い付いたネタが全部消えたって言うのが理由なのです。(後時間が足りない)

言い訳乙とか言わないでくれると嬉しいなぁ(願望)

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