超ホワイトで過保護な提督が着任しました。リメイク版 作:シデンカイ
俺は今から指輪を渡す人の名前を使って呼び出した。
呼び出しをしてから10分後に執務室のドアをノックする音が聞こえたので返事をすると、その人は来てくれた。
「提督どうかしましたか?」
俺が呼んだ人は・・・・・高雄だった。
「実は高雄に受け取って欲しい物があるんだ。」
「受け取って欲しい物ですか?それは、いったい何なんですか」
「コッチに来てくれ高雄」
高雄が俺の目の前に来ると俺は高雄に渡した。
「高雄・・・・・コレを受け取ってくれ」
私は提督に呼ばれたので執務室に向かい執務室の中に入ると提督が来るように行ったので行くと提督は私に何かを渡してきました。私は中を見てみるとその中に入っていたのは指輪でした。さすがに私も驚いてしまいました。
「見てわかるかも知れないが俺は高雄が好きだ。高雄・・・・・俺とケッコンしてくれないか?」
「申し訳ありませんが私は、この指輪を受け取れません」
「理由を聞いてもいいか?」
「私は自分のミスで提督にケガをさせてしまいました。しかも左腕を失うっていう大きなケガをです。」
「・・・・・」
「それなのにケガをさせてしまった私が提督から指輪を受けとる資格なんかありません。渡すのでしたら長門に渡してください。長門は提督の事が大好きですから受け取ってくれるはずですよ」
「じゃあ正直に言ってやるよ。確かに、あの時お前がミスをしなければ俺は左腕を失わなかったかも知れない」
「・・・・・」
「だけどな高雄お前はまだ俺達3人だけしか、いなかった時の事を覚えているか?」
「はい覚えています。」
「あの時は今と違って人数が少なかったから毎日2人に頼みっぱなしだったけど今は人数が増えて掃除が出来なかった場所も出来るようになったけど何かを頼む時は高雄に頼んでいるだろう?それは俺が高雄を信頼しているからだ。だから俺は安心していられるし頼る事も出来るし任せられるんだよ」
「それでも俺は高雄が好きだから言ってるんだ。だから俺は、もう1度だけ言うぞ。俺とケッコンしてくれ」
「本当に私でいいんですか?」
「ああ」
「嬉しいです。わかりました。不束者ですが、よろしくお願いします」
「こちらこそ、改めてよろしくな高雄」
それから10年後
「お母さん」
「どうしたの真理(マリ)」
「お父さんが呼んでたよ」
「そうなの?教えてくれてありがとう。じゃあ、お母さんは、お父さんの所に行くから長門お姉さんの所にいてね。」
「うん、わかった。」
私は真理に言われたので提督が普段いる執務室に向かって歩いていた。
執務室に着いたのでノックをすると返事が無かったのでアレ?っと思った私は、もう1度ノックをした。それでも返事が無かったので私は執務室に入ろうとしたらカギは閉めていなかったみたいで簡単に開きました。中に入ると執務室には私の他に誰も、いませんでした。じゃあ隣の部屋かと思ってドアをノックすると返事が聞こえてきたので私は提督の部屋に入りました。
「めずらしいですね。執務室ではなく部屋にいるなんて」
「ああ・・・・・ちょっと探し物をな」
私は何だろう?っと思っていると提督が私に何かを渡してきた。
「コレは・・・・・アルバムですか?」
「そうだ。真理が今年で10歳になるからな。しかも見てみろよ。産まれた時から今日までの間に大切な時にはカメラを使って写真をアルバムに入れてるから良くわかるんだよ。」
「コレは桜が、ありますから4月ですね。」
「そうそう、それじゃあコレは?」
「雪ダルマが、ありますから12月でしょうか?」
「そうだ。しかも何年の何月の何日か書いてあるからな、忘れないし」
「コレだったら忘れませんね」
「真理が、いつまでも元気で、いられるように俺は願うよ」
「私も願いますよ」
「さてと高雄、真理と一緒に家族3人で間宮のゴハンでも食べようか」
「もうそんな時間ですか?そうですね、そうしましょう」
俺は歩きながら俺達3人はコレからも家族3人で仲良く過ごせますようにっと願いながら歩いていきました。
高雄が嫁になっていたルートでした。