とある魔法使いの学園生活   作:十六夜翔矢

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どうも、十六夜翔矢です。
とある魔術の禁書目録ジェネレーターでタイトルロゴを作ってみました!

【挿絵表示】

今回は超電磁砲の内容になります!
それでは、本編どうぞ!


Act7.狙われた常盤台生 前編

今日は佐天と初春が来るらしいけど…眠い…

 

「遅いわね〜二人共。」

 

「そうですわね〜…」

 

「ふわぁぁ…私は眠いぜ…」

 

 

あ〜、徹夜してまで魔法の研究してるんじゃなかったな…

 

 

「あ、来た来た!って、え?」

 

「濡れてるじゃんかよ…」

 

「水溜まりでちょっと…」

 

げぇ、佐天がびしょ濡れじゃないか…

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、佐天がびしょ濡れだからとりあえずシャワールームに来たのぜ。

 

 

「急に着替えをと言われましても…それ位しか用意出来ませんでしたわ。」

 

「いえ、充分ですよ。」

 

「サイズはどうかしら?」

 

とりあえず…アリスに服を用意して貰ったけどな。まぁ、サイズが合ったなら別にいいか。

 

 

「んじゃ、行こうぜ〜!」

 

「そうですわね〜」

 

私達は学校を出て、学舎の園にある行きつけのカフェに行く事に。

まさか、ここで事件が起こるとは思うまい。

 

 

「初春、早く決めようぜ…」

 

「迷いますよ〜…」

 

 

その時、電話が鳴った。

 

 

「誰か電話鳴ってるよ?」

 

「ん?私じゃないぜ?」

 

「私でもないわよ?」

 

「あ〜、私のです。はいもしもし。」

 

 

…やばい、眠気がMAXだ、しんどいぜ。

 

 

「魔理沙、大丈夫?」

 

「ん〜…大丈夫だぜ〜」

 

 

仮にも私は魔法使いだ。魔法の研究する時には二徹、三徹は当たり前なのにな…

もしかしてこっち(学園都市)に来て、規則的な生活になったからかな?

 

 

「呼び出しですの?」

 

「はい…」

 

「タイミング悪い事この上なしですわね〜」

 

「初春さんの分、テイクアウトしとくね〜」

 

「ありがとうございます〜」

 

 

ん?風紀委員(ジャッジメント)の呼び出しか?まぁ、私には関係ないけどな〜

 

 

「慌ただしいわね〜」

 

「まぁ、仕方ないと思うわよ?」

 

「そうね〜 じゃあ私達は…」

 

「あ、あの〜 私ちょっとお手洗いに…」

 

「あ、私も行くぜ!」

 

 

徹夜しながら炭酸は飲む物じゃないな…

これまで我慢してたけど、もう無理だぜ…

 

 

「そういえば、魔理沙さんはどうやって能力を手に入れたのですか?」

 

「そうだな〜…一言で言うと、家出して研究して、努力して初めて能力が使える用になった、かな。」

 

 

あながち間違いじゃないはずなんだよな〜

魔法の事で親父と喧嘩して絶縁して家出した訳だし。

魔法に興味を持ったのも、香霖の影響だし、魔法の森で一人暮らししてるのは香霖堂が近いからだしな〜

そういや、今頃香霖の奴、何やってるのかな〜…

 

 

「へ〜ぇ…努力家なんですね〜…」

 

「まぁな。幼馴染の巫女(霊夢)が天性の才能で全く努力も研究もしない癖に、私より強いからな。私からすれば、憧れだよ。」

 

 

霊夢の奴、私がいなくて退屈してる訳…ないか。

 

 

「それじゃあお先に…」

 

「うん。」

 

 

さて、佐天が出てくるまで暇だな〜…

最近ハマってるソシャゲでもしよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐天がトイレに入ってからかれこれ八分は経ったかな…

それにしても、遅いな…何かあったのか?

 

 

「佐天〜、入るぜ〜」

 

 

佐天が出て来ない事に異変を感じた私は、トイレに入ってみる事にした。

トイレに入って初めて見えた光景は、洗面台にぐったりしている佐天だった。

 

 

「佐天?佐天!おい、どうした!?」

 

 

とりあえず、美琴に伝えなきゃな…!

 

 

「よいしょ…美琴の所に行かないと…!」

 

 

私は佐天を担いでトイレから出た。

そして、美琴とアリスに事情と経緯を話して学校に戻った。

学校に戻ったら、黒子と初春がいた。

そして今、私達は学校の中にある風紀委員室にいる。

 

 

「常盤台狩り?」

 

「…なるほどね。佐天さんがうち(常盤台)の制服を着てきたからね。」

 

「具合はどうなんですか?」

 

「身体には問題ないらしいから、しばらく横になれば良いって話よ。」

 

 

良かった…とりあえず無事で何よりだぜ…

 

 

「ただ…犯人の目星は付いてるの?」

 

「まだですの。少々厄介な能力者のようでして…」

 

「厄介って…?」

 

「目に見えないんです…」

 

「「「え?」」」

 

 

目に見えない能力者…?

幻想郷だと命蓮寺にいる、ぬえの『正体を分からなくする程度の能力』みたいな能力か?

 

 

「被害者に見えない犯人ねぇ…」

 

「最初は、光学操作系の能力者を疑ったのですが…」

 

「姿を完全に消せる能力者は学園都市に四十七人居ます。けど、その全員にアリバイがあって…」

 

「それ以前に、監視カメラに映ってるんでしょ。光学操作系ってのはちょっと違うんじゃない?」

 

「だよな…光学操作って光の屈折とかを操作する訳だし、監視カメラには映らなくなるはずだぜ。」

 

 

前に香霖堂で外の世界の科学の教科書を見た事があったが、その時に丁度載ってたんだよな〜

まさかその時の知識が役に立つとはな…

でも何か引っかかるんだよな〜

 

 

「あ、鳩。」

 

「ふぇ?」

 

「白井さん、見なかったんですか?」

 

「そんな物、気づかないですわ。」

 

 

ん?気づかない?って事はもしかして…!

 

 

「なぁ、アリス。」

 

「ええ。分かってるわ。」

 

 

「「「初春(さん)!ちょっと調べて欲しいんだけど…」」」

 

「え…?」

 




いかがですか?
このまま書くと、長くなりそうなので、一旦区切りたいと思います!
次回は後編です!

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