読者の皆様、本当にお久しぶりです(礼)
リアルが忙しかったのと、精神的にくる出来事がありまして…(汗)暫し、筆が乗らない状態が続きまして…本当にすみませんでした(^_^;)
そして、遅くなりましたが…私が一ヶ月以上あけた中で、恐れ多くも評価やお気に入り登録して頂いた読者の皆様、こんな駄作に暖かい感想を書いてくださる読者の皆様、本当にありがとうございますm(_ _)m
皆様の応援がとても励みになっております(o^^o)
そんな皆様のご期待に添えるように、頑張っていきたいと思います。
では、本編をどうぞ!!
※すいません、凄く単純に書いてるので…読みにくいかもです…(汗)
二軒目の店は前の一軒目と違い、女性らしい…フェミニン
な服が多く置かれているところだった。さっきの店で無駄な抵抗をしても効かないと悟ったカナタだったが、今回の店の場合は抵抗しないといけないと悟る。例が今この瞬間だ。カナタは今、ストレアの指差した服装を着てみて、後ろへと振り返る。
「…あはは、どうかな?」
「うん!すっごく似合ってる」
振り返った先には、ニコニコと笑っているストレアの姿があった。カナタは苦笑いを浮かべながら、近くにある鏡へと視線を送る。
“どう考えても、あたしにこれは似合わないだろ…”
カナタが今、試着しているのは可愛らしい花柄の真っ白なスカートの中へとゆったりした淡い水色のニットをしまっているという格好で…。
“可愛い…。うん、可愛くはあるが…これはあたしではなく、ルーやアッスーが着るべきものでだろう”とカナタは少なからず思った。なので、ストレアにこの店はやめようと声をかけようとするが、そこにはさっきまで着せ替えられていた服を買って、満面の笑顔のストレアが居た。カナタはガクッと肩を落としながら、心なしか軽い足取りのストレアの後を重たい足を動かしながら歩いていく。
やっとのこと、隣につくとストレアがカナタへと弾んだ声音で話しかけてくる。それを苦笑いを強くしながら、カナタが曖昧に答える。
「やっぱり、カナタは明るい色が似合うね〜。黒もいいかと思ったけど、白がいいね〜」
「あ…、ん…だね…」
“その白色が問題だと思うのだけど…”
そんな意見をルンルンなストレアに言えるわけもなく、カナタはストレアの隣をどんよりした雰囲気を漂わせて歩く。しかし、このファションショーの旅が終わるのは、これから数十時間後の事となる。
γ
三軒目は、スーツや男性物が多く置かれているお店だった。店の品揃えを目の当たりにして、肩を撫で下ろすカナタへと、ストレアが声をかける。
「カナタ。これを着てみてよ」
「ん、これを着ればいいんだね」
ストレアの指差しに、抵抗することなく従うようになったカナタはこのシステムにも慣れてきた様子であった。ストレアに指差したものを近くにあった試着室へと入り、装備を外して、その服を身につける。
“さて、これでいいかな?”
カナタがカーテンを開くと、その店で買い物をしていたプレイヤーたちが一斉に手を止めて、カナタを惚けた表情で見つめる。それに眉を顰めるカナタに、ストレアがカナタへと小物を差し出す。それを受け取ったカナタは、それを着用して近くにある鏡へと視線を向ける。
「はい、カナタ。これもつけてみて」
「??? 分かった」
“…なんだこれ”
鏡に映る自分の姿に、カナタは驚愕する。まず、癖っ毛が多い栗色の髪を後ろで結んでいるスタイルと空のように透き通った蒼い目に変わりはない。ならば、やはりストレアが選んだ服装に問題があるようだった。
華奢な体を包むのは真っ白なカッターシャツで、その上には黄土色のベスト、漆黒の燕尾服。白いTシャツの襟首をレモン色のネクタイでしめて、ほっそりした掌を真っ白な手袋の中へとしまっている。
“これって、執事じゃん!完璧執事じゃんッ!?”
カナタは嬉しそうに手を叩いているストレアへと詰め寄ると、その肩へと両手を勢い良く置く。カナタの動作にびっくりした様子のストレアにカナタは自分の服を指差しながら問いかける。
「スア、なんでこの服装をあたしにさせたの?」
「うん。カナタにね、この服がとっても似合うって思ったんだ!やっぱり、すっごく似合ってるね〜。流石、カナタだよ〜」
「………あんがと」
その赤い瞳にはキラキラと純粋な輝きで満ちていた。ストレアが心の底から喜んでいることを知ったカナタは、何度目となるか…ガクッと肩を落とすと、疲れた様子で俯くと掠れた声でお礼を言う。そんなカナタにストレアは嬉しそうに声をかけると、疲れた様子のカナタの右手首を掴むと店の中を歩き回った……
数時間後、店の前にはニコニコと満足そうに笑うストレアの姿とぐったりと疲れた様子のカナタの様子があった。
「もう、こんな時間になっちゃったね〜。カナタ、みんなのとこ、帰ろう」
「ん…だね…」
ズンズンとカナタの右手首を掴んで前を歩くストレアに、項垂れるようについていくカナタ。そんな二人がすれ違うたびに、振り返るプレイヤーたち。
振り返るプレイヤーたちから発せられる野次めいた視線に、カナタは今自分が着ている服を思い出して、ストレアを引き止める。
「ちょっ、スア、ストッープッ!」
「なに?カナタ」
「何じゃないよ!いつまで、あたしをこんな格好で居させるの!?」
ストレアがいつもの紫を基調とした戦闘着に身を包んでいる中、カナタは先刻の執事コーデを身に纏っていた。心なしか、頬を少しだけ赤く染めたカナタがストレアへと意見を言う中、ストレアだけはあっけらかんとしていた。
「えぇ〜。だって、その格好の方がカナタ、カッコいいよ〜」
“こっちの方がカッコいいって…”
カナタは冷や汗を一つ二つ流しながら、ストレアを説得しようとする。だが、帰ってきた返事は至極真っ当なもので。
「ですがね、ストレアさん。あたしは、こんな大勢の人に見られて恥ずかしいわけですよ」
「? カナタはいつも女の子に囲まれてるじゃん。何が恥ずかしいの?」
「………はい、ごめんなさい…。そうですね……」
スキップしながら、宿屋へと向かうストレアの後をトボトボとカナタが付いていく。そんな二人が宿屋の中へと姿を消すまで、プレイヤーたちの視線が消えることはなかった……
ー着せ替え人形・完ー
本編をご覧頂いた方なら、まず思うことでしょう…
ーー着替える前に気付けよッ、カナタさんッ!!ーーと。
私も正直、そう思います。
ですが、カナタも疲れていたんです…天真爛漫のストレアさんの振る舞いに…(汗)
なので、着替えた後に気づいたのは仕方ないことなんです……(´・_・`)
そして、こんな感じで終えてよかったのか?と思う中…これ以上は、話が考えられなかったです…すいません…(汗)
その埋め合わせというわけではないですが…執事カナタがまた、何処かの話に出現するやもしれません(笑)
そして、久しぶりということで雑談コーナーを(笑)
【オーディナル・スケール】、Blu-ray・DVD化するんですねッ!!おめでとうございます!!!(お祝いが、すごく遅くなりましたが…)
そんな【オーディナル・スケール】ですが、私はバッチリと予約しました(o^^o)
映画館で一回しか観れなかった【オーディナル・スケール】ですが…買ったら、何回でも観たいですね!
【オーディナル・スケール】はお気に入りシーンが沢山あったのでっ(笑)
それ故に、リーファの出番が少なすぎたのが…悲しかったですね。だって、リーファが活躍したところってあそこしか思い浮かばない…(涙)
ネタバレですが、キリトへと熱心に剣道を教えているリーファ/スグが健気に見えたのは私だけでしょうか…?あのシーンが何故か、哀愁が漂っていたような…。
ゴシゴシ、いえ、そう見えていただけかもですね(笑)
そんな【オーディナル・スケール・Blu-ray&DVD(限定版)】の特典CDなんですが…凄い豪華ですよね!?(大興奮)
だって、あの『Ubiquitous dB』をアスナ&シリカコンビが。『Break Beat Bark!』をリズ&シノンコンビが歌うんですよ!?ゼッッタイ、可愛いカッコいいに決まってるじゃないですかっ!!もっと言うと、アバターではなくて現実の自分で歌うんですよ?ヤバイですよね…(鳥肌)
そういえば、前やっていたSAOのスマホゲームで『シノンはあまり歌が得意ではない(間違ってるかもです)』と紹介されていた気がします。そんなシノンが、こうしてリズと共に歌うことになっていることに驚きと喜びを感じます。
あのシノンがリズ・アスナ・シリカの旧SAOガールズ達と共にカラオケや遊びに出かけている様子を見ると、ファンとしては嬉しく思います、純粋に(o^^o)
そして、戸惑いつつもリズと共に歌っているシノンの姿が微笑ましくも…。これは予想ですが、最後はノリノリなんでしょうね、シノンの事だから( ^ω^ )
そして、そんな女子会に陽菜荼が合流すれば、もっと凄いことになりますよ、これはもう(⌒▽⌒)
そんな日常も書いてみたいですね…時間と余裕があれば…(笑)
では、長くなりましたがこれにて。
暑い日が続きますので、読者の皆様、熱中症にお気をつけて。ではでは( ´ ▽ ` )ノ