なんで、こんなに遅くなったかは…ひよりさんの命令内容に悩みまして…(汗)
本当にすいませんでした…。そして、今回の話は少し読みにくいかもです…
では、本編をどうぞ!
陽菜荼と明日奈が作った特性パフェを食べ終わったみんなは、またしても陽菜荼にとっては地獄、みんなには天国の王女様ゲームを開催することになる。
顔を苦悶で歪めながらもクジを引いた陽菜荼は項垂れ、先が赤く塗られた割り箸を持っているひよりはあたふたとしている。そんなひよりの様子を見て、覚悟を決めた陽菜荼は心で泣きそうな顔になりながらもひよりへと番号を見せる。そして、案の定選ばれる陽菜荼は流石と言わざる得ない。
「…えっと、3番を持っている陽菜…いいえ、迂愚様、お願いします」
「うん、そこは言いかえなくていいからね、ひより。それと、あたしに何をして欲しいのかな?ひよりお嬢様」
名前を言い直すひよりに軽くツッコミを入れてから、おどけた感じでそういう陽菜荼へと恥ずかしそうに身をよじりながら、ひよりがその命令を口にする。
「…えっ…と…ですね、迂愚様」
「うん、ゆっくりでいいからね」
「…はい。…その、私を…ドキドキさせてくれませんか…?」
「うん、どんと任せて!…ん?さっき、ひよりなんて?」
ひよりの爆弾命令に、自信満々に胸を叩いて了承してしまった陽菜荼は今更ながらひよりへと問いかける。だが、頬を赤く染めたひよりは何も答えず、その代わり、周りにいるメンバーがマイナス一度くらいの視線で陽菜荼を見ている。そんなメンバーの中、一人だけがクスクスと笑いを含ませながら、陽菜荼へと話しかける。
「あらあら、陽菜荼ぁ〜。あんたもおませさんねぇ〜。それよりもよく詩乃の前でそれを了承したわね」
「あんたが主な元凶だかんな!あと、笑いながら言うんじゃない!」
「だって、これからもあんたに起こることを思うと…笑いしか出ないって…」
「くそっ…。あたしが王女様になったら、すんごい命令を出してやるんだからな!」
笑う里香を一瞥した陽菜荼はひよりへと近づくと、膝立ちなり、ひよりの右手を強く掴むと壁へと投げる。いきなりのことで、抵抗できなかったひよりは近くにある壁へと背中をぶつけると、自分を投げた陽菜荼を少し潤んだ目で見つめる。そんなひよりへと覆いかぶさるようにして、ドンと壁を叩いた陽菜荼はひよりを真っ直ぐに見つめる。
普段は優しさが溢れている、空のように透き通った蒼い瞳は今は全く別の感情に支配されており、目の前で震えているひより|獲物|をどう料理しようか、悩んでいる様子だった。
爛々と光る蒼い瞳に見つめられ、ひよりはその迫力に縮こまり、周りで見ている女子会メンバーは固唾を飲んで、二人のこの後の続きを見ている。
ジーーッと見つめられ、遂に我慢できなくなったひよりが陽菜荼へと震えた声で言う。だが、その声は最後まで言うことはできない。何故なら、陽菜荼の低い声が遮ったから…
「…う、ぐ…さ…」
「…うな」
「へ?きゃっ」
壁をまたドンと叩かれ、ひよりはビクッと肩を震わせる。そんなひよりへと陽菜荼が嗜虐心が満ち満ちている蒼い瞳を向ける。口元を軽く笑いの形にした陽菜荼はひよりの顎を軽く撫でる。
「あたしの名前はそんな名前じゃない。ちゃんと読んでくれないかな?ひよりの可愛い声であたしの名前を」
「…陽菜荼…様…」
「ん、よし。やれば出来るじゃないか、ひより」
ひよりの頬を撫でた陽菜荼がにっこりと笑う。だが、ひよりはさっきから悪寒が消えないでいた。このまま、陽菜荼とここにいたら、身の危険が危なそうでひよりは恐る恐る陽菜荼へと尋ねる。
「あの…陽菜荼様、いつまでこのままでいるんですか?」
「んー、いつまででも…とか言ったら、ひよりは困る?」
にっこりと普段とは違い、不気味に見える笑顔を崩さないまま、そう問いかける陽菜荼にひよりは困ってしまう。そんなひよりに更に顔を近づけながら、陽菜荼はひよりしか聞こえない声で囁く。
「…怯えているひよりって可愛いね。小動物みたいで…もっと虐めたくなる」
「…ッ」
「…ねぇ、ひより。今のあたしは怖い?ここから逃げ出したいって思ってる?思ってるなら、それを実行してもいいよ」
「…へ?」
「…まぁ、そんな簡単には逃さないけど」
そう低く言った陽菜荼の表情にひよりは見惚れてしまう。キリッと細くなった蒼い瞳から視線が晒せなくなる。薄く笑みを浮かべている陽菜荼は明らかにひよりをいたぶっているのはわかっているが、その整った顔をかたどるサディストな魅力に目を奪われ、ひよりは全身の力を抜くと陽菜荼へと身をまかせる。
そんな無抵抗なひよりに満足げに笑った陽菜荼は両手を壁へとつけると、ひよりへと顔を近づけていく。
「抵抗しないってことはいいってこと?本当に、ひよりのファーストキス、奪っちゃうよ?」
段々と近づいていく陽菜荼とひよりの唇があと1センチと言うところで、里香の停止の声がかかる。それに頬を膨らませる陽菜荼は普段の子供っぽい陽菜荼であった。
ひよりは振り幅の大きい陽菜荼の仕草にぽかーんとしている。そして、意識が戻ったひよりに言われて、陽菜荼は身体をよける。
「はいはい、ストッープ!それ以上はお隣が怖いからダメね。陽菜荼はひよりを席まで送って、早く自分の席へとつきなさいな」
「…なんか、理不尽。ここから、いいとこなのに…」
「陽菜荼様」
「…あぁ、ごめん。はい、ひより。いきなり、壁とか叩いちゃってごめんね」
頭を下げて謝る陽菜荼に、ひよりはさっきまで陽菜荼が浮かべていたサディストな表情を思い出しては頬を赤く染めていた。
「…いいえ、すごくドキドキ出来ましたし…。それに………陽菜荼様のお顔がすごく近くで見られて.、いい体験でした」
「ん?なんか、言った?ひより」
「いいえ、何も!ありがとうございました、陽菜ーーいいえ、迂愚様」
「だから、言い換えなくていいってば…」
苦笑いを浮かべながら、自分の席へと戻った陽菜荼へとあのゲームが牙を剥く…。果たして、次回は誰が王女様となるのか…?それは、神のみぞ知ることである…
久しぶりのドS陽菜荼降臨ッ!
たまに現れるからこそ、威力があるのです…うん(深く頷く)
次回は間を空けずに、陽菜荼と詩乃の話を交換できればと思います!
そして、久々の雑談コーナーです。
まず一つ目は、オーディナルスケールのキャラソンCDの事です!
もう、一言で言うなら…最高ォ!!!!!って叫びたいくらい良かったです(笑)
アスナ・シリカコンビの『Ubiquitous dB』ですが、もう可愛いの一言ですねっ!
アスナの美しい歌声はもちろん、シリカの『ピュアなとこ』にズキューンとハートを撃ち抜かれてしまいました…(笑)あの天使級な可愛さはヤバイですね…(汗)
あと、シリカの暴走気味(?)なところを上手くカバーして、ハマるアスナさんは流石と私は思いました!
リズ・シノンコンビの『Break Beat Bark!』は、もうカッコいいの一言ですねっ!
私が驚いたのは、リズが意外と高く歌ってた事ですね…もう少し低めでくるかなぁ〜って想像してたので、意外かつ可愛かったですね!そして、シノンは歌い方がカッコいい!!『パスワード』とか『ハッピー』の発音良すぎっ!だから、シノンファンはやめられないんだよっ!!みたいなノリでその後に続くユナの歌も車の中で聞いてました(笑)
二つ目は、ついに『GGO』を題材とした新しいゲーム【フェイタル・バレット】が予約開始となりましたね!
私はバッチリ予約しましたよ(グッ)
だって、シノンが大活躍する『GGO』なのですから…これはファンとして買わなくてばっ!と使命感に燃えてしまいまして…(汗)
そして、ガンゲイルオンラインから二人が参戦するそうですね。ガンゲイルオンラインも集めているので、とても楽しみです〜。あと、他のメインキャラクターがどんな格好でGGOに来るのかも楽しみですね!
三つ目は第三期となる【アリシゼーション】のアニメ化、また【ガンゲイルオンライン】のアニメ化、です!
アリシゼーションは、アリス役の茅野愛衣さんは私の好きな声優さんなので、アニメ化を今か今かと待ってました(笑)アリシゼーション編は私の好きなキャラクターが多く出演してるのと、ネタバレですが…アスナ・リーファ・シノンの三人の見せ所があるので、とても楽しみです!!
ですが、不安なところも…本編が長いので、かなり駆け足になりそうですよね、アリシゼーション編…(汗)もしかして、前編と後編で分けて…後編を劇場版という可能性も!?いえ、普通に四期って可能性もあるんですが…(汗)
ですが、最後のあのバトルシーンは劇場版で見たいですね…(遠い目)
長くなってしまいましたが、雑談コーナー以上です(礼)
不思議な天気が続くので、読者の皆様 お身体にお気をつけて…。
次回あいましょう、ではでは〜(*´꒳`*)ノ”