PERSONA4 THE LOVELIVE 〜番長と歌の女神達〜 作:ぺるクマ!
今日投稿するのは前回も言った通りペルソナ5とのコラボ短編です。ぶっちゃけて言うと、荒れてた時に久しぶりに見た型月の宴から思いついた内容なのですが、楽しめて頂けたら幸いです。
ちなみに5の主人公の名前はアニメと同じ"雨宮蓮"で、悠とは先輩後輩との関係という設定にしています。
それでは、PERSONA5とのコラボ短編「Big pounding dating strategy.」をどうぞ!
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ここは迷宮。
何者かがある想いを元に創った映画館を模した幻。
その何かに導かれてここに迷い込んだペルソナ使いたち。
その迷宮に迷い込んだ2人の主人公は……………
「穂乃果さんたちの依頼により、修羅場の原因である鳴上様・雨宮様を即刻排除するであります」
「覚悟はええよね?2人とも」
対シャドウ兵器のアイギスとラビリスに映画のスクリーンの前で追い込まれていた。
追い込まれた学ランを来た青年と怪盗を彷彿とさせる黒づくめの衣装を身に纏った青年の表情は青ざめていた。
「どうして……」
「こんなことに………」
「「なってしまったんだ―――――――!!」」
ダダダダダダダダダダダダッ!!
「うわあああああああああああああっ!!」
彼らの悲痛な叫びと共にマシンガンの発射音と大きいチェーンが落ちる鈍い音が同時に映画館に響き渡った。
「「うわっ!ハァ………ハァ………ハァ………」」
目が覚めると自分たちは映画館とは全く別の空間にいた。落ち着いた雰囲気に店員が全員メイド服を着ている喫茶店、いわゆるメイドカフェといったところだ。
「「ゆ、夢か………ハァ……」」
「おいおい、大丈夫かい?お2人さん」
「ね、ネコさん!……え、ええ………大丈夫です」
「お騒がせしました………」
ネコさんと呼ばれた女性は明らかに挙動不審な二人に怪訝な表情を向けながらもこれ以上は何も聞かまいと溜息を吐きながら厨房へ戻っていった。
「「……………………ハァ」」
ここは秋葉原で一二を争う大人気メイドカフェ【コペンハーゲン】。その一つのテーブルに2人の男が落ち込むように再び溜息を吐いた。
一人のアッシュグレイの青年は今作の主人公であり【特捜隊&μ‘s】のリーダー"鳴上悠"。もう一人のくせ毛が特徴的な青年は現在とあるアニメに出演中、性根の腐った大人を改心させ世間を騒がす心の怪盗団【ザ・ファントム】のリーダー"雨宮連"。2人とも今冬に発売されるゲームの主人公たちだ。ちなみに作者もあのPVを見てテンションが上がったものだ。それはともかく
「おい雨宮、お前も見たのか」
「ええ…見ましたよ…………映画館みたいな場所で追い込まれて、マシンガンで撃たれたりナックルチェーンを落とされたり」
「そうか………原因はアレだな」
「アレですね」
再び溜息をはきながら顔を伏せる2人。この2人がこのような場所でこんなに落ち込んでいるのには訳があった。
「まさか……デートの約束が9人同時に重なるなんて」
「俺も……」
そう、この2人あろうことか、9股をかけている上にその9人の女性とのデートを同じ日にブッキングしてしまったのだ。悠はμ‘sメンバー全員と、蓮は怪盗団の仲間とその協力者たちと。
「雨宮、君は節操がないな」
悠はここぞとばかりに後輩の蓮を非難する。だが、蓮はカウンターとばかりに悠に事実を突きつけた。
「鳴上先輩こそ、今お世話してるスクールアイドル全員に手を出したって」
「俺は……みんなを幸せにしたかったんだっ!」
悠はどこぞの正義の味方のように最低なことを悔しそうに宣って机をバンバンッと叩く。そんな悠の様子に蓮は呆れてものも言えなかった。
「ハァ…また他人に理想を押し付けるようなことを。でも先輩、バレたら彼女たちに殺されるんじゃないですか?重度のブラコン妹さんとか、自称彼女さんとかに」
蓮の言葉に悠は表情が青ざめる。もしバレたらどうなるのかが容易に想像できてしまったからだ。
――――悠さん…最低!
――――最低なあなたは…滅殺です!
――――お兄ちゃん?覚悟はいいかな?
――――イミワカンナイ…!
――――許しません!
――――信じてたのに…最低だにゃ!
――――ロリコン!
――――もう二度と近づかないで!
――――悠くん?再教育の時間やで。
「確かに…バレたらテレビの中に入れられて殺される………でも、そう言う雨宮だって、バレたら殺されるんじゃないか?世紀末覇者先輩とか美少女怪盗とかに」
悠にそう指摘されて蓮も表情が青ざめた。彼の頭に過ったのはバレンタインの翌日に起きたあの悲劇……
――――女の敵!
――――馬鹿にしてる?
――――許さないです…!
――――見損なったぞ…!
――――こんなの…ひどいです!
――――タダじゃおかないから…
――――ふざけないで…
――――まじめに言ってます?
――――笑えない…
「うっ…………………だから、こうして集まって対策を考えてるって言ったんじゃないですか。先輩、3回くらいこういうことあったんですよね。なんとかならないんですか?」
「雨宮……他人事だと思って」
「他人事ですから」
実際悠は去年陽介と完二との密着計画時とクリスマスの時に2回、今年の4月に1回こういう事態に陥っているので経験豊富と言えばそうなのだが、今回は如何せん相手が多い。
「しょうがない…こうなったら…………殺されない、死なないためのより綿密なタイムスケジュールを考えるしかない!」
「はいっ!!」
皆を悲しませないために悠と蓮は当日のタイムスケジュールを考え出した。いつぞやの密着計画のときのように如何に誰とも被らないようにするかを重点に。そして自分の身を滅ぼさないためにも。
~30分後~
「ダメだっ!どう考えてもアウトだ!」
「くそっ!どうすれば………」
結局解決策は思いつかなかった。それもそのはず、3人や4人ならまだしも9人という大人数を1日で何とかするなど不可能に等しい。こんな時に忍者のように分身の術が使えればと思ってしまう。
「くっ…どうやっても誰かと被ってしまう」
「先輩……やっぱり、この計画は諦めた方が………」
「んむむむむ…………」
ここに来て改めて2人は思い直す。やはりこの計画を実現するのは不可能なのだろうか。思わず頓挫するかを悩んでいると、
「あっ!お兄ちゃ~~ん♡」
ひょいっと背後から自分をそう呼ぶ可愛らしい声が聞こえてきた。まさかと思って振り返ったと同時に腕に誰かがしがみついてきた。こんなことをする人物は……。
「こ、ことり?どうしてここに?」
「だって、今からシフトだもん」
「……そうだったな」
うっかり忘れていた。今日のこの時間からことりがシフトに入っていたことを。うっかりデートを多数ブッキングしていることを聞かれたのではないかとヒヤヒヤしたが、ことりの様子から見るにまだバレていないようだ。
「ところで、この人は?もしかして、お兄ちゃんがこの間言ってた気の合う後輩さん?」
ことりはふと視線を向かいの席にいる蓮に向ける。そう言えば蓮を紹介するのを忘れていた。紹介するのはいいが、間違っても彼があの怪盗団のリーダーであることは伏せておかなくては。
「ああ、こいつは雨宮って言う俺の後輩だ。仲良くしてやってくれ」
「どうも…雨宮蓮です」
「こんにちは、お兄ちゃんの妹で将来の妻の南ことりです」
「えっ?」
「真に受けるなよ」
ことりの発言に驚いた蓮に悠はそう釘を刺す。いつも周りに彼女発言する希に対抗してか初対面の人にもこんな勘違いを生むようなことを言い始めたので早く何とかしなくては。すると、
「ええっ!?お兄ちゃん、どうしてそんなこと言うの!?…もしかして、ことりのこと………嫌いになっちゃったの?…………」
先ほどの悠の言葉をそう解釈してしまったことりがウルウルとした瞳で悠にそう尋ねる。あまりのことに蓮は困惑する。別に悠は泣かすようなことを言ってないのにこうなるとは………これが重度のブラコンというものだろうか。こうなるとちょっとやそっとのことでは泣き止まないだろう。悠は事態がややこしくなる前にある手段に出た。
「えっ?……お兄…ちゃん?」
「そんな訳ないだろ、俺にとってことりは世界よりも大事に決まってるだろ。でなきゃ、こんなことはしないさ」
「お兄ちゃん…………………えへへへへへ」
宥めるためにサッとことりを抱き寄せて頭を優しく撫でる悠。それに照れながらもことりは嬉しそうに悠に寄り添って甘え始めた。それを近くで見ている蓮は困惑していた。端から見れば、2人は仲の良い兄妹に見える。だが何故だろう、あの2人のいちゃつく姿を見るとあまりの甘さに砂糖を吐きたくなる気分に襲われてしまう。この兄弟は明らかにまずい。
「すみません、ブラックコーヒーをください」
蓮は苦いものを欲するかのように通りがかりのメイドにそう注文する。そんな状態が数十分続いたのだが、その間店のコーヒーの売り上げが数倍伸びたという。
「それじゃあお兄ちゃん、ことりはこれからお仕事だから。ゆっくりしていってね♡あと、今度のデート楽しみにだね」
ことりは満足げにそう微笑むと悠にそう言って厨房に入っていった。悠に見せたさり気ないその笑顔はこのメイド喫茶の看板である”ミナリンスキー”の名に恥じない万人をも温かくさせる笑顔だった。
「…………………良い妹さんですね」
「ああ………菜々子と同じで俺には勿体ないくらいの妹だ。例えお前でも手を出したら即刻私刑だけどな」
「……………先輩、最低ですね。あんな良い妹さんがいながら他の女性に手を出すなんて」
「ぐっ………」
蓮のキツイ一言に悠はダウンしたようにテーブルにうつ伏した。確かにあんな甲斐甲斐しく可愛い従妹がいるのにみんなを幸せにしたいからと数多くの女性とブッキングしてしまったことは許されることではない。
「あら?雨宮くん、こんなところで何してるの?」
すると、今度はまた別の女性の声が蓮の背後から聞こえてきた。どうやら自分たちより年上の者のようだが、蓮はその声に思わず冷や汗を掻いた。まさかと思って振り返ってみると……
「か、川上先生………何でここに?」
そこにはいつもの私服姿の蓮の学校の担任である【川上貞代】がそこにいた。川上はいつものようにけだるそうに蓮の質問に答えた。
「たまには別の店の敵情視察もいいかなって一人寂しく来ていたのよ。ふと見ればちょっと近くの席に雨宮くんがいるし、その上なんかどっかで見たことある他校の子と一緒にいるし、君たちどんな関係なわけ?」
「え、え~と………」
蓮と川上のやり取りに悠は衝撃を受ける。今敵情視察と言わなかっただろうか。まさかこのぼさぼさの髪で終始眠そうな顔をしている女性が別の店でメイドをやっているのか。
「俺と雨宮は友達です」
「………あっ、そう。どうでもいいけど」
「えっ?」
「それより雨宮くん、さっきその子に甘えてた若いメイドちゃんに見惚れてなかった?」
「えっ?」
「私があれだけご奉仕してあげてるのにまだ満足してないわけ?」
「「!?っ」」
更なる発言に流石の悠も見開いた。蓮がことりに見惚れていたと聞いてシスコン魂に火がついた悠は即刻こいつを始末しようかと思ったが、それ以上に衝撃的なことを聞いてしまった。この2人、一体どういった関係なのだろうか。ただの生徒と教師の関係ではなかったのか。
「えっ………え~と………その…」
「別に取り繕わなくていいのよ。君だって、若い子の方が良いだろうし」
川上はそう言うと頬を膨らませながらそっぽを向いてしまった。その仕草から悠は察してしまった。まさかこの2人……すると、蓮は悪びれるように川上にこんなことを言いだした。
「……仮にそうだとしても、先生の方が気が利くし仕事が丁寧だし、俺にとって先生が一番のメイドですよ」
「「!?っ」」
すると、蓮は川上を気遣うようにさらりとそんなことを宣った。それを聞いた川上を面食らったような表情になって顔が朱色に染まり始めた。
「そ、そう……………じゃ、じゃあまた学校で!?……あっ!今度の買い物の約束、忘れないでよね」
川上は蓮の言葉に顔を真っ赤にしながらそう言うと、会計を済ませて店を出て行った。あの反応からしておそらくそういうことだろう。全てを察した悠はホッと胸を撫で下ろす蓮に仕返しとばかりに冷たくこう言った。
「お前、生徒会長のみならず先生にも手を出したのか」
「えっ?そ、それは………………」
「お前も人のこと言えないな」
「ぐっ……」
悠のカウンターを受けて蓮もテーブルにうつ伏してしまった。決まったと言わんばかりに悠がニヤッと笑みを浮かべたが、蓮はうつ伏せになりながらもあることに気が付く。
「でも先輩、結局どうするんですか?全然話が進んでませんよ」
「あっ」
「「………………………………………」」
考えてみれば状況は全く改善されていなかった。あの時にことりと川上にデートのキャンセルを申告しておけば先ほどより余裕が出たかもしれないのに、みすみすチャンスを逃してしまった。今の状況を顧みた悠と蓮は再び頭痛に苛まれた。このままではあの夢が現実味を帯びてしまう。どうしたものかと思っていると、
コトッ
「「????」」
突然2人の前に甘い匂いが漂うココアが出された。ふと見ると、そこにここの常連である悠ですら見たことがないメイドさんが2人に微笑みながら立っていた。明るいブラウンに近い色の髪のポニーテールにヘアピンを付けており、そのヘアピンはどこかXXIIのように見える。
「疲れた時はあま~いものがオススメですよ、ご主人様♡」
「「あ、ありがとうございます………」」
どういうことが分からないまま悠と蓮はココアを一口頂いた。どこかさっきまでブルーな気持ちになっていた気分を飽和させてくれる甘さが心地よい。改めてお礼を言おうとした悠はそのメイドさんに少し違和感を覚えた。こんな特徴的なメイドさんはコペンハーゲンに居ただろうか?
「あの……あなたは?前来たときはいませんでしたよね?」
悠が思い切って彼女にそう聞くと、彼女はフフフと不敵に笑いながら腰に手を当てて言った。
「ふふふ、よくぞ見破ったな!そう、私は最近ここに入ってきた新人の"ハム子"。ちょうど君たちの先輩に当たるのかな?番長くん、ジョーカーくん」
「「えっ?」」
彼女…改めハム子の発言に2人は驚いた。番長と呼ばれて思い当たる節がある悠はポカンとしているが、それとは対称に蓮は内心焦っていた。世を騒がせ警察にもまだ素性を知られていない怪盗団のリーダーのコードネームを……それも何故それが自分だと知っているのか。思わずどういうことなのかと身構えて問いただそうとすると、
バシッ!バシッ!
「「いたっ!…何するんですか!?」」
突然どこからか取り出したハリセンで叩かれた。あまりのことに一体どういうことなのかと抗議しようとすると、ハム子はハリセンを肩に置いて2人を見下ろすようにこう言った。
「後輩たちよ、何やら女の子たちとのデートが多数重なったようだけど…出来もしないのに無茶なタイムスケジュールを組むなんて、最低じゃないかなあ?」
「「ぐっ……」」
あまりの正論に押し黙る2人。確かに今自分たちがやろうとしていることは女性から見れば最低としかみなされないだろうが、それでは自分たちは……。そう思っていると、やれやれと肩をすくめてハム子はこう言った。
「同じ日が無理ならね………別の日に設定すればいいんだよっ!」
「「その手があったか!!」」
ハム子が提案した案に同意する2人。制裁が来ると思ったらまさかの有効なアドバイスをいただいた。何でこんな単純なことを思いつかなかったのだろう。2人の納得したげな表情を見たハム子はしめしめと言うように笑みを浮かべた。
「ふっふっふ、納得してもらえてなによりだ。じゃあ私は仕事に戻るから、あとは君たちで何とかするんだよ」
「「ありがとうございます!先輩っ!!」」
「それじゃあ、健闘祈ってるよ~。次はゲームの中で会おうね~☆」
ハム子は満足げにそう言うと、意味深な言葉を残してその場を去って行った。それはともかく、早くこの事態に収拾をつけるために悠と蓮は皆に日にちを変更できないかと連絡を入れた。
~15分後~
「……皆、この日以外空いてないから変更は無理だって」
「俺もそう言われました…」
「「…………………………………………」」
「もう駄目だああああああっ!」
「全くだあああああああああっ!!」
公衆の面前にも関わらず、絶叫する2人。その姿はもはや憐れとしか言いようがなかった。
「……最低だな、2人とも」
「???」
必死にデートのタイムスケジュールを考え込んでいる悠と蓮を見てネコさんはことりに聞こえないようにそう呟いた。
「どうやっても上手く行く気がしない」
「じゃあ、どうすればいいんですか!?」
「どうもこうもあるか!!こうなったら腹をくくるしかない」
「!!っ……そうですね、じゃあ」
「ああ、こうなったら」
→➀全員とデートする。
→②1人選んでデートする。
「はいは~い!皆さんこんにちは~!P3Pから登場のハム子だよ~!本当に男ってバカだよね~☆まっ、もう一人の私も言えたことじゃないけど☆でも、まさか私が言ったことを真に受けると思わなかったよ」
「それでは~気を取り直して、あなたの一票が番長くんとジョーカーくんの未来を決めるよ~。あなたはどの選択肢が良いと思ったかな?活動報告でアンケート取ってるから、そこに投票してね。1人の選択肢の時は誰とデートさせたいか選んでね☆」
「んっ?どこかの作品とパターンが同じだって?…………細かいことは気にしな~い☆それじゃあみんな~投票もよろしくねぇ。あと、今冬に発売が決定した【PERSONAQ(自主規制)】もよろしくね~!私の活躍もお楽しみに~~~!」
「それじゃあ、次は本編の予告だよ。作者もようやくメンタルが回復した頃だから、励みになる感想やコメントをよろしくね☆」
ーto be continuded?
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待ちに待った学園祭。ラブライブへの最後の追い込みのライブを成功させ、悠と楽しく学園祭を過ごす
はずだった…………………………
『そうっ!なんと、あの少年を誘拐しました!はっはあっ!!すごいだろ~!!』
突然映ったマヨナカテレビ。そこに映っていたのは…………。
「穂乃果の…せいだ………穂乃果のせいで……悠さんが……悠さんが……………………」
「今すぐ助けに行こうよ!」
「ここまで来たのに……諦めるのは嫌よっ!」
「ペルソナを持ってないくせにっ!」
割れる意見と崩れかける信頼関係。
「もし事件が解決して廃校を阻止出来たら………私たちが集まる必要はなくなるのかな?」
「お兄ちゃんがいなかったら………」
揺れる穂乃果とことりの想い。
そして、迫る………道化師の罠
『これぞ、究極のエクストリームっ!!』
「まずい………死ぬ」
「全く………見てらんないよ」
様々な逆境に苦しむ穂乃果たちとかつてない危機が迫る悠。果たして、彼・彼女たちの運命は!?
【μ‘sic Start For The Truth】クライマックス!
Next #56「Life or Live」
2018年9月上旬更新予定