思いついたので気分転換に書いてみました。


あまり中身がないのはご了承ください

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もし、ボーダーが駒王町にあったら

 兵藤一誠は、初めてのデートにおいて、彼女に死ねといわれた。

 

 そして、彼女の姿はいきなり変わるわ背中から翼が生えるわと、いろいろとややこしいことになってきている。

 

「え?」

 

「ばいばいイッセーくん。退屈だけど、少しは楽しめたわ」

 

 そういいながら放たれる光の槍を見ながら、しかしイッセーは条件反射で動いていた。

 

「トリガー、ON!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その光景をレイナーレは、いろいろと厄介なことになったと思いながら見ていた。

 

 不意打ちなら何の問題もなく殺せると思っていたが、どうやら意外と修羅場をくぐっているらしい。

 

「チッ! しょせんは人間ごときのくだらないおもちゃと思ってたけど・・・」

 

 確実に当たる攻撃だった槍を交わされて、レイナーレは舌打ちする。

 

 界境防衛機関、ボーダー。

 

 数年前にこの駒王町を襲ったネイバーとかいう異世界人に対抗する組織だ。

 

 あのグレートレッドの監視を潜り抜けてあれだけの大部隊を送り込む手腕は大したものだ。だがその程度と踏んでいた。

 

 トリオンとかいう謎の物体の組成は通常兵器に対しては非常に頑丈だが、光力や魔力なら貫ける。

 

 だから何の問題もなく殺せると踏んでいたのだが、どうやら少しなめていたらしい。

 

「ああもう! さっさとしないと面倒なことになりそうね!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほ、本部!! なんかトリオン兵とは全然違うけどそうとしか思えない奴に襲われてます! 助けてください!!」

 

 連続で放たれる光の槍を迎撃しながら、イッセーは慌てて叫ぶ。

 

 兵頭一誠がボーダーに入ったの一年前。

 

 理由は極めて単純だ。

 

 ボーダーで活躍したらモテるだろう。

 

 その一念で親友である松田や元浜とともにボーダーに入り、つい最近ようやくB級に上がったばかりだ。

 

 オペレーターにクラスの友達である桐生を誘い、このままA級を目指して目指せハーレム生活! と思った矢先にこれである。

 

 やはりハーレムを目指すもののくせにたった一人彼女ができただけで興奮したのがダメだったのだろうか?

 

『えっと・・・どういう意味よ兵藤? あんたデート中だけどそこ大丈夫な場所でしょ?』

 

「んなこと言われたってわかんねえよ!! いきなり夕麻ちゃんが色っぽい姿で黒い翼生やしたかと思ったら、トリオン体とも違うっぽい槍を作って攻撃してきて・・・」

 

「いいから死になさい人間!!」

 

「うわぁ! シールド!!」

 

 何とか槍を防ぎながら、イッセーは事態を打開するべく頭を回転させる。

 

 戦闘中に女性とアクシデントでタッチできるかもというすごく阿呆な理由で、彼は攻撃手を担当している。

 

 それはつまり近接戦闘担当ということで、つまりは・・・。

 

「人間のくせに私の槍を防ぐなんて! でも、そこから邪何もできないでしょう?」

 

「ちっくしょう!!」

 

 空を飛んでいる相手にはなすすべがないということなのだ。

 

 くそ! このまま童貞のまま死ぬのか?

 

 いや、緊急脱出があるからここで撃破されても大丈夫か。

 

 いや、でもこんなのほをおっておいたら町の人々が危険にさらされるし・・・。

 

『とりあえず時間稼ぎなさい兵藤。あのバカ二人はすでに向かってるし、オフの連中が近くにいるようなら来てもらうから』

 

「お、おう!!」

 

 とりあえず、これで増援は確保できそうだ。

 

 とはいえそれまで持つかどうか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そこまでよ」

 

 

 

 

 

 

 

 そこに、紅の輝きが舞い降りた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは、ボーダーの赤き英雄、兵藤一誠が、より様々な世界から駒王町を守る物語。

 

 




え、続き? 書きませんよ?



















・・・ボーダーの人たち多すぎるもん。書ききれるかそんなもん。









まあ、書くとしたらコカビエル戦までが限界だろうなぁ。







本部長あたりがコカビエルと激戦繰り広げることになるだろう。コカビエル、人間なめたらいかんぜよ


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