翌日も神獣を探して回ったが手掛かりすら掴めていない。
もう帰ろうとした時だった突如巨大な神力が発生した、ゾワゾワした感覚これは神獣ではなく神だそしてまつろわぬアテナが顕現した。
「アテナか、俺と戦いに来たのか?」
『いや極東の神殺しの力を近くに感じたから来てみただけじゃ』
「戦いに来たんじゃなきゃ別にいいんだ」
『
「和也だ・・俺の名前だよ一々神殺しとか仰々しいからな和也でいいよ」
『では和也よもう一度聞く、妾にあえて嬉しいか』
「まあ、美人に会えて嬉しくないはずがないな」
『そうか、して何をやっておるのじゃ』
「神獣を探してる」
『神獣を探してどうする気じゃ』
「ん、害になるようだと討伐する」
『さて、神殺しとはこうも血気盛んな者なのかの』
「別に無理に戦う気はないぞ」
『では、放っておけばよかろうに』
「出来ればそうしたいんだが頼まれてはな、嫌ともいえん」
『神殺しとも在ろう者が、ずいぶんとお優しいことじゃな』
『では、神獣を見かけたら教えてやろうスマホとかに連絡をいれればよいのかの?』
「ああ、でも神がスマホとか持っているのか?」
『そこは、神力でいかようにもなるのじゃ』
「そういうもんなのか」
『ではな和也よ、また会おうではないか・・・』
こうしてアテナは去って行った。
「では宿に帰るか」
『『はい』』
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露天風呂
「はー気持ち良いな」
『そうですね、極楽極楽』
『気持ち良いですね』
疲れた体をゆっくりとほぐす、本当に気持ちが良い、このまま寝てしまいそうだ。
「ところでこの辺りの神獣ってどんなのだ?」
『たぶんですが、ドラゴンかと思います』
「竜かよーいいよなファンタジーみたいで」
「話し変わるけど今日の夜ご飯は日本食がいいな、リーシャこの近くに日本食食べられる所はあるか」
『三十分ほど行った所にありますが行きますか?』
「風呂あがったら、みんなで行こうか」
『『はい、行きます』』
疲れを取る為にゆっくりと風呂に浸かった・・・
十分後風呂からあがって料理屋に向かった
*****
日本食レストラン
どうやら店造りは日本風だ。
ここは定番どうりに寿司とテンプラを頼んだ。
天麩羅は海老天だった、寿司は10貫の握り寿司だった、うん美味しいやはり日本食のほうが俺にはあっていると思う。
リーシャは天丼で麗子はヒレカツ定食を頼んだ。
どちらも美味しそうだな。
天丼ってリーシャも大分日本に染まってきた証拠だな。
みんなで日本食を存分に楽しんで宿に帰った。