咲の世界にジョセフのようなキャラクターをオリ主として登場させてみた   作:橆諳髃

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「お、おい……何で入部するだけであの指定が入ってんだよ……」

読めば分かります。ではどうぞ。

「サラッと流すな‼︎」


8話 R-15 ジョジョ、入部を決意する!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから数日が経った……俺は学校のクラスにも慣れ、勉学については……前世が大学生というのもあって余裕でこなしていた。

 

まぁ小学生の頃なんて楽勝すぎて逆にやるのが面倒だったが? 一応大学生になったら自分の興味のある事しかやってねぇから、中高教育のブランクは流石にあるよなと思って小学生の頃から復習してはいたさ。

 

そんな努力の成果もあって、今の授業は楽に付いていける訳よ!

 

はぁ? ジョセフのようなキャラのくせに何で努力が嫌いじゃないかってぇ? そんなん決まってんだろぉ? 俺が元々勤勉な性格だっただけのことよ! ていうか今物語の中だからそんなメタイ質問はやめやがれ‼︎ どっかのカエルのごとくメメタァ〜っていう効果音着いちまうからよ‼︎

 

コホンッ……それはさておきとして……俺はあれからもオンラインの麻雀室に入って麻雀部の方々と打っている。それなりに俺とやっているせいか、日を追うごとに皆強くなっているのよなぁ……

 

(まぁそこんところも考えて日々地道にこうやってる訳だが?)

 

んで東横もいつも俺と一緒に麻雀してる。オンラインの時もそうだし、前あったように朝早くに来てからもやってる。

 

今の俺の日常はそんなところで、今の所何か特別な事があった訳じゃあない。

 

(あぁ……でも強いて挙げるとするなら……)

 

俺が泣いた翌日以来……東横は学校にいる時や登下校中、俺の姉のように振舞っていることかな。今この瞬間でも……

 

「星条くん、最近少し暑くなって来たっすね」

 

「そうだな。これも環境汚染のせいだな……全く人って奴は……確かに便利な物を創るのは良いし、俺もそれを利用してるからこんなこと言うのは矛盾しているが……自然環境大事にしやがれってんだ……」

 

「確かにそうっすよね……でも、暑かったら暑かったでお姉ちゃんとしてもその状況は有効活用できるっすよ」

 

「ん? それってどう言う意味だ?」

 

「例えば夏になると半袖になるっすよね? それで同然汗もかくっす。女からしてみれば汗臭さとかそう言うのは嫌なところだけど、場合によっては肌や下着が透けて見える場合もあって……それを星条くんにあっけらかんと見せびらかしてメロメロにするっすよ!」

 

「……聞いた俺が馬鹿だった。ていうか、そんな恥ずかしけしからんそんな状況見るもんかよ‼︎」

 

「でも星条くんの顔……まんざらでもなさそうっすけど?」

 

「そ、そんなん……恥ずかしいからに決まってんだろうが‼︎」

 

「ふふ、冗談っすよ。もぅ、星条くん本気にして〜……でもお姉ちゃんそんな星条くんの反応が見れて嬉しい!」

 

「うわっ⁉︎ ちょっ⁉︎ こんな体勢で抱きついたらっ⁉︎」

 

「抱きついたら?」

 

「そ、その……や、柔らかいシュークリームが……」

 

「お昼食べたばかりなのに、まだお腹が減ってるすね〜? ふふ、食べ盛りな元気な子……お姉ちゃん好きっすよ。だから……た〜んとお食べ?」

 

「ぐわぁ〜っぷ……い、いふぃあ"ぁ"ぁ"っ⁉︎ (い、息がぁぁっ⁉︎)」

 

「ふふ……いっぱい食べるっすよ?」

 

まぁそんな感じで……東横が完全に俺の姉ポジになって、振る舞いもそんな感じになってた。いやぁ……俺も驚いてるよまじで……

 

(でもさ……凄く嬉しいんだ。こうやって誰かと一緒にいれるってさ……普通だと思っても、よくよく考えてみれば奇跡みたいなもんで……)

 

こんな事前世でも無かったぜ? 女の子に膝枕されながら抱き締められるとか……

 

(って……いやいやそうじゃなくて! でもこうされてると落ち着くもんだ)

 

そう思いながらもいつものような光景になりつつある昼休憩の時間は過ぎ去っていく。

 

それで今日も既に放課後になり、俺が麻雀オンライン室に行くのもいつもの日課となっていた。これまで麻雀部の人達と何回試合したことやら……まぁ全部俺が買ってるけどな?

 

でもあちらさんも中々にやる様になってきた。これに対してはいつもの楽しみで見てるよ。時より危ない場面もあったし……

 

(でもそれが楽しくで仕方がないんだよなぁ!)

 

よし決めた! この人達の意思も十分に見させてもらったし、確実に上から目線に思われるだろうが、俺としても直接会って打ちたくなってきた!

 

そうと決まったら早速アポ取るぞ‼︎

 

【joestar】かじゅさん、かまぼこさん、むっきーさん。少し折り入って話たいことがあるんですが良いですか?

 

【かじゅ】ん? どうしたんだい?

 

【joestar】えぇ、前にあなた方が言ってきた感についてですが……残念ながら今日はそちらに行く事は出来ません。

 

【かまぼこ】わはは、それはどういう意味だい?

 

【joestar】簡単に申し上げるなら……私はそちらに行くための準備を今はしていないという事です。ですので……明日そちらに赴かせて頂きます。

 

【かじゅ】っ⁉︎ という事は……

 

【joestar】えぇ、私は正式にあなた方の部に入る事を決意しました。ここまで時間がかかってしまった事をどうかお許し願いたい。

 

【かじゅ】いや、謝らなくても良いさ。現に私達は君に麻雀の腕を磨いて貰ったし、諦めないという心意気も教えて貰ったからな。だから礼を言うのはこちらの方だ。

 

【joestar】……ありがとうございます。では翌日の放課後に、そちらへ向かいます。では、今日は準備もあるのでここで失礼します‼︎

 

そして俺は麻雀したから退出した。

 

「よし……じゃあ俺は早速帰って準備の方に取り掛かるとするか」

 

「ふふ、星条くんなんだか嬉しそう」

 

「あぁ。やっと俺も決心が付いたからな……そしてあの先輩方も、俺の無茶な条件によく付き合ってくれたと思ってる。だからその感謝の意味も込めて、これから準備に取りかかるわけよ!」

 

「ならその準備を、お姉ちゃんも手伝って良い?」

 

「えっ? あぁ……まぁ良いぜ。そう言えば東横はケーキとか作れるか?」

 

「ケーキ? うーん……デザートは使った事はないけど、星条くんが教えてくれればお姉ちゃんは頑張るっすよ‼︎」

 

「よし! なら帰る前に店に寄って行くか‼︎」

 

「お姉ちゃんも当然それに付き合うっすよ! それで星条くんの家まで一緒に行くっす‼︎」

 

「なら善は急げだ! 帰ろうぜ‼︎」

 

だが俺はここで気付かなかった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東横が俺の家に来ると言う事は、俺の今の現状を知られるという事に……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continue →




「おい作者! あの中盤の展開は一体なんだ⁉︎」

えっ? 見ての通りですが?

「ちゃんと説明しろぉ‼︎」

「まぁまぁ星条くん落ち着いて……お姉ちゃんとしては嬉しい展開だったすよ。星条くんは……まさか嫌だった?」上目遣い

「そ、そそそんな訳ねぇよ! しょ、正直うれしかったよ……」

「わーい! お姉ちゃんそう言ってもらえて嬉しいっす‼︎」ダキッ

「うわぁ⁉︎ い、いきなり抱きつかないでぇ⁉︎」

よし、この話は終わりだな……

「さ、作者も唐突に終わらせるな! まぁそれはともかくとして、やっと入部の決断をしたのかよ……遅すぎやしねぇか?」

まぁ遅いですね。

「こいつ悪びれる事なく認めやがった⁉︎ 何でそんなに遅くする必要あるんだよ⁉︎」

こちとら物語の中身を重視したい書き方と言いますか……あまり日常を疎かにしたくないという思いもありますね。まぁ早く進めたいという気持ちはありますが、どうしてもそんな書き方になるんですよねぇ……

「でも、そこも作者の良いところだと私は思うっすよ?」

「まぁ確かに……現にちょっとずつだが進んでるし、その方が読者も後の展開がどうなるか気になると思うかもしれねぇしな」

ありがとうございます。さて、そろそろ時間ですから、今回はこの辺でお開きとしましょうか?

「そうだな!」

「それじゃあ皆さん!」

「また見てくれよな!/また見て欲しいっす!」

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