久しぶりの投稿です。
投稿出来なかった原因は忙しかったからですけどね。
それは置いておいて、本編どうぞ!
私と美琴が調べ物を頼んでから数十分、早速見つけた。
「ありました、能力名は
「そいつですわ!」
「でも、この人
「ん〜…いい線いってたと思ったんだけど…」
「ハズレか〜… また振り出しに戻っちまったぜ…」
ちくしょ〜…やっぱり上手くいく訳がないよな〜…
「う…ん…あたし…」
「佐天さん!」
「無理するな…よ…」
私達は、佐天の顔を見た途端、笑いが堪えれなかった。
「な、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ!!」
「さ、佐天さん。気を確かに…ぷぷっ…w」
「ショックだよね、そりゃあ…」
「せめて、この位前髪があれば良かったのに…w」
「前髪…?」
「こ、こいつだ〜!」
「「え!?」」
「貴女、犯人を見たんですの?」
「はい、あの時…鏡の中に確かに…」
「鏡に監視カメラ…」
「なるほど、そういう事か。」
な〜んだ、振り出しに戻ったってのは嘘だったか…!やっぱり私の読みは合ってたぜ!
「認識出来なくするのは直接肉眼で見てる相手だけなんだ…」
「ふっふっふ…この眉毛の恨み、晴らさずに置くべきか〜… やるよ!初春!」
「…え?」
「何か…凄いね。」
「こうでもしないと、ここの端末だと処理が追いつかないのです… それより、学び舎の園は一七七支部の管轄じゃないですけど…大丈夫なんですか?」
「上からの許可、取り付けましたわ。」
「よっしゃあ、やるぜ〜初春!」
「はいはい…どーん。」
「学び舎の園の監視カメラ、全2458台、接続を終えました。」
「おお〜…凄いな〜」
全2458台かよ…多いな…まぁそれを全部接続する初春の方が凄いけどな…
「待ってろよ〜前髪女!必ず見つけ出してやるからな〜!」
「…約束のケーキ、忘れないでくださいよ?」
「三個でも四個でも好きなだけ食べてよし!」
「わ〜い♪」
っても…約2460台もある監視カメラから犯人を見つけるのはちょっと無理がある気がするな…
「多過ぎるわね…」
「そうですか〜?」
「確かに、私も多いと思うわよ。」
アリスも勘づいてたか…流石、都会派魔法使いを名乗るだけあるな〜
「えぇ〜、大丈夫ですよ〜」
「ケーキの話ではありませんわ。」
「「え?」」
「初春、エリアEからHと…」
「JとNは無視よ。」
「あ、はい。」
「あの辺りは常盤台から一番遠い場所。ですからうちの生徒は殆ど行かないんですの。」
「まぁ学校から遠かったら行く意味も無いからね。たまに魔理沙のバカが興味本位で行く事もあるけどね。」
「ちょ、アリスそれ言うなって言っただろ〜!」
「へぇ〜…」
「「じゃあ、人通りの多い所も後回しね。」」
「えっ?」
「何でですか?」
「犯人の服装(よ)。学び舎の園じゃあかなり目立つと思わない(かしら)?」
「「「あ、確かに」」」
「人目のある所ではずっと能力を使っていると?」
「多分ね。けど、能力を永遠に使う事は出来ない。」
「どっか人目の付かない場所で息を潜めている…」
「「(そう、)正解。」」
「と、言う事は…」
「これで絞り込みが出来たな…!」
「よ〜し、徹底的にやるわよ!」
よっしゃあ、待ってろよ〜犯人!
学び舎の園、某所…
「……」
「…み〜つけた。あたしの可愛い眉毛の敵、きっちり取らせてもらうからね…!」
「私は別に関係ないが、な。」
「っ…!」
「っえ!?本当に消えた…」
『関心してる場合じゃありません!追ってください!』
「おっと、そうだった…」
「何やってんだよ…佐天…」
「あはは…」
それから…ずっと初春のサポートの元、追い詰める事が出来た。
「っ…!」
「さ〜て、」
「鬼ごっこは、終わりよ。」
「…どうして…何で
「さーな、私にゃさっぱり分かんねぇな。」
「これだから常盤台の連中は…!」
「…美琴」
「…ええ」
「うぁぁぁぁ!」
「…残念。私、こういうの効かないのよね〜」
「…えっと」
「…流石だぜ、美琴。」
美琴が腕に微弱な電流を流した。
これでこの件は終わりか〜
ふぅ…走り回ったから疲れたぜ…
「手加減はしたからね。」
「初春、容疑者を拘束したと、
『は〜い』
「お疲れ様。」
「ん〜っ、私達は先に戻るぜ〜」
「美琴、佐天さん、後はよろしくね。」
「うん。また後で。」
「ありがとうございました!」
「…なぁ、アリス。」
「…何よ、魔理沙。意味ありな顔して」
「思うんだけど、何か日に日に学園都市全体の魔力がほんの少しずつだけど…高まってると思うんだ。」
「…私もそれを言おうと思ったわ。でも、学園都市は科学の世界。魔力の影響は少なからず魔法使いにしか分からないから、知らないうちに、何か起こってるかもね。」
「あぁ。そうだな…」
いかがでしたか?
次回はなるべく早く投稿出来るように尽力します。