リヒテンラーデの孫   作:kuraisu

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新帝国暦一年
平穏とは無縁


 自由惑星同盟を降伏せしめ、民衆の絶大な支持に支えられたラインハルト・フォン・ローエングラムが、女帝カザリン・ケートヘン一世から帝位を譲られ(その手続きをしたのは女帝の父であり全権代理であるペクニッツ公爵であるが)、皇帝に即位したのは帝国歴四九〇年六月二二日である。

 

 こうして三八代四九〇年に渡ったゴールデンバウム王朝は廃止され、銀河帝国第二王朝であるローエングラム王朝が開闢した。そして旧王朝とは異なる新しい秩序の形成を目指す新王朝の姿勢を示す意味もあって、初代皇帝ルドルフの即位から始まる帝国暦が廃されて、この年から新たに新帝国暦一年とされたのである。

 

 そんな新帝国(ノイエ・ライヒ)であるが、開闢からわずか一四日でいきなり終焉の危機に直面した。暗殺未遂事件が七月六日に発生し、もし成功していれば皇帝ラインハルトは後継者を残さずにヴァルハラへと旅立ち、成立したばかりの新帝国は求心力を失ってその秩序を維持できなくなることは明らかだったからである。

 

 またそうではなくても皇帝暗殺の企みが成功一歩手前まで進んでしまった、という事実だけでも問題であった。国内にいまだ残っている旧王朝残党、占領統治下にあるフェザーンや回廊附近の割譲地の住民、完全併呑を阻止せんと足掻く自由惑星同盟政府。そういった燻り続けている火種が、今回の暗殺未遂を知って新帝国は脆弱であると「誤解」し、いっせいに活性化しかねないからである。そうなると成立間もない新帝国の権威が大きく傷つき、国家基盤を揺るぎかねない。

 

 ゆえにラインハルトにとっては非常に不本意な事ではあったが、オーベルシュタインやケスラー、メックリンガーの提案を飲み、そういった不満分子への善後策が確立されるまで、一時的に情報統制を実施することになった。といっても旧王朝のように完全に事実を抹殺するようなものではなかったが、暗殺が実施されたという事実は地球教の一件にカタがつくまで、しばらく国家機密のヴェールに隠されることとなった。

 

 そんな情報統制下において、ゲオルグが帝国政府内部の秘密組織構成員からその報告を受けたのは翌一五日のことで、ゲオルグはラインハルトの命を狙う勢力があることを想定してただけに暗殺が試みられたこと自体にはさほど驚きはしなかったが、その下手人とその裏にいる存在を知って困惑せざるを得なかった。

 

「キュンメル男爵? 地球教? ……なにがどうなっておるのだ」

 

 その二つのワードはゲオルグが知っているものではあったが、それだけにわけがわからなかった。いったいいかなる要素があれば病弱貴族と一般宗教が皇帝暗殺などいうだいそれたことを企むことになるのか。ゲオルグは周囲の反応を伺ってみたがベリーニやシュヴァルツァー、報告をしている院長すらも同じように困惑しているように見えた。

 

 事件の詳細は次の通りである。病弱で余命いくばくもないキュンメル男爵が、死ぬ前に皇帝陛下を我が邸に招きたいと新王朝の重臣である親戚を通じて願い、ラインハルトはキュンメル邸への行幸を決めた。重臣の頼みであったからというのもあるが、ゴールデンバウム王朝において皇帝の行幸の順番と回数は、皇帝の信任に比例するという慣習があって、フリードリヒ四世の時代では外戚であるブラウンシュヴァイク公とリッテンハイム侯の間で祝日の際にどちらの邸に招いたとか、招いた回数とかを自慢しあい、権勢の強化に利用した。ラインハルトはそうした馬鹿馬鹿しい慣習に非好意的であったから、功臣どころか一面識すらないキュンメル男爵の邸に一番最初に行幸することに躊躇いがなかったし、病弱のせいで邸からほとんど出たことがないという男爵に対する憐れみもあったからである。

 

 余談だが、フリードリヒ四世の治世で国務尚書を務め、帝国の政治を実質的に仕切っていたリヒテンラーデ候の邸に皇帝が行幸したのは意外と少ない。リヒテンラーデ候が尚書だったこともあって、皇帝とは日常的に新無憂宮(ノイエ・サンスーシ)で直接会話を交わせる立場だったし、自分の野心を万事前例主義的官僚の仮面で巧みに隠していたこともあって、下手に皇帝の行幸を望んでいる姿を見せては門閥貴族の敵視を買うことになると懸念したからであった。

 

 だが、邸の主人であるハインリッヒ・フォン・キュンメルは皇帝に対して害意を持つ地球教によって洗脳されており、邸の地下室に危険極まりないゼッフル粒子を充満させ、皇帝暗殺を目論んだ。幸いにして帝国に亡命していた元自由惑星同盟最高評議会議長ヨブ・トリューニヒトの情報提供によって憲兵隊が速やかに動き、皇帝を脅迫していたキュンメル男爵もいくつかの偶然と幸運によって身柄を確保し、皇帝ラインハルトの命は救われた。

 

「初歩的なことだけど……キュンメル男爵って、だれ?」

 

 ベリーニの疑問はごく自然なことであった。実際、旧王朝時代では存在感など皆無であった。それは彼の親戚が栄達した今でも変わらないだろう。ゲオルグにしても、社交界で一度か二度話題にしたくらいの記憶しかなかった。

 

「国務尚書のマリーンドルフ伯爵の甥だよ。産まれながら重い病気を患っているようで、一日のほとんどをベッドで過ごしているとか。たしか病名が……先天性代謝異常、だったか?」

「……そのような人物がなぜ皇帝ラインハルトの暗殺を? いや、キュンメル男爵はあくまで手先に過ぎず、暗殺の青写真を描いたのは地球教らしいけど」

「わからぬ。地球教に皇帝を暗殺する動機があるとは思えぬし。正直、事実無根のでっちあげという方がまだ納得できるのだが……。ことさら地球教を弾圧せねばならぬ理由があるとは思えぬし、ラインハルトの今までのやり方と異なりすぎている。オーベルシュタインにしても、な」

 

 現国務尚書フランツ・フォン・マリーンドルフ伯爵は、旧王朝においては非主流派の地味な領主貴族に過ぎなかったが、領地運営のために必要な他貴族との対話の場として社交界を活用しており、関係者からは善良で誠実な人間であると評価はされていた。それだけなら多少評判が良いだけのありふれた貴族で済んだだろうが、彼の娘が女らしい趣味や興味を一切持たず、政治や軍事の研究にのめり込み、少年のように体を動かすのが好きで活発に野山を駆け回るというおてんば娘であったから、「なぜあの温厚で良識的な伯爵の娘がこんなにも常識外れなのか」とか、「産まれる時に女の性格か男の体を母親の腹のなかに忘れてきたのだろう」と評され、マリーンドルフ伯爵に対してやや嘲り混じりの同情を寄せる貴族が多かったのである。

 

 そんな常識にとらわれない娘を持ったために、一部の貴族の間では話のネタとしてマリーンドルフ伯爵は有名だった。だが、なんといってもラインハルトが帝国の覇権を握る前に有名になった一番の事柄といえば、帝国歴四八七年に縁戚関係のあるカストロプ公爵家の自称新当主マクシミリアンが帝国に対して反旗を翻したときの一件であろう。マクシミリアンの父オイゲンは門閥貴族でも不快に感じるほど職権を濫用して私腹を肥やすことに熱心で、平民と比較して著しく網の目が粗い貴族に対する帝国の法律に抵触する行為を行い、幾度となく疑獄事件を経験しているが悪い意味での政治力を発揮して常に無罪放免を勝ち取っているという、ある意味での政治的怪物であった。そのオイゲンが“事故死”したので、帝国政府はカストロプ家の不法資産を国庫に返還するように求めたが、マクシミリアンは拒否して対立を深めるうちに、叛乱へと発展したのだ。

 

 マリーンドルフ伯爵は親戚の暴挙を止めるため、単身で説得に赴いたが受け入れられず、逆にマクシミリアンの一党によって囚われることとなった。叛乱を鎮圧したラインハルトの腹心であるジークフリード・キルヒアイスによって解放されたものの、帝国の刑法は連座制であって、反逆に対する刑罰を厳正に適用すればマリーンドルフ伯爵家もマクシミリアンの反逆の罪を償わなければならなかった。しかし何千という貴族家が助命嘆願を行い、反逆の罪はカストロプ家だけに償わさせることになった。こんなことになったのは、伯爵と関係があった貴族が「見捨てられない」と行動を起こし、それを知ったブラウンシュヴァイク公やリッテンハイム侯といった大貴族が「結果的に下賎な金髪の孺子の手下に手柄を奪われることになったが、貴族だってちゃんと動いていたのだぞ」と貴族的義務感とラインハルトへの反発から同調したせいである。

 

 そのため、一時、マリーンドルフ伯爵はよく社交界で話題にされる人物となっていた。そうしたときに伯爵の甥の男爵が重病という話題もゲオルグは何度か聞いたことがあって、マリーンドルフ伯爵に関する付属情報として覚えていたのである。だが、それくらいのことしかキュンメル男爵について知っておらず、彼が貴族とは名ばかりの帝国騎士(ライヒスリッター)の人間が全人類の支配者たる皇帝になり上がるような激動の時代にいるというのに、自分は病弱ゆえに邸に縛り付けられて歴史の流れから疎外されているがゆえの抱え込んでいた絶望と狂気の深さなど、ゲオルグには理解できるものではなかった。

 

 ましてや、人類発祥の惑星でありながら、数百年に渡り無視され続け、その結果誕生してしまったおぞましい地球教の妄念など完全に想像の埒外にあるものであるから地球教がラインハルトを暗殺せねばならぬ理由など洞察できる類のものではなかった。だからまだラインハルトたちによる自作自演のでっちあげだというほうがまだありうることであるように思えたのだが、状況から判断するにゲオルグはその可能性もありえないと思うのであった。

 

 でっちあげなのだとしたら、情報統制を実施する必要がないし、わざわざ地球教という何の関係もなさそうな組織を主犯とする必要がないからだ。自由惑星同盟の完全併呑を目論むなら、キュンメルを利用したのは同盟の諜報部門とかにすべきである。体制内部にいる邪魔な連中の一掃を企図するのであれば、マリーンドルフ伯爵が甥を利用したとかにすればよいのだ。そうすれば敵の第五列に対抗するという大義で大粛清を実施できよう。しかし今まで影も形もなかった地球教を主犯ということは、本当のことなのだろう。だが、そうなると地球教の動機がわからないというところに話が戻ってしまうのだが……。

 

「はて、地球教徒に殺意を抱かれるようなことをあの新皇帝はしていたかな。少なくとも、地球教を弾圧したり、教義に反するような政策を推し進めていた記憶はないが……」

 

 警察総局官房長であったイザーク・フォン・ヴェッセルは地球教の熱心な信者であり、彼に幾度か地球教に勧誘されたことがあったので、ゲオルグは地球教の宗教概念についてそれなりに通じていた。しかしそれと背反するようなことを今の帝国がやっているとは到底思えなかった。

 

 だが、知っていると言っても渡された地球教の聖典を暇つぶし感覚で読んだ程度で、ゲオルグ自身が熱心な信奉者というわけではない。ヴェッセルに直接聞けば、また別の見解があるのかもしれないが、どこにいるのかどころか生死さえ不明の人物に問えるわけがなかった。

 

「宗教の信者なんて、現実逃避の誇大妄想患者でしょ。自分たちの御神体に敬意を払わなかったとか、そんなくだらない理由とかじゃないかしら」

 

 冗談めかしてベリーニはそう言った。一三日戦争とその後の大混乱によって人類社会から宗教の影響力が衰退してひさしいが、この時代でもっとも宗教を重視していないのはベリーニらフェザーン人たちであったろう。帝国・同盟両大国に挟まれた交易国家であったフェザーンでは現実主義・利益主義が尊ばれ、宗教蔑視の気風が強かったゆえの意見であった。

 

「地球教徒がそんな頭のイカれた連中ばかりなら、旧王朝の時点で皇帝暗殺を実行しておるわ」

 

 シュヴァルツァーが苦笑気味にそう言って否定した。

 

「それにな。地球教に限らず宗教の信者なんて警察や軍にはたくさんいるのだぞ。それでもやれ教義がどうの、やれ戒律がどうのなどと《駄々をこねる》奴はいなかった。帝国に忠誠と献身を誓うのであれば、どんな宗教を信仰を持っていようがかまわないというのがゴールデンバウム王朝の宗教に対する方針であったからな」

 

 ルドルフ大帝は古代ゲルマン民族の神話である北欧神話をお抱えの学者を交えて個人的に解釈した宗教を国教として定めたが、積極的に宗教弾圧を実施しようとはしなかった。むろん、劣悪遺伝子排除法に代表されるような“弱者淘汰”政策を実施していく過程でそれに反対する宗教を弾圧したりはしたが、それでも誕生したばかりの専制体制を支持する宗教は認めていたのである。

 

 だが、それはルドルフの寛大さによるものではなく、妥協による産物というべきであった。ルドルフは連邦末期の混乱によって台頭した神秘主義によって新興宗教が量産され、人類が統一性を欠く雑多な宗教観に染まってしまったことに一因があると見なしており、将来的には北欧神話のみが公認され、他の宗教の信仰者は改宗しなければ抹殺してやろうと目論んでいたからである。

 

 しかしその目論見はとある理由からルドルフ自身が断念した。というのも軍人に、特に艦艇勤務の軍人になんらかの宗教を信じている者が多かったのである。ルドルフは英雄的な海賊討伐で積み重ねた莫大な武勲によって、軍人層から熱烈に支持されていたが、宗教弾圧を実施すればもっとも熱烈に自分を支持している軍人の多くに不満を蓄積させるような愚行であり、百害あって一利なしだと判断したからである。

 

 だがルドルフは完全に諦めはしなかった。学芸省に命じて若者に北欧神話を信仰を推奨する教育を実施するよう命令し、徐々に信者を獲得して他の宗教の緩やかな根絶をはかった。そして帝国歴三〇年代後半になってくるとルドルフも寄る年波には勝てなかったのか、たびたび北欧神話以外の宗教行事を妨害する直接的な命令もだすようになり、いくつかの宗教叛乱を発生させる原因をつくったりもした。

 

 こうした経緯から銀河帝国では北欧神話以外の宗教の扱いは時の皇帝次第で安定せず、多くの帝国人が弾圧を恐れて北欧神話を信仰するようになっていたが、為政者から見て鬱陶しい程度の数がいるくらいにはそれ以外の宗教の信者も根強く残り、マクシミリアン・ヨーゼフ晴眼帝によって「社会的混乱を招かざる限りにおいて、臣民の信仰の自由は保証される」と国法で定義されるにいたり、帝国当局による宗教弾圧に一定の歯止めがかかるようになったのである。

 

「それはそうだけど……それ以外になにか他の動機が思いつくかしら?」

「思いつかんな。しかしあなたの言う可能性も極めて低い。末端の愚か者だけが画策したというのならまだしも、地球教のオーディン支部は全部承知の上であったそうだからな。責任階級があなたの言うような現実逃避の徒ばかり、というのは考えがたいからな」

 

ベリーニが言うように、宗教の信者がすべて現実逃避の誇大妄想患者であるとはゲオルグは思わないが、そういう傾向が少なからずあるのは確かであろう。壮大かつ遠大な宗教的世界観を信奉することによって、俗事の不幸を些末事と断じ、我欲を抑えて信徒同士の互助関係を構築する。宗教とはそういうものだ。

 

しかし地球教の信徒が全員誇大妄想患者という可能性はありえない。宗教組織として成立させている以上、破綻せぬよう組織運営をしていたはずなのである。だから末端の信徒ならいざ知らず、聖職者として主教とか司祭とかいう地位に相応の現実感覚を有している者をつけるようにしていなくては、地球教が組織という形式を保って今日(こんにち)まで存続しているはずがなかった。

 

(……だがそうなると?)

 

 気持ち悪い不快感を押し殺すことはできなかった。ゲオルグは有能な政治官僚であり、謀略家である。それゆえにある程度自身の洞察力に自信を持っている。にもかかわらず、地球教という宗教勢力が、帝国の情勢を左右するような行動するなど想定していなかったため、動機の憶測すらできないということに不満を禁じえなかったのだ。

 

「となると、クラウゼから新しい情報を送られてくるのを待つしかないのかね」

「それしかなかろうな」

 

 肩をすくめ、ゲオルグは院長の言に不本意ながら同意した。今回の一件を考察するには、情報が不足しすぎている。いったん思考を棚上げするしかなかった。

 

「しかしクラウゼにこちらからなにか指示を出す必要はない。いつも通りの方法で情報を受け取るのだ」

 

 現状、帝国政府中枢に潜り込んでいる数少ない秘密組織構成員であるクラウゼは貴重な情報源であり、彼に公的権力を使わせてなにかさせ、オーベルシュタインを筆頭とする裏方から疑われるようになる事態は避けたいことであった。もっとも、既にオーベルシュタインに警戒されているのではあるが……。

 

「それとベリーニ、オットーに尾行を何人かつけろ」

「どうしてかしら」

「……あいつはラインハルトを死に追いやることに執心しすぎている。積極的にラインハルトを暗殺を実行している勢力が登場してくれば、己が望みを叶えんがため、あいつはその勢力に走りかねないからな」

 

 いったいいかなる理由によるものか不明であるが、もしラインハルトを抹殺するというのが地球教の統一された意思であると仮定した場合、今後ラインハルトの命を狙う策謀は過激化の一途を辿るであろう。そこまで状況が拗れてしまった場合、オットーを手元に置き続けるのは危険であるように思われた。

 

 ラインハルトの命を直接的に狙うのはゲオルグの本意ではない。すくなくとも、今のところは。そうである以上、状況次第によってはオットーをこちらから旧王朝の復活という実現困難な事この上ない目標を掲げているあの連中に押し付けてやるべきかもしれない。そのあたりは連絡役になってるハイデリヒと相談して決めるとしよう。

 

 しかし新王朝がはじまってまだ一月とたっていないのにこんな事態が起こるとは……。今回はラインハルトのせいではないとしても、すこしくらい休んで足を止めるということを覚えたらどうだとゲオルグは自分より二歳年下の美貌の若者に言ってやりたかった。

 

 ラインハルトの政治・軍事に対する姿勢は、能動・受動の別を問わず、良くも悪くも安定や平穏という言葉とは無縁なのかもしれない。




ヒルダのこと散々言われてますけど、実際、あの王朝の気風だとヒルダに対する評価ってそんなものだったんじゃないかなと思う。ヴェスパトーレ夫人と違って、女性らしいことに興味なさすぎだし。

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