とある魔法使いの学園生活   作:十六夜翔矢

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どうも、十六夜翔矢です。
特筆する事もないので、本編どうぞ!


Act2.いざ、常盤台へ!

さて、学園都市に降り立った私とアリスだけど…今どこだここ。

 

 

「とりあえず、紫の言う通りに人に聞いてみましょうよ。」

 

「そうだな〜」

 

 

アリスと一緒に歩いていると、紅魔館並にデカい建物があった。

 

 

「うわ〜…紅魔館かよここ。」

 

「でっかい建物ね〜…」

 

「おっ、ちょうど良い所に人がいるぜー」

 

私とアリスはちょうど立ち止まっていた二人に声を掛けた。

 

「すいませ〜ん、少々お聞きしたい事が…」

 

「はい?何ですの?」

 

「どうしたの?」

 

「常盤台中学ってどこにあるんだ?」

 

私はいつもと同じ感じで話しかけてみた。

すると、二人の内、茶髪でアリスに似た髪型をした少女が、

 

「私達、常盤台の生徒なんだけど〜…」

 

と、言って近づいて来た。アリスは続いて質問をする。

 

 

「私はアリス・マーガトロイド。こっちの白黒は霧雨魔理沙。常盤台中学に入るのだけど…場所が分からなくて困ってるのよ…」

 

「へぇ…転入生かぁ〜…あ、私は御坂美琴。よろしくね。」

 

「私は白井黒子ですわ。よろしくですの。」

 

御坂美琴と白井黒子か。中々の実力がありそうだ。まぁ、そんな事は置いといて。

 

 

「おう。よろしくな。さっきも紹介があったが、私は霧雨魔理沙、よろしくだぜ!」

 

 

私は改めて自己紹介をした。

 

 

「さぁ、常盤台はこちらですわよ。」

 

美琴と黒子に付いていくと、何やらゲート?みたいなのがあった。いつもなら紅魔館のノリで箒に乗って通り抜けるのだが、生憎、そんな事をするつもりはさらさらない。

美琴達の方を見ると、何やらカードを取り出していた。カードならスペルカード持ってるぜ?なんて思っていたら、アリスに手を引かれて窓口へ向かった。

 

 

「すみません、アリス・マーガトロイドと申しますが…」

 

「アリス…あぁ、はい。転入生の方ですね。では、こちらをどうぞ。」

 

 

アリスが通り抜けてしまったので私も同じ感じにしてみる。

 

 

「すいません、霧雨魔理沙って言うんですけど…」

 

「霧雨…魔理沙…?えーっと、転入生の方ですね。こちらをどうぞ。」

 

 

簡単に通り抜け出来た…まぁ気にしないが。

 

 

「魔理沙〜!早く早く〜!」

 

「ん、あぁ、今行くぜ〜!」

 

 

アリスってあんな性格だっけ?なんて思いながら足を進めた。

 

 

「ねぇ、霧雨さん。」

 

「何だぜ?出来れば呼び捨てで呼んでほしいんだけど…」

 

「あ、うん。ごめんね。」

 

「私も呼び捨てで呼んでくれないかしら…?」

 

「うん。分かった。魔理沙にアリス、もうすぐ着くわよ。」

 

 

美琴が言った矢先、目の前には紅魔館より広そうな建物があった。私はこの時、紅魔館より図書館は広そうだななんて思ったのは公然の秘密。

 

 

「ここが常盤台ですわ。さ、入学の最終手続きをしてきま…」

 

「私達も一緒に行くわ。構わないでしょう?」

 

「え、えぇ…構いませんが…」

 

 

アリスがそう言うと、美琴と黒子が驚いてた。私には良く分かんないぜ。

 

 

美琴に連れられて事務室に行き、最終手続きをして、寮の鍵を貰った。

どうやら、美琴達の部屋のお隣らしく、美琴と黒子は喜んでいた。

…何でだろう?




いかがでしたか?

次回から本当の本編が始まります!

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