超ホワイトで過保護な提督が着任しました。リメイク版   作:シデンカイ

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次回は訓練が終わった後の話です




第12話

「それじゃあ今日は昨日と違って個人戦をやるぞ」

 

 

まずは秘書官の長門からな

 

 

戦艦だからか動きは鈍いが、その分を避ける練習すれば必要最低限の動きで敵の攻撃に当たらないようになるからな

 

 

昨日と同じで1時間やるからな。

 

 

「わかった。それでは、やるとしよう」

 

 

 

「高雄、開始の合図を頼む」

 

 

「わかりました。それじゃあ5秒前からいきます。5・4・3・2・1・始め」

 

 

「いけー」

 

 

「危なかったな」

 

 

「だったら長門コイツは・・・・・どうだ」

 

 

「何、うわぁぁ」

 

 

「まず1回目だ」

 

 

 

しまった。提督が撃ったのが当たってしまったか

 

「続けていくぞ。はぁぁぁ」

 

 

 

 

(しかし、この戦艦長門、簡単に当たる訳には・・・・・)

 

 

「避けられるようになってきたな。そのつもりで避け続けろ」

 

 

「ああ、だが油断は、しない」

 

 

 

 

(私は当たらないように注意しながら避け続けた。それから20分後)

 

 

 

ビービービー

 

 

 

個人戦が終了しました。訓練をそこまでにしてください。

 

 

 

「最初は、ともかく途中から当たらなくなって来て良かったぞ。長門、コレからは当たらないように注意しながら戦えるように頑張れよ」

 

 

 

「そうだな、確かに注意しなければならないな」

 

 

 

「けど良く頑張ったな、長門は今から休憩しておくように」

 

 

「わかった。それでは休ませてもらうとしよう」

 

「次は・・・・・高雄お前だ。前に出てこい」

 

 

「はい、わかりました」

 

 

「さっきの長門を見てたからわかったかも知れないが、とにかく当たらないように注意するようにな」

 

 

「長門、開始の合図を頼む」

 

 

「わかった。それでは5秒前からいくぞ。5・4・3・2・1・始め」

 

 

「まずは正面から撃つ」

 

 

「当たりませんよ」

 

 

「なら高雄・・・・・コレは、どうだ。」

 

 

「危ない、何とか避けられましたね」

 

 

「へぇ・・・・・長門の後とは、いえ中々やるな」

 

 

「さっきの提督と長門の、やり取りを見ていて自分だったら、どうするか考えてました」

 

 

「さすが高雄だな。この鎮守府では2番目の艦娘だけは、ある」

 

 

 

 

「しかしレイテ沖海戦みたいに妹達3人を失わないように生き残る為にも悲しまない為にも避ける練習をするぞ」

 

 

「はい、そうですね」

 

 

「では再開するぞ。当たれーーー」

 

 

「今のは危なかったですね。けどまだまだ、やれます」

 

 

「なら続けていくぞ。いっけーー」

 

 

「当たりそうで怖いですね。けど当たらないように注意しなくては、なりませんね」

 

 

「コレも避けるとはスゴイな、だがまだだ。」

 

 

「くっそろそろ危ないかもしれませんね」

 

 

「俺としては退場させたい所だが・・・・・長門の個人戦を良く見ていたからか、ちゃんと避けられてるな」

 

 

「しかし俺は1回だけでも高雄に当てなければならない」

 

「なら私は当たらないように提督の動きを見てますよ」

 

 

「残り時間は10秒ですか。この勝負は私の勝・・・・・」

 

 

 

「ちには、ならねぇよっと」

 

 

「きゃあ、当たってしまいましたか」

 

 

 

 

ビービービー

 

 

個人戦が終了しました。訓練をそこまでにしてください。

 

 

「惜しかったな。最後のアレ、油断しなければ俺の負けだったんだがな」

 

 

「私とした事が・・・・・勝ちに目が眩んでいました」

 

 

「まあ勝ちたいって気持ちは理解できる。負けたくないしな、しかし油断は禁物だぞ」

 

 

「はい、今後は気をつけます」

 

 

「ああ、それでいいさ。高雄は今から休憩して休んでいろ」

 

 

「はい、わかりました」

 

 

「さてと次は・・・・・」

 

 

それから1時間後

 

 

「よし今日の訓練は終わりだ。秘書官以外は夕飯までは自由行動だ。後の人は全員解散しろ。長門は俺と一緒に執務室に来るように」

 

 

「わかった。付いていこう」

 

 

 




訓練をした艦娘は終わって何を考えてるでしょうか?

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