白猫プロジェクト、二次創作の初投稿です!

ティナがナンパされているところを赤いおっさん(=ゲオルグ)が助けます。

助けた後に、話は茶熊学園のことになります。

ティナの茶熊学園入学を祈ると同時に、自分の祝365日ログインを記念してここに小さな物語を送ります!







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改行ミスが酷かったので、大幅に編集しました(汗)
ティナちゃん、無事に茶熊入学出来てよかったな…


100億の少女と赤いおっさん

チャラ男1「えへ、可愛い子だなぁ。ちょっと俺たちと遊ぼうぜ!」

 

チャラ男2「何でも好きなもの買ってあげるからさ」

 

 あるお天気のいい日の昼下がり。私は知らない男の人たちに絡まれていた。

 

 ブラッドおじさん曰く、ナンパというやつらしい。今年はこれで三度目。さすがに飽きちゃった。

 

ティナ「おじさん達、誰なの?痛い目に会いたくなかったらさっさと消えてくんない?」

 

 なので私は、すぐに終わらせようとして拳を強く握ったのだが…。

 

チャラ男3「おい、口のきき方のなってねぇガキだな。イラつかせんじゃねぇよ!」

 

 そういって男は何かを取り出して……え…?

 

ティナ「刃物…?」

 

チャラ男3「ガキの分際で調子こいてんじゃねえよ!」

 

 本気を出せばぶっ飛ばせると思うけど、ここは逃げたほうが良いかもしれない。

 

 そう思って回れ右をした時、

 

???「待ぁてぇぇぇぇぇぇ!」

 

 赤いおじさんがこっちに向かってくる。ドラゴンに乗って。数増えたの?やばい、どうしよう…。

 

 だが、赤いおじさんはチャラ男たちの方を見据えて言った。

 

ゲオルグ 「自分は竜の国竜騎士団長のゲオルグだ。貴様らは何をしているんだ。自分のしていることがわかっているのか!」

 

チャラ男3「なんだジジイ!」

 

ゲオルグ「自分は26だ!!決してジジイなどと呼ばれる歳ではない!」

 

チャラ男1「どうでもいいぜ!」

 

チャラ男2「やっちまえ!」

 

ゲオルグ「ドラグナーの力、舐めるなよ!頼む、カグツチ!」

 

カグツチ「ふん。」

 

 そう言われてドラゴンさんは、3人のチャラ男たちを容赦なくブレスで焼き払った。すごい。

 

チャラ男3「ちっ、覚えてやがれ!」

 

 負け惜しみを残して、黒コゲになったチャラ男たちはそそくさと退散していった。

 

ゲオルグ「大丈夫だっただろうか?」

 

ティナ「あ、はい。ありがとうございました、ゲオルグさん。」

 

 少し困っていたのは確かなので、素直にお礼を言った。

 

ゲオルグ「気にすることはない。ところで、貴殿はもしや、ティナ・トピア殿だろうか?」

 

ティナ「え、何で知ってるんですか?」

 

 悪い人ではないのは分かるんだけど、私が名乗る前に当てられたのはちょっとびっくりした。

 

ゲオルグ「聞いていた特徴と似通っていたからな。貴殿には確か、学長から直々の茶熊学園への招待状が届いているはずなのだが。」 

 

ティナ「茶熊学園?あ、あの熊さんの顔が表紙にでかでかと載ってたやつですか?」

 

ゲオルグ「なんと!だが…」

 

ティナ「どうかしましたか?」

 

ゲオルグ「あの一見怪しいパンフレットを見れば、案外普通の反応かもしれんことに思い至った…。貴殿の心情は察した。ならば、もし迷惑でなければ、自分から茶熊学園のことについて説明をしたいと思うのだが、どうだろうか?」

 

ティナ「私は大丈夫ですよ。」

 

 助けてくれた恩もあるけど、話くらいは聞いておきたいと思ったからそう答えた。

 

ゲオルグ「感謝する。では立ち話も何だし、場所を変えるとしよう。腹も空いたであろうから、自分が何か奢ろう。」

 

ティナ「え、いいんですか?」

 

 言われた言葉の意味はさっきのチャラ男と大差ないのに、思わず釣られてしまった。私って単純…。

 

 初対面の人についていくなって、ファルファラさんに怒られそうだけど、しょうがない。でも、ごめんなさいファルファラさん。

 

 

 

                ~~~ファーストフード店にて~~~

 

ティナ「えっと、ツキミバーガーLセットでお願いします。ドリンクはアイスティーで。」

 

ゲオルグ「自分はトリ公ナゲット5ピースを1つと、アイスコーヒーで頼む。」

 

定員「かしこまりました。4番の番号札でお待ちください。出来上がったらお届けに参ります。」

 

 何気にファーストフード店は初めてだったので、少しドキドキしていた。

 

ゲオルグ「さて、何から話そうか…」

 

ティナ「ゲオルグさんは何かを教えているんですか?」

 

ゲオルグ「いや、自分は教師ではない。これでもれっきとした生徒だ。」

 

ティナ「え、そうなんですか?」

 

ゲオルグ「ああ。生徒会副会長を任されている立場だ。茶熊学園は、年齢、種族を問わず、冒険家を育成するための施設だ。学費も割安だぞ。」

 

ティナ「プレシャス・チルドレンの私も大丈夫なんですか?」

 

ゲオルグ「もちろんだ。学長は、学園をアピールするためにも、さまざまな境遇である生徒を募るべきだとお考えだ。」

 

ティナ「へぇ…。」

 

定員「お待たせしました。」

 

 注文した物が届いたので、それぞれテーブルに置いてもらって、食事の準備がそろった。おいしそう。

 

ゲオルグ「食べながらでいいので聞いてくれ。」

 

 ゲオルグさんにそう言われたので、私はツキミバーガーにかぶりつきながら説明を聞いた。

 

 

 

                   ‥‥‥‥数刻後‥‥‥‥

 

ティナ「すごい!あの熊さんが学長さんなんですか?」

 

ゲオルグ「そうだ。ああ見えて学長は、魔法学園を首席で卒業している。」

 

ティナ「わあ……!」

 

 ゲオルグさんはトリ公ナゲットを1つ飲み込んで(?!)話を続けた。

 

                  ‥‥‥‥さらに数刻後‥‥‥‥

 

ティナ「すごいです!落語が上手な吸血鬼さんに、不運を奪う神さまに、本物の月うさぎさんまで!私、是非そんな人たちと仲良くなりたいです!」

 

ゲオルグ「興味を持ってくれたようで何よりだ。自分の名刺を渡しておこう。家族との話し合いが付いたら連絡してほしい。」

 

ティナ「はい!私、ファルファラさんやブラッドおじさんも誘ってみます!いっしょに入学できるかはわからないですけど、私もそこで学びたいです!」

 

ゲオルグ「ああ、学園で会えるのを楽しみにしている。」

 

ティナ「ありがとうございます!」   

       

 私は三つめのツキミバーガーを食べながらそう答えた。

 

ゲオルグ「しかし、貴殿は本当によく食べるな。」

 

 これは、あれですよね。

 

ティナ「私、育ち盛りなもので♪」

 

 

 

                       

 

                             ━完━




楽しんでいただけたでしょうか!

自分はこれが初投稿の作品なのですが、またいいものができたら投稿してみたいと思います♪

まだまだ下手くそなので、読みにくかったりするところもあったかもしれないですが、勘弁してくださいw


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