魔法少女リリカルなのは Metal Chronicle -鋼を統べる者-   作:零式機龍

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第18話 再来せし戦いの嵐

 

 

 

振り下ろされる武器。動けないなのは。

何とか助けたくとも、間に合わない距離。

絶体絶命。その単語が頭をよぎる。

 

 

 

 

 

―――――― 結果から言えば、なのはは無事だった。

もちろん、瀕死のレイジングハートがギリギリで防御したわけでも、

僕が攻撃に割り込む事に成功したわけでもない。

直前で展開された魔法陣。転移してくる影。

相手の武器を受け止めたのは、黒い機体(からだ)に金色の(コア)をもつ戦斧。

 

「なッ!?」

 

そこにいたのは――――――

 

「ちっ・・・仲間か・・・!」

 

かつて思いをぶつけて戦い――――――

 

「Scythe Form.」

 

半年前に別れ――――――

 

「仲間・・・そうじゃない・・・・・・」

 

なのはと2人で再会を心待ちにしていた――――――

 

「・・・友達だ・・・!」

 

大切な友人だった。

 

 

 

 

 

魔法少女リリカルなのは Metal Chronicle -鋼を統べる者-

 

第18話  再来せし戦いの嵐

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何だってフェイトがここに・・・・・・

だけど助かった!

 

「なのはッ!」

 

急いでなのはに駆け寄る。

 

「大丈夫か?」

「・・・ゆ、祐介くん・・・・・・う、うん・・・・・・」

 

なのは自身もレイジングハートも、まさに満身創痍といった態だった。

何とか離脱したい所だけど・・・・・・

 

後ろでは、僕たちを護るように相手に立ち塞がるフェイト。

 

「・・・民間人への魔法攻撃。軽犯罪ではすまない罪だ」

「あんだテメェ。管理局の魔導師か」

 

改めて相手を見やる。

全体的に真赤なゴスロリ風?なバリアジャケットを纏った赤毛の少女。

僕たちと同じか多少年下にも見える。

しかし態度といい、言動といい、偉そう・・・というか小生意気な印象を受ける。

 

「時空管理局 嘱託魔導師、フェイト・テスタロッサ。

 ・・・抵抗しなければ、弁護の機会が君にはある。

 同意するなら・・・武装を解除して」

 

油断なく構えながら、相手に警告するフェイト。

 

「誰がするかよッ!!」

 

突然背後に跳び退り、赤い少女はそのままビルから離脱する。

 

「祐介、なのはをお願い・・・!」

「お、おぅ・・・・・・」

 

それを追って飛び出すフェイト。

しかし・・・どうする?

取り敢えず、なのはを安全な場所に・・・・・・

 

その時、再び展開される魔法陣。

そこに転移してきたのは、

 

「ユーノ!!」「ユーノくん・・・」

 

淡い緑色の魔力光と共に現れたのは、またも見知った顔。

すぐさま、なのはに回復魔法をかけるユーノ。

 

「来るのが遅れて、ごめん」

「いや、助かった。でも何で2人ともここに?」

「フェイトの裁判が終わって、みんなで2人に連絡しようとしたんだ。

 そしたら、通信は繋がらないし・・・調べたら、広域結界ができてるし・・・

 だから、慌てて僕たちで来たんだ」

「・・・そっか・・・・・・

 ごめんね・・・ありがとう・・・・・・」

 

弱々しくも微笑むなのは。

治療を続けつつユーノが問う。

 

「・・・あれは誰・・・? 何でなのはを・・・!」

「分かんない・・・・・・急に、襲ってきたの・・・・・・」

「ついでに、僕も襲われた。

 さっきの子じゃなかったけど、ひょっとしたら仲間の可能性もあるかもしれん」

「交戦中に、なのはさんも襲われてると分かって、途中で何とか逃げて来たんですよねー」

 

ユーノは驚いたような顔をするが、すぐに(なのはを安心させるためだろう)笑い顔を返す。

 

「・・・でももう大丈夫。フェイトもいるし、アルフもいるから」

 

そっか、アルフさんも来てくれたのか。

あの2人なら、少々の事では・・・・・・やっぱちょっと心配。

 

「・・・ユーノ、ここ任せていいか?」

「え? う、うん」

「ちょっと心配になってきた。

 もし僕を襲った人が、あの子の仲間だったとしたら・・・

 僕を見失った後、こっちへ応援に向かってるかもしれない」

「そ、そんな・・・! フェイトちゃん・・・!」

「杞憂だったらいいけど。

 ・・・なのははもう無理するなよ!!」

 

そう言い残してビルから飛び出す。

 

 

 

その瞬間、突然目に飛び込んできた、吹き飛ぶ金色。

 

「フェイトッ!!!」

 

ビルに激突するフェイト。

急いで瓦礫の中に飛び込み、フェイトを助け起こす。

 

「・・・大丈夫か、フェイト」

「うん・・・ありがとう、祐介」

「バルディッシュは・・・?」

 

見ると、柄の部分から真っ二つに分断されたバルディッシュ。

 

「No problem.」

「大丈夫、本体は無事・・・」

「Recovery.」

 

魔力を込め、バルディッシュを修復する。

 

「さて・・・どうするか―――」

「フェイト! 祐介!」

 

そこへ飛び込んできたのはユーノ。

 

「お前、なのははどうしたんだよ!?」

「大丈夫。治癒と防御の結界を残してきたから。

 それより、どうする?

 見たところ、相手は現在3人。内1人がアルフと交戦してる」

「何人いるんだか・・・

 取り敢えず、怪我人もいるし、なるべく早めに逃げたい所だな・・・」

 

思案しているとフェイトが口を開く。

 

「ユーノ。この結界内から、全員同時に外に転送、行ける?」

「う、うん。

 相手の結界が特殊だから、少し時間がかかるかもしれないけど・・・なんとか」

「なら、その時間は僕たちで稼ぐしかないな。

 数の上では3対3。なんとかするか」

《ちょいと頑張れば大丈夫―――かなッ!!》

 

戦闘中であろうアルフさんも了解してくれる。

 

「それじゃあ・・・行こう!!」

「おう!!」

「みんな、気を付けて!」

 

 

 

 

 

ユーノを残し、フェイトを追って飛び上がる。

そこにいたのは、ゴスロリ娘と・・・通り魔剣士。

 

「・・・また逢いましたね、通り魔さん」

「心外だな。

 我らは・・・仕えるべき主と、守るべき仲間を持つ・・・騎士だ」

「嫌味の一つでも言いたくなりますよ。

 やってる事は、まんま通り魔じゃないですか」

「ごちゃごちゃうるっせぇッ!!」

「待て」

 

いち早く戦端を開こうとしたゴスロリ少女を制する剣士さん。

 

「ならば名乗ろう。

 私はベルカの騎士、ヴォルケンリッターの将、シグナム。

 そして我が剣、レヴァンティン」

 

宣言と共に、その長剣を構える。

 

「名乗られたからには、こちらも名乗るのが礼儀ですか。

 姓を神代、名を祐介―――」

「そしてわたしが愛され相棒(バディ)、翡翠の光、美月!」

「ミッドチルダの魔導師、時空管理局嘱託、フェイト・テスタロッサ。

 この子はバルディッシュ」

 

一人、妙な名乗りを上げた奴もいたが無視。警戒態勢に入り、MVSを二本、両手に構える。

隣では、フェイトもバルディッシュを構え、前を睨んでいる。

 

「神代に美月、テスタロッサにバルディッシュか。

 覚えておこう」

 

さて・・・どう出るか。

1on1、2on2、3on3・・・どう展開したものかな・・・・・・

 

「祐介」

 

考えていると、フェイトが声をかけてくる。

 

「私は・・・あの剣士の人とやる。

 祐介はもう一人の子をお願い」

「・・・まぁ別にいいけど・・・・・・

 気を付けろよ。なんか一時的に魔力ブーストしてくるから」

「・・・うん、ありがとう。

 それじゃ・・・

 行きます―――ッ!!

 

剣士の人に打ち掛かっていくフェイト。

 

 

 

激しく打ち合いながら遠ざかっていく2人を見送る。

 

「・・・さて、そうなるとこっちの相手は―――ッ!!?

 

振り返った瞬間、頭上から振り下ろされるハンマーを両手のMVSを交差させて受け止める。

眼前には歯噛みする相手。

互いの武器が、火花を上げて拮抗する。

 

「いきなりとは・・・ッ、随分な挨拶だなゴスロリ娘・・・ッ!!」

「うるっ・・・せえッ・・・!!!」

 

素早く後退する赤っ子。取り出した鉄球(?)をハンマーで打ち、叩き込んでくる。

その数4つ。

 

「魔力弾、来ます!!」

「見りゃ分かる!!」

 

大きく右に回避。相手の左から回り込むように弧を描いて飛行する。

 

(どう攻める・・・いや攻めるより回避しつつ誘導か。時間を稼げばいい訳だし)

 

そんな事を考えていると、再び鉄球を放ってくる姿が目に入る。

今度は2つ。

 

「美月! 突破すr ―――」

「6時方向より魔力弾!!」

「ッ!!?」

 

前後から挟まれる形に。どうする!?

 

(――― 取り敢えず先に前を対処!)

 

両手のMVSを投擲。

1本で、前方の2発の魔力弾を迎撃。もう1本をゴスロリ娘に投げつける。

結果は見ずに、そのまま急速垂直上昇。振り返り、追ってくる4つの魔力弾を見下ろす。

 

「直射弾だと思ってたけど、誘導弾だったのか。

 意外とテクニカルタイプだったのな」

「ですねー。武器といい、さっきまでの言動から推測される性格といい、

 パワーファイター的だと思ってたんですけど」

「実際はどうなんだろうねぇ―――

 マーキュリオン、行けッ!!

 

両手を振り抜き、光弾を4発。互いの魔力弾が激突、炸裂する。

その爆煙を突っ切って、ゴスr・・・もう赤っ子でいいや、が突撃してくる。

 

「アイゼン!!」

「Raketenform!」

 

ハンマーの基部で炸裂が起こり、魔力上昇と共にデバイスが変形していく。

赤っ子のハンマーは、一回り大きくなり、片方の先端には鋭いスパイク、

反対側にはロケットエンジンのような噴射ノズルが見て取れる。

 

「例の魔力ブーストか! えげつない形になったなッ!」

「分かり易い攻撃力強化ですねー」

「ラケーテンッ!ハンマァァッッ!!!」

「――― くッ!!?」

 

ノズルに点火、鉄槌を振りかざし、突っ込んでくる。

慌てて後退しようとするが、距離は一気に縮まっていた。

速い・・・!? あのロケット、打撃の強化だけじゃなく、自身の加速にも使ってるのか!?

軽い武装じゃ押し負ける―――!!!

 

「重量級武器ならこっちにだって!!

 ライアット・ジャレンチィィッ!!!

 

顕現するは巨大なレンチ。

大きく振りかざし、迫りくる鉄槌に叩き付ける。

一瞬の拮抗。が、すぐさま弾き合い、間合いが開く。

しかしすぐにまた突っ込んでくる赤っ子。

振り下ろされる武器に対し、何度も打ち合う。

 

「大人しくッ・・・! ぶっ倒れろッ!!」

「冗談じゃッ・・・! ないってのッ!!!」

 

くそ・・・話の通じない奴め・・・!

 

その時、彼女のデバイスのロケット噴射が止まる。

そうそういつまでもブーストは続くまいと思っていたけど、案の定だ。

その隙に距離を開け、睨みあう状態になる。

 

「・・・威力はある、な」

「ですが、あの形態の時は振り回すだけしかして来ませんねー」

「射撃を捨てての打撃攻撃力に特化・・・なんじゃないか、多分。

 ・・・一撃いれるチャンスかな・・・・・・

 美月、クスィフィアス用意しておいてくれ。 瞬時発動できるようにな」

「・・・まさか、あのモーションやるつもりですか?」

「流石にあのハンマーを白刃取りするつもりは無いぞ」

 

そんな恐ろしい事ができるか。

 

「来ます!!」

 

再びの激突。

今はロケットブースターは止まってるとはいえ――― ってまた点火したッ!?

 

「こんの野郎ッッ!!!」

「――― ぐッ・・・!」

 

横殴りの一撃を、すんでの所で躱す。

 

《美月! 次に振り下ろしが来たら―――!》

《了解!!》

 

振り回されるスパイクハンマーを、時には正面で受け、時には弾いて逸らす。

打ち合うこと数合。一際大きく、得物が頭上に振り上げられる。

 

(――― 今ッ!!)

 

振り下ろされるハンマーを、ジャレンチで受け止める。

同時に、両腰にクスィフィアス・レールガンを瞬時展開、どてっ腹に撃ち込む!!

 

「――― がッッ!!?」

 

大きく後方へ吹っ飛ぶ赤っ子。

よっし!

スーパーコーディネイターばりのカウンターモーションは大成功である。

 

「・・・祐介ー」

「あん?」

 

ほくそ笑んでいるところに、美月が声を発する。

 

「相当に怒ってますよー?」

「・・・・・・本当ね」

 

必要以上に傷つけるつもりは無かったのだが、どうやら加減し過ぎたようだ。

これまで以上にギラギラした目で睨まれてる。

 

「おおぅ・・・これは・・・大丈夫かなぁ・・・・・・」

 

この赤っ子、相当手強いな・・・

途端に、通り魔剣士さんと戦っているフェイトが心配になってくる。

 

《フェイト! そっちは大丈夫か!?》

《何とか・・・大丈夫。

 けど・・・強い・・・!》

 

確かに、赤っ子にしろ通り魔剣士さんにしろ、油断できる相手では無い。

そろそろいいかげん離脱を図りたいところなんだけど・・・・・・

 

《ユーノ! まだかかるのか!?》

《・・・転送の準備はできてるけど・・・!

 空間結界を破れないんだ! もう少し頑張って!!>>

 

もう少し時間を稼がないといけない、か・・・・・・

会話では誤魔化せないだろうな・・・・・・この子、直情的っぽいし。

 

「祐介、隙を見て捕まえちゃいますか?」

「そうは言っても・・・簡単にいくかなぁ・・・」

「こちらが隙を見せて、突っ込んできた所を狙うのが一番じゃないかと」

「ベタだが・・・取り敢えずやってみるか」

 

相手に目を向ける。

ロケット噴射は未だ止まらない。こちらを睨みつけ、突撃してくる。

ここで・・・迎撃しつつ隙を見せる・・・ッ!

 

「でりゃあぁぁッッ!!!」

 

その場で大きく横回転。ジャレンチを振り回し、投げつける。

 

「なめんなぁッ!!」

 

赤っ子が左に躱し、そのまま突っ込んでくる!!

今こっちは丸腰に見えているはず。油断して来いッ!!

目の前で大きくハンマーが振りかぶられる。

 

「ぶっ潰れろおぉッッ!!!」

 

――― ここだッ!!

 

「ゴッドソニックバスタァッッ!!!」

「――― なッ!!?」

 

動きが止まる。

緑銀の光波リングで拘束され、身動きを封じられた赤っ子。

 

「てんめぇ・・・ッ!!」

捕獲(バインド)技の1つや2つ、用意はあるんでね!!」

 

余裕を見せてはいるが、それなりに集中しないと破られそうで怖い。

このまま・・・ユーノが結界を破るまで維持できるか・・・ッ!?

 

 

「下方4時方向、魔力反応!!」

「何ッ!?」

 

下!? 何が・・・・・・

 

「ッ!? なのはッ!!?」

 

ユーノの結界から出てきてる!?

レイジングハートを構え魔力を集中している。

 

「自分もレイハさんもズタボロだってのに・・・!

 何してんだアイツは!!」

《フェイトちゃん、祐介くん、ユーノくん、アルフさん!

 わたしが結界を壊します。タイミングを合わせて転送を!!》

 

なのはからの念話。

結界を壊す!? なのはが!?

 

「周辺魔力、集束していきます!

 まさか・・・! スターライトブレイカーをッ!?」

「あの状態でか!?」

 

確かに改良型SLBには、『結界機能の完全破壊』という追加効果があったが・・・

今のなのは達には負担が大きすぎる!!

 

《無茶だッ!! やめろなのはッ!!》

《大丈夫! 撃ち抜いてみせる!》

《Count 9...8...7...》

 

レイジングハートのカウントが始まる。

 

「させっかッ!!」

「――― ッ!!?」

 

突然赤っ子が身を翻す。

注意が逸れている間に、拘束を破られたか!?。

魔力の集中に気づいたらしく、なのはの方へ向かおうとする。

 

「そっちこそ! させるかッ!!

 美月! 両肩頼む! 弾幕張れッ!!」

「了解ッ!!!」

 

その間に割り込み、両手にビームマシンガンを顕現。

両肩にはガトリングスマッシャーをセット、制御を美月に任せる。

総計10門の砲口から吐き出される大量の魔力弾。

1発1発の威力は小さくなるが、そこは弾数で圧倒する。

前方に撃ち込み、赤っ子の接近を阻止。

 

《4...3...2...》

(そろそろか・・・)

 

そう思って、なのはの方を確認したその時―――

 

「――― なッ!!?」

 

言葉を失う。

なのはの胸からは・・・・・・人の手が突き出ていた・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

呼吸が止まる。視界が狭まる。

周囲は真っ白になり、思考がクラッシュする。

・・・なん・・・だよ・・・・・・何なんだよアレはッ!?

 

「なのはぁッッ!!!」

 

身を翻してなのはの下へ向かおうとするが、それを赤い物体が阻む。

 

「どけぇッッ!!!」

 

マシンガンを破棄し動輪剣を顕現。

両手で大きく振り下ろすが、しっかりと受け止められる。

 

「―集の邪――させ――ッ!!」

 

何か聞こえた気がするが、知ったことではない。

ただ目の前の障害を排除すべく、幾度も剣を振るう。

しかし、その全てが捌かれていく事に苛立ちが高まっていく。

 

「祐―ッ! しっ――して下――!!」

「うるさいッッ!!」

 

どけッ! 邪魔だッ! 壊れろッ! 何だこの壁はッ!!

なのはッ! なのはをッ!!

 

焦る気持ちとは裏腹に、いくら打ち込もうとも赤い壁は崩れない。

 

 

 

「スターライト・・・・・・」

「――― ッ!!」

 

かすかに聞こえた声に、周囲の景色が色を取り戻す。

 

「祐介っ!」

「・・・美月・・・・・・」

 

僕は何を・・・

・・・そうだ、なのははッ!?

 

赤っ子の後方、魔力の集束ポイントに、なのはは立っていた。

虚空から伸びた腕に胸を貫かれ、ふらつきながらも、レイジングハートを振り上げる。

――― 撃つ気か!?

 

「スターライト――― ブレイカァッッ!!!

 

叫びと共に・・・桜色の閃光が夜空を貫いた。

 

 

 

 

 

      第18話   終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ~あとがき・・・もどき!!~

 

 

 

作者「・・・珍しいね」

祐介「何が?」

作者「いつも割と冷静な祐介が我を失うなんてさー」

美月「ホントですねー。

   私の声も聞こえないくらいでしたし」

祐介「だったらシナリオ直せよ・・・」

作者「まぁ最初は無かったシーンだけどね。思い付きで追加したのよ」

美月「バトルシーンだと、思い付きでシーン追加する事が多いですよねー。

   例のカウンターアクションとか」

作者「ビームだったら終わってるって! そう言いたいのk―――」

祐介「でも文章量はあまり増えない、と」

作者「最後まで言わせてくれんのかぃ。

   文章量はしょうがない。妄想を文章化するのって難しいんだから」

美月「それにしても相変わらず、機鋼に趣味入れてますねー」

作者「今回も結構たくさん入れたなぁ・・・

 

   MVS(メーザーバイブレーションソード)・・・・・・・コードギアス 反逆のルルーシュ >>> ランスロット等

   マーキュリオン光弾・・・・・・・奏光のストレイン >>> ストレイン系全般

   ライアット・ジャレンチ・・・・・スーパーロボット大戦Z >>> ガンレオン

   クスィフィアス・レールガン・・・機動戦士ガンダムSEED(カウンターネタはDESTINY)

                       >>> フリーダムガンダム(もしくはストフリ)

   ゴッドソニックバスター・・・・・勇者エクスカイザー >>> ゴッドマックス

   ガトリングスマッシャー・・・・・機動戦士ガンダム戦記 等 >>> RX-81 ジーライン等

   動輪剣・・・・・・・・・・・・・勇者特急マイトガイン >>> マイトガイン

 

   ・・・以上かね?」

祐介「作者の趣味の方向性が分かるなぁ・・・・・・」

 

 

 


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