私と綾子と   作:のゔぇんぶれ

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2ヶ月ぶりだし先月の名月終わったし…

まあ仕方ないよね!


私と綾子とーめいげつのあとー

「あ、…あのですね、アヤコお姉さん…」

 

あ、はい。前回の続きです。

というか前回私【月が綺麗ですね】って言ってちゃっかり告白と取られてるじゃないですか!!!

なんですか…言えるじゃないですか…。やっぱつれぇわ…。

あ、はい。私はFGOのランサーであり、Fate/stay nightではライダーとして出ているメデューサです。

まあ、この挨拶もいつもの事になりましたね。

お久しぶりですしね!いえ、このSSでは一日もたってませんが!

時間もそうですね、タブン十分ぐらい。

 

「なぁに、アナちゃん」

「…いえ、あのですね…。…なんでもありません」

「そう?…ちょっともう少し近づいていいよ?」

「…そ、そうですか?じゃぁ、ちょっと近づきましょう…」

 

少し、離れていた私とアヤコ。

そう言われれば、確かにちょっと離れていたかもしれません。

というか、アヤコから誘ったんだからいってもいいんですよね!いいんですよね!!!!

ちゃんと言われましたからね!!!!!ふっふっふー、待っててくださいアヤコ!

…はっ、いけないいけないメデューサ。今、貴方はアナです。だからアナが誘われたんです。メデューサではない。

落ち着け!Cool。Coolになるのです、メデューサ。

心を落ち着かせて、アヤコの隣にすわる私。

 

「……いやあ、本当に、いい月だね」

「そうですね。いいお月様です。まるで吸い込まれそう」

「お、詩人だね。アナちゃん」

「…えへへへへへー」

 

いやあ、よかった。ギリシャ生まれでよかったです。

いや、あのちんぽっぽ神とそれの娘はあれですが。なんだあのちんぽっぽ神。私だけじゃなく姉様達まで醜い化け物にしやがって。許さん。許さんぞ。

…はっ、いけないいけない。今はそんなことよりどうやってアヤコの隣で冷静でいられるいられるかどうかを考えるのが先決です。

そうです、今、ちんぽっぽ神より大事な事が起こっているのです。アヤコの隣です。

 

「あ、アナちゃん。アナちゃん」

「…はいっ?!」

「衛宮が呼んでる」

「おうっ?!あ、はい。ちょっと待っててくださいね」

 

いいところなのに!いいところなのにぃ!

いや、でもまあ、ちょっと作戦があるのかもしれません。とりあえず、私はシロウの方へ行きました。

 

「呼びましたか、士郎」

「ライダーになってるぞ」

「正直、士郎の前でキャラを作る必要ないですしね」

「もうちょっと頑張れよ。美綴が見に来るかもしれないだろ」

「…なぁに、シロウお兄ちゃん♪」

「急にキャラを作るなよ…。まあ、いいや。団子ができたから持っていってくれ」

「…はーい」

 

そういって、渡された団子のお皿を持って美綴綾子さんの元へと向かっていきました。

いやあ、だってアヤコはこれを待ってたわけですしー…。

 

「あ、はい。アヤコさん」

「ありがとう、アナちゃん。一緒に食べよう?」

「…はおっ」

「なぁに、はおって」

 

なんか嬉しさが云々で「はおっ」ってなりました。なんだはおって。挨拶か。

まあ、いいや。アヤコが笑ってくれたしそれにアヤコがかわいい。アヤコはかわいい。アヤコたべたい。

はっいけないわたしはあな、いかりゃく。

 

 

そんな中秋の名月でした。

…え?告白?ちゃんといっちゃじゃないですか!!!!!!!!かんだ!!!!!!!

言ったじゃないですか!!!!!!冗談でもいえたから!!!!!!成功です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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