私と綾子と   作:のゔぇんぶれ

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これの更新お久しぶりになりました。

いやあでもほら…あれなんですよあれ。



私と綾子とー中秋の名月ー

「綺麗なお月さま、ですね」

 

こんばんわ、アナです。

…Fate/stay nightのライダー、そしてFGOにおいてはロリコンほいほいのうちの一人、ランサーメデューサとして有名のメデューサです。

なんでこんな説明をしないといけないのかは…まあ、おいておくとして。

ということで。今私は、アナとして遊びに来ていた美綴綾子と一緒にお月見をしていました。

 

「あー…告白かな?」

「うえっ?!…そうですけどそうじゃないんですけれど?!」

「ふふっ、冗談」

 

顔真っ赤になる私にそう言って笑いかける綾子。

…可愛い!食べちゃいたい!

いや落ち着きましょう、アナ。そう、私はアナ。Coolになるのです。

 

「そういえば、お団子がまだこないんだけれども」

「綾子…お姉さんは、お月様よりお団子ですか?」

「だって、衛宮の団子だろ?絶対美味いに決まってるじゃないか」

「それは否定しませんけれど…」

 

そうです、このお月見で割と大事な団子を作るのはシロウなのでした。

確かに綾子の言う通りに団子を待ちます。

…ほら、隣に味のない団子があります。でも、シロウのことだからプレーンでもきっと美味しい…。食べたい…。綾子と一緒にプレーン団子をあーんし合いたい…。

あーんし合ったついでに綾子の指も食べてきゃっ、みたいなやり取りをしたい。

綾子を食べたい…。

…はっ、いけない。今はアナ。私はアナです。戻ってくるのです。

 

「…大丈夫、アナちゃん?」

「ふえっ?!」

「いやあ、なんかこう、お腹空いてるのか、ぼーっとしてたからさ」

「…大丈夫です。…ありがとうございます、ご心配をおかけいたしました」

 

ぺこり、と頭を下げる私。

いけませんね、これは。

 

「綾子ー、アナちゃーん」

「ん、この声は」

「…リンお姉ちゃんですね。御団子できましたか?」

「んー、もうちょいかかるみたいだけど。ほうじ茶、入れたけど、飲む?」

「ほうじ茶とはまた渋い所を」

「まあ、そのへんはロリっ子がね」

「…そんな渋い趣味を持つ子がロリ…?おい衛宮ってロリコンだったのか…?」

「………あー」

「いやそこは否定しろ?」

 

いやでも、私とか彼女とか何の疑問も持たずにうちに入れてますしもしかしたら…?

いえ、私はこっちが本体ではないのでロリコンにあたるかどうかは不明ですが。

あとー…彼の場合、ロリコンとかそういう事関係なく手の届く距離なら守りたいってだけかもしれませんけれど。

それで身を滅ぼすんだから、仕様がないですよね、シロウ。

…凜は凜は借金で身を滅ぼすルートもあるんですけれど、桜は二人を救えるんですかね…。なんとか救ってもらいたいところです。

 

なんていってたらお月見用の団子が着まして。

そして作戦のはじまりです!ここで!言うのです!

 

 


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